煌びやかなネオン通りや 
切なすぎるメロディーよりも

心潤す存在があるとすれば 
喉を潤す生姜紅茶だろう

君は何時も
何かを勘違いしていて 

ジンジャーティーと言えば
...
親と両国で会った
そして 帰る電車に乗った 地下鉄で
それは 自分にとって何だったのだろうと考えていた
話していたのは空の色についてだったのかもしれない 


一日中 考えていた そんなこ ...
ダイバーシティーってさ
お台場みたいな
オシャレな街なんかなー
私がつぶやくと

いやいやいやいや
あなたは手のひら
ぶんぶん振って

多様性ってことなんだね
そおなんだー

...
水の悲鳴と
鐘の音が重なり
どこまでも
眠りを遠去けてゆく


骨と木と岩
蒼い火を吹き
砂と浪を照らしながら
海のかたちを描いている


白く広い風景に立ち
...
パズルの誤算は予想できない
「車の入れ替えパズル」があって
極めて世俗的な
ラッキーな蚋(ブヨ)が
やって来て私は吉央と名付ける
父が風呂で吐くのは
相変わらずだが
私が玄関の戸締りを
...
 ロリコン姦婚
 放火後のチャイムが鳴りました
 ててなし緑られ蛇つなぐ太ころ天が
 穴から区域ぬけて
 ひとしきりの黙契とともに
 まもなく腰くらがる
 おしりぺんペンバンばんざい
  ...
     ※

死の匂う、音を聞く。だいぶ疲れているのだろうか。考える人のようにソファーに座り込んで、夕方に近い、昼下がりのつよい陽射しに少しうつむく。それは沈んでいる、僕の罪悪そのもの。不意に、 ...
後ろ向きに歩く牛 呼び止められてすっ転ぶ
満腹中枢引っ叩き 奏でる鳴き声ぷくぷくぷ〜
合鴨兄弟行く末は 洒落たつもりのじゃれあいが
隠れ地蔵に酒をかけ 正義の執行待つばかり
...
五月雨にうずくまる真昼
五月雨が集まらない

また丸い空洞から埋まってゆく失望がある。
静けさを避けて 腫瘍のように広がる声
巻き上げたほこりすら元の地に返す声

すべてに人の顔を描かず ...
オンドリヤワォリャカアリャ
アンドレアワーリャカーリャ
遠く離れた石川とエニセイ川
儚暮渡る自転車はアンティーク
ゼンマイを巻き忘れた私は
とんぼとぼと橋渡る
ドレクセイシャラクセイニエタ ...
心の弱い人間と心の強い人間の比率
体の弱い人間と体の強い人間の比率
健康な人間と不健康な人間の比率
病気がちな人間と病気しない人間の比率
悪人と善人の比率
数えあげたらきりのない比率の数々
...
夕方に起きて悔やむような日は
寝癖もカーテンもそのままにして
やがて訪れる朝の光を
毛布の裏で受け止めるだろう

透明な短冊を抱きしめて
夢の中で願い事を書いた

息を吹きかけると消え ...
○「ED」
僕も
北朝鮮なみになってきた
発射の可能性は低い

○「夫婦喧嘩」
「夫婦喧嘩 このごろはボケの応酬ばかり」

○「悪人」
悪人とは
悪を自覚できない人のことである
...
ワイフが
「それはほんとうにわかってないからよ!」といった
できないことは、ほんとうにわかってないからだ、というのが
ワイフの主張だ
それに対して
「わかっていてもできないことがある」という ...
傷ついた鳥が

エアポートで俺を待っていた

足さきを蹴られて誘われていた

頼りないように見える人生だった

幸福の寄るべは俺にはないようだった


悲しくて嘘つきだ

バ ...
人生は全米オープン

うまくいかないことの方が多い

案外身の丈ほどはうまくいっている

狭いアップダウンだらけのフェアウェイ

サイドは深いラフ

グリーンは傾斜の多いガラス面
...
夜泣いたぶんだけ世界がきれいになればいいのにならねーよクソ 激しい雨に降り込まれて
部屋の中でひっそり灯りをともす
君が生まれたときもこんな雨だったか
僕が死ぬときもこんな雨なのか
雨水は生きていて
都市に自然の生命を注ぎ続ける
君は雨が好きか
...
お箸には正しい持ち方があるらしい。私はそれを誰にも教わる事もなく育って大人になってしまった。
正しい箸の持ち方なんて知らないで一生を通り過ぎてしまえばそれはそれだろう。
幸い、私の妻も正しい箸の持 ...
お箸には正しい持ち方があるらしい。私はそれを誰にも教わる事もなく育って大人になってしまった。
正しい箸の持ち方なんて知らないで一生を通り過ぎてしまえばそれはそれだろう。
幸い、私の妻も正しい箸の持 ...
のぞみはランドセルを部屋に放りこんで食卓に走った。
お皿にのったいろんなお菓子のうち数個をポッケにつめて玄関をでた。
時間がない。塾に間に合わない。遅刻すると先生は逃げてるとか言う。逃げてはいない ...
デジタル写真の時代になり
誰もが手軽に写真を撮れるのに
誰もが自由に写真を撮れない

