生まれたばかりの朝に
人々の小さな営みの息づかい
まあたらしい魂の叫び
生まれたんだな
なにかが
よろこびも かなしみも
よちよち歩き
疲れきった夜までは
まだ時間があるようだ ...
なにかを期待するわけでもなく
木は透明な思いで空を見上げていた
野鳥の尖った飛翔が
空間を切り裂くのを楽しんだり
みずからが浄化した
清廉な空気を謳歌している
人がまだいない頃
木は ...
花弁舞い散り揺れた
咲いたは時の夢
手招く陽気な夜の蜜
桜美しく酒に浮かべては
あの世にみた極楽浄土
鳥よ飛べ永遠に
さぁ最後を離せる
毒を飲んだのは誰?
独りに寛ぐこの真夜中
静けさに浸り込み
意識 泳ぎ出す
外界と内界の堺が崩れ
記憶の億の奥へ 遡行し始める
一方で
編み戸からの涼風 すぅすぅと肌を撫で
森羅万象 その形象を流動させ ...
記憶は戻らない
魚となってさっていった
秋の大阪湾のすべてをかんじようと
遠く淡路島までの星々のみちをさがす
泳げないから夜空をとぶよてい
港の教会ではいのりが
毎夜あすへ捧げるも ...
雨上がりの清い空に流れる雲の
感情の軋轢に砂糖をまぶして
二人小さく笑い合えれば
距離感にぱちぱち淡い火花が散って
求めて欲しい
求めていたい
どこまで意思疎通に出会っても
...
茫々と 野を下りて 犬に非ず
おおきな臓器になり
わたしたちはつぶれている
区議会議員のちらしが机の上で
三・四枚重なり 曇っている
寂しさを測る ものさしの
目盛になったような気分
...
...
全てのアダムとイヴの為に世界は存在する
大概の統治者は傀儡で病気だが
気楽に生きることもできる
花の好きなきみは
禁断の林檎の花を摘み取ったかもしれないけれど
それは時効 ...
あなたの顔は童話みたいに分かりやすくて
いつまでも 謎のまま
パラパラとページをめくる日々
いい加減で 面白くて
障子紙で漉したやわらかな光の砂時計
始まりも終わりも確かにあったはず ...
「せんそうはんたい」とさけぶときの
あなたの顔を
チョット
鏡で
見てみましょうか。
なんだかすこし
えげつなく
嬉しそうに
楽しそうです。
わたしには見分けがつきません
...
あなたの詩に
こころ癒されました
乱れていたこころは
いまは海の底のように
しずかです
なぜだかわかりませんが
こころの痛みが
きえさりました
思いがけず
ありがとう
ありがとう
...
音の洪水、響きの洪水
麻痺する脳髄、解き放たれる魂
行き場はなく、独り踊る、命の躍る
剥き出しのシャウト
荒々しく
(助けて欲しい助けて!
深く深く共鳴シ アイ)
僕は憎しみの ...
最近デリケートゾーンの
黒ずみが消えるクリームのCMを見かける
ところで
デリケートゾーンが黒ずんでいたら
問題があるのだろうか
俺なんか、白人の
ピンクがかった白いデリケートゾー ...
ここほれ
と背中がつたえてくる
今のお前の生き方
じじばばに見せてやると
{引用=即興ゴルコンダ より}
不毛な恋の戯れは終わった
人生の正午が満ちるとき
実り多い複雑な愛に包まれる
孤独を競い合った仲間たちも
今では社会の不可欠な成員で
もはや孤独でいることが許されない
すべてを失っ ...
私の感性は 多分あなたの感性とは違う
私の心に響くものは あなたの心に響かなくて
あなたの心に響くものは 私の心に響かない
人それぞれだから そんなものなんでしょう
自分が絶対的に正しいと ...
今日は
天気がいい
有り難い!
有り難い!
今日は
カミサンの機嫌もいい
有り難い!
有り難い!
我が家の幸せは
天とカミサンから来る
秋は
秋の楽しみあり
秋は
秋の苦しみあり
春は
春の楽しみあり
春は
春の苦しみあり
夏は
夏の楽しみあり
夏は
夏の苦しみあり
冬は
冬の楽しみあり
冬は
...
今はもう正直に告白してしまうが
私はあなたのようになりたかった
じぶんの思いが大切で
花火のようにことばをみんなにぶつける
本当の自分を押し込めることなく
イヤなことはイヤといい
うれしい ...
