ペンシル 吐いてる 比喩っ子ちゃんは
 線死ティブにツキを眺めてうっとりトマトジュース
ツキに代わってお仕置きよ! ザラザラの月面全部つるっつるにしちゃう
 波打って新たな波紋の地層、致死イキ、 ...
冬空に輝く
無数の星を掴もうと
手を伸ばす幼児のように
ぼくも
毎日毎日
飽きもせずに
手を伸ばして
手中に収めようと
努力してみる
いつもは
面白みのない
心持ちで
つまらな ...
くだらないことしてレッテルはられても

練習ではいたいけな演者が一生懸命

頭のてっぺんから前髪たらして

カツラみたいな顔してシャウトしている

バス停のよこを過ぎていく

夜の ...
理不尽な手錠を一つずつ外していく
もうこれ以上汚れる必要はない

世界を受け入れようと
世界に溶け込もうと
我慢し続ける事は間違いだ

自分が信じる美しさと正しさを 妥協してはならない
...
緑の大地に花咲き乱れ
風はどこまでも穏やかで
光溢れる世界
何者もの侵略を許さず
平和な日々が続く
豊かな水と
大いなる文明
相反する二つが静かに共存する

人々は恵みに感謝し
自 ...
眠りの底で持続する
調和に充ちた音楽の木霊
命を賦活する脈動のグルーヴが
垂直ノイズの魂を
呼んで揺らして歓喜で貫く

流れ込んでは諧調に生き
魂もまた旋律を奏で
雨あがりの空は忙しい
低い雲は西へ
少し高い雲は東へと交差する
その上を小さな戦闘機が通過してゆく
雲はちぎれてまた大きな塊になる
風がゆるやかに動けばぼくも動きだす
家の中から外へ飛 ...
情熱って言葉は何となく青臭いよなー
なんて語っている今が青臭かったよなー
なんて思うのは何十年後なんだろうね
その頃私はいるんだろうか

今の情熱ってば何じゃらほいって考えてみたら
目 ...
雨ばかり降るね
まるでお日様がいなくなってしまったみたい
天岩戸伝説みたいに宴でも開いたら
お日様 姿を見せてくれるかしら
{ルビ天照大御神=あまてらすおおみかみ}は太陽の神様で
隠れてしま ...
わざと目線はずし
うつむいた横顔あまくって
わずかにうるんだ瞳さえ
シロップのようにおもえるんだ。

窓ガラスごしに
おおきなお月さまがほほえみ
いま、灰色のくもが通りかかるのを
もの ...
過ぎたことは
嘆かず
先のことは
考えず
今日一日に集中して生きよう
人間には
八万四千種類の苦がある
と言われている
苦しみのないことを
幸せというらしい
生身の肉体であるから
いつ変調をきたすかわからない
心臓などは
毎日十万回も動いているのである
年を取ればなおさらである
年寄りは年寄りらしく
落ち着いて暮らしていくことだ
威張らず
...
あしたあなたに提案したい
遺言書を書きましょうと
二人の最後の願いだと
信頼できるひとに託せるような

骨を
二人それぞれの最期の時の
ほんのひと欠片ずつでもかまわない
かならず寄り添 ...
不器用なふたりは

まだ小学生の正義感と

まだ中学生の逡巡と

高校生のような恋愛と

大学生のような季節の風と

二十代のような甘さと

三十代のメリーゴーランド


...
投票の後に
プロジェクトAばかりを
見て居た
でも私は
プロジェクトAの見栄や
プロジェクトAのワイルドな間を
厭うので
プロジェクトAそのものを厭う
空と海を見つめると
雨が落ちて ...
空振る言葉
届かない視線
拳を握り締めたせいで
自分の爪が掌に食い込み 血を流す

何かに怒りを覚えた
世界は理不尽に思えた
社会はくだらないと嘆いた
貴方はそんな私を笑った

ど ...
沼のような底だったと思う
金貨を無くしそれでも
…這い上がらねばと試行錯誤から、身包みを捨てた
沼地が枯れた。
死体が多くて餌には困らないと獣たちはいう
喚起に飲み干される時間ならば停止 ...
台風一過の朝ひかりが秋過ぎて

