私は地球の人になる
道路標識はよく見て
交通ルールをしっかり守る
ご贔屓のチームがあって
試合結果に一喜一憂
ほどほどに勤勉で
ほどほどに憤り
ほどほどにやさしく
ほどほどにやらしく
...
君は視力が悪かったとしても
人よりたくさんの星を見て来た

ショルダーバッグの
マタニティマークが目に映るから
席を譲ったりできるのだろう

優しさは心に余裕がないと
分けられずに千切 ...
ここからは金木犀の香の範囲 ○「人間関係」
人間関係で揉まれていないから
腹にしまっておくということが
できない
人間関係で揉まれていないから
気に入らないことがあるとすぐに腹を立てる
人間関係で揉まれていないから
...
棚の整理をすると黒い泥が詰まったビニール袋が出てきた。たぶん玉ねぎか何かを仕舞い忘れたきりで、腐り落ちて液状化したものなのだと思う。袋が破れていれば大惨事になっていただろう。二重三重に包んでゴミに出し ... 俺と言う人体はおとこで
君と言う人体はおんなだった

人間と言う生き物が地球と言う星の上で
立って歩いている不思議
それを何ら不思議と思えない、思わない
日常の生活も
また不思議と言えな ...
素晴
きみの声が
きこえない

素晴
きみの今は
どこにある

彼方からくる
合図の意味が
わからない

素晴
この世界では時々
確かな偶然を見る

読み取りが ...
  お月見


少女は青い服を着て

ひと晩ぢゆう恋文をかかずにゐた

姉さんの形見のコーヒーカツプに

月をうかべて


{引用=(二〇一八年九月二十五日)}

...
何人も
俺の尊い魂を
洗えはしない
餓鬼の頃から
羽が飛び降りる
苦しいことばかりだね
辛いことばかりだね
僕が祈ると君は笑う
手を組むたびに
髪の毛を掴まれて
床に投げつけられる
なんでこんな目に?
見上げると笑顔が眩しい
神 ...
あの頃京都で小銭で呑もうと思ったら

木屋町三条下がるのアフリカだった

500円玉の現金を一々渡しながら



















...
月の明かりは煩わしい
部屋の蛍光灯は眠りを誘う
冷たいジンを飲むのも
今夜が最後だろう
準備は出来ているから
カーテンを締めて
月を消せ
天高く
伸ばす希望をふりはらう
透徹した眼のあなたを想うよ

宵待ちの
こころがきゅんと鳴るミルク
飲み干すあとから月みる十五夜


座り込む
星降る夜空の下の街
秋の風ふく旅に ...
僕らは、揺れているだろう
冷めた血を滴らせながら
僕らは揺れているだろう

なにも見えない世界や
なにも聞こえない世界
そんな世界のことを
恐れ、そしてどこかで憧れもしながら

...
残酷に思える詩と、優しさを感じる詩が、僕にはあって、
僕は優しい詩が好きだ。
戦闘機より、パンケーキが出てくる詩を読んで、楽しい気持ちになりたい。

怒りや悲しみを、表現しないと駄目なときがあ ...
うつつわさはのくにのくにぶり


わさえ
いりのはのいり

ぬさえ
のまた のさのさ
げんせんじょうどん
いでんのあがりの
よこさ のさのさ

わささち
どさけさ
どさけ ...
貧乳者が虐げられていることは
社会的な大問題だと
声高に主張する人は少ない

確かに世の中には
貧乳マニアが存在し
それ向けのAVもある

しかし、大多数は
美乳や巨乳が好きだ

...
白いクルマに乗って
知らない町に着いた
知らない人に会って
知らないうたを歌った
そのまますべて流れて
暗くなったら波音
ああ
知らない人になりたい
眠ることが
難しい夜に
錠剤を飲んで
心で溶かす

落ち着くようにと
処方された時間を

私のために
使ってくれる人

先に夜の歯車に
挟まれて
君を置いて行く
かも知れな ...
山間の小道はいつしか畳敷となり、やがて布団の上を行くことになった。枕やシーツに足を取られながら進むのはもはや森ではなく暗い屋内に取って変わり、果てのない広がりを手探り足探りで行くのは大層恐ろしく心細か ... 今日は爽やかな秋空
隣の山羊たちが
せっせと草を食んでいる
暑くもなく寒くもなく
爽やかな微風が吹いて
ちょうどいい
こんな爽やかな天気は
年に何日あるだろうか 
死ぬ時はこんな天気の ...
天井にふくしが貼りついている
頼りなく「ふ」の字が剥がれかけている
重力に耐えかねている
見えないおもいに耐えかねている

