何でもわかればいい
というものではない
昔から
「知らぬが仏」
という言葉もある
自分がいつ死ぬかなんて
知らぬが仏だ
大地震がいつ来るかも
知らぬが仏だ
古女房が愛してくれているか ...
今年も「今年の目標」を
大きく書いて机の前にはる
目標が決まると
生きる意欲がわいてくる
せっかく生きているのだから
今年もチャレンジの年にしたい
それから空は夏雲湧き立ち、風は川を越えて丘を越えて、それから線路を越えて団地を越えて、それからあの家の窓を抜けて、あの白い壁の部屋をぐるりと回る。部屋には檻があって虎がいて、虎は檻の中で待っている。誰 ...
浮上した潜水艦で灰色の海原をゆく
索敵されなければ帰れるかも知れない
よくある話だ
紛争地帯から戻ってきたカメラマンが
青信号の交差点で車に突っ込まれるなんて
たとえ港に ...
葉室麟が死んだ
亡くなった一週間後新聞で知った
2017年は谷口ジローも鬼籍に入った
人生のいちぶを足跡にして
先人の足跡はそのうしろに続いている
ぼくの前にはその足跡が ...
バラエティー番組は
今度始まる
ドラマの宣伝のために使われ
そのバラエティー番組の宣伝のために
別のバラエティー番組が使われる
別のバラエティー番組の宣伝のためには
また別のバラエティー番 ...
薄くにじむ曇天に
陽は破れ
私たちは歩く
口の尖った犬を抱えて
濃い実の残る柿の梢に
風をぶら下げて
風の飛び去る松の林に
大きな瞳を棲まわせて
薄くにじむ曇天に
陽は動かな ...
損も得も屠り穏やかな土の道を歩く
そう決めた 決め事も臨機応変に屠るが
青い芝生も自覚した頭の弱さも悪さも
てらてらてらてら衒う惨めな眼鏡も
心のつけ根から魂の入口まで
酵素シロップづけです ...
"修復"
欠損前の正しい状態に戻すこと
女は「何でもあなたの思う通りにすればいいわ、そう振る舞うあなたの側にいる事が私の生き甲斐なのです」と言った。
男は「お前にはなに不 ...
苛々の虫はそこかしこで待ち受けている
不平等、不公平、不親切、理不尽、退屈な日常、認められないもどかしさ、愛する人の心変わり、暴力、数え上げれば切りがない
そうした辛苦に対して私達は怒る事ができる ...
穏やかに白く
少しだけ痩せた面持ちで
たなびく蒼い雲よりはるか
高くに在って潤むもの
この想い捉えて放さず
冬枯れた枝のすがる指先逃れ
軌跡すら残さずに
やわらかな光秘め沈黙の
あらゆ ...
寒さに震える 冬の夜は
目的もなく 歩き疲れるまで
歩くことにしている。
その間 私の息は 清潔ではない、気がする
清涼にするため、清涼飲料水を飲む。
真っ黒な 土の見えない ...
雨にも匂いがある
その匂いを嗅ぎながら駅から自宅アパートまで歩いて帰った。さしていた傘が雨に打たれ、その雨音が私の耳に伝わってなりやまなかった。
傘から落ちる雨の滴が降りやまない雨に溶け込んで路上 ...
橋の向こうの
躊躇いの波音の隙間
流れゆく煙の外れに
眩いばかりの船が1隻
ゆらり
ゆらりと
日が沈むように消えていった。
耳につく
騒音と喧騒は、 ...
子供がもう大きくなったから観る事もなくなったけども、アンパンマン・シリーズのキャラの一人、ロールパンナちゃんには毎度泣かされました。
悪の心と善の心を併せ持つ幼児向けアニメキャラとしては、おそら ...
人は
ほんとうに幸せを
求めているんだろうか
と思う時がある
食べ過ぎ飲み過ぎ運動不足で
自ら病気を招いている
心の修行をしていかなければ
いつまでたっても
幸せは訪れない
対岸の小さな明かりたちを
こぼしたビーズのように拾い集めている
たぶんもう二度と、永遠に来ないだろう完全な夜のことを思う
いつだってやり直したくなった頃には潮が満ちていて
もう引き返せない ...
その長いリクエストは
ラジオDJには届かなかったし
あまりに馬鹿馬鹿しい理由だったから
届いてたってつまらないジョークの
ネタになっておしまいだったろう
”いますぐ彼女を返してくれ” ...
歴史は繰り返すと言うけれど
僕は僕を繰り返さない
繰り返せない
たった一回こっきりの長くてあっという間のワンゲーム
今年は良くもあり
今年も悪かった
「まあまあだ」
ワンゲームを終え ...
