小刻みに震えながら重い足取りで進む俺
どこまでもリアルに灰色に広がる地平が
奇妙な高揚感を誘う
不意に吹き抜ける強風に
踊り出す手足はてんでばらばら
関節の軋む音 辺りに響き
俺は自分が薄 ...
彼女の美しさに打ちのめされるだなどと
分かりきっていたことなのに
お前だって例外になどなりえはしないと
よくもそんな風に思えたものだ
なにがお前をそうさせたのか
そんなことは誰にも分かりっこ ...
黒い夜の画布を背に
彫刻刀で刻まれた白骨のように
浮かび上がる鋭い流氷の切っ先が
すばやく流れる雲の切れ間に
瞬時に現れた細い三日月を
祈りのように照らし出し

私が確かに聞いたのは
...
「希望」が足りないね、と小さくレジで笑われた。
小銭の中には 絶望がびっしり入っていたので
安心していたのに、「希望」が足りないせいで今日
もごはんが買えない。
 てっとり早く生きるために、 ...
もう遅いよ~
ごめんごめん
えと大丈夫?
ん?あっ寝癖か!
違くて
時間!?間違えた?
いやギリだけど間に合ってるよ
じゃ何が?
寒くない?
まだ秋だし
そうだけど
あ!ボタン掛 ...
ざくろのような憎しみを
胸の中に抱いている

綺麗にみえる実は
ひとつひとつ期を待って
はじける
はじける
赤い実は
少し甘くもありすっぱくもあり

私自身までもが
ぜんぶつぶ全 ...
思いもよらないタイミングで
民の意思が問われる時が来た

自然界に
完全な黒も
完全な白もないように
人に
完璧な論理は求めない

しかし

議論はしても
結論は決まっている
...
完結させたかった想いを宙にばらまく

君の気持ちに耳を傾ければよかった
自分の思いをちゃんと伝えればよかった

ちゃんといやだと言えばよかった

睡眠不足は揚げ足取りで上手く歩けない
...
熱もないのに
ぼうっとする頭
考えが堂々巡りでまとまらない
寒いわけでもないのに
体の震えが止まらない
何も食べたくないのに
ご飯だよって呼ぶ声がする

熱もないのに
何だか体が重く ...
秋更けて夜長に何も変わらない だから何にもわからない、ああ 農園や牧場観光地化進む過疎化を止める方法探る

別荘地すぐ目の前に海がある波の音から貰う安らぎ

化粧して別人になった顔をして職場と違う魅力を見せる

よく寝ても寝足りていない感じする欠伸 ...
何も この手から生まれない
何も この頭から作られない
何も この足では前進しない
何も この世界は正しくない

誰かの言葉が社会を回し
誰かの気持ちが個人を殺し
誰かの息が吐かれる度に ...
ミハエルは戦車乗り
幼い頃から軍人に憧れ
16歳で夢を果たした
女のような顔で
いかつい戦車を乗り回す

ミハエルは平和のために今日も戦う
軍人が嫌われるこの国で

彼の勇気を称えて ...
あたりを探してしまう

記憶からはじまるここではない世界

懐かしがることも

未来を夢想することも

むなしくならないように

あの音楽を聞いている

恋や授業や催しに

...
極楽浄土みたいに
阿弥陀如来みたいに
僕は浄土を持っていて
仏みたいなもんだ

宗教に惹かれるけれど
宗教に入る気はない
僕は神仏だから
信仰される立場なの

精神病棟の中で
一 ...
夜ごはんを食べた後に
必ず精神安定剤を飲まないといけないのに
もう三日飲んでない

私はインターネットをしながらビールを飲んでいる
もう三缶目だ

ちなみに一人暮らしの部屋はめちゃくちゃ ...
パクパククネクネが
愚かなのは
「腐った歴史を燃やさなければならない」
という親父の激烈なメッセージを
すっかり忘れ去り
相変わらず負け犬根性丸出しの
バカ自国民におもねったところだ
先 ...
暗闇に浸っている
暗闇に酔っている
ゆったり落ち着く
午前二時二十分に

俺は闇と対峙する
三歳から在る闇と
時が消滅していく
俺は闇に沈みいく
凄く落ち着き払い
俺は墜落していく ...
お日様がどこにもいないような雨降りの日
私は体調を崩してベッドの中
看病してくれる人もなく
食事をする気にもなれなくて
1人静かに眠ることにする

子守歌のような雨音が
私を眠りの渦に巻 ...
転んでも踏み出す君が眩しくて弱気な心にライダーキック コオロギが傘を忘れて雨宿り濡れた月夜を優しく唄う 幾千の星が生まれたこの星に誰かの光あなたがいる 夜の隙間に落ちて
膝を抱え 泣いていたよ
痛む心は自分
だけのものと
決めつけて

