(男と女)
理屈ではかなわないから
男は怒る!
怒らせる原因を
つくっているとは
女は考えないから
男に対して強い不信を抱く

○(交通違反)
高齢者の違反が増えているから
取り締 ...
ち○ぽをおっ立ててにぎる
手首を返して 左へと
痛みがなければOK
準備は出来た
もともとこのやり方は友人の父親から教わったのである
どうやら3人までは幸せにできるらしい
何故か執拗に住所 ...
木枯らしが冬を引き連れて
醜い獣を呼び覚ます

魚の腹は濡れた月
涙は水底真珠となりて
ころころ転がり心と成った
夜更けに泣いて震えてる

か細い枝に三日月刺して
滴る孤独の蜜舐める ...
死んだ君の姿を絶対に見たくないし
死んだ僕の姿を絶対に見せたくない

神に定められた運命ではなく
二人の意思で
同時に
自殺したいと
思っている
それは
まだ先の未来だけど
必ず訪 ...
ひとりごとをつぶやく
あの人が好きと

ひとりごとをささやく
もう一度会いたいと

ひとりごとだから
独りよがりの思いでも
わがままな願いでも

誰も聞いていない
自分だけが
...
ひらひらの手が
宙をおよいでいる
なめらかにあつく膨れて

むすめよ あなたは
女という呪いのなかで
生きていくことを選んだ
わたしのことをどう考える?
わたしは回る器

道を歩くとき
佇むとき
疲れた夜、布団を被り目を瞑るとき
いつも
わたしの存在の中に立つ芯は、回転している

目には見えない陶芸家の
血液が流れる透明の手に
ふれ ...
突然の突風!
で、かつらの飛んだおじさんが
とってもイケてる男である
可能性について
ある夜、僕は考えていた

クリスマス前の何故か切ない
歌舞伎町を{ルビ漫=そぞ}ろ歩きながら

...
ふうと
息をつく
それだけで
安心する
気持ちが落ち着く
それだけで
力が湧いてくる
そんな気がする
また明日を迎え
時間を過ごし
前へと進む
この文明地獄の街中で

僕はなんとか立ってるよ


いくらかふらついたけど

ほらこうしてたっているよ


君らは満足気に

ペンシルのひとつやふたつ

かざしているんだけ ...
しろい いき
の すいじょうき
は たいない を めぐり
消費された さんそ
の なれはて
を 吸いこむ わたし
の 目から でる なみだ
を うけとめる あなた
の ...
「自分を知り相手を知る力」がなければ
勝てない
ただがむしゃらにがんばるだけでは
勝てない
耳のそとがわから
ことばのない唄が
聴こえてくる。私
はそのわずかな毛
先のような音の足
跡を追いかけなが
ら風に逆らう。風
は足跡の先を掴み
ながらふりはらう
。この目に映 ...
   ※

揺らめく瞳に湛えた
微笑みの奥から
さらに微笑みが湧き出ているかのような瞳
滾々とした
透明度の高いその水面の煌めきは
その青い瞳を通して視る世界に
含有されている
金色 ...
見上げた空は
千切れた雲がまばらに広がっていて
見なければよかったと思うほど
薄汚かった

思わず自らの姿を確認する必要を感じ
頭を腹の方へと下げてみるが
人様の目にどう映っているかまで ...
墓所

朝な夕な花を捧げる、
深紅の薔薇ではなく、
白い百合を。

ただひとつだけ、
海に背を向けたその墓。
没年は百年前かあるいは二百年前か、
墓石の文字は薄れて読めない。

...
さよならは丸でも三角でもなくアイロンの無い皺との{ルビ戦=いくさ} 爆笑で揺れる校舎を抜け出して海まで君が唄う賛美歌 アリエルの膝の毛細血管を破るくちづけ朝のくる音 ものごとすべて悲劇として捉える
あるいは 喜劇として
どちらも悪癖のようなもの

だけど他人の痛くもない下っ腹を刺して
オタマジャクシをいっせいに泳がせたり
頭の中へ一石投じ忘れたものを波 ...
次に生まれ変われたらサムライになりたい
士農工商の身分制度で
一番てっぺんに

