わずかにでも希望が
あるのなら帰りたい
荒野でもいいのなら
水さえ飲まずに死ね
こんなとこに住んでたのか
働かざる者食うべからず
東風はいつ吹くだろうか
...
人身売買は禁止されているのに
人心売買は禁止されていないのだ
人の心が通信販売されている
買えるならニセモノでもいい
というかニセモノだから
禁止されていないのだ
「店長、お客様には
知らないで買う権利があるって
どういうことですか?」
「ここに農薬たっぷりの食事があるとしよう
事実を知って食べないで
ここで餓死するか
事実を知らないで ...
スッキリドッキリ開放感。浮かれすぎて射精。
「どうもすみません」。
町に出れる喜びを噛み締めて俺達は豪遊した。
ぶん殴られた。
「どうもすみません」。
笑ってる場合じゃねえよ。やばいよ。やば ...
瞬きすることなく
声を上げることもなく
冷たい表情のまま
ボクをいつも見下ろしていた
永遠はいついつまでも
続くものだと思っていた
歌の終わりが
サヨナラをもたらすだなんて
疑 ...
春へと分け入っていく冬の先端で
裸木は枝の隅々まで停止している
やがて訪れる明確な死までに
なすべきことを緻密に逆算している
樹皮は乾き葉は落ちた
肉体の老いが彫られたようにむき出し ...
ワタクシの中身は
ワタクシメにも 分からない
見えるのは 表
コインを飛ばした 掌のように
一瞬にして 解読できたら 器用でしょうに
解毒作用のある 高名な飲料を以てしても
流し去る事 ...
約束が わすれられ ふるびて かわきながら
そこにあり続けるのを しっていた
バス停みたいに でん とつったって
おたがいに これからも
わすれられ続けるのだ
犬の絵の毛布が
...
○(楽しむ心)
朝いつものように
のんびり散歩した
散歩できる時には
散歩を楽しんでおく
のんびりできる時は
のんびりを楽しんでおく
そのうち必ずできなくなるのだから
○(ゲーム障 ...
薄皮を剥いでいくように
少しずつあなたに真実を
話していこう。私が私を
貫くために犯してきた罪
を。目まぐるしく動いて
いく世界から外されて、
誰にためにも、自分のた
めにもなれないと確 ...
オレはだあれも来ない神社の神様だ
霊格が
人格ぐらいまで錆びついて来やがった
だからもう腹も立たないし
だれかのために
一生懸命になるようなことももうない
金持 ...
霊的なこと以外
妄想だったり不確かなものだと
痛感しています
唾を吐きだしながら
イチョンの坂道を下ります
そこでおんなを殴ります
おんなが起き上がるまで
煉 ...
ノストラダムスが予言した未来は
本当に訪れるはずだったんだろう
少なくともその直前までは
インチキなんかじゃなくて
回避しようとする人達の意思が
予言の呪縛を打ち砕いたんだろう
運 ...
マーロウと
リンクする丘の為に
歌えないかずっと考えてる
...
痛みをふさげ
とあなたはいつも目を閉じる
声など切り裂いてしまえとも
私はあなたのことばに
いつもしたがわない
私は誰かの痛みを食べて
誰かの悲しみの血を
この身に受けているから
お母 ...
春が来る
あたたかいのか
...
めんたまがね、
まわれば
ゆびのさきまわる
あたまのなかで
いろがまわる
からだのなかを
ぐるぐると、まわる
まわる
いろはにつられて
ことばもまわる
みんなつられて
くるく ...
二等辺三角形の鋭利の角度は
圧迫された空間に横たわる
平穏の日常までが揺れている
溢れた人命の数と延髄の覚醒
言葉はもはや暴力であるが
沈黙もどこかそれに似ている
都市はやはり欲望の結 ...
花のかたちは化かしあい
化かしあいはいたいけな愛のかたち
水はかたちをかえていく
とめどなくこんなとこまで流れ来る
不安と寂しさがまじりあう
健気な生き物たちを迷わせ ...
お金欲しい
ほんのちょっとでいいんだ
本当に少しでいい
別にそんな
たいした金額でなくていい
ほんのちょっと
等身大の
お金と寄り添ってくれる人と
僕を認知してくれる人と
...
砂漠と街
谷を下った
生きることは谷を下ることだった
谷底には血糊があった
谷底を下った
行き止まりかと思った
絶壁に挟まれたけど
さらに進め ...
