三銃士 スマホとお鍋と猫さんでいい この部屋あたしだけが要らない
夜に泣く からだ丸ごと抱いてくれ 一人寝の胸 マントルまで堕ち
高速のサービスエリアの木のベンチ「冷たいな」 ...
テロリストが何か言ってる
大声で喚いてる
何を言っているのか
理解できないけれど
許されることじゃないよね
テロリストによって
何の罪もない命が奪われ
世界は恐怖に震えてる
平和な ...
私は手提げ袋をぶらぶらさせながら
坂をのぼっていた
そうしながらよく似た家々の
それでもはっきりたちのぼってくる個性のひとつひとつに
ていねいなあいさつをしていく
首をわずかに動かす程度 ...
天然物
和歌山県産
近海物と
景気よく書かれた
百円引きのグレの造り
生わさびに咽せながら
辛口らしい
コップ酒を飲みながら
飛び散る湯浅醤油
グレにくっついて煩わしい
セロファン ...
通報する人
される人
大声出す人
殴る人
プロの拳に
銃器に鈍器
熱い糞便
ミニ暴動
死ぬ人
騒ぐ人
酒の勢い借りる人
火をつける人
公権力
おっさん
酔いどれ
さびしん ...
玄関前から姿を消して
死んだと思っていたジニーは
台風が去って
ほとぼりも冷めたころ
ウッドデッキの隅に見えない糸を張っていた
風よけに集めておいたプランターを
少し動かそうかと身をか ...
ゆうやけが 夕暮がせまる 胸に
ひときれ恋がのこっている
生活の匂いが残る玄関にも
落としものみたいにひときれ
かわいた浴室の壁にひときれはりついて
灰皿には もえつきた吸い殻とひときれ ...
じわりじわりと湿気る午後。の、陽射し。
斜日を揺らし、波。で。
伝えてくる。く、る。
6月の花嫁。
わざわざ6月を選ぶなら、
8月の花嫁はどうするの。
胸騒ぎ。潮騒で。
...
公園のそばを通ったら金木犀がわずかに香って、まだ早い、まだ早いよ!って言いたくなりました。9月も終わってしまうよ。
その香りから思い出すのは壁にビラだらけの学祭とファイヤーストームの水かけ係でず ...
無知者には憐れみすら与えられない
たとえばシンポジウムの場で
松岡正剛にダメ出しされたり
生まれる前から決まっている
救われないことが決まっているのだ
三一論的に
...
朝一番の太陽が部屋を黄色く染め上がる
眩しさに眩暈を覚えながら
コーヒーをいれる
簡素な朝食
これが孤独の始まりの儀式
誰も振り向いてくれないのは
自分のことで精一杯だから
余裕がな ...
潮の満ち引きのような周期性を伴って、人々の感情が私の周りに波となって渦巻く。
例えるなら、私は砂浜に転がっている無数の二枚貝の一つだ。
灰色の雲の群れが、草を食む野生馬の群れのように ...
耐える
この激痛
眼球から涙溢れ
耐える
ひたすら耐える
折れてしまえば
俺の負けだ
意志を鍛えろ
魂の強度だ
報いを求めるな
無理に笑うな
悲壮になるな
悪態をつけ
逃げ道 ...
【アカツメグサ】
なりやまないドアホン やぶれた怒号は
親を町ごと殺され震えていた少女のままの老人
おさなくして大人として生きざるをえなかった あなたが
私の玄関を激しく叩く音
...
愛の詩綴るこの指君想い目覚めてみるは淡い面影
泣きたいと願う瞼に涙なしくずれゆく見えぬ思いに涙ありけり
振り返る夜のホームにたちつくす君の振る手に明日の香りが
降り続く雨の後の空架か ...
爪の泣き声が聴こえて指を見た指は若芽のようにぐにゃぐにゃと揺らいで
私の思考を悩ませた。指の爪には足が生えていた爪の足はとことこと浴槽
を歩いて空間中を旅しはじめた。ごきぶりのように爪の足 ...
画家になりたいって言ったら
馬鹿にされた
詩人になりたいと言ったら
嘲笑された
それでも下手くそなりに
詩を書いて暮らしてる
なりたい自分は見つからないけど
詩を書く自由は手に入れた
わたしは虫けら
幻をつかむように
漂っている
憂いに暮れ 悲しみを懐く
終わりにしたいと呟く夕暮れ
陽は滲み落ちてゆく
わたしは抜け殻のよう
風に吹かれ飛んでゆく
頬杖ばか ...
クリア オーロラ レインボー
あなたは どれが すきですか
わたしは ホワイト 忘れ得ぬ
幽霊みたいな 美しさ
重ねて行けば ブラックに
代わる不思議も あるでしょう
戻る戸惑い ...
