熱燗に一年を汲み飲み干すよ
恋萎れアロエの花が咲いてるよ
足踏みし登場待つよ亥の子たち
マフラーの真っ赤に意味を与えるよ
近畿ではちくわぶの意味わか ...
たまや
ほんとうはそこにいたかった
冬花火
どこかでだれかが虐待される
たいせつにしてくれなかった
くもりぞらのゆうがた葦の原
たまや
ほんとうはそこ ...
太陽が硝子を撃つ
それはいつ頃からだろう
じぶんがいなければ
壊れてしまうようなひとが好きだ
光が刺さる砂浜で泣いた
たいせつにされたかったひとに
たいせつにさ ...
冬の街を歩くとき、私は少し優しい気持ちになる。
どんな感情も、持っちゃだめってことはないんだよ。
あの人がそう言ってくれたときの、きれいな白い息を思い出すから。
凍える季節のなかで初めて、私 ...
室戸岬の
先端に
向かって手を
ふってみた
室戸岬の
先端からは
ぜったい
見えやしない
この
ちっぽけな
沖堤防から
恥ずかしいから
声は出せないが
こころの
こころの
...
直七が
転がっている
道をぬける
ぽっかりと
あいた
筍の跡地は
そのままになっている
五月からずっと
ちらほらと
落ちた
つつじの花弁は
じっとりと
しみている
ぽつん
...
山の上に山を積んで
キャパオーバーが騒ぎだし囁く
あれもこれもと撹拌されマーブルのスピンは止まらない
それでも華の中の華を摘んで
私は 言葉を編んでゆく
仕上がりの予測も出来ずに
その ...
のぼる坂道 続く道
見える爪先 続く道
生地が破れたジーンズが
格好いいのだから
夢が破れた背中ても
格好いいのかも
ただどちらも履きこなした
ダメージであること
遠巻きにして人だかりができていた
始発電車まではまだ時間がある
上野駅の構内でそれを待っている人たちは皆一様に張りつめた冬の寒気に震えているに違いなかった
まだ入れない改札口周辺の通路になぜ ...
驚くの好きです。誰かびっくりさせてくれ。嘘は嘘スレに書いてほしいけど、曖昧なネタはここでもOK。できればトリビア希望。歴史ネタ芸能ネタなどなんでもOK。高卒文系のスレオペの好みはe^iπ+1 = 0の ...
全てを失くしたような顔をして
覗けるショーウィンドウなど
ここにはないよ
きっと汚れてるファンデが落ちて
心の毛穴に詰まらせながら
どうしようもなく哀しい涙は
手の甲で弾くピアノ線 ...
聖書をよく焚いてから飴玉を投げ上げてください。
反転します。
落下しない
林檎
蜜柑
それから
檸檬。
安物です、この宇宙は。
{引用=( ...
黒い箱を買うことにする
店に行けば売っている
値段は全財産の半分
富める者も貧しい者も
持っているものの丁度半分
店に行っても選ぶ余地はない
買うことを告げると
店員が店の奥に入って
...
愛想笑いで過ごした昨日は可哀想だ
そんな反省を笑ってる
感傷的に慰めてくる君も結局不干渉
そうさ僕は「対岸の人」だね
抱えきれない想いを綴って
折り畳んで君の知らない僕を脱いで
...
体臭と口臭
そして
お互いの獣臭さを嗅ぎあう夜は
同じベッドの上で汗垂れながし
軋みあった
小柄で背は低い
美人でも可愛くもなかった
髪の毛は短くて化粧が無理矢理だった
スカートを ...
通称『やり直し神社』って、
大阪にはあるけど
これまであった悪い縁を断ち切る
そんなご利益のある神社、
らしい。
べつにウチはそんな
やり直したい人といっしょにいるわけ ...
地上の楽園を探しに行こうと思ったら、
そんなものはないよ、と言われた。
じゃあ、と言って、
Can Doにマフラーを買いに行く。
もう少しお金を持っていたら、
多分、いくぶん高 ...
憧れが溢れて来るこの夜、
空間は全くの無音で
誰かの透明な吐息
遠くわたしが聴いている
別れの手紙が届いて
窓ガラスの凍った朝に
きみは家を出る
食器も家具も置いて
チケットを握り締めて
雪の馬車に乗る
ここで変わるのね
未来から声がする
...
