サウジアラビアの油田火災のニュースが流れる電化店のフロアーを
ローリング・ストーンズのシャツを着た若い女がナイフを持って歩いている
彼女の敵意は自分にだけ向いているようで
右腕は指先から肘の ...
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく
やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら
降りていく
宇宙の底 ...
小夜時雨
雨がしとしとおしゃべりしてるよ。ぼくたちが忘れてしまった言葉で歌っているね。ぼくら魚だったころあんな風に泳いでいたのさ。雨粒は小さな海だからひと粒、ひと粒に、ほらだれか泳いでいるよ、な ...
銃で相手を撃ち殺す
などというのは
本当の戦いじゃあない
拳で相手を殴り倒す
などというのは
本当の戦いじゃあない
本当の戦いは
...
若輩者ですが、言わせてください。
根拠示さず言うからトランプ大統領のせいかもしれないけど
去年辺りから思考停止状態のままで挙げてくる詩が増えている
(統計とっていないので感覚)ように思う。
...
うじゃうじゃと
うじゃうじゃと
ことば湧く
わくわくと沸く
湧く沸くとわく
湧く沸く湧く沸く
ワクワク ト 鳴って!
くねってみようひねってみよう
やはらかに しなやかに
こ ...
金砂銀砂の歌の粉が
この部屋の
温もりのなかを踊り舞う
聴きたい人々には、聴こえるだろう
闘いを放棄したため
笑顔を痙攣 ...
バシャバシャと
ベッドの海で泳ぐという
夢を描いた、哀しい絵の具で
遠くから
雨の匂いがする冬は
雪が降るより、心は寒い日
流星に
安い願いのメールして
刹那みっつの祈りを ...
縫い目に指を入れて
糸を噛み切る朝に見た夢の
回遊水槽の中に
何も泳いでいなかった
お鍋の中で グツグツ・ぐつつ
あなたと わたし
仲良く煮込む
同じ味のスープならば
飲み干してしまうのに
苦労は イラナイ
違う味に なってしまえば
舌先が ピリリとするから
赤と ...
大きな災(わざわ)いが襲い
今まで煌々(こうこう)と
道を照らしていたと思われた
しっかりと根を張っていない
ちゃちな移ろう灯りは
悉(ことごと)く消え去り ...
日本人は元寇以来、『神風』を信じてきた。
しかし、その『神風』が無意味な誤った偶像にすぎなかったのは、太平洋戦争による敗北が示すように明らかである。
だが、日本人は最近でもこの『神 ...
長い年月の間にすっかり干上がってしまった井戸からは、水は匂いさえしなくなっていた。
地下水に頼る生活はもうできない。水を汲み上げる手動ポンプは役に立たなくなってしまった。
やむを得ず家に自治体 ...
回転灯 知らない街の知らない手
あなたの肩の今日が溶けてく
空白の手前で気付かないように
ちゃんと落ちられますようにね
段々と暗くなると
高層ビルの窓は
オセロのような欲望の明かりが灯り
ピンクのネオンサインが溢れ
歩道は一面の雪の様に白くなり
それに集まる無数の黒蟻
移された木々は異様で
...
素粒子が光速の99%でぶつかる
わたしは反物質を採集する
そして夜
アボカドの種を飲み込む
宇宙の身近に
わたしの黒い意識に
死にいたる恐怖が点滅している
...
期限明日までの牛乳
台所で
にんじん じゃがいも たまねぎ
冷凍庫の豚バラかシャケ
材料をそろえる まな板に
ちびがやって来て
にんじんにんじんにんじんしゃ ...
; ; ; ; ; ; ; ; ; ‘‘’‘’・; ふ
喉を開け
黒子が位置を変えて号泣する
号泣は、今朝のにわか雨
鼻の奥、ずっ ずっ どっ ずっ
生の痛感、性の洗浄
...
無音の現に
頭突っ込む
頭呑まれて
言葉を捨てる
要らないんだ
要らないんだ
伝達言語、要りません
白壁囲う白い部屋に
伝達言語、要りません
壁を叩く
沈黙の壁叩く
壁な ...
ドーン ドーン
夜空に響く音が
心の内を 打ち砕く
哀しみや 怒りばかりを
払拭して くれますように
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
冬のしゃぼん玉たち
雪にはじめまして やぁ、はじめまして
それからさよなら ふれたら消える友だち
めくばせしながら ふるりふるり
のぞきこんでごらん ほら うつるよ ...
