やれ金魚にほんまにカルキ抜いて欲しいのかと訊ねる
心底犬の一声恋しい五月の深夜
私は妙好人ではないけれど
生駒山の山上で夕陽を見て単に
西の方角に西方浄土があるとか思わないけれど
阿弥陀如来の本願を壮大な『ストーリー』とかと
言う奴に共感は出来ないけれど
ただ、南無阿弥 ...
陽だまりだなんて心地良さも
少なくなって行く季節
黒く映る大木に
ラジウム色の蝶が留まる
わずかに広げた羽根が
首を傾げる仕草にも似て
向こう側を照らす光は
希望と夢を詰め合わせた
...
意識は一本のロウソク
辺りの闇を仄かに照らし
朧げにでも識別し得たもの
それが全て 世界の己の だが
寄り添い合えばより遠く闇は開け
意識は一本のロウソク
にわかな風に脅かされて
人 ...
透明な傷に風が染みる時
思い浮かべたのはあなたでした
優しさと厳しさを使い分けて
同じ道は選べなかったけれど
あなたより私の幸せを今
祈ってしまう程に醜いよ
ボタンを押せば運命 ...
春の風を浴びてしましまと笑う
軽やかなきみと夏のまんなかに立つ
空は水彩 きみの髪から秋の匂い
冬が好き だって雪が降るから
いつもの二階への階段をのぼっていたら
いつしか階段が森になっていた
のぼってゆけばゆくほど
森が深まる
樹々が茂り
鳥の声も聞こえてくる
のぼってものぼっても
いつもの二階にはなぜかいっ ...
電車が神社のよこ過ぎる
歌謡曲とはかけ離れてる人生
けなげでふくよかで
不細工なおんなだった
つまらない喫茶店のママとできている
高架下でおどされる
まあよくあ ...
私の家には
借りてきた猫がいる
私が生まれる以前から
それどころか
祖父の代よりもっと前から
この家に居座っているのだけれど
どこかから借りているものらしい
そのくせすっかり家族の一員で ...
いつものバーのカウンター
そう聞いて 思い浮かべる色は
何時だって ブラックライト
もう呑めなくなった ブラックルシアンと
たまに見かける ホワイトルシアン
見付けたら テン ...
交差点で信号を待っていたら急に雨が降ってきた
それはよくある事で珍しくはない
でも、その時に降ってきた雨はいつもと違っていた
信号が青に変わって走りだしら、雨は激しくなり激しさをました
...
つきあかりはぼんやりと
わすれたころに潤む
はむしがとぶ白光のなかに
かわいたかげがみえる
それはまちわびたわが子のこいかげ
といかけをしなければきえてなくなるまえに
...
初めて出逢い目が合った
懐かしさが漂い
君の魔法に引き込まれる
今まで感じたことがない感覚
心に広がっていく
違和感にも似た温かさ
君の目を見るのが恥ずかしくて
思わず目を逸らし ...
いつ死ぬかはわからない
もし、それがわかったら
苦しみ悩んで、何人死にいそぐかもわからない
交差点で信号が青に変わるのを待っていた
なかなか変わらない
その苛立ちは
カーラジオから流れ ...
泥土に埋葬された口にしてはならない感情の骸たちをわざわざ、多大な労力と時間を費やしてお前は掘り起こした、その死体は肉のように腐敗することはないが無残なまでにおぞましく…デジタルデータのように原型を ...
名無し指で水星をまわす
お金が増えるおまじない
地面に両足を立てて
アリゾナの方角を向いた
私の心は雲に覆われ
ただ水に浮いた
横倒しになったまま
季節が存在するのかも
...
職場のデスクに掛けたカーディガン
華やかな色に埋もれたグレーは
女性らしさを遠去けてくれる
着心地の良い制服みたいだ
自然と集まるグループの中で
どこにも属さず孤立していても
小さなマ ...
金曜日のためか 広場の一角で
子どもたちは ボウルを蹴って
騒いでいる
だが もぅ・・・・・
卒寿の俺さまには
そのまねは できっこない
救 ...
to belong to
ということばのひびきはあこがれだ
(父のキングス・イングリッシュはほんとうにうつくしい)
遠い、遠い
名も知らぬ
国を想うように
to belong toをく ...
テッシで花を噛む
広げると汚くてホッとする
テッシで春菜カモン
はるなは俺の嫁カモン菜々テッシ
会いたいのさ
会えないよう制限されているから
街をある競馬アル中
他人の顔が
みんーなっ ...