「いまは寂しい色をして
小さな声で泣いている」
もっとじぶんのこと
甘やかしてあげればよかったのに
あのときあなたがやさしく心を
つつみこんで抱きしめてくれなかったら
きっと冷た ...
わたしもそれなりに
大きな別れを経験したことがあるけれど
それらすべてに共通しているのは
ライオンがいた、ということだ
動物園が舞台であるわけでも
...
多摩南野に吹く風が透明度を増してゆく。
秋が季節の扉を開ける。
時の歩みに歩幅を揃えると、
あっという間に歳をとる。
嬉しい時、私は笑う。
悲しい時、私は泣く。
楽し ...
"Pity is akin to love" ささやいてやさしいことばなみだでるまで
イケメンとエイズと国家 白鷺は高く巡って都会を躱す
今宵はサイケデリックお ...
過疎化が進み
廃校になった小学校
その使い道を話し合う
地区のイベントや
グラウンドではゲートボール
地区の人の憩いの場所
自由に過ごせる場所
廃校の使い道
地区の活性化に ...
リンリンリン!
と鐘の音がうるさい
目覚まし時計に
起こされて
ねむたい目を
こすりながら
窓をあけると
さわやかなかぜが
ふきこんできて
そのドアをひらいて
...
鳴り止まない波の音
ずっと静かに続いていく
何も内包しない
期待しない
唯々続いていく営み
海は静かに続いていく
静かに静かに続いていく
私は、今までの私を切り離します。
今までを捨てます。
そして、新たな私を始めます。
昨日までの私は、飛び降りて死にました。
私は、今から自由です。
何をしても良い。
切り離した私は、もう存 ...
出島バイパスを抜け
芒塚を過ぎたあたりで
今夜が満月であること
思い出し見上げてみた
トンネルを抜けて
帰ったら何か一節
詠えるような気になって
アクセルを踏み諫早を越え
大村 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
朝
星丘涙
自由詩
16*
17/10/8 8:45
とある湿原にて
山人
自由詩
13*
17/10/8 7:43
浮き世
花姫
散文(批評...
0
17/10/8 6:55
深夜意識断片
ひだかたけし
自由詩
7
17/10/8 3:38
それを夢洲(ゆめしま)とよぶ大阪湾
秋葉竹
自由詩
2
17/10/7 22:41
無題
◇レキ
自由詩
4*
17/10/7 22:19
犬に非ず
吉岡ペペロ
俳句
2
17/10/7 21:56
ものさし
草野春心
自由詩
2
17/10/7 20:52
大秋院来告毎年風物詩居士
TAT
短歌
1*
17/10/7 20:13
アダムとイヴの王国
梅昆布茶
自由詩
6
17/10/7 19:39
童話の二人
ただのみきや
自由詩
8*
17/10/7 19:22
ウォー・ウォー、ピース・ピース
田中修子
自由詩
14*
17/10/7 18:56
そこツボです
星丘涙
自由詩
5*
17/10/7 18:03
サウンド&ヴィジョン
ひだかたけし
自由詩
5
17/10/7 17:29
一回見せてごらん
花形新次
自由詩
1
17/10/7 17:15
墓の土を掘り起こす犬の夢を見た
AB(なかほ...
自由詩
0*
17/10/7 16:58
2017年のロックンロール
葉leaf
自由詩
1
17/10/7 16:52
天邪鬼
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/10/7 15:16
好日
zenyam...
自由詩
1
17/10/7 10:51
四季の苦楽
〃
自由詩
1
17/10/7 10:46
ルキフェルとティンカーベル Ⅲ
犬絵
自由詩
1*
17/10/7 9:09
ルキフェルとティンカーベル Ⅱ
〃
自由詩
1
17/10/7 9:08
サヨナライオン
やまうちあつ...
自由詩
3*
17/10/7 7:45
平凡な詩
ヒヤシンス
自由詩
6*
17/10/7 7:01
Pity is
水城歩
短歌
0
17/10/7 6:42
廃校の今後
夏川ゆう
自由詩
0
17/10/7 5:20
ありふれた ひととき
st
自由詩
3
17/10/7 5:15
海は静かに続いていく
水菜
自由詩
2
17/10/7 2:42
始める
〃
自由詩
2
17/10/7 2:04
満月の残像
松本 卓也
自由詩
2
17/10/7 0:28
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
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1303
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1320
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1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
加筆訂正:
自分の言葉に誠実な人は一般市民の中にいる
/
Lucy
[17/10/7 1:14]
ひだかさん、申し訳ありません。お読みいただいた後に大幅に修正しました。
4.31sec.