此岸から彼岸へと
車の葬列が往き過ぎていく
勝鬨橋の寂しいど真ん中
ぬばたまの闇色鏡を
滑っていくあれは屋形船か
はたまた精霊船だろうか
城塞の如く聳えるビルの窓には
煌々と点された幸せ ...
今日は詩を書きたい気分なのです。
今日はとても良い詩が書けそうな、
書いているうちに、なにか新しいことを思いつきそうな、
そんな気がするのです。

そんな気がするけど結局書けませんでした ...
月白色の街に降りてみた。

寒色の気持ち。

暖色の気持ち。


両方を持ってきた。


灰色が無い、私。
あってもいいのに、
曖昧。が身を助ける、ことだって有る。

...
満員というほどではない
そこそこ混んでいる電車の中
ノートパソコンを膝の上に置いて
詩を書いてみたりする

帳面を膝の上に置いて書くのが常だったという
我が詩の神様を思い浮かべて

差 ...
散策コースの奥にある 硫黄温泉
一度 行ってみよう!って 云おうと思ってた
追い駆けて来るように フツフツと湯が描かれ
周りの景色と ゆっくり 同化していくようだ

足元に広がる 四角い ...
せっかく生きているんだから
今日も一片の詩を書こう
野の花のように
だれにも見られなくても
生きている証として
一片の詩を書こう
独り言のような日記のような
拙い一片の詩を書こう
書き ...
高級な老人ホームに入りたいホテル並みに行き届くサービス

あと三日経てば今年は終わりゆく身体の疲れ自然に消える

年末の何とも言えないザワザワ感慌ただしさが浸透してる

詐欺集団手口を変え ...
...  張りつめているのね

 どんな時でも気を抜けない生活

 熱を出すのは金曜の夜

 土曜日は氷枕で横になり

 日曜日には熱も下がっても散歩でも

 月曜日には何事もなかっっ ...
英語も出来ないバカと
英語しか出来ないバカ
一見すると
英語しか出来ないバカの方が
上等のように思えるが
実際は違う
英語が出来ると
それだけで自分が
ひとかどの人間だと
錯覚する輩 ...
寒い夜も 夜にも
そばにいてくれる
ただずっと黙って
次の涙と光を待っている

必要な情報も
必要じゃない情報も
すべてこの目と耳と手が
躰が
掴んで吸い込んでしまう
その中で ...
わたしとすれ違った
年配のご婦人
車いすの
身繕いをした年配の
もうひとりのご婦人を押している
たしかめるようにゆっくりと歩きながら
昼のひかりで満たされた
安全な通りの
木漏れ日のあ ...
かなしみの源泉のかなしさよ
譬えようもないかなしさよ
空すら風景すら映り込む余地のなく
許可を与えず――拒みこばみ
はるかな透明こそが護るべきもの
約束だから約束だったから
遠い日の少女と ...
空からぼくを狙って、
夜を、彷徨った、
眼鏡をかけた月の顔が、
平らな海に、映っていた。

観覧車から雲に手を伸ばし、
星を捕まえた。
その星に、手をかけて、
月と見つめ合い、
絡み ...
くすんだ電灯をよけながら
朝の湿った街路を出勤していると
自分は朝に愛されている
豊かな抱擁と絶え間ない言葉と
この昇りでも下りでもない坂を歩き
最後にたどり着くのは
大地とはまた ...
○(同性婚社会)
結婚して
子孫を残す
ということは
もう時代おくれなのだろうか

○(三万年前)
「この地層は三万年前のカルデラ大爆発で
積もった地層です」
三万年前と聞くと
も ...
私だって色々と考えている
考えては押し黙り
考えては押し黙り
たまに醗酵させ
実践し自害する