風を見ていた
風のない部屋の中で
誰かが見返していた
風に翻弄される
鵯の眼の中から
当然のこと
眺める者は眺め返され
卑しめる者は卑しめ返される
風のない部屋の中で
酷薄なわたしと ...
天気と女房の機嫌は
変わりやすいもの
今日はおかげさまで
ふたつとも五月晴れ
お茶を飲みながら
しみじみ家庭の平穏無事を
味わう
ああ!有り難い!有り難い!
君らはジャップすげ~がやりたいつもり
僕は逃れてジャップアイランドがやりたいつもり
合わないのも無理はない
文化は真実を隠ぺいするという
レストランでビフテキを食べる時に屠られた牛さんを思 ...
重たい袋を引きづりながら
深夜の国道の真ん中を西に向かって直進していると
後ろからクラクションを何度も鳴らされ
そのたびになんだか気が大きくなっていくおれは
酔っ払っているみたいになって
両 ...
風の強い日は
気持ちが塞ぐ
部屋に閉じこもって
大人しくしていよう
とか思ったりする
雨の日もそんな感じ
ジメッとして
外に出る気がしない
晴れた陽射しの強い日も
雪が降 ...
そんな事はあり得ない
地球が球でなくなり 四角い箱になる
そんな事はあり得ないから cupからこぼれた紅茶を皿の上から啜った
私は自分が何者かをまるで理解していなかった
そんな事はあり得な ...
かわいいまごへ
あばあちゃんはゆめがかないました
ありがとうあなたのおかげです
うまれてはじめててがみをかきました
おばあちゃんのうまれたいえはまずしいのうかで
がっこうにかよえませんで ...
レズビアンやゲイは
社会的にバックアップしなければならない的な
マスコミのゴリ押しが鼻につく
性的嗜好という意味なら
小児性愛者だって死体性愛者だって
自分ではどうにもならない思いに
苦し ...
青色の蛍光色が光ります
あなたと歩く 一本のみち
じゃあ俺はさきに帰るといわないで
その眼を閉じて もう一度だけ
オレンジの酸いも甘いも知ったのに
まだ声を聴く 恋 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
金魚
腰国改修
自由詩
0
18/5/6 0:37
遠吠え
〃
自由詩
1*
18/5/6 0:36
南無阿弥陀
〃
自由詩
1*
18/5/6 0:34
ぽっと
藤鈴呼
自由詩
1*
18/5/5 20:22
蝋燭
ただのみきや
自由詩
3*
18/5/5 18:41
永遠に眠れ
ミナト 螢
自由詩
4
18/5/5 13:45
季節は四つもあるから凄い
水宮うみ
川柳
0*
18/5/5 11:12
階段の森
塔野夏子
自由詩
11+*
18/5/5 11:00
ふるさと
ペペロ
自由詩
1
18/5/5 8:29
借りてきた猫
やまうちあつ...
自由詩
3+
18/5/5 8:08
グラスホッパー
藤鈴呼
自由詩
1*
18/5/5 7:49
交差点で
こたきひろし
自由詩
5
18/5/5 5:56
よいやみ
秋葉竹
自由詩
2
18/5/5 5:22
一目惚れ
夏川ゆう
自由詩
3
18/5/5 5:14
突然に
こたきひろし
自由詩
2
18/5/5 4:37
けれどたしかにそれはいつも暗示されている
ホロウ・シカ...
自由詩
0
18/5/4 23:32
共鳴
じおんぐ
自由詩
1
18/5/4 22:55
Trip
ミナト 螢
自由詩
2
18/5/4 17:12
喪失
信天翁
自由詩
5
18/5/4 15:01
名も知らぬ国
田中修子
自由詩
15*
18/5/4 12:23
病理一帯
狩心
自由詩
1
18/5/4 11:48
鵯
ただのみきや
自由詩
2*
18/5/4 9:43
天気
zenyam...
自由詩
1*
18/5/4 7:00
同じものを見ても
りゅうさん
自由詩
2
18/5/4 5:11
ひきづる
宮木理人
自由詩
1
18/5/4 0:25
お天気ムスメ
坂本瞳子
自由詩
4*
18/5/3 23:19
そんな事はあり得ない
こたきひろし
自由詩
0
18/5/3 22:20
おばあちゃんより
しょだまさし
自由詩
3
18/5/3 22:14
ハートネットTV
花形新次
自由詩
0
18/5/3 20:42
満天の星空すべてを、まぼろしとして
秋葉竹
短歌
1
18/5/3 14:25
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
1196
1197
1198
1199
1200
1201
1202
1203
1204
1205
3.81sec.