年末年始の休みは若い二人にとって
一緒にいるだけで十分だった
ただ大晦日の大掃除の時は派手な喧嘩もしたが
弾ける二人に年越し蕎麦なんて関係もなく
ましてはおせち料理なんて気にもしな ...
幼い頃
家の前の道は狭い土の道だった
空き缶は蹴られ飛ばされ
そこには何人かの子供が
走り回っていた
いつの間にか土の道は
アスファルトに替わり
近所の家が新しくなる ...
搭乗前に酒を飲み過ぎて
今日やっと起きたサンタは
トナカイに引かれて
ゆらゆらと蛇行運転をしながら
デュークエリントンの
「A列車で行こう」の名曲に乗せて
夜空を飛んでいる
サ ...
消えない泡が
夜の空を見つめ
やがて
もうひとつの夜になる
曇を見るたび痛む目に
雨は常に降りつづき
左側が
見えなくなってゆく
縦の紙を手に取る
...
純白の気
立ち上がる
動いていく底から
純白の声 木霊する
風は木の葉を散らし
人は言の葉散らし
瑠璃色の地球は
冴え冴えと
自我の意識の奥に座す
(光ひかり、光の輪)
人は ...
どっしりしたコート、赤いくちべに、空いてる電車、缶コーヒー。
師走、指をひらいて夜をあるく。ほとんどこわくないよって顔をして(あるいはほとんどなんにも知らないよって顔)。種、草、蔓、実、届く(届 ...
かせつせよ
わたしにあなたを
かせつせよ
かせつせよ
おまえにおれを
かせつせよ
かせつせよ
きのうにきょうを
かせつせよ
かせつせよ
れきしにいまを
かせつせよ
...
割れた幾何学が
積み上がっていく夕
雨のような寂しさを身にまとうひと
抽斗は
開けられることはないのだろう
無機の
果実
歯欠けの道化師は
朝 マンドリンを焼く
駅前公園で
どんなゴミ袋にだって
夢を詰めれば
膨らむプレゼント
受け止めながら
生きていきたいから
名前を書くのさ
大きく正しく
恥ずかしくても
笑われてもまだ
諦めきれずに
空気を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
年の瀬の詩です夜
秋葉竹
俳句
3
18/12/31 12:14
冬花火
ペペロ
自由詩
2
18/12/31 9:02
知らずの砂浜
〃
自由詩
1
18/12/31 7:57
12月31日
水宮うみ
自由詩
2*
18/12/31 3:27
室戸岬
北村 守通
自由詩
1
18/12/31 1:06
墓掃除にて
〃
自由詩
2
18/12/31 0:56
あかい蝶
朝焼彩茜色
自由詩
12
18/12/31 0:10
続く道
昶
俳句
0
18/12/30 23:15
夢破れたジーンズ
イオン
自由詩
1*
18/12/30 23:10
撲殺
こたきひろし
自由詩
4
18/12/30 22:41
びっくり報告スレ
会議室
18/12/30 18:04
鎧
ミナト 螢
自由詩
1*
18/12/30 16:07
星崩れ症候群
石村
自由詩
23*
18/12/30 13:45
黒い箱
やまうちあつ...
自由詩
2*
18/12/30 12:09
六時の冬空
邦秋
自由詩
3*
18/12/30 10:06
女神とその性欲は
こたきひろし
自由詩
4
18/12/30 7:37
やり直す夢なんてみちゃいけない
秋葉竹
自由詩
5
18/12/30 7:28
きっと、彼も
la_fem...
自由詩
7*
18/12/30 6:46
夜の響き(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
18/12/29 23:32
叶わぬ恋のパティ
mizuno...
自由詩
10
18/12/29 21:23
初詣
羽根
自由詩
19*
18/12/29 20:50
空き缶
〃
自由詩
7
18/12/29 20:36
遅れたクリスマス
〃
自由詩
3*
18/12/29 20:32
ひかり注ぐ手
木立 悟
自由詩
4
18/12/29 19:26
ト なって13 空無オン!
ひだかたけし
自由詩
4*
18/12/29 18:41
メモ
はるな
散文(批評...
3
18/12/29 17:30
かせつせよ
やまうちあつ...
自由詩
0
18/12/29 16:24
烏瓜 7
草野春心
自由詩
5
18/12/29 14:21
烏瓜 6
〃
自由詩
2
18/12/29 14:20
旅人
ミナト 螢
自由詩
3
18/12/29 12:35
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
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1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
3.4sec.