「まだ」「もう」で
全然気持ちが違ってくる
「もう40歳」「まだ40歳」
「もう50歳」「まだ50歳」
「もう60歳」「まだ60歳」
「もう70歳」「まだ70歳」
「もう80歳」「まだ80 ...
雨降りの夜は哀しいな
悲しい記憶ばかり蘇り
こんなに暗い深夜をすっかり透き通らせ
ミシリとまたミシリと
疼き開いていく胸の響き
心を無数の雨滴が滑り落ち
雨降りの夜は哀しいな
...
渋谷での何度目かの面接
しかし 一日の中で
他にどんな変わったことがあったのだろう
気づいたら 思い出していた その 面接
私はこれからこの街でどう生きていくのだろう
しかし そ ...
朦朧と夜を徘徊した
あの日眺めていた月が堕ちてきて
治水が入れかわる
二日目には
新しい月がうまれた
かかえた罪はきえてくれない
守るべきものは風に流され
大切なこころが失われていく
あなたはけらけら笑いながら
「世の中なんてひっくり返してやるわ」
とおく街に 灯のとも ...
つきの、白いひかりが
しらないしあわせをてらし
ほしの、わらい声が
さきほこるしあわせをよぶ
ほおをなでるそよ風に
ささやきよりも深い
あなたのかなしみをきくとき
まもるものはみ ...
コスモが広がる
無限のコバルトの向こう側
ただ一つのスピカを求めて
両腕を力の限りに拡げて
それはまるで翼であるかのように
膝を曲げて
走るように
斜に構えて
疾風のご ...
煽り煽られ踊る火に
鳴りやまぬ枯木林の
奥の奥
紅蓮の幕は重なり揺れて
熾の{ルビ褥=しとね}はとろけてかたい
静かに 微かに
波打つ青い心臓のよう
円くなって まどろむ
火蜥蜴は涼 ...
静かに静かに雨が降る
私の中にも雨が降る
しとしとしとしと
しとしとしとしと
塗れた体は冷え切って
髪から落ちる水滴が
場違いなリズムを刻んでる
バスタオルにくるまって
ほんの ...
ぶどうはたくさん実がついてるけど
どれが甘いのかはわからない
あたしは結局手がだせずに
秋が深まるのをみているだけ
あなたはどんどん歩いて行くから
細い影にすがりつきたくなるよ
晴 ...
私は、幻をうたう
知らないふりをしてわらう
白兎が穴の中に滑り落ちていく
言葉を喋る白兎
それはそれで好きな終わり方だから
幻を受け入れる
それは私のなかのきっともう一つの現実
夢をわら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
猫
秋葉竹
短歌
2
17/9/28 22:46
騙すのは簡単
無限上昇のカ...
自由詩
1
17/9/28 22:31
坂
タオル
自由詩
2*
17/9/28 22:19
辛口
tem874...
自由詩
1*
17/9/28 21:40
いちびりの町
〃
自由詩
0
17/9/28 21:38
ジニーが生きていた
Lucy
自由詩
10*
17/9/28 21:17
きれ ぎれ
はるな
自由詩
2
17/9/28 20:22
海流対岸コンフィチュール
おっぱでちゅ...
自由詩
2
17/9/28 20:13
金木犀の秋/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
0*
17/9/28 19:51
無知者の救われ
吉岡ペペロ
自由詩
3*
17/9/28 19:49
孤独とコーヒーと
無限上昇のカ...
自由詩
2
17/9/28 19:19
閉じた貝と空気の接点
まーつん
自由詩
3
17/9/28 17:41
疼痛ー独・歩(改訂)
ひだかたけし
自由詩
3
17/9/28 17:33
三大へんな植物名の花 (三篇からなるオムニバス)
るるりら
自由詩
6*
17/9/28 15:56
短歌11首
あおい満月
短歌
0
17/9/28 15:48
爪の足
〃
自由詩
1
17/9/28 15:47
私は詩を書く
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/9/28 9:53
空しい
星丘涙
自由詩
2*
17/9/28 8:27
どの色すきなの?
藤鈴呼
自由詩
1*
17/9/28 8:00
まだ、もう
zenyam...
自由詩
1
17/9/28 7:44
雨降りの夜
ひだかたけし
自由詩
4
17/9/28 1:51
渋谷の歩道橋
番田
自由詩
1
17/9/28 1:05
月よ哭け
ツノル
自由詩
3*
17/9/28 0:58
「だがことわる」といってみたい
秋葉竹
自由詩
2
17/9/27 22:38
あなた
〃
自由詩
3
17/9/27 22:31
天地無用
坂本瞳子
自由詩
2*
17/9/27 22:26
サラマンダー
ただのみきや
自由詩
14*
17/9/27 21:48
雨
無限上昇のカ...
自由詩
3
17/9/27 21:46
秋ひとり
朧月
自由詩
2
17/9/27 21:17
幻
水菜
自由詩
1
17/9/27 20:13
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
1315
1316
1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
4.29sec.