親に育てられるために産まれたのか
親と育つために産まれたのか

誰かに愛されるために生きてきたのか
誰かを愛するために生きてきたのか

大人にしてもらう子供だったのか
大人になるための子 ...
膝枕みあげる視線おっぱいの向こうの笑顔変わらずにいて


おっぱいが胴回りより細くてもそれが貴方で触れていたくて


おっぱいをみるためならば筋トレをすべきと固く信じてた頃

...
米糠に触れた滑らかな掌ボタンを外しおっぱいに置く


ともに入る風呂で見慣れたおっぱいを愛でて二人で歳を重ねる


乳首ないあのおっぱいに触りたい願い叶わずお店をあとに


...
錆ついて 細く小さく 縮こまった
わが古家を 見くだすような
裏の隣りは
新築された豪邸が
...
僕は
こう思う
こう考える
と言うのは
自由だが
こうしたら
ああしたら
と言うのは
主権侵害である
日常生活においては
主権侵害が
頻発に行われている
いぬの紐は赤と白でねじられている
悲しみのつぎに
夕日のようなゼリーをたべて
こぼれながら静かに夜がひかっている

まよったあげく遠回りをやめて
いつもどおりの道でかえる
さかりをす ...
内なる外が押し寄せて来る
外なる内が押し寄せて来る

誰もいない、繋がりはない 
白い空間奥まる深夜
圧迫され窒息する
深みへ奈落へ落ちてゆく
(揺れ震える肉の魂)
ぬらりと赤い舌に呑 ...
○自分が入院して
よくわかった
義理見舞いなら
遠慮した方がいい
葬式は
義理でも行った方がいいが
入院見舞いは
遠慮した方がいい

○退院
やはり帰る家があるということは
とて ...
どうでも良いことに
頭をあまり使わないことである
あまりにも
雑念が多すぎる
これが
病気のもとである
行き先のないお前の虚像
とどまることを知らない水
不器用に溢れるのを忘れて
拒絶された命の河に埋もれる

沈んだ肌を撫で
冷たい手を取り出す
無数のお前が揺らめき
苦しみと愛しさを唱う ...
自称不動産賃貸業って
普通に考えて
「あっ、こいつ働いてないな」と思うだろ
何でそんな奴が生活出来て
しかもPTAの役員なんかやってんだ?

自称何とかには
犯罪の臭いしかしないと
前 ...
 オレンジ色の世界が僕に優しい。
 季節の抜け殻が道路脇に溜まっている。
 それは次の季節に託した遺言のようで。
 澱んだ色に鮮烈なオレンジが溶けてゆく。

 僕には悲しみを持つ権利もな ...
午後になり気がつけば夕暮れ
隣にはあなたがいて
長い下り坂の向こうに海が見える

リゾート地でもない
港町だけど
二人にとっては特別な町

休日の風は何処となく優しい
潮風がリゾート ...
静かに生きてると
図々しい人にやられ続けるから

たまには牙があることを
教えなきゃダメだ

この世は弱肉強食

風に吹かれて
ただ気ままに生きていたかったけど

お前たちはその ...
諍いが嫌いで
嫌な人間から逃げる

くよくよした
ちっぽけな自分の頭の中を
粉々にふっ飛ばしたい

人に疲れたと言って
癒しの場所を確保したところで
いつもその場所は無残に奪われる
...
 
 いつからなのだろう

 躊躇するようになったのは

 幼いころ

 なんでも言いたい放題

 スカートだってめくっちゃう

 廻りの反応が脳に蓄積されていく

 躊躇は ...
風に靡く髪のように
たおやかな装いで
優雅な舞を演出する舞踏家のように
はらはらと落ちては舞い上がる、乙女

満月の照明を浴びて
きらきらと光り、芳香を漂わせながら
終演の華を咲かす
...
惑星をつなぐ鉄道の中継地
真空チューブが
弦のように延びている

定刻をすぎても宇宙嵐で
発車の目処はない

電気石で火をつけて
炭素を吸う

外壁で散るホログラムの桜


...
蓋然性



御影石
東京は聞いていたより桜がのこっていた

やはり赤茶けたものがだいぶんのぞいてはいたが

もう銀杏がつぶつぶの緑を枝にふやしていた

関西ではそれはまだだ

東京はこっちより二三日はやい ...
雨に濡れ
突っ立ってる
ひとりで
スニーカーで
交差点で
背後から
クラクションと罵声に
刺されると
笑えてくる?
笑ってないけど
笑顔を作る仕草は
カップラーメンがふやける感触 ...
そして春が来て
今年も川辺の並木に
ホタルイカの花が咲いた
日中は褐色に湿り
夜になると仄かに光った

数日でホタルイカは散ってしまう
川に落ちたものは
海にたどり着き
地面 ...
火のガ鳥の生き血を飲めば
永遠に生きられるという
伝説を信じた
自称詩人「籠池さんは今」は
火のガ鳥を捕まえ
その首に噛みつき
ごっくんごっくん
生き血を飲んだ結果
深刻な病に冒され
...