自撮り写真の時代になり
誰もが主役の写真を撮れるのに
誰もが主役を生きていない

写真の価値が下が ...
職場近くのケーキ屋さんが
店じまいした
前日まで通いつめてた私は
朝の仕込みがきついんですよー、と
おじさんの苦労も知っていたので
ま、それもありかな


真っ暗なガラスの向こう
...
風が吹いていないのに
道路沿いに植えられた背の低い植物群が
多分、何百万枚もの小さな葉を従えた
何万本もある細い枝を
台風が過ぎ去ったばかりのように
すべて同じ方向に振り上げているのだ
ま ...
水たまりに映った樹々の緑を
雀の水浴びが千路に乱すように
残された幻を爪繰れば
言葉は石のラジオ

ハリエンジュに掛けられた巣
御し難い別個の生き物として
わたしから乖離したわたしの
...
ああ、なんて広くて
朽ち果てた廃屋だろう
空間が贅沢すぎる
芋虫で良かった
雨もしのげる
這うのにも申し分ない
悪戯な人間の餓鬼たちに
突然つままれて
無造作にそして無慈悲に
潰され ...
枝に張り付いた雪が
まるで 昔から私は こんな風だったのよ
そう 云わんばかりに
胸を張っているから
なんにも言えなくなって
佇んだ まま

アメリカンドッグと
フランクフルト ...
青ざめた色の街に浮かんだ
窓の灯りが魂だとしたら
チカチカと光る白い頭は
あの家できのう死んだ人のもの
省エネのために消してはいけない
体の膿を排出しようとするが

叶わず


熱は体力を奪い

はいつくばる



夜は深く

シリウス・カノープス・リギルケンタウルス

輝いてる



寝返り ...
眠り続けるこの気持ちは無色
誰の目にも見えない雨が降り
隠れるように君のことを想えば
生まれなかった言葉が胸にある

弾けるようなサイダーの泡が
華やかな命を絶って消える
まるで恋心の模 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ジンジャーはちみつレモンティー藤鈴呼自由詩0*18/6/18 0:32
梅雨の間に番田 自由詩518/6/18 0:03
ダイバー大漁旗uminek...自由詩2*18/6/17 22:34
すぎる ゆれる木立 悟自由詩018/6/17 21:37
ラッキーなのは間村長自由詩8*18/6/17 21:23
慈ヒタリス・パーク遼旅自由詩118/6/17 21:12
終末本田憲嵩自由詩618/6/17 20:07
題名とかいらない赤猫永宜自由詩118/6/17 17:24
五月雨非在の虹自由詩318/6/17 14:47
6月の蘊炎腰国改修自由詩1*18/6/17 13:59
比率こたきひろし自由詩218/6/17 10:57
モーニンググロウミナト 螢自由詩318/6/17 10:21
独り言52集    zenyam...自由詩218/6/17 10:10
できるということ自由詩118/6/17 9:37
傷ついた鳥ペペロ自由詩318/6/17 9:17
人生は全米オープン自由詩118/6/17 8:11
_凍湖短歌218/6/17 1:26
降り込まれて葉leaf自由詩318/6/17 0:49
生い立ちこたきひろし自由詩118/6/17 0:26
自由詩118/6/17 0:22
のぞみの受難ペペロ自由詩218/6/16 23:31
愛しのスナップ写真イオン自由詩2*18/6/16 22:10
私が眠くなる理由uminek...自由詩8*18/6/16 20:19
帰路の夕景腰国改修自由詩3*18/6/16 18:18
桶のない井戸ただのみきや自由詩5*18/6/16 18:08
廃屋の王虫腰国改修自由詩2*18/6/16 18:08
こもごも藤鈴呼自由詩1*18/6/16 16:10
電球の詩ミナト 螢自由詩118/6/16 12:19
星の熱動青星円自由詩3*18/6/16 11:17
透明銀河ミナト 螢自由詩118/6/16 9:16

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