「私はフンころがしのように
 運をころがして生きるのね」
「そんな、悲しいこと言うなよ」

「いいのフンの中の
 残りカスを食べて生きるの」
「チャンスはまた、来るって」

「こんなク ...
だれかの横顔に傷ついた
曇りがちな町を変わらず今日も歩いてる
海の先では釣り糸たらして
ぼくと同じ夕陽待ちをしているんだね
明日は疲れ果てるのかな
なぐさめて欲しい
ちょっとずつ崩れていく ...
汗もかかずに
飯にありつこうなんて考える奴は
どこか如何わしいってことぐらい
分かるだろう
(自称詩人がそうだ)

何が仮想通貨だよ!
ガキじゃねえか、ガキ!
こんなガキに何億も扱わせ ...
すべすべの肌に憧れる
色白の美しさは 
太陽光線に ちょっと弱いんです

カモシカのようだけど
食パンをカリリと焼いた時の
耳のような足首を眺めながら
下を向いた日々
舌を巻いたヒ ...
ギリギリの所で
何かにしがみついていた
ギリギリの所でも
足を踏み外さないために

生きるって何よ
未だにわからない
わからなくても
生きているから
生きていけるから

ギリギリ ...
謝る暇も

謝る準備をする時間もない

時代が悪いとすればこの点だ

けれどそんな点は

いろんなかたちで各時代に存在する


曇り空

寒い朝

風なき冷たさ

雲 ...
躍動するように生命を
燃やしつくした人を前に
自分の鼓動を聞いてみる
その音に呼応して
生きている自分を確認する

彼は確かに死んでいるのだ
死んでいる魂の前で
生かされている自分を確 ...
足を踏み入れる
危険の領域ではないけれど
板張りの床に擦れる靴の裏側が
心地良い音を奏で
高級なサロンであると悟らせる

髙い天井にはシャンデリアが輝き
温かな光を放つ
厳選された招待 ...
神さま
私は自分からは死なないです
おやすみなさいまたあした、神さま、神さま、神さま
二枚目俳優たちが右往左往している

魚みたいなでかい目で

うつろを

からくり人形みたいに

人の世を音もたてずに移動している


頬はこけ

なで肩の

猫背になって ...
杯から酒が溢れている
容量以上に入りはしない
さあおこぼれにあずかろう
わが同胞よアル中諸君

財布から札が溢れている
使える額など知れたもの
恵んでもらえだめなら盗め
親愛なるストリ ...
フィッシュマンズの佐藤君とか

ベイブルースの高山さんとか

清志郎さんとか

時はいつもふいに





ほんとう ...
... 天狗の一人がやってきて
おまえの家の姿見を貸せと言ってくる
家に姿見など持ってはいないので
そんなものはないよ、と告げると
天狗は怪訝な顔をしている
家に姿見がないなんて嘘だろう
おれが天 ...
るーるーるるるー
るーるーるるるー
るーるーるるるー
るるるーるー
るーるーるるるー
るーるーるるるー
るーるーるるるー
るるるーるー

あー、あー、あああー
あー、あー、あああー ...
夜が暗いなんて嘘ばかり。
私には何か、夜が照るほどに、
蠅の羽の輪郭のような
寂しい嘘のような気配がする。
……私の魂はここには無い。

秋になれば世の中の一般論は薄れ、
遠からない世界 ...
ここのところ、わたしは口紅にとり憑かれている。なぜなのか考えてみたい。
前に書いたブラジャーについても言えるのだが、口紅というのもその機能性でもってして、赤という色を軸として無限に広がりのある、無限 ...
 月明かりに照らされた夜の花は青く霞んでいた。
 虚無を抱えた若者の奏でるピアノは枯れている。
 長い歴史の中で誰かが落としていった休符は
 どこかの枯山水に配置された石のように儚い。

