室戸岬の
先端に
向かって手を
ふってみた
室戸岬の
先端からは
ぜったい
見えやしない
この
ちっぽけな
沖堤防から
恥ずかしいから
声は出せないが
こころの
こころの
...
直七が
転がっている
道をぬける
ぽっかりと
あいた
筍の跡地は
そのままになっている
五月からずっと
ちらほらと
落ちた
つつじの花弁は
じっとりと
しみている
ぽつん
...
山の上に山を積んで
キャパオーバーが騒ぎだし囁く
あれもこれもと撹拌されマーブルのスピンは止まらない
それでも華の中の華を摘んで
私は 言葉を編んでゆく

仕上がりの予測も出来ずに
その ...
のぼる坂道 続く道
見える爪先 続く道
生地が破れたジーンズが
格好いいのだから
夢が破れた背中ても
格好いいのかも
ただどちらも履きこなした
ダメージであること
遠巻きにして人だかりができていた
始発電車まではまだ時間がある
上野駅の構内でそれを待っている人たちは皆一様に張りつめた冬の寒気に震えているに違いなかった

まだ入れない改札口周辺の通路になぜ ...
驚くの好きです。誰かびっくりさせてくれ。嘘は嘘スレに書いてほしいけど、曖昧なネタはここでもOK。できればトリビア希望。歴史ネタ芸能ネタなどなんでもOK。高卒文系のスレオペの好みはe^iπ+1 = 0の ... 全てを失くしたような顔をして
覗けるショーウィンドウなど
ここにはないよ

きっと汚れてるファンデが落ちて
心の毛穴に詰まらせながら
どうしようもなく哀しい涙は

手の甲で弾くピアノ線 ...
聖書をよく焚いてから飴玉を投げ上げてください。
反転します。


 落下しない
 林檎
 蜜柑
 それから
 檸檬。


安物です、この宇宙は。

{引用=( ...
黒い箱を買うことにする
店に行けば売っている
値段は全財産の半分
富める者も貧しい者も
持っているものの丁度半分
店に行っても選ぶ余地はない
買うことを告げると
店員が店の奥に入って
...
愛想笑いで過ごした昨日は可哀想だ
そんな反省を笑ってる

感傷的に慰めてくる君も結局不干渉
そうさ僕は「対岸の人」だね

抱えきれない想いを綴って
折り畳んで君の知らない僕を脱いで 
...
体臭と口臭
そして
お互いの獣臭さを嗅ぎあう夜は
同じベッドの上で汗垂れながし
軋みあった

小柄で背は低い
美人でも可愛くもなかった
髪の毛は短くて化粧が無理矢理だった
スカートを ...
通称『やり直し神社』って、
大阪にはあるけど
これまであった悪い縁を断ち切る
そんなご利益のある神社、
らしい。

べつにウチはそんな
やり直したい人といっしょにいるわけ ...
地上の楽園を探しに行こうと思ったら、
 そんなものはないよ、と言われた。

じゃあ、と言って、
 Can Doにマフラーを買いに行く。

もう少しお金を持っていたら、
 多分、いくぶん高 ...
憧れが溢れて来るこの夜、 
空間は全くの無音で
誰かの透明な吐息
遠くわたしが聴いている
別れの手紙が届いて

窓ガラスの凍った朝に
きみは家を出る

食器も家具も置いて
チケットを握り締めて

雪の馬車に乗る


ここで変わるのね

未来から声がする
...
年末年始の休みは若い二人にとって
一緒にいるだけで十分だった

ただ大晦日の大掃除の時は派手な喧嘩もしたが
弾ける二人に年越し蕎麦なんて関係もなく
ましてはおせち料理なんて気にもしな ...
幼い頃
家の前の道は狭い土の道だった

空き缶は蹴られ飛ばされ
そこには何人かの子供が
走り回っていた

いつの間にか土の道は
アスファルトに替わり
近所の家が新しくなる ...
搭乗前に酒を飲み過ぎて
今日やっと起きたサンタは
トナカイに引かれて
ゆらゆらと蛇行運転をしながら
デュークエリントンの
「A列車で行こう」の名曲に乗せて
夜空を飛んでいる

サ ...
消えない泡が
夜の空を見つめ
やがて
もうひとつの夜になる


曇を見るたび痛む目に
雨は常に降りつづき
左側が
見えなくなってゆく


縦の紙を手に取る
...
純白の気 
立ち上がる
動いていく底から
純白の声 木霊する

風は木の葉を散らし
人は言の葉散らし
瑠璃色の地球は
冴え冴えと
自我の意識の奥に座す
(光ひかり、光の輪)
人は ...
どっしりしたコート、赤いくちべに、空いてる電車、缶コーヒー。
師走、指をひらいて夜をあるく。ほとんどこわくないよって顔をして(あるいはほとんどなんにも知らないよって顔)。種、草、蔓、実、届く(届 ...
かせつせよ
わたしにあなたを
かせつせよ

かせつせよ
おまえにおれを
かせつせよ

かせつせよ
きのうにきょうを
かせつせよ

かせつせよ
れきしにいまを
かせつせよ
...
  割れた幾何学が
  積み上がっていく夕
  雨のような寂しさを身にまとうひと
  抽斗は
  開けられることはないのだろう
  無機の
  果実
  歯欠けの道化師は
  朝 マンドリンを焼く
  駅前公園で
どんなゴミ袋にだって
夢を詰めれば
膨らむプレゼント

受け止めながら
生きていきたいから
名前を書くのさ
大きく正しく

恥ずかしくても
笑われてもまだ
諦めきれずに
空気を ...
自称詩人、クエン酸タラリーノの脳天に
突き立てられた斧
噴き出す血飛沫&脳髄

一般参賀者は歓喜し
南青山セレブも笑っている

掛かり付けの
精神科医が胸を撫で下ろして
乾いた空に
...
 季節はたそがれ、満ちてゆく。
 幸福と不幸の狭間に立って漏らすため息。
 願い事を信じる力はあるか。
 心は風に舞い、静かに溶けてゆく。

 古時計のぜんまいを巻いてみるが、過去に戻る ...
寒さが厳しくて
忙しさで目が回りそうな
年末を過ごしている

今年ももう終わると思うと
やり残したことが幾つか浮かぶ

街行く人が早歩きしている
気持ちが急いでいるのかも

年末に ...
お人柄は良好です

評価しています
こたきさんは良い人です
とてもやさしくて
思いやりのある方です

なのでわたしにはもったいないです
わたしはこたきさんが思うような女ではありません ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
室戸岬北村 守通自由詩118/12/31 1:06
墓掃除にて自由詩218/12/31 0:56
あかい蝶朝焼彩茜色自由詩1218/12/31 0:10
続く道俳句018/12/30 23:15
夢破れたジーンズイオン自由詩1*18/12/30 23:10
撲殺こたきひろし自由詩418/12/30 22:41
びっくり報告スレ会議室18/12/30 18:04
ミナト 螢自由詩1*18/12/30 16:07
星崩れ症候群石村自由詩23*18/12/30 13:45
黒い箱やまうちあつ...自由詩2*18/12/30 12:09
六時の冬空邦秋自由詩3*18/12/30 10:06
女神とその性欲はこたきひろし自由詩418/12/30 7:37
やり直す夢なんてみちゃいけない秋葉竹自由詩518/12/30 7:28
きっと、彼もla_fem...自由詩7*18/12/30 6:46
夜の響き(改訂)ひだかたけし自由詩518/12/29 23:32
叶わぬ恋のパティmizuno...自由詩1018/12/29 21:23
初詣羽根自由詩19*18/12/29 20:50
空き缶自由詩718/12/29 20:36
遅れたクリスマス自由詩3*18/12/29 20:32
ひかり注ぐ手木立 悟自由詩418/12/29 19:26
ト なって13  空無オン!ひだかたけし自由詩4*18/12/29 18:41
メモはるな散文(批評...318/12/29 17:30
かせつせよやまうちあつ...自由詩018/12/29 16:24
烏瓜 7草野春心自由詩518/12/29 14:21
烏瓜 6自由詩218/12/29 14:20
旅人ミナト 螢自由詩318/12/29 12:35
クエン酸タラリーノ花形新次自由詩118/12/29 9:11
メープルコー...自由詩10*18/12/29 6:23
年末になって夏川ゆう自由詩318/12/29 5:09
男性失格こたきひろし自由詩618/12/28 23:21

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