観念といのちが混じりあう
人工は自然人による作だ
どこかにあるだろう決定的なもの
そんなものあるはずもないのに
あるように振る舞ってしまう
言葉で掴みそこねている
...
昨日は会社の忘年会だった。
ああ、あの主任の女性は可愛いなあ・・・
突然指名されても挨拶に怯まないし。
育ちが良く、聡明で、破綻のない人生なのだろう・・・
やけくそ気味にどーでもよいが・・ ...
読書中大雨に気づき
窓の外を眺めた
止む気配は感じられない
今日は急な仕事であなたに逢えず
寂しさが雨になったのかもしれない
雨の夜の街は
明かりがゆらゆら揺れて
踊っているよう ...
あめがふるとこころが暗くなりますなにをどうするつもりあかるくるなりたいのでしょうそれはたしかにそうなのですよたまゆら笑いかけてくれる星がみえるから晴れたひにはこころがおどりますあめがすきっ ...
ちぃたかた
今朝発見された
言葉もない頃の手向けの花は
やがてその形も無くしてしまう
のかもしれないけれど
それが僕らの世界のはじまり
フランケンムース
年中クリ ...
あふれ出る
光の速さで楽園を
堕ちて、あなたの、胸に飛び込む
じぶんさえ
反射させてた大嘘に
痛々しくて涙をこらえた
どれでもいい
拙い愛でも泣き笑いでも
...
宇宙は雪降り
街は冬晴れ
燦々と照る
太陽渦巻き
宇宙の渦巻き
俺は聴く
銀河が
旋回
する
音を
タタタタタッ
走る走る
芭蕉の奥の細道を
走る走る
タタタタタッ
...
人に言えない病を抱え
ぐっと歯を食いしばる
漢方薬は美味しい訳も
当然ない、当然ないにも関わらず
幸福感で満たされた
白昼夢のあなたのように
嘘をついていくのです
あれからいくらか時 ...
真昼の月の下を揺蕩う時
水平線に愛は溺れていく
電子回路による観測情報は
役に立たない事後報告
追いかけているのか、追われているのか
いずれにせよ
その柔肌に触れた、あの感触を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スラップスティック・メルヘン
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
18/12/16 22:21
降りていく(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6*
18/12/16 21:44
小夜時雨
帆場蔵人
自由詩
5
18/12/16 21:41
本当の戦い
そおっと生き...
自由詩
3*
18/12/16 20:27
● 詩学 /思考停詩 ●
足立らどみ
自由詩
0*
18/12/16 19:34
ト なって7 沸騰宇宙
ひだかたけし
自由詩
5*
18/12/16 19:09
鎖の歌
秋葉竹
自由詩
5
18/12/16 18:22
冬を越す
〃
短歌
5
18/12/16 15:25
縢る
奥畑 梨奈枝
自由詩
2*
18/12/16 13:06
おなべのなかで
藤鈴呼
自由詩
0
18/12/16 12:50
報道
そおっと生き...
自由詩
3*
18/12/16 12:19
新しき カミカゼ
〃
散文(批評...
0+*
18/12/16 12:07
井戸を覗き込む
こたきひろし
自由詩
6
18/12/16 8:53
回転灯
はるな
短歌
0
18/12/16 6:16
スラム街の坂道
羽根
自由詩
9*
18/12/15 23:16
アボカドの種
ペペロ
自由詩
1
18/12/15 23:00
にんじんしゃん
朝焼彩茜色
自由詩
3
18/12/15 22:56
風呂
中原 那由多
自由詩
3
18/12/15 21:20
ト なって6 白い部屋にて(改訂)
ひだかたけし
自由詩
4*
18/12/15 20:58
モエレ花火?
藤鈴呼
自由詩
1*
18/12/15 19:18
冬のしゃぼん玉
帆場蔵人
自由詩
5*
18/12/15 15:16
薄暮の海
ペペロ
自由詩
3
18/12/15 12:21
年の瀬2018
はだいろ
自由詩
1
18/12/15 10:55
大雨の夜
夏川ゆう
自由詩
2
18/12/15 5:38
あさつゆ
秋葉竹
自由詩
6
18/12/15 4:36
クロッキー 4 夜盗
AB(なかほ...
自由詩
9*
18/12/15 0:36
爛れた涙
秋葉竹
短歌
5
18/12/14 22:55
ト なって5 声ことば
ひだかたけし
自由詩
2*
18/12/14 22:46
道化師
中原 那由多
自由詩
3
18/12/14 20:11
時間
〃
自由詩
3
18/12/14 20:10
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
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1175
1176
1177
4.22sec.