最初に
だれかが
理由もなく
「世界一高い場所にある駐車場」なんて拡散したので
あまたの観光客が面白半分に訪れる
駐車場(無料だよ)
南の片隅に根付く
天にも伸びる巨木が
きた証拠 ...
【なにもかんじない】
まるで レストランのパラソルが風であおられたみたいに
ツツジの花びらが一斉に 空に浮かび上がると
のこされたのは雌蕊です 少女のままのこころです
はなびらを失った代 ...
夢のなかでは終始眠れなかった。
夢のなかでは巨大なハサミに追いかけられて逃げ回っていた。ハサミが僕のか細い首を狙って追いかけて来たから眠れなかったのだ。
そして僕は断崖絶壁の淵に追い詰められて ...
魅力的なレストハウスが多い街老若男女誰でも好む
この街に再開発の波が来る老朽化したエリアの立ち退き
初夏の風全身で浴び一体化深呼吸して生きてる実感
喫茶店の雰囲気に染まる人々の声も笑 ...
愛はみずうみ、湖底の起伏をすみずみまで満たすもの。欠落やひび、果てのない深淵さえも無限に満たしていく。魚たちは浅く深く光を伝達し、水草は緑色に微笑んでいる。僕は僕という風景の連なりを君に映写した。 ...
メーターが振り切れそうになる
一秒当たりの時間の価値だけが赤く高騰してゆく
それはたとえ休日とて例外ではない
はずなのに
具体的に何をしてよいのかさっぱり分からない
いつもの休日
...
みほとけと
あかごとおにと
しがみっつ
きものひえるは
いずれかなかな
ぶんごうの
てつがくによる
ぶんがくの
おそわるふみに
まどろみのあい
うつつよ ...
空と海の色が同じになると
星が綺麗に見えるから好きだ
孤独な人が失くした明日を
ポケットに入れて渡せたらいい
心で感じる自由がなければ
優しくすることはできないよね
虫一匹の命が重 ...
ブラックバスや
ブルーギルと同じように
自称詩人を駆除しようという
動きが全国的に広まっている
ところが
池の水を全部抜いても
自称詩人を捕獲することはない
何故なら
奴らは池に住んで ...
覚束ない手で握った
透明な定規を
まっさらな星の肌にあてて
まだオムツを付けた子供たちは
ぶつぶつ言いながら
線を引く
柔らかく上下する面を
よちよち歩きを覚えた足が
飛ぶ暇も ...
いぃぢゃないですか
想いが 震えてゆく なんて
いぃぢゃないですか
青いゆめが 無くなる なんて
いぃぢゃないですか
とわの眠りに 近ずくなんて
いぃぢゃないですか
我が身の ...
解放の日の記念にミネストローネをつくりたかったんだ
なにからの解放だってきかれても
僕にもよくわからないんだが
とにかく野菜は自然主義者で
そのおだやかな主張を胃袋におさめたならば ...
マルゲリータがあるならマルハゲリータと言うピザがあってもいいかも知れない。
もしかしたら、秋田県の男鹿半島辺りに秋田名物なまはげリータなんて言うまるで大阪新名物「面白い恋人」的な発想の土産品のピザが ...
近頃はなんだかテレビで誰某があんなこと言ってやがったとか政治家が遊んでたとかどこぞのスポーツでひどいラフプレーがあったとかでたんびに炎上とかなんとかでボサっと座ってテレビ観てるぐらいしか能のない烏 ...
昨日はsと池袋で会った
特にそこで何も考えることもなく
ドン・キホーテの二階で 特に
何も 考えず 人波に飲まれながら
僕は目新しいものもないような気もしたが
この人の熱気に包ま ...
白鷺(しらさぎ)が夕焼け空を風にのり
かの山で染まる翼のオレンジ
別れましょう。薔薇の花瓶が玄関で
ころがり落ちない雷の夜
風に舞う蝶々の絵柄を守るため
蜃気 ...
雨の日のあくる日
学校のうらの公園に
みずたまり
ができていたよ
みずうみ
みたいだったよ
みずうみには
ケヤキの葉っぱが陽に射られてみどりに
きゃあきゃあと光っていたよ
女 ...
脳味噌、お花畑だね」
並んだスカートひらり
風に揺れる。
短い命が花の間だけなら、枯れた後の果実が青から赤に染まって甘くなるまで待って。
少女はケラケラ笑う。
「ポエム!」
「ポエ ...
「満たされぬ事は墜落の終わり
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
満たされる事は堕落の始まり」
群は個が乱立す ...
女子社員のこえが二重にきこえた
朝から右耳に低い風の音がしていた
ちょっとした低音がきこえると
右耳がそれをしばらく拾っていた
耳鳴りだ
なんとなくいやな感じがして病院に ...
文字はやかましくでしゃばりだ
強引に目にねじこまれ
目を閉じた後も暴れまわる
あなたの暴言なんかまだやさしい
文字にはかなわない
なのにどうしても文字がほしい
しるしのような
明 ...
まっくろな田んぼに突然、蛙の合唱がはじまった。
その鳴き声をぼくは、星のようだと思った。白くけむった夜空に、あるはずの星……。
感傷的にでもなるのかなと足をとめていたら、蛙の合唱がやんだ。 ...
波の音のような鼓動が、からだのなかから聴こえる。
何度もふたりで夜を越えてきた。
あの日、水面を踊るひかりの反射に助けられたことを、わたしは忘れない。
わたしたちには海がある。
だから何が ...
でかい傘をなくす
小雨の中を片頭痛に苛まれながら歩く
真夜中の静けさはクラシック
夜空をぼかしながら写真を撮る
月よ元気かい?
ほくそ笑み、その後にやりと笑う
気持ちの悪い癖だ
...
君を乗せて連れて行きたい場所に
花が咲いてたら僕は困るよ
名前も知らずに綺麗だなんて
簡単に言う人が羨ましい
苦くて渋くて癖になる味の
エスプレッソなら答えられるのに
甘党の君はカフェ ...
もうすぐ、夏ですね。
6月も後半になると、
街が一色に、夏の色に染まりますよね。
待ち遠しい人はとうぜん、
これから恋人をさがす人も、
おそすぎるということはありませんよ、ね ...
鈴木くