平昌オリンピックを
平尾昌晃追悼オリンピックだと
信じて見ていたが
最後までカナダからの手紙が流れず
畑中葉子も出てこなかった今
特に思い返すこともない
ただひとつ
言いたいことがあ ...
季節の変わり目に痛む傷は
誰かがそっと舐めてくれたら良い
願い事をぶら下げた耳たぶの
真っ赤な祈りが少し恥ずかしい
ララバイバイ君の鼻歌と
さよならの印は胸の中に
抱え込んできた想いは ...
結局のところ
私は自称詩サイト界隈をうろついて
不幸な境遇をだしに
バカなおばはん自称詩人を誘き寄せ
飯と一発を狙っているだけなんだ
通り魔的な犯罪を除けば
被害者にだって
何らかの ...
世界の感情は欠伸で眼を覚ます
光りが差し込む窓の明かり
朝は鈍感に風邪を引いている
透明な色をした黄ばんだ細胞
包み込む鉄筋を纏った人の吐息
増殖する満員電車の人混みに
平和な雑踏は天 ...
くすり、
笑うのだ なにかが。
ほら また 小さく。
虹の根元を掘っていると かすかに 聞こえる。
やはり、今日という日は、なにかを捨てる日だと、笑うものがいる。
佇む風は とまどいを隠 ...
冬がゆらゆらと揺れる
わたしはふいに目的地を見失い
悠久のむこうに行くべきではなかったかと
そして何らかの高貴な食物を
聖なる酒を
勝ち取り持ち帰らねば
ならなかったではなかったかと
...
トラブルをしょっちゅう起こす人は
起こしたくって起こしているんだ
きっかけはなんでもいいんだ
そういう人は
なんにもないより
トラブルでもあったほうが
いいのだ
一種の鬱晴らしだ
まわ ...
退職後は
退屈に耐える力が
つきます
老後は
さびしさに耐える力が
つきます
丁度いい紐がなかったの
言い訳じみているけれど本当の事です
ふにゃふにゃの精神に健全な身体
突然の停止を夢想してみても
今日の心臓も元気ハツラツ
どの方法がベストでしょう?
スレッ ...
少しずつ冬が剥がれて春になる生暖かい空気が浸透
山々を見ながら心落ち着かせる先のことばかり考えないで
バスを待ち渋滞続き遅れ気味時間通りにならない都会
パンを焼き部屋に漂う良い香り子 ...
はぐれた鳥の影を追って帰り道を失う午後、時計屋の入口の上の壁に張り付いたアナログの文字盤は大嘘をついてせせら笑っていた、ハレルヤ、いつもより少しだけ暖かいものだからテレビのキャスターは微笑んで ...
雪が沢山降ったら
お気に入りの
傘も意味がないから
お外には出ないで
お家の中で自称詩を綴るの
例えば
こんな自称詩
「乾燥」
私の足は
乾燥を知らない
冬の海でも ...
怪物に
今も
圧し潰されそぉで
こころ細くて
雲をみている
幼い頃 自転車で潜り抜けたのは
大きな世界
低い位置から見上げた大人達は
もっと偉大に思えた
今 こうして 眼下に広がる世界を 眺めるにつけ
登頂した 全ての山と 尾根の流れを ...
乾いた空気の冷たさ
石畳の歩き難さ
とおに忘れていた
二月は一番寒い時期だと
底冷えのする
身を屈めてしまうほど
風に吹き付けられ
行き交う人は
愛想がないのに
すれ違う人の ...
思い出すと 苦しいことがある
顔向けできないこともある
恥ずかしくてのたうちまわることがある
いたたまれない時もある
それでも どうか
過去の 背伸びを蔑まないで
明日の自分 ...
sと神保町で会った
特に何も買うわけでもなかったけれども
昔は古書が並んでいた店の棚には エロ本ばかりが並んでいた そして
昔より目についたのは写真集とアート作品の本屋ばかりだった
...
締め切りが二日ズレただけでも
対応しづらいし首も痛む
そんな2017年12月27日だった
なごみすぎたのが原因なのか
血が充満しすぎたのが原因なのか
分からないながらも
天も迂回して行く中 ...
ミルク色の波が打ち寄せる
甘い浜にね
真珠がコロロンコロロンと
いっぱい ころがっていてね
カリリカリリと 齧って飲み込むと
うんと 力いっぱい
泣けると ねむいの
みん ...
顔を背けながら
俺はお前を愛している
お前も俺を愛している
私は貴女を愛している
貴女も私を愛している
殺しあうように絡み合う双頭の蛇で、狂うように罪の果実の香に犯されているのを人々 ...
ぼくの住む近く低くに
はんぶんの月が西の空
はんぶんの月
見えていないもうはんぶんの月
宇宙くうかんにあるまあるい月
実体はひかる
ぼくの住む近く低くに
...
木の椅子に座る
カウンターに休む
ブレンドを頼む
眼を閉じて一口
珈琲屋に行ける
珈琲屋に行けるのはいつだ
黒砂糖が光る
いれないけれども
賛美歌が流れる
知らないけれども
珈 ...
隣の部屋のうたう女
廃品回収と灯油販売の
トラックが華を添える冬の
低い位置から差し込まれる光の
中心でたわむれる埃
コンビニ前に止まる車
アイドリングストップの
マナーを声高に訴え ...
二月の
雨が こおっていく
あなたからの 一時間未満の
電話からの ことばからの
つめたさが こおっていく
ひとつも
かなしくない
ふるえ ...
ぼくたちの温度が
正しいのかどうか知らんし
きみの・ひとつを とりなよ
ホテル・ニューオオタニ
きみの・ふたつを とりなよ
ビーバップ・ハイスク ...
雪が降りそうな
優しい朝でした
風がよわいので
寒くはありません
あなたの手は
夢を撫でていて
もうすぐそれは
孵化しそうです
季節の眠る年輪が
わずかな光に向かってゆき
...
いつもなら
通らない道を辿って
いつも通る道へ合流する途中
知らないわけではないのに
ハンドルを握る手がすこし浮く
最後に確認した景色との差異
正解のない間違い探し
見つけたとしても
...
ちょつとパッドを見せてくれんね
いや、濡れちょらん
濡れちょらんでもかえて寝た方がいいがね
いや、濡れちょらん
ちょつと見せんね
ほら!こんなにびっしょりだがね!
かえんね
後でやるから ...
鼻息荒めに帰ってきた
一時間くらいで帰ってきた
勝ち気な顔で帰ってきた
牛肉提げて帰ってきた
さも 狩ったかのように
さも 勝ったかのように
高い肉買って帰ってきた
割下は合わせ ...
中華街で
北京ダッグが半額と呼び込まれたら
皮がパリパリしない
半額以下のものだった
騙したわけではないだろが
騙されるほうも悪いというやつか
騙されるほうは
お金を惜しんだだけ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水虫ジュク夫「平昌オリンピック所感」
花形新次
自由詩
1
18/2/27 23:05
ララバイバイ
ミナト 螢
自由詩
3
18/2/27 22:12
水虫ジュク夫「私の正体」
花形新次
自由詩
1
18/2/27 21:13
一日
鷲田
自由詩
1
18/2/27 20:23
囓る
草野大悟2
自由詩
3
18/2/27 19:47
レム
ヤスヒロ ハ...
自由詩
4
18/2/27 9:28
トラブルメーカー
ホカチャン
自由詩
1
18/2/27 9:27
老人力
〃
自由詩
0
18/2/27 8:32
キシネン
木村きむ
自由詩
1
18/2/27 7:19
都会
夏川ゆう
短歌
2
18/2/27 5:04
おだやかな道にとどまろうとしたって
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
18/2/26 23:58
水虫ジュク夫「乾燥」
花形新次
自由詩
2
18/2/26 20:33
怪物に
TAT
短歌
0
18/2/26 19:49
ジオラマを囲む大人達
藤鈴呼
自由詩
4*
18/2/26 9:39
束の間、彼の地で
坂本瞳子
自由詩
2*
18/2/26 3:47
自分への願い
短角牛
自由詩
2
18/2/26 1:29
神保町の今
番田
自由詩
0
18/2/26 0:23
締め切り
間村長
自由詩
2
18/2/26 0:18
真珠の記憶
田中修子
自由詩
8*
18/2/25 23:31
半身たち
〃
自由詩
4*
18/2/25 23:28
実体はひかる
ペペロ
自由詩
2
18/2/25 23:27
珈琲屋に行ける
朱い狐
自由詩
3
18/2/25 23:24
彼女は地球上でたった一人のアイドルだった/即興ゴルコンダ(仮 ...
こうだたけみ
自由詩
3*
18/2/25 23:11
こおっていく
草野春心
自由詩
4
18/2/25 23:03
きみのぶん
〃
自由詩
2*
18/2/25 22:56
春
ヤスヒロ ハ...
自由詩
9*
18/2/25 21:58
薄力粉とスティックシュガー
Seia
自由詩
1
18/2/25 21:38
パッド戦争
ホカチャン
自由詩
3
18/2/25 19:50
スキヤキ
じおんぐ
自由詩
2
18/2/25 15:12
北京ダッグ半額
イオン
自由詩
2*
18/2/25 12:16
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
1139
1140
1141
1142
1143
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
4.26sec.