枝の隙間を埋める
幾つもの とろけそうな太陽
光が集まると
何か 楽しいことが やって来る
子供心に わくわくしたことを
今 こうして 思い出してる
ねえ 見て?
お正月 ...
夢の中で考えた
避けることのできない死であれば
死を迎える心の準備をしなければならない
死が前もってわかっているということは
迎える心の準備をしなさい
ということである
死を迎える準備とは ...
広島風お好み焼きが僕に合う関西風が馴染んでこない
寒いけどこれが冬だと実感し寒い景色で鳥肌が立つ
ぶり大根味が染み込み美味になる出汁と調和し和が溢れ出す
仲の良さ相性の良さが際立って ...
閉鎖病棟のお昼ご飯のとき
彼女はとうとつに、異国の歌を囀りだした
お父さんとお母さんの赴任先の香港で
メイドさんのを覚えたという
薄い月の浮くお昼間みたいな
あかるい声
わたしと同 ...
住む場所の変わりて水は甘くなりわれ懐かしむ塩素の匂い
きょうからは花野綴じられ立冬の訪れしこと足から沁みる
旅立った秋を追うことゆるされずこの世の生の切なさ想う
みあげれ ...
新しい仕事が決まり
黒い服の人の群れの入りまじる 地下鉄の
創作的な外資系企業のビルの並んだ駅から歩いていく
新しい街に通いだした 僕がいた
まだ肌寒い朝 立ち止まること無く 僕も
...
イ草の匂ヒは昔から
得意ではなかったの、と
小さく呟いた蟻ん子が
畳の隙間で隠れん坊
絶景からも 借景からも 隔離された
清き空間に 注ぐ液体 それは 透明な水
真ん中に甲羅があっ ...
都市部では人の体を流れゆく水の違いが見て良くわかる
黒い。黒い。水木の樹液たっぷりと飲んで太ったアブラムシども
死であった 指先を病んだ結果の 花瓶の脇の携帯電話
平和に 光の当たら ...
(警報音)(警報音)
明けない夜がくる
明けない夜がくる
銀の鍵の門番、
処罰者は黒い外套をひるがえし、
夕凪のあとをついてくる
桜の国に風が吹く。
黒い……
光… ...
項垂れるとはどういうことか
なにごとにも失望なんてしていない
恥ずかしいなんて思っていない
羞恥心など持ち合わせていないのだろうか
力なく首を前に垂れてしまうのは
いつからだろう
...
僕らの生身の魂は
今も1996年の京都にある
蛸薬師のビブレの屋上に置いてきたんだ
そこに黄色いロフトが建つ前の話だ
飛 ...
「だいぶ明るくなってきたね。
やっと車幅灯が消せるな」と私が言う。
あなたは「消さないほうがいい。
朝夕の時間帯がいちばん事故が多いから」と言う。
「なら消さずにおこう」と私は言う。
...
出したい 出したい 口に出したい
いま声に出したい フォッサマグナ
意味も いわれも てらいもないさ
ただ刹那に 発する フォッサマグナ
どこにいるのか オレゴン州
もえろ 深紅の ゼラ ...
惣菜売場に、大量のたわしが売られていた。欲しいぶんだけ各自で容器に取り、レジへ持っていくと、個数に応じた値段が求められる。それらはじゃがいもを茹で、潰し、丸め、ころもを着けて、油で揚げたものであって ...
気分が良かったんだ
朝までパーティーの帰り道
気分が良かったんだ
陽射しが暖かくて
風が涼しくて
気分が良かったんだ
気分が良かったんだ
yeah
なんなんだこれは
博多駅の前で ...
私が消えてなくなったら
私の中の世界は消えてなくなるのだから
そんなものに
どれだけの価値があるのかって思う
私が消えてなくなっても
私の外の世界は
これからも
まあ、百年程度は
...
眠たいのか
眠くはないのか
そんなことすら
もう分からなくなっている
どんなに腕を伸ばしても
指先に触れるものはなく
この身体は緩やかに堕ち続けている
右肩が地面に向けて引っ張ら ...
からだをさかむけて
ゆうやみを聞く
このさきにそらが
あるとして、
だれも届かないとしたら
空はだれのために
くれている
すきだった
ものの名前を
おぼえている順に忘れていく
...
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい けど どっかもどかしい
毎日楽しい のに ナゼかある苛立ち
いつでもnatural つまりorigina ...
「健康や美容」の宣伝が
毎日テレビのCM で繰り返し繰り返し流されている
「年を取ることは人生最悪のこと」のように
視聴者を洗脳している
今や子どもたちまでが
年を取ることを恐れている
...
山へ行くと
「六根清浄」
心が洗われてくる
健康の有り難さ
衣食住足りている有り難さ
忘れている自分に気づく
求めている方向がまちがっている
知足ということがなければ
一生欲望に振り回 ...