布団の上で僕はそれを眺めている
貼り直す気が起きないことに
僕 ...
開かなくなった引き出しの数だけ
未来が閉ざされるような恐怖を
抱えたままの冬の陽だまりで
溶かしてしまおう逆立てた髪を

言いたいことがひとつずつ消えても
私はただの人に戻りたくはない
...
すずむし
うたう

夜長
いつもの
うたかた
夢みます

こころ
凍らす
消えない
おもいで
あの手の
温もり
だけ
すてないで
ひとつ
ふたつ
みっつ
よ ...
その人は
一生の間に六匹の猫に出会うのだという
わたしが知っているのは
九回生まれ変わるという言い伝え

あなたに会いたくて
も一度生まれてきたんだろうか?

昔死んだしろちゃんに
...
ここは高層マンションの上の階で
地面より空の方が近い
お気に入りの窓辺で何時も
ビルと空と飛行機を眺めていた
風がカーテンを揺らす度
私の心の羽が少しずつ伸び
ビルをすり抜けて
街を飛び ...
ワイフが何か質問する
すると僕はそれに真面目に答える
するとワイフは
ああ、そうなの、とはいわない
たいていいや、それはちがう!という
そして言い合いになる
しまいには
ただ聞いただけな ...
10代前半女子しか
愛せない青年が
今にも犯罪行為に走りそうになるのを
実際は10代でも何でもない
140cmシリーズのAVを観て
必死に堪えているとしたら
誰がそれを非難出来るだろうか? ...
ふうっと
息をつくと
こびりついていた何かが
テーブルの端まで
遠のいた

そおっと
見渡すと
微かに青みがかった指先が
木の葉を鳴らすのが
見えた

自由になった
意識 ...
とまどい生きて 夜の果て
時過ぎて わたしは老いてゆく
いつまでも夢の中 さまよいゆくが
現実に生きてゆきたくも ついに秋きたり
病におかされ 苦しみ悶え
一瞬に旅立ちたいのに
神が許さな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
地球の人やまうちあつ...自由詩2*18/9/28 10:41
ミナト 螢自由詩218/9/28 10:33
金木犀chihar...俳句6*18/9/28 9:35
独り言73集zenyam...自由詩018/9/28 7:13
春日線香自由詩018/9/28 6:02
私は何者だこたきひろし自由詩018/9/28 6:02
すばるシホ.N自由詩218/9/28 2:42
掌編二題石村自由詩19*18/9/28 1:33
なんびTAT短歌018/9/28 0:15
折り祈り、ときはいちじく竜門勇気自由詩018/9/28 0:13
木屋町三条下がるTAT自由詩118/9/28 0:10
ルナティック/スーサイド腰国改修自由詩1*18/9/27 23:47
晩秋秋葉竹短歌718/9/27 22:38
僕らは揺れているだろうホロウ・シカ...自由詩4*18/9/27 21:42
パンケーキ水宮うみ散文(批評...13*18/9/27 20:58
はしっこのの村(改)AB(なかほ...自由詩4*18/9/27 20:21
HN花形新次自由詩418/9/27 20:18
知らない腰国改修自由詩2*18/9/27 16:06
睡眠時間ミナト 螢自由詩318/9/27 15:10
牛鬼春日線香自由詩018/9/27 13:38
秋空zenyam...自由詩1*18/9/27 11:33
天井のふくし福ちゃん自由詩218/9/27 11:21
大掃除の詩ミナト 螢自由詩118/9/27 10:02
すずむしのうた、希望の詩犬絵自由詩818/9/27 5:00
六番目の猫Lucy自由詩22*18/9/27 0:12
留守番ミツバチ自由詩318/9/26 22:18
質問妻zenyam...自由詩018/9/26 20:33
私は差別しない花形新次自由詩218/9/26 20:18
距離/秋nonya自由詩15*18/9/26 20:17
つぎはぎの詩あおいみつる自由詩218/9/26 17:10

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