腹が減ると
クソ自称詩を投稿して
憐れんだ自称詩人ババアに
蕎麦一杯恵んで貰おうと
画策している
自称詩人ジジイがいる
蕎麦だけではない
自称詩人ジジイは
自称詩人ババアの身体も狙 ...
ワイフが夜中に突然跳ね起きた
「どうしたんだよ」と尋ねたら
「いや!怖かった!
追いかけられる夢をみていた」
「そういう時は逃げちゃいけないんだよ
逃げるから追いかけられるんだよ」
目が覚 ...
(寒い夜。)
抱っこして。
ぎゅっと、抱っこして。
パトラッシュとネロみたいに。
「でも、それ、最後は死ぬはなしやん?」
死なない、パターンで。
お願いします。
「… ...
果たして
絶望は希望の反対側に位置しているのか
ただ
いたずらに死への憧れを抱き始めた頃から
彼女の心には、空虚と言う厄介な蜘蛛が巣を張り巡らせていた
それは十代の半ばだったと思 ...
根本から抜きとるコトは不可能
地下系が発達している
アカカタバミのように 繋がって仲良く出て来てはくれない
血止め草みたいに 可愛らしい苔を いじめぬきは しない
茎の隙間から ミ ...
凍える肩を震わせて
傘の柄をつかむ手はかじかみ
降りしきる雪の中を歩き続ける
もう少しでたどり着く丘の上には
梅の花が咲いているだろう
犬に吠えられようと
何度も転びそうになろうと ...
新宿で生きてくには
あのビル群が富士山で
歌舞伎町が樹海みたいなもんだ
生きてくだけだから
じぶんの哀しみを守るために敗北したり
理不尽を振り払うために憎んで壊したり
...
五年前同業他社に転職したOが会社を年末にやめたらしい。
うちにいた頃のOは売上の大きなお客様をもっていて、こどものような勘違いをおこしていた。うちの会社の看板で営業していただけなのだが実力のない ...
ある日『やっかみと見下し』が
『尊敬と思いやり』と同じ色の
スーツを着て髪型も似せてみた
――誰にも見分けがつかないだろう
と思っているのは自分だけ
まわりは口に出さないだけ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わずかな希望
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/1/8 14:15
人間通信販売
イオン
自由詩
2*
18/1/8 13:01
知らないで買う権利
〃
自由詩
1*
18/1/8 13:00
20180108_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
18/1/8 11:23
プーペの歌
坂本瞳子
自由詩
0
18/1/8 11:14
裸木
葉leaf
自由詩
1
18/1/8 10:55
数多ほこりも愛しかりけり
藤鈴呼
自由詩
3*
18/1/8 10:35
犬の毛布
はるな
自由詩
4
18/1/8 8:58
独り言33集
ホカチャン
自由詩
0
18/1/8 8:03
終わらない十字架
あおい満月
自由詩
2
18/1/8 3:30
神社の神様だ
吉岡ペペロ
自由詩
3
18/1/8 0:05
世間
〃
自由詩
1
18/1/8 0:03
予言者
1486 1...
自由詩
3
18/1/7 23:39
ジャッキーとジャイブする丘の為に
TAT
短歌
0
18/1/7 23:10
その扉へ
あおい満月
自由詩
1
18/1/7 21:15
今年もよい年でありますように
TAT
自由詩
3
18/1/7 21:14
詩はあうとではない
ツノル
自由詩
5*
18/1/7 21:12
東京の空
鷲田
自由詩
3
18/1/7 16:51
健気ないのち
吉岡ペペロ
自由詩
6
18/1/7 14:01
実際
desert...
自由詩
1*
18/1/7 11:11
無題
◇レキ
自由詩
2*
18/1/7 10:57
飢えた自称詩人
花形新次
自由詩
1
18/1/7 9:00
マトリックス
ホカチャン
自由詩
2
18/1/7 6:40
月の綺麗な、いつもの夜。
秋葉竹
自由詩
1
18/1/7 3:14
復讐するは我にあらず
こたきひろし
自由詩
2
18/1/7 1:02
秋蒲公英
藤鈴呼
自由詩
2*
18/1/7 0:46
寒梅狂
坂本瞳子
自由詩
2*
18/1/7 0:28
にんげん時間
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/1/6 23:51
度量について
〃
自由詩
2
18/1/6 22:42
におい
ただのみきや
自由詩
4*
18/1/6 17:23
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
加筆訂正:
無題
/
◇レキ
[18/1/7 11:00]
再投稿作品
5.1sec.