あの子たちは軍服で
店にやってきた
礼儀正しくテーブル席に座り
人数分のテネシーを注文した
マスターは身分証のことには触れず
「お前たち幾つになる?」と言った
「20です。来年には」
...
鹿いた
鹿いた
せんべえ
あげた
せんべえ
せんべえ
寄ってきた
つんつん
つんつん
寄ってきた
でもなぜだろう
せんべえ屋さんに ...
魚は形を失った
こっそり棚から取ろうと背伸びした
幼子の小さな掌から
するりと逃げ出したのだ
{ルビ釉薬=ゆうやく}で青みを帯びて
濡れたような
しなやかな生の動態を
無言で秘めて微動だ ...
碧い羽が曇を包み
少しずつ少しずつ破れ
水の光をこぼす
光の水をこぼす
海の上の空に
海が映りゆらめく
朝はしずか
昼はしずか
とり残された場所 ...
書きたい言葉は沢山あるのに、綺麗に並んでくれないから、好き勝手に動き回って、結局何も届かずに、糸の切れた風船たちは、ゆらりゆらりと、游いでいく。
雲の多いそらを見て
きょうはついてるなと思う
風の冷たい道ゆきに
いいことがあるかもと思う
茎と花びらが舞う
前にゆく上にゆく
荒野にぽつんと階段が
大理 ...
月が照らすよ
こころの何処か
つめたい風を満たしては
夢の時間の帰り道
見果てぬ場所は永遠的
叶えてしまうような
不平等な夢は無責任的
月が照らすよ
...
鉛筆を削るナイフの向こう側スカートめくるタケシの笑顔
「ゆきりんと まゆゆは処女でいて欲しい」愛人の胸揉みながら言う?
「上がる」とは北へ行くこと(間違えて京都タワーの上空にいる)
○(生きがい)
生きがいとは
死にがいなり
僕は心の底では
若い女でもなく金でもなく
長生きでもなく
死にがいを求めている
○(油断大敵)
弱火から火事発生
見通しのよい直線道路 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
知らぬが仏
zenyam...
自由詩
3
18/1/1 10:25
目標
〃
自由詩
3*
18/1/1 9:30
幽霊と虎
片野晃司
自由詩
19
18/1/1 4:57
最果てに
吉岡ペペロ
自由詩
6
18/1/1 1:33
地平への行き方
〃
自由詩
2
18/1/1 1:28
無限ループ
花形新次
自由詩
4
18/1/1 1:28
冬の散歩道
オイタル
自由詩
13*
18/1/1 0:17
舌打ちから抱負
朝焼彩茜色
自由詩
5
17/12/31 23:57
最後のパン屑
ヌヌヌ
自由詩
4
17/12/31 19:10
夜のカフェ
〃
自由詩
5
17/12/31 19:04
大晦日の空に
ただのみきや
自由詩
15*
17/12/31 17:18
月への道
秋葉竹
自由詩
3
17/12/31 15:04
激しければ
こたきひろし
自由詩
4
17/12/31 14:51
遠くで船がゆく
ふじりゅう
自由詩
2
17/12/31 10:18
ロールパンナちゃんの苦悩
まいこプラズ...
自由詩
1
17/12/31 10:03
2017年を終わるにあたって
zenyam...
自由詩
0
17/12/31 6:36
対岸で迎える朝に
青の群れ
自由詩
5
17/12/31 3:11
長い願い
竜門勇気
自由詩
1*
17/12/31 2:09
現代の現在で年の瀬
秋也
自由詩
2
17/12/31 1:36
snow
mizuno...
自由詩
1
17/12/31 1:00
鹿いた
吉岡ペペロ
自由詩
4
17/12/30 22:58
土の魚
ただのみきや
自由詩
7*
17/12/30 20:03
終わり ひとり Ⅱ
木立 悟
自由詩
1
17/12/30 19:58
独り言
愛心
自由詩
1
17/12/30 19:31
道ゆきに
吉岡ペペロ
自由詩
5
17/12/30 14:05
夢のなかで
〃
自由詩
2
17/12/30 13:53
鉛筆を削るナイフの向こう側スカートめくるタケシの笑顔
北大路京介
短歌
0
17/12/30 13:26
「ゆきりんと まゆゆは処女でいて欲しい」愛人の胸揉みながら言 ...
〃
短歌
0
17/12/30 13:26
「上がる」とは北へ行くこと(間違えて京都タワーの上空にいる)
〃
短歌
1
17/12/30 13:26
独り言31集
zenyam...
自由詩
0
17/12/30 12:44
1279
1280
1281
1282
1283
1284
1285
1286
1287
1288
1289
1290
1291
1292
1293
1294
1295
1296
1297
1298
1299
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
3.9sec.