追い駆けてみたいあの青い空に
いつか大切なものを置き忘れ
見上げれば降り注ぐ日射しだけが
ゴールテープを溶かそうと啼いた

あれは近くにある遠い幻
踵を鳴らしアスファルトを蹴り
歩みを続 ...
晴れた日は、空が大きな青信号になっている。
だから、前に進もう。
夕焼けの赤に立ち止まるまで。
第一次リーマンショックは
リーマンブラザーズの経営破綻による
世界連鎖的な金融危機で
サラリーマンの購買意欲が低下し
世界経済が冷え込んだ

第二次リーマンショック
政府主導の働き方改革 ...
薔薇の散るかすかなざわめき
酸性雨はやみ
コンクリートは少し発熱している
大きな海で貝は風を宿し
小さな海では蟻が溺れる
波紋はいつだって
丸く
遠く
対岸で鳥はさえずり
ポストはチ ...
だらだらと流れる水が
ダダ漏れするならば こんな瞬間
水滴が躍るのは
イルミネーションの内側だけ
例えば 光に重なった
偽りの 文字の分だけ
想いは 重りに量られて
謀られた分だけ
...
張り裂ける胸の痛みに至らないそんな悲しみ君の葬列

君は鬱それがきっかけ僕も鬱 うつうつとで黙々と食べ

俺の値を幾らくらいか値踏みせず抱かれてくれた君愛しい

雨降れば僕は貴女の傘になる ...
申し訳ありません
孟子は毛ありません
頭を何度も下げながら、心は駄洒落に飛んでいるかも知れない
謝罪する人は

平身低頭、神妙な顔を作りさえすれば
嵐は過ぎて去るさと思っちゃいないか
第 ...
 
 森の小径でだれかの影法師が泣いている。
 よそゆきの仮面を外し、裸の心が揺れている。
 曝け出す事を善しとするならば、
 私たちはだれにどこまで曝け出せば良いのだろう?

 露台の椅 ...
今逢いたい人がいる

懐かしい人
お世話になった人

何処にいるのだろう
何をしているのだろう

時々気になって
色々考えを巡らせる

タイミングなどもあり
なかなか逢うことが ...
ごめんねとあなたにささやいて
いつも唾でやさしい嘘をなぞっていた
ほら、耳をふさいでしゃがみこんで
はねつけろよ

いつからわたしの舌は
こんなにも何枚もはえてこっそりと赤い棘で
みなを ...
隣で微笑む
いつも
心を掻き毟り
時には
優しく包む様

痛みを伴うが
快感も

どうしても逃れない

死という友
大型ショッピングセンターの
トイレでは制服の女子高校生がお化粧をなおしている
口笛をふきながら
占領している鏡を
だれもなにも言わない
私はその前を足をひきずりながら歩いた
白い顔をして歩 ...
ぽたり

心の壁の左下の
しみったれた蛇口は
しまりが悪くて
思い出したように
言葉が滴り落ちる

気紛れに
小さな器で受け止めて
液晶の畑に撒いてみるけれど
発芽するのは
...
カッターの薄い刃を腕に当てて
林檎の皮剥きみたいな技で
赤い血を見れば生きた心地する

人に優しくできない私も
同じ赤い血が流れていること
誰かが反対をしたとしても
少しは誇りに思ってい ...
棘の生えた心だ

もう、侵食されて、棘の生えた魂へ

伸びた棘を削るのは 友人
伸びた棘を取るのは 嫁
伸びた棘を刈るのは 母

周りの人に支えられる若い介護

情けな ...
ミルクが甘いのは
優しさが 詰まっているからかな
ちょっと 胃が キリキリと痛む日も
何となく 柔らかなイメージで
喉を 潤して くれるから

赤ん坊を抱くと
いつだって ミルクのに ...
○「矛盾」
言葉と言葉は
矛盾してないが
言葉と行動は
矛盾している

○「地域のボス」
実力がないのに
威張りたがや
頭を下げて寄っていけば
家来とみなされて
どんどん使われる ...
ドガの踊り子を見て居ると
追放された頃を思い出す
わははと笑い飛ばせない過去は
角地にある自宅を自覚した
事もない過去と共に
ドガの絵の踊り子の突きが
飛んで来るような気を私にさせる
ス ...
夜を
飛んでいく大きな鳥を
始祖鳥、
と呼んだのは君だったか

そしてそれを呼び慣らしたのは
僕だったか

手を振ったのは僕だったか
振り払おうと強くあげたのは
君だったか

...
なやみがひとつもなさそうなセンスで、
女は笑うんだ。

冷たくさえみえる
冴え冴えとしたシャフト立ちの
ゴーガンフソンな片頬笑み。

まるでたった1枚のアニメのセル画のよ ...
欲しいものは欲しい
なんとしても欲しい
どんなことをしても欲しい
誰かを傷つけるようなことがあっても欲しい
かもしれない