きのうの幸福が嘘のよう

影の長さで測ってみるか

ひとつ幸福でもつねってみるか


あんまり振り幅が

大きいもんだから

失くなることから ...
粒揃いの中に 大きさ違いが三つ
一つは大きすぎて
一つは小さ過ぎて
一つは太過ぎた

太巻きの中身ならば 多い方が喜ばれるんだもの
あとはカラフル模様に散りばめられて
たまに絵なんか ...
刀の{ルビ柄=つか}になりたかった
      かつて

 いまは
極小ビキニでありたい

真面目な話です
    詩についての




      《ちょっとだけ:2017年 ...
胸の芯がゆるゆる融けて
濁った冷たさと澄んだ熱いものが
混じり合えず争っていた
揺れる 琴線の 綱渡り
まばたきばかりが早足で
なみなみと杯は晴天を仰ぐ
降らぬ雨を数えてか
真昼の螢を追 ...
薪ストーブが煌々と燃えている
その上に遥かな時を巡った鋳物の鍋
穀物と野の草と獣の骨肉を煮込んだもの
それが飴色に溶け込んで
ぷすりとぷすりと
ヤジのような泡を吹かせている
端の欠けた椀を ...
息子が初めて発した言葉は
ママでも、パパでもなく
はっぱ
    🍂

それでも伝わる
ことのはの世界へようこそ
ようこその
 
  🍂

   🍂
  
     🍂
  ...
同僚は羊
羊のくせに出席を取り
羊のくせに宿題を出す
羊なりにはものを考え
羊なりには会議で発言
羊なのに給料をもらい
羊なのにネクタイをしている
あるとき
夕暮れの屋上で呟いた
羊 ...
幸せとは

運命の恋人と一緒にいることです

そして仏様に仕える為に生きているのです

生きる上で必要なものは優しさだけでいいのです

愛は男性であり女性であり大人であり柔らかいです
...
あまいものは冷やすと美味しい
しょっぱいものは暖めると美味しい
つめたいものは心を冷やす
あついものは心を暖める

あまい出来事は
心を冷やさない温度で
つめたい出来事は
心が冷めない ...
不眠症には二通りある
眠れないものと
眠らないもの

眠れないときは眠らない
起きれないときは起きない

動けないときは動かない
話せないときは話さない

それでは
社会で生きれ ...
夢の奥でチカチカ瞬いているもの
柔軟で可塑的な生き物の浮遊する
その余韻に浸ったまま目が覚めた

    ◇ ◇

夢の奥、
瞬きを
チカチカする瞬きを
感触として察知した
それは ...
男爵はいつも眠そうな顔でポーカーフェイス
纏っているのはラビットファー
銀色に光るふわふわの毛皮

男爵はふらりとこの街へやってきた
強固な鍵付きの家に住み
滅多に外に出てこない
何故か ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月面狩心自由詩117/10/29 21:54
徒労寒雪自由詩217/10/29 21:49
テレビが愛だった吉岡ペペロ自由詩317/10/29 21:36
不滅狩心自由詩317/10/29 20:05
平和な世界無限上昇のカ...自由詩217/10/29 18:24
天体音楽ひだかたけし自由詩517/10/29 14:25
台風小僧ツノル自由詩317/10/29 14:00
情熱クローバー藤鈴呼自由詩1*17/10/29 11:35
雨の日に思うこと無限上昇のカ...自由詩417/10/29 10:56
あまいひと時秋葉竹自由詩217/10/29 8:50
今日に生きるzenyam...自由詩117/10/29 8:12
苦の世界自由詩217/10/29 7:27
人生の紅葉期自由詩117/10/29 7:06
すみれ日記 2017.10.28 (遺言)もっぷ自由詩317/10/29 4:15
メリーゴーランド吉岡ペペロ自由詩217/10/29 4:04
溺死(居る、入る)間村長自由詩6*17/10/29 2:12
敵の無いエゴイズムえこ自由詩217/10/29 0:35
冬のアマゾンツノル自由詩7*17/10/29 0:05
朝のひかりと影の長さ吉岡ペペロ自由詩617/10/28 22:13
マスカッツ藤鈴呼自由詩1*17/10/28 21:34
ちょっとだけただのみきや自由詩11*17/10/28 20:23
耐え切れず自由詩5*17/10/28 20:18
山人自由詩6*17/10/28 19:27
うれしい悲鳴AB(なかほ...自由詩817/10/28 18:07
羊の同僚やまうちあつ...自由詩5*17/10/28 17:47
内側の月moote自由詩117/10/28 17:10
あまい温度イオン自由詩1*17/10/28 14:58
不眠症自由詩2*17/10/28 14:57
感触としての像ひだかたけし自由詩5*17/10/28 14:36
ポーカーフェイス無限上昇のカ...自由詩217/10/28 14:01

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加筆訂正:
耐え切れず/ただのみきや[17/10/29 11:59]
数文字修正
4.09sec.