母
大安
陽
あなたは針で
わたしを刺していった
はたちきっかりでいったあなたの
のこしたことば
いくど読み返したことだろう
「あなたにわたしを息づかせるよ」
あなたを愛で殺してしまっただれか
...
蒼い空気に舞う花弁
春の陽気は暖かく優しい
日常が姿を変える瞬間
冬と春の境目は見えない
季節と同じような
見えない感情に
僕等の喜怒哀楽は
今日も高速に進む
日々が過ぎ去ると ...
失われた回帰線(そこは闇となって届かず
赤ん坊の泣き声だけが今でも響き
菜の花が一面に咲いて揺れる高原の陽炎
詩となる前の無数の言葉の散らばりがあって
繋げることがままならない僕がいる ...
あなたは詩人です
って言われたら詩人かっていうと
言ってるのが
見たことも聞いたこともない雑誌の常連か
詐欺みたいな自費出版社から
自称詩集一冊出しただけで
その中身も
アフリカのエコロ ...
鮮やかにサドルを漕いで 通り過ぎて行く
サドルは焦げぬ
尻にかかる重圧が なんぼのもんじゃい
ジュウジュウと焼き色を付ける もんじゃの湯気が
眼鏡を曇らす
元々 ピーカンばかりを ...
僕は砂場に丸を書く
僕は砂場に丸を画く
僕は雨の日砂場で丸をなぞる
指でなぞる丸
僕は僕の指で丸を書く今日
僕は僕の指で丸を画くだろう明日
僕は僕の指で丸をなぞった昨日
丸を新しく砂場に ...
闇も言葉も映像も
唄も希望も音階も
ぜんぶ今ここに置いてゆけと鳥 ...
桜が夕陽に映えて綺麗だった
スマホで写したいと思ったが
バッテリー切れ
残念・・・
酒も飲まないから
夜桜を楽しむこともない
柳瀬川の桜並木の土手を
川風をう ...
桃をおろし金に擦りつけ
埃をかぶって臭うストローを水で洗った
プラコップの水面は穏やか
遠い南国の、夏の海の、奥の奥
レンジから元気のない食パンを取り出して
固いバターをスプーンで擦り落 ...
言葉の意味というのは
言った人の意味というよりは
受け取った人の意味である
言葉の意味は
百人いたら百通りの意味があるのである
「いいよ」という一つの言葉にも
受け取り方によって
さまざ ...
かじかんだ背骨に脂をめぐらせて
あなたは4℃の水底に憩う
ごちそうがなくなれば共食いもする
吹き寄せられた薄氷の庇
その下にもぐって ただ噛んでいる くつくつ
針を飲んでしまったよ
そ ...
かなしいよう
かなしいよう。」
それから歌わなくなった鴉がいる
蒼い春の{ルビ鞦韆=ぶらんこ}は
君のものだよ
何がかなしいのかは知らない
問わない 待つよわたし
きっと待つよ
...
本を読み知らない知識入れていく面白ければ覚えが早い
美しいビーチが並ぶ能美島少し寂れたような島内
八月に本格的な夏になる短い夏に勢いがつく
蝉の声聞けば夏だと実感し暑さ溜め込む午後の ...
回転木馬
夢
鉋
みんなイイネなんか押してないで
詩でも書けばいいのに
似てるなにかに頷かないで
ちょっと違う!って叫べばいいのに
秒速5センチメートルみたいに
青春に恋はしたけど
...
ひとたらし達が集団オナニーしている
彼らは上場長者で付き合うにはじゃぶじゃぶと使える上場で得た金が必要だ
彼らは実務を高いギャラで雇った優秀なやつに任せている
だからときどき優秀なや ...
男性自称詩人の童貞率が
統計を取り出した2011年以降最高の
94.2%を記録した
主な原因として
高齢の自称詩人が
自分の人生にやっとこさ
見切りを付けたこと
モテないし金もないし ...
完璧でなくていい
業績も能率も効率も
求めなくていい
あなたは
あなただから素晴らしい
そう
世界で一つだけの花さ
自分の力と自信を感じ取り
明日に羽ば ...
季節を知らせる鳥が
また私たちの目に触れる
空がうんだ鳥だ
私たちの目が
自然に上を向いて
目の端にいつも空が
あるようになる
それが空の意思だ
少しだけ優しさがうまれる
私 ...
社会の歯車になりたい
そんなことを言う人がいる
私は歯車そのものよりも
滑車を回すモルモットになりたい
自分のペースで歯車を回し
前に進まず一定の速度を保ち
エネルギーを連結させて
...