欲しがらないようにはならない
欲しくってないものねだりまでする ...
俺の無機質を食う
お前の無機質を食う
俺の無機質はスイートで
お前の無機質はデリートだ
俺は気に入らないものには手も付けないが
お前はまずいものでも残せない性分だ
ずっとそうだった ...
佐川くんが
また不起訴になった

佐川くんは
人肉食事件に始まって
汚職事件も
公文書改竄事件も
何もかも不起訴だ
ぜーんぶ不起訴だ
それなのに
佐川くんを
糾弾するだけ糾弾した ...
まぶたの裏で
闇がモクモク

幼少時代の
夜のモクモク

闇が闇でない
暗がりの中

朝は遠く
眠りは祈り

黙々と進む
イニシエーション

夢中へ入る
最後の ...
 屍の歩行

眼孔虚ろな屍の歩行
背に虹のような色とりどりの傷
水蒸気の中で何も呟かないままに
解れた縫い目で足跡は塞がっていた
火は酔拳のように揺らめいている
消えるまで眼孔を落葉のよ ...
窓の外で雨が降った時に
洗濯物を家の中にしまう
良い子じゃなかったことを思い出す

買い物帰りのママを待つ間
赤信号を見落とさないように
小さな体を曲げて祈った

こんな気持ちを抱える ...
舌に絡まる火酒のような色恋沙汰には もう飽いた
冷えたその肩 ぬくい翼で癒やしたい そう思うのさ
舌に絡まる恨み言なら くちうつされてもかまわない
笑い飛ばして耀く君を わたしの翼で孵すのさ
貴女は

手の届かない高い処に咲く花だった

わたしは貴女を見上げて

その美しさにため息していた

そしてその先の空を見上げて

雨が降るように祈っていた

貴女が枯れてしま ...
名も知れぬ小さな花が咲くのを大都会の何処かで見る

忘れていたことに気づく
勝ったものに与える言葉ではなく
負けたものに贈る言葉を

努力は嘘をつかないという言葉に
いつも裏切り続けられ ...
おばあちゃんには
今日のことも昨日のことも
おんなじイチペイジ

去年のこともずっと前のことも
さっきとおなじ場所にあるの

さがしてるいつもね
あったのにねって
ここにおいたのにね ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天空の集いミナト 螢自由詩218/6/2 15:17
晴れた日は水宮うみ自由詩3*18/6/2 13:42
第二次リーマンショックイオン自由詩1*18/6/2 11:38
六月の朝はまどろむそらの珊瑚自由詩1618/6/2 11:07
うみねこたち藤鈴呼自由詩1*18/6/2 9:30
感傷こたきひろし短歌318/6/2 7:23
謝罪自由詩018/6/2 6:57
クラリネットヒヤシンス自由詩9*18/6/2 5:33
懐かしい人夏川ゆう自由詩318/6/2 5:01
空だまり田中修子自由詩7*18/6/1 23:39
そばにkino12...自由詩218/6/1 22:55
白いおんな朧月自由詩218/6/1 20:46
蛇口nonya自由詩17*18/6/1 18:05
クーデターミナト 螢自由詩218/6/1 15:34
暁い夕日自由詩14*18/6/1 10:21
みるくてぃー藤鈴呼自由詩3*18/6/1 10:20
独り言50集    zenyam...自由詩018/6/1 6:33
ドガの絵の踊り子間村長自由詩518/5/31 23:51
真夜中の始祖鳥フユナ自由詩418/5/31 23:49
さらしもののうた秋葉竹自由詩318/5/31 23:17
欲しい坂本瞳子自由詩4*18/5/31 23:16
Inorganic(性質など関係ない)ホロウ・シカ...自由詩7*18/5/31 22:52
佐川くんに謝れ花形新次自由詩318/5/31 20:17
モクモクシホ.N自由詩318/5/31 17:10
屍と女の心理moote自由詩218/5/31 16:42
おるすばんミナト 螢自由詩218/5/31 16:03
福岡サク自由詩518/5/31 15:45
薔薇と神様卯月とわ子自由詩518/5/31 15:10
無名HAL自由詩3*18/5/31 13:05
おばあちゃんのおはなし朧月自由詩318/5/31 11:00

Home 戻る 最新へ 次へ
1154 1155 1156 1157 1158 1159 1160 1161 1162 1163 1164 1165 1166 1167 1168 1169 1170 1171 1172 1173 1174 1175 1176 1177 1178 1179 1180 1181 1182 1183 1184 1185 1186 1187 1188 1189 1190 1191 1192 1193 1194 
3.43sec.