ここには星も月も
ないからさ 誰も見てない
そっとそっと人知れず
落とす涙
その行方は

...
世の中
気の合わない夫婦と気の合う夫婦と
どちらが多いんだろう
僕たちはもちろん気の合わない夫婦だ
僕は甘党ワイフは辛党
ワイフは野菜好き僕は肉好き
僕はスポーツ趣味ワイフは音楽趣味
ワ ...
田舎は自然豊かで
水も空気もおいしいが
僕はほしいものが二つある
それは
大きな本屋と安いコーヒーショップである
本屋は毎日行っても飽きないし
コーヒーショップは
好きなコーヒーを飲みな ...
きのう花屋にたちよりました
シクラメンが並んでいました
もうこんな季節なのですね
疲れていたのですが
明るい気持ちになりました
最近、花を見るのが好きになりました
チューリップの球根でも買 ...
こころ美しく 生きたい
誰かの幸せを うらやんだり
今日 私にできること
生きていくこと
 
泣き出しそうな曇り空
子供の消えた公園
何も伝えずに
貴方は逝った
すべての死者が私をい ...
なにかを
おおきく まちがったんだろう。

ふつうに
生きると いういみわからないなんて。

たにんとは
ちがうしあわせ のぞむこころはいやしいのか。

とおいそら
みつめつ ...
倒れた花瓶は音を立てずに
閉じた瞼の裏側に沈み
たくさんの小人たちが行列をつくって
どんどんどんどん階段をくだっていく夢を
みています

雁字搦めに絡まった
優しい文章の尻尾の端を
夜 ...
ドライブのかかった行進曲

モノクロのぶちぶちいってるフィルム

曇り空

背のたかい草むら

ワンピース

にのうで

石立鉄男のドラマの再放送


水灰色の昭和に食い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
現夢〇荒野ひだかたけし自由詩617/10/18 1:11
いみじくも坂本瞳子自由詩017/10/18 0:01
冬のオホーツク凍えながらたった一度でいい最後に私は意識の勝つ ...Lucy自由詩12*17/10/17 22:06
希望為平 澪自由詩317/10/17 21:38
これでしたしょだまさし自由詩017/10/17 20:46
大嫌い朧月自由詩117/10/17 20:31
It's coming眠り羊自由詩017/10/17 19:37
懐中時計不思議な色の...自由詩017/10/17 18:56
熱もないのに無限上昇のカ...自由詩117/10/17 14:00
無題りゅうさん短歌117/10/17 12:51
職場夏川ゆう短歌017/10/17 5:20
アドバンテージえこ自由詩017/10/17 0:02
ミハエル無限上昇のカ...自由詩117/10/16 22:09
私を離さないで吉岡ペペロ自由詩617/10/16 21:45
ボランティア宗教カッラー自由詩117/10/16 21:01
狂った人自由詩017/10/16 20:59
妬み嫉み国花形新次自由詩017/10/16 18:54
ひだかたけし自由詩8*17/10/16 17:27
雨音の中で無限上昇のカ...自由詩717/10/16 14:11
転んでも踏み出す君が眩しくて弱気な心にライダーキック颯太@短歌017/10/16 12:20
コオロギが傘を忘れて雨宿り濡れた月夜を優しく唄う短歌1*17/10/16 12:17
幾千の星が生まれたこの星に誰かの光あなたがいる短歌017/10/16 12:05
涙拭かなきゃな自由詩1*17/10/16 10:59
気の合わない夫婦zenyam...自由詩1*17/10/16 9:27
田舎にほしいもの自由詩2*17/10/16 9:01
星丘涙自由詩4*17/10/16 8:05
ちいさな日uminek...自由詩4*17/10/16 6:39
なにもかわらない秋葉竹自由詩2*17/10/16 4:49
屋根裏に置かれたままのぼんやりとした記憶宮木理人自由詩517/10/16 2:00
石立鉄男の再放送吉岡ペペロ自由詩217/10/16 1:39

Home 戻る 最新へ 次へ
1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323 1324 1325 1326 1327 1328 1329 1330 1331 1332 1333 1334 1335 1336 1337 1338 1339 1340 1341 1342 1343 1344 1345 1346 1347 1348 1349 1350 1351 1352 1353 1354 1355 
加筆訂正:
崖 より/沼谷香澄[17/10/16 8:13]
度々すいません汗しばらく横で展示しときます。
崖 より/沼谷香澄[17/10/16 8:12]
縦に戻します。
崖 より/沼谷香澄[17/10/16 7:56]
横書きルビ表示が変みたいなので、テストして見る。
5.81sec.