私は生き物で
入れ物で
優柔不断

たとえば道に落ちている死体を拾ったとして
その ...
わたし パソコンでした。

あなたがたは小学生のわたしにもコマンドを打ち込みます
わたしはパソコン
かんぺきなセリフと かんぺきな笑顔。

おハシを止めるとおかあさんは
すうっと無表情に ...
突然の矢傷
痛み
虎は逃げる
遠く
雨の中
響く
雷鳴

洞窟に
残された三つ子
知らぬ声で
荒ぶ風
百合 薔薇 向日葵 アストロメリア
雪のふるまち 金魚草
廃品回収 木瓜 紫陽花
開きのちがう菊の花

醒めた夢を温め直すために
電子レンジを買ったんだ
温室は 電池切れ
いまは ...
他人の家の匂いは気になるのに
自分の家の匂いは気にならない
これは、常に漂っている自分の匂いを
脳がかき消しているからだと本で読んだ
確かにしばらくすると慣れる

いつも周りにある匂いを消 ...
地元のガイドボランティアの方たちが
700円の参加費で
10キロの山道コースを案内して
城跡や神社などの歴史などを説明してくださった
途中とゴールでは
ぜんざいや甘酒や漬け物などの
心あた ...
美貌の横顔を真青に埋めて
寂しげな眼差しを遠くに投げる
翼が欲しいと叫びたい心は
襟の白線で縛り付ける
黄金の前髪が耳へかけて描く波は
柔らかに繊細を奏で
そして僕は思い知る
手が届くこ ...
{ルビ彼の人=かのひと}は名をミライという
いつも明日の方を見ている
後退りすることなく
自信に溢れ
畏怖の念を抱き
それでも邁進する
笑顔を輝かせ
力強く
凡の字に似たオッパイに顔うずめ決めた元号諦めた恋 地雷踏むつもりの足がキリギリスより堅実な蟻に似てきた 海底の電話はかつてニンゲンが恋する花火だった名残だ 明日私はあるだけありがたい仕事の内部をかき回すように箒で掃き清め、
月曜から火曜に駒を進めるのだろう。内心もう面倒で、始業5分前にしか到着が出来ない。
遅刻する日も無断欠勤する日もそう遠くないよう ...
愛してる

通じた春の見事さに

わかるる時

花は散りあれは桜と

思出話
花が咲き
落ちる涙の
切なさよ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
勝鬨橋のらさんきち自由詩217/12/12 19:46
今日水宮うみ自由詩017/12/12 19:19
コンノヤロー。の透明人間水戸 うしん自由詩7*17/12/12 16:51
都会の朝、電車の中で坂本瞳子自由詩017/12/12 9:46
蓮華温泉藤鈴呼自由詩017/12/12 9:30
一片の詩ホカチャン自由詩117/12/12 8:18
役割分担夏川ゆう短歌017/12/12 5:19
冷感症とHに関しての歌TAT短歌017/12/11 23:59
土曜日に風邪をひくあなたへ佐白光自由詩017/12/11 23:52
英語バカ花形新次自由詩117/12/11 23:35
t4u唐草フウ自由詩2*17/12/11 20:19
冬に向かう乾 加津也自由詩4*17/12/11 17:54
約束もっぷ自由詩117/12/11 16:41
砂の月の鼓動秋葉竹自由詩217/12/11 15:41
和解葉leaf自由詩117/12/11 15:03
独り言29集ホカチャン自由詩017/12/11 10:14
20171211_work0000@poetryNaúl自由詩017/12/11 9:05
家族という死体のうえに田中修子自由詩4*17/12/11 7:52
lightermizuno...自由詩017/12/11 0:18
温室はるな自由詩017/12/10 23:40
消去法で生きているイオン自由詩017/12/10 23:02
史跡めぐりホカチャン自由詩017/12/10 21:23
『かもめ』に寄せて坂本瞳子自由詩2*17/12/10 21:15
あこがれ自由詩1*17/12/10 20:55
凡の字に似たオッパイに顔うずめ決めた元号諦めた恋北大路京介短歌117/12/10 17:59
地雷踏むつもりの足がキリギリスより堅実な蟻に似てきた短歌017/12/10 17:59
海底の電話はかつてニンゲンが恋する花火だった名残だ短歌017/12/10 17:58
日曜日のブルースマリア・ブル...自由詩017/12/10 17:42
ならず者です花姫川柳017/12/10 17:10
死にうたたね短歌017/12/10 17:04

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