水道水がまずくて飲めない
キュウリは青臭くて嫌い
政治家は汚職ばかりしてる
最近の芸能人はつまらない
全てを疑ってる君
全てを否定する君
全てを拒絶する君
全てをけなす君
海辺 ...
歩道橋の向こうに見える 廃ビルはやけに冷たくて
服のポケットにいれた夢でさえ壊していくような
誰かが歌うこの星の讃美歌に
出逢えるのなら もう一度だけ 歩き出そう
楽園行 ...
桜並木のクソ野郎
自転車での通学帰宅時に
何度もそう思った
歩行者を追い抜く時
友達と二人で通った時
雨の日雪の日など
桜木の逞しい根が
アスファルト道路ま ...
○入院生活の楽しみは
おいしい食事と若い女看護師
○病院か老人ホームなのか
わからないシルバー病院
○本人は退院を強く望んでいるが
家族は入院を強く望んでいる
○家で上から目線 ...
大病をしたことのない人は
人生の何たるかを
深く知らない
大病をしたことのない人は
人の愛情の何たるかを
深く知らない
国家試験に合格して
「看護師」という立派な肩書を与えられたが
仕事の内容は
血圧測定、薬配り、食事の世話、オムツ交換などである
とりわけ嫌がるおじいちゃんのオムツ交換は
看護師が最も苦慮する ...
かれは、いま 叫んでいる
遠くを見ている人々にむかって
かつては 矢じりを誓う猿だった人々にむかって
現代という うつつに居る私にむかって
かれは ごみ捨て場で 半透明の袋にいれられたまま ...
そんなに急いで
どこへ行くの?
この先は急カーブ
速度おとせ
長く曲がりくねる
人生という道
少し焦ったところで
行き着く場所は
それよりもきっと
焦燥感に追いやられ
取り返し ...
空高く ふわふわと
君が舞う
泣いているのか
笑っているのか
教えておくれ
いつか私の手の中に
ふわりとやってきておくれ
そしたら今度こそ守り抜く
大切な羽 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
平成29年4月5日(水)
みじんこ
自由詩
0
17/4/5 0:32
花の針
田中修子
自由詩
10
17/4/4 22:43
原風景
鷲田
自由詩
0
17/4/4 20:18
失われた回帰線
乱太郎
自由詩
6*
17/4/4 20:03
他称詩人
花形新次
自由詩
2
17/4/4 20:00
田舎のサービス
藤鈴呼
自由詩
1*
17/4/4 19:35
男の子のまま
秋也
自由詩
1*
17/4/4 19:08
Napoléon Was Dead
TAT
自由詩
1
17/4/4 18:24
柳瀬川の桜並木
星丘涙
自由詩
0*
17/4/4 18:17
いただきます
印あかり
自由詩
14*
17/4/4 16:44
言葉の意味
ホカチャン
自由詩
0
17/4/4 16:29
氷点下
紋甲メリー
自由詩
4
17/4/4 12:37
肌寒い四月の朝に
もっぷ
自由詩
2
17/4/4 10:07
午後のひととき
夏川ゆう
短歌
0
17/4/4 5:34
平成29年4月4日(火)
みじんこ
自由詩
0
17/4/4 4:21
みんな詩でも書けばいいのに
フユナ
自由詩
12*
17/4/4 1:28
成功者の宴
吉岡ペペロ
自由詩
0
17/4/3 23:54
統計
花形新次
自由詩
1
17/4/3 23:02
鬱の処方箋そのいち
星丘涙
自由詩
0
17/4/3 22:45
そらからきたとり
朧月
自由詩
1
17/4/3 22:30
モダンタイムズ
しずる
自由詩
1
17/4/3 22:28
いいところ探し
〃
自由詩
1
17/4/3 21:57
楽園行きの列車
stereo...
自由詩
1
17/4/3 20:58
クソ桜
しょだまさし
自由詩
2
17/4/3 16:50
入院独り言集3
ホカチャン
自由詩
1
17/4/3 16:25
人生
〃
自由詩
0
17/4/3 15:51
病棟看護師
〃
自由詩
0
17/4/3 15:44
黒曜日に
るるりら
自由詩
10*
17/4/3 12:07
速度おとせ
たいら
自由詩
1
17/4/3 7:19
羽
羽
自由詩
1
17/4/3 1:54
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
加筆訂正:
花の針
/
田中修子
[17/4/4 22:53]
最後が!
4.45sec.