歩いて 歩いて 歩いて 歩いた

道の先には丘があり、その先めざして、

歩いて 歩いた。

会える何かをめざして歩いた。

丘の先には空があり、空の中にはぽっかり雲が

歩 ...
青ざめた処女

乾いた空気に絡みつく熱帯の太陽

千年の年月を経て発見されず輝き続ける金剛石

アヴァドゥよ!

偉大なるゴーラクよ!

鋼鉄の処女よ!

内なる声、その沈黙の ...
竹の子の皮には
小さな産毛が生えていて
まるで針のよう
はがすごとにちくちくする
皮の巻き方は
妊婦の腹帯のように
みっしりと折り重なっていて
はがされたとたんに
くるりと丸くなる
...
ふっと舌打ちをして 
音を耳にする瞬間までに
つま先を 膝から上まで飛びあげる作業
骨がパキキと鳴ったり
粒がキリリと噛んだりするのも
承知の上

ふっと横目で見やる世界
はっけよいの ...
おばあちゃんがあけたドアは
いつもあきっぱなし
猫が入る
風が入る

お父さんは怒る
寒いと怒る
家族は怒る
閉めてと怒る

おばあちゃんには見えている
困る家族が
中にいる家 ...
人間は

だれも

信じられなくなったら

生きていけない
飲み込んだ言葉が
胸にわだかまりの
どろりとした沼を作る

沼の中で
人に見捨てられ大きくなった亀が
悠々と泳いでいる
よく見ると
子どもを食ってふくれた金魚の尾が
ひらりひらり
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自我持参イオン自由詩1*17/4/15 15:56
おっぱい短歌 2深水遊脚短歌0+*17/4/15 15:36
おっぱい短歌 1短歌017/4/15 15:33
痩せ我慢信天翁自由詩217/4/15 14:30
主権侵害ホカチャン自由詩017/4/15 14:19
駐車場はるな自由詩417/4/15 13:31
悪夢再びひだかたけし自由詩3*17/4/15 13:28
入院独り言集7ホカチャン自由詩017/4/15 12:20
雑念自由詩017/4/15 11:38
命の河宣井龍人自由詩6*17/4/15 8:46
自称ということ花形新次自由詩117/4/15 6:22
夕方の癖ヒヤシンス自由詩4*17/4/15 6:01
夕暮れの町夏川ゆう自由詩017/4/15 5:16
怒りガト自由詩3*17/4/15 4:32
サバンナ自由詩2*17/4/15 4:25
躊躇(ちゅうちょ)佐白光自由詩017/4/15 1:44
薄紅色の乙女は満月の夜に舞い散る長崎哲也自由詩2*17/4/15 1:22
トルマリンとアズマイチゲmizuno...自由詩1017/4/15 0:55
平成29年4月15日(土)みじんこ自由詩017/4/15 0:06
こころよりからだ吉岡ペペロ自由詩117/4/14 23:17
ペチャンコになったらまいこプラズ...自由詩617/4/14 21:12
そして春が来てたもつ自由詩1117/4/14 19:53
火のガ鳥花形新次自由詩117/4/14 17:33
道∞……とある蛙自由詩217/4/14 14:48
受胎告知mahdi自由詩017/4/14 14:23
竹の子の皮をむくそらの珊瑚自由詩17*17/4/14 10:26
氷の足跡藤鈴呼自由詩1*17/4/14 9:40
忘れ物おばあちゃん朧月自由詩317/4/14 7:50
信じるホカチャン自由詩017/4/14 6:36
みどりの沼にひそむ田中修子自由詩13*17/4/14 0:53

Home 戻る 最新へ 次へ
1295 1296 1297 1298 1299 1300 1301 1302 1303 1304 1305 1306 1307 1308 1309 1310 1311 1312 1313 1314 1315 1316 1317 1318 1319 1320 1321 1322 1323 1324 1325 1326 1327 1328 1329 1330 1331 1332 1333 1334 1335 
3.93sec.