制服のスカートが燃やされて
プリーツを失くした黒い籠に
君という青い鳥が止まった

灰色の煙に巻かれた空は
タバコのせいで暗くなったのだと
先生に告げるつもりなどない

格好悪い所を見 ...
20歳だというのに
じつに立派な態度であった
「過ちて改めざる、これを過ちという」
という論語を思い出した
このような学生をつぶしてはいけない
それに比べて
監督やコーチなど大学側の無責任 ...
カーテンを開けない部屋に日は差さない
胎児の姿勢で眠る背の突起を数えている
資源ごみの日の窓辺でカラスは鳴かない
ベッドを降りられないままふたたび眠る

背中の温かさを忘れた日
壁の冷たさ ...
雨は降りやまない
けれど
雨音は音符に変換されていくから
赤子も子燕もやすらかに眠る

雷は遠く くぐもって鳴り
狙い撃ちされる心配はいらない

流れ星のいくつかは
蛍に生まれ代わり ...
本当の事は何も分からないさ
そして
どうでもいいけど
もう詩人なんていらないよ
詩人は飽和状態
猫もかしこも書いたからって
それが何になるんだ

魂の叫びなんて何も聞こえないじゃないか ...
千年の未来と過去に咲く花を
摘み取ってはこれない

地球の歴史と時代に降る雨は
時間を混沌と暗黒で湿らせ
世界に洪水をもたらした

恐竜たちの眼は滅び 氷河はとけて
地面は全て海に飲ま ...
{引用=たくさんの本棚に囲まれた部屋に
一つのテーブルと 一脚の椅子
灰皿には薬の抜け殻と オーダー表
鳴らない黒電話、かける機会のない大型レコード
ここに来る人は饒舌の上にある沈黙を愛した
...
異教徒なんて言わないで

僕たちは約束されたはずの兄弟

孤独感を追い払え!

邪悪な夢が家庭を蝕む

リアルを味わうんだよ!

舌で転がして、味わうんだよ!

家 ...
ボクシングで言ったら
ゴングが鳴って
リング中央に歩み出て
グローブで
挨拶しようとした相手に
メガトン級のフック食らわして
ぶっ倒したみたいな

セコンドの指示通りに

でも反則 ...
カセットテープに録った声を聴き
ヒーローにはなれないと思った
向けられるマイクや花束の数も
夢であるうちに食べてしまおう

歌や絵が上手い人は心に
褒められた記憶が残ってるから
自分を信 ...
午前四時十五分かえるに混ざって
すずめの声を確かに聞いた
隣家のだれかは壁を蹴ったか
三分後には車の音も
、走り去った
誰を何を載せて
さよならよりも永遠な気がする
午前五時前の
理不 ...
二階の窓の目の前に
柿の葉が見える
この柿の葉の一枚一枚が
じつに生命力にあふれている
葉も枝もじつに生き物という感じだ
僕よりも何十倍も何百倍もの生命力を持った
生き物という感じだ
言 ...
幼稚園の頃
プレゼントは野に咲くお花がいいって
私が言ったから
兄ちゃんと二人で
どこかの空き地で摘んできた

ジシバリ アカツメクサ ははこぐさ ルピナス ひめじょおん
引っぱっ ...
少しずつ 近付いて来る
大切な季節は
楽しみに しているのは
雪でもなく
撒き散らされた 愛でもなく
あなたでした

ふらふらと彷徨う町に
イルミネーション
色合いが青いからと
...
嫁にけつ叩かれて、ゴミ出しへ

気持ちの良い梅雨を前にした青空の元、

ゴミを出し終わったところに

肌の色の違う外人さんの通勤

「おはよう」

馴れ馴れしく言ってみる
...
朝は熟れていても清潔で、新聞紙のにおいがします。
(瓶詰の海に日をあててから手を洗う)
することはたくさんあります、
洗剤をあわ立てたりほこりを集めたり、
出かけっぱなしのくつ下をペアにし ...
文字に残す
今を残す
時間はみえないけど
文字にすると見えるようになる
私の今を
真っ白な紙に残す
終わりを知らずに
結婚をしたくて 結婚をした
孤独はいらない 家族が欲しかった
思えば それがたったひとつの理由だったかもしれない

人の根元にある 寂しさはけして拭えないと
解っていた

結婚をしたくて ...
暖かくなり身体が良く動き活性化して元気になった

様々な色に癒やされ落ち着いた美しい色が集まったスポット

薄暗く雨が降るのか降らないのか休日染める憂鬱な色

卒業式三年間の思い出が次々と ...
のどかな田園風景ではない。
土にまみれて、
雨とたたかい、
繰り返す日々の暮らしの中で、

土と語り合ったか?
雨の機嫌を知ってるか?