針金をアクセサリーにしてダンボールを風よけにする。
寒い冬を冬をこすために会社に勤めファストフードで食事する。
裕福な家庭に育ったはずだったがそうでもなかったみたい。
気づいたのはごく最近。
...
この命が刈られる最大の可能性
この日常が脅かされる最大の敵
この脳に思い浮かぶ殺すべき隣人
空き缶を蹴飛ばした先の未来に
考えを巡らすことができるほど
暇ではない
ただ財布の中身が ...
時間を浪費している間に
命は光の速さで過ぎてく
派手なイベントなど
必要ないとわかった
もはやここにいて
呼吸していることがイベント
あちこちに旅したり
豪華な晩餐もいいけど ...
楽譜は記号じゃなく
文字だと思う
この音とあの音でお願い
ここはできるだけ優しく
凪いだ海みたいにそーっとそっとね
それから一気に爆発して
あとはとめどなく雪崩れて
最後 ...
世間は
いい人縛りになりがちで
気がつくと呼吸困難
嘘がつけないと
嘘つきによって裁かれる羽目
でも魔女には喜んでなるさ
何か信念があれば
姿や呼び名は何だって同じ
...
その感情は後悔
「今までありがとう」
君は優しく微笑んだ
僕だけが泣いていた
「大丈夫だよ」
君は優しく微笑んだ
別れを告げたのは僕なのに
君は優しく微笑んで家を出た
その腕を ...
まさか 未来が
いま決まったのですか?
まさか 言葉が
あれで黙ったのですか?
まさか 喜びが
昨夜で最後なのですか?
まさか 家族が
家族でなくなるのですか?
...
信じられるものは何処にも無い
心は崩れ落ちて眠るとき
愛すべきものも何処にも居ない
こんなに踠いてるのに
嗚呼 何故 いま 生きてるの
理由も意味も見つからないまま
嗚呼 息 波 情け ...
叶わない夢があった
叶わない愛があった
雲間に射す月明かりに
旅を終えた道化師は
何を見たのだろう
年老いた深い皺には
いくつもの物語が刻まれ
ともし火はかすれ行く
月明か ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
太陽の実
藤鈴呼
自由詩
0
17/11/14 10:23
終活
zenyam...
自由詩
0
17/11/14 7:32
相性
夏川ゆう
短歌
1
17/11/14 5:12
カナリアの宝石さがし
田中修子
自由詩
3*
17/11/14 0:33
「立冬二〇一七」 四首
もっぷ
短歌
8
17/11/13 23:32
Road in Akasaka
番田
自由詩
1
17/11/13 23:24
橋に映る景色
藤鈴呼
自由詩
0
17/11/13 22:51
流動体 より
沼谷香澄
短歌
1*
17/11/13 21:44
宵をゆくもの
高原漣
自由詩
0
17/11/13 21:36
項垂れるということ
坂本瞳子
自由詩
0
17/11/13 21:24
11月
TAT
自由詩
2
17/11/13 19:56
光の海
若原光彦
自由詩
3*
17/11/13 19:05
フォッサマグナ
〃
自由詩
0*
17/11/13 19:05
たわしアーキタイプ
〃
自由詩
0*
17/11/13 19:04
やりたいことをやれ
アタマナクス
自由詩
0
17/11/13 17:56
世のため人のため
花形新次
自由詩
0
17/11/13 17:39
夢中に浮遊
坂本瞳子
自由詩
0
17/11/13 12:56
ゆうやみ
はるな
自由詩
9
17/11/13 11:50
満弦戯(みつるぎ)
アタマナクス
自由詩
0
17/11/13 11:00
不老信仰
zenyam...
自由詩
1
17/11/13 10:53
登山
〃
自由詩
1
17/11/13 10:26
20171113_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
17/11/13 8:12
この脳で考え得る最大の驚異
えこ
自由詩
0
17/11/13 7:02
満ちる
ガト
自由詩
4*
17/11/13 3:05
スコア
〃
自由詩
2*
17/11/13 3:02
Hexe
〃
自由詩
3*
17/11/13 3:00
もしも あのとき そしたら きっと
夏目 碧
自由詩
1
17/11/13 2:55
最後の祈り
秋葉竹
自由詩
2
17/11/13 1:48
崩壊する
夏目 碧
自由詩
1
17/11/12 23:09
道化師~砂漠の夜に~
島
自由詩
1
17/11/12 22:53
1300
1301
1302
1303
1304
1305
1306
1307
1308
1309
1310
1311
1312
1313
1314
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1317
1318
1319
1320
1321
1322
1323
1324
1325
1326
1327
1328
1329
1330
1331
1332
1333
1334
1335
1336
1337
1338
1339
1340
3.82sec.