  ...
家から見える
丘の上の公園

紅葉の時期は
人気の場所になっている
綺麗でゴミも全くない

綺麗な公園だから
綺麗が保たれる

紅葉公園と呼んでいる
子供も大人も楽しそう
自然 ...
新幹線が雪をかく

車窓は雪の町あかり


大変だろうな雪の屋根

幽かな光を吸い込んで

薄らと浮かぶ雪あかり


新幹線が雪をかく

車窓は雪の町あかり
立春を待ちながら
冬を抱きしめる
いとしさに狂い惜しむ
十月にも秋を惜しんだけれど
秋は秋なのだと{ルビ悟=し}ってもいたから

立春を願いながら
冬と心中したい
できることならば秋も ...
睡眠不足の

沖縄の米軍

予算減らされ

人も減らされ

睡眠不足の

沖縄の米軍


操縦もメンテナンスも

青い目こすりながら

黒い目こすりながら

茶色 ...
どんなときであろうと

幸せを感じとれる能力と

どんなときであろうと

それを乗り越える能力と

どちらが欲しいかというと

迷うことなく後者の能力だ


マクドの明かりが ...
「ああ、まあ、前回来た時は、カルダモンとシナモンのミックスを試して。」
「はい。」

この娘は、なんか前回の二人と違って、生真面目すぎて重たい。

「うんと、今回はカルダモンとミント。試そう ...
熱を帯びた大地の上に
呼吸を繰り返す大地の上に
赤いひとつの影がある

影は、
一度爪を立てると
じわりとひろがり大きくなる
大きくなった影は足を持ち
大地を駆けていく

影から生 ...
この素材は シルバー? プラチナ?
ゴールドじゃあ ないことは 一目瞭然
色合いを眺めるならば
先ずは 着古した洋服が吊るされている ハンガーの奥まで
一気に回想してみな
その後で 夏に ...
はあ、おはよう。
今日も微妙な表情。
俺のことをどう思っているのか。
聞いてみた。
へえ、悪くない。
見込みあるんじゃねえの。
どうだか。
ゴミ捨て場まで来た。
ゴミを放り投げた。
...
○(ハゲ頭)
抜け毛の心配が
なくなりました!

○(老人性難聴)
ワイフの小言が
聴こえなくなりました!

○(白内障)
ワイフのシワが
目立たなくなりました!

○(ED) ...
雪がふったから
好きな人に
電話かけたくなっちゃった

23年前
あの子はそう言っていた

混み合う駅の電話ボックスに並び
かじかんだ手で刻んだのは
公衆電話のプッシュボタン
1回 ...
KEIKOこと上田恵子と
松本パンサーとの3人グループ
「nagano」で一世を風靡した
小諸哲哉が引退を表明した
引退の理由は
知人から金を騙し取った
詐欺の容疑で捕まったからだそうだ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
運ころがしイオン自由詩1*18/1/28 17:36
また夕べ小篠 真琴自由詩318/1/28 16:21
金のなる木花形新次自由詩018/1/28 12:46
彼女の髪はキューティクル藤鈴呼自由詩018/1/28 11:06
ギリギリの所でこたきひろし自由詩118/1/28 10:01
時代の空吉岡ペペロ自由詩218/1/28 8:56
生命の躍動電光石火自由詩118/1/28 1:31
演奏会が始まる坂本瞳子自由詩2*18/1/27 23:22
ホラーな部屋で眠る前のお祈りもっぷ自由詩118/1/27 22:28
人世吉岡ペペロ自由詩118/1/27 22:22
こぼれ話ただのみきや自由詩12*18/1/27 20:51
ラ・カンパネラTAT自由詩318/1/27 20:45
大寒波短歌018/1/27 20:21
姿見春日線香自由詩418/1/27 18:57
自称詩人のスキャット花形新次自由詩218/1/27 17:26
夜の歌由比良 倖自由詩418/1/27 12:42
ファンタジーは罠マリア・ブル...散文(批評...018/1/27 11:03
夜明け前ヒヤシンス自由詩7*18/1/27 6:21
紅葉の丘夏川ゆう自由詩118/1/27 5:21
雪あかり吉岡ペペロ自由詩218/1/26 23:16
すみれ日記 01.26もっぷ自由詩818/1/26 23:12
最強の米軍吉岡ペペロ自由詩018/1/26 23:04
能力と終活自由詩018/1/26 22:19
アメ横②よーかん自由詩1*18/1/26 21:58
耳朶あおい満月自由詩318/1/26 21:37
首飾り藤鈴呼自由詩2*18/1/26 11:16
20180126_work0000@poetryNaúl自由詩218/1/26 10:45
プラス思考ホカチャン自由詩118/1/26 9:23
雪の日、君に電話をしたくなったうめバア自由詩318/1/26 2:00
小諸ファミリー花形新次自由詩118/1/26 0:15

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加筆訂正:
/印あかり[18/1/26 21:25]
関連性をもう少しもたせてみました。感情のまま書いた詩ではありますが、結構思い入れがあります。
4.32sec.