のどかで、おだやかな、田園風景でもいい。
...
言うのだが
それは不連続の話で有って
連続で考えなければならないと
言い返す

そして
角膜の上を撫ぞる様に
明滅する活字を流している

ふと
どこかで動作音が鳴っている
鳴いて ...
ときの過ぎゆく悲しみは僕に
まるで嘘をつけよと唆(そそのか)しているかのようだ。

夢にみた黒猫の貌をした貴女、
夢の中でなら、
僕たちのキス、あたたかかったね?

夜を ...
コップにお水をいっぱい

こぼれそう

レモンを垂らして

ごくごくと飲み干せば

ため息一息ついて

落ち着いて立ち上がる
この期に及んで
自称詩人でいられるのは
もはや、世間全般に対する
悪質な嫌がらせではないかと思う
自称詩ハラスメント
所謂ジショハラは
まだまだ認知されていない
何故なら自称詩人と自称詩 ...
貧しくても
資産を残しても
墓場に持って行けるのは
墓石だけなんだなぁ

とうちゃん
目の前にある料理の山を見て
分け合う人がどこにもいなくて
肩をすくめるだけのランチタイム
焼きたてのピザより暴力的だ

隣で会話を弾ませてるのは
人が集まっているせいなのか?
小さい頃は ...
私は罪など犯していない人のような顔して
この先の人生を生きていくために
長い間共犯者だったあなたを捨てた
捨てた後にも
秘密はあり続け
私と貴方はそれを共有しつづける

隠しているのでは ...
姫 姫 脂
水面の虹
蜘蛛の背の地図
こがねの手足


水紋の下から
空を視る目に
光は廻る
光は跳ねる


夜に満ちる緑の泡が
ひとつひとつ星になる ...
僕たちは
なぜまじめに生きているんだろう
来る日も来る日も
日が沈んだらまじめに寝て
日が昇ったらまじめに起きている
どうせ年を取って死ぬのに
どうせ死ぬのに
働き蜂のように働き蟻のよう ...
魂の脱け殻が落ちているらしい

日常のあちらこちらに

凡人は誰も気づかずにいるから
誰も気づけずにいるから
日常はいたって平穏だ

人は生きている間にも
魂の脱け殻になってしまうら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
未来記念日ミナト 螢自由詩218/5/23 16:19
悪質タックル記者会見zenyam...自由詩4*18/5/23 16:00
朝食と光/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩1*18/5/23 14:12
架空の街そらの珊瑚自由詩10*18/5/23 10:06
詩人はいらねえこたきひろし自由詩118/5/23 8:21
時代自由詩118/5/23 6:57
コト、たりない為平 澪自由詩918/5/23 4:51
リアル暁い夕日自由詩6*18/5/23 2:38
最初の1プレイ花形新次自由詩018/5/22 21:15
音痴ミナト 螢自由詩218/5/22 16:28
五月、夜明けへもっぷ自由詩418/5/22 15:12
柿の葉zenyam...自由詩018/5/22 15:06
母の日にLucy自由詩8*18/5/22 13:33
仄桃藤鈴呼自由詩1*18/5/22 12:20
ニホンハイイトコ、デスネ暁い夕日自由詩13*18/5/22 9:17
穴でしたはるな自由詩518/5/22 9:16
見えるとき朧月自由詩218/5/22 6:55
結婚をこたきひろし自由詩118/5/22 6:36
活性化夏川ゆう短歌218/5/22 5:00
車窓から見える風景秋葉竹自由詩618/5/22 3:48
その解像度の荒さでは読めないだろうとねなぎ自由詩118/5/22 1:08
希(のぞみ)秋葉竹自由詩218/5/21 22:59
コップ一杯灰泥軽茶自由詩218/5/21 21:24
気づきが大切花形新次自由詩118/5/21 19:47
墓碑建立イオン自由詩0*18/5/21 18:51
木漏れ日の午後ミナト 螢自由詩318/5/21 17:19
時の向こうにLucy自由詩6*18/5/21 17:05
わかれめのないもの木立 悟自由詩418/5/21 9:29
まじめに生きるzenyam...自由詩018/5/21 7:14
花はこたきひろし自由詩218/5/21 7:06

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