もちろん天下泰平の世の中のサムライに

てっぺんと言っても殿様はちょっとイヤだな
たしかに正妻の他に何人も ...
ほかほかのものを食べてもいいですか
違いますよ
ちゃんとした食べ物です
大便じゃありません
「冗談きついんだよ」
え 聞こえました
まずいぞ 心の声が口から出ているようだ
ああ すみませ ...
子供の頃に買った

絵本の片隅に逃げても

それでもまだちょっとたりない

消しゴムでかき消したいけれども。





ほら。

いくよ。


だってしょうがないじ ...
今日は五年に一回の免許更新だ
視力が気になる
髪が気になる
写真を撮ったら
自分の想像以上に禿げ上がっていた
いよいよ気になる視力検査だ
1回目はぼけて見えたが勘で言った
そういえば前の ...
音に揺れる木々。言葉も知らずに、歌を歌っている。
わたしもまた、歌を歌っている。歌うことで歌の意味が分かるような、そんな歌を。
生きる意味もまた、生きることでしか見つからないのだろう。
そん ...
一向に動かない
右手と今後の話
瓶詰めのミツバチが
どうやってきれいな世界を
見れたのかって話「@こp「gvウェクァ「p:おWd{Phosfb[-Pgjdba[ -Pgajeg WうRuR ...
木製のテーブルの上に、陶器のカップが置かれる時に鳴る、固くて温もりのある音がひとつ鳴って、向かいの席に座る君が、同じくカップを置こうとして、ふたつ目のその音が鳴ろうとするその間に、どこかの空港では大き ... 十二月



燐寸の炎が



寒い風に


殺されてしまわないように




四本指で匿し ...
いつしか私は詐欺師に仕立て上げられてしまった。
弁解が面倒だからこのまま詐欺師として身を散らそうかと思う。
高三の卒業式は
私達が一致団結して
失敗した日になった


去年の4月
偏屈で知られた先生が
担任になった

卒業旅行の班決めを
先生が勝手にして
行かないと怒る生徒も出て
他 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
独り言30集ホカチャン自由詩017/12/15 10:43
20171215_work0000@poetryNaúl自由詩117/12/15 8:18
その女、不足につき黒崎 水華自由詩317/12/15 8:14
君と僕を巡る、狩心自由詩3*17/12/15 0:07
ひとりごと猫の耳自由詩017/12/14 22:39
むすめよはるな自由詩417/12/14 22:03
陶芸家とわたし服部 剛自由詩117/12/14 20:14
愛染めかつら物語自由詩017/12/14 19:41
それだけのこと坂本瞳子自由詩1*17/12/14 19:02
文明天国ふじりゅう自由詩117/12/14 17:08
循環凍湖(とおこ...自由詩017/12/14 16:06
勝負ホカチャン自由詩017/12/14 7:43
刃の指あおい満月自由詩017/12/14 6:51
天体本田憲嵩自由詩217/12/14 2:51
汚れた空が坂本瞳子自由詩1*17/12/14 1:30
血と百合の遁走曲佐々宝砂自由詩6*17/12/13 22:21
さよならは丸でも三角でもなくアイロンの無い皺との戦北大路京介短歌017/12/13 21:21
爆笑で揺れる校舎を抜け出して海まで君が唄う賛美歌短歌017/12/13 21:20
アリエルの膝の毛細血管を破るくちづけ朝のくる音短歌017/12/13 21:20
ある悪癖のソネットただのみきや自由詩3*17/12/13 18:55
もしかしたらこたきひろし自由詩117/12/13 18:43
20171213_work0000@poetryNaúl自由詩017/12/13 17:19
シクラメンは春まで待っていてふじりゅう自由詩017/12/13 17:02
免許更新ホカチャン自由詩117/12/13 12:05
たましいは風に乗って水宮うみ自由詩1*17/12/13 6:23
クロウラー竜門勇気自由詩017/12/13 4:20
Airport宮木理人自由詩217/12/13 3:42
十二月TAT自由詩117/12/12 21:48
詐欺師マリア・ブル...自由詩117/12/12 20:48
失敗は成功のもとしょだまさし自由詩217/12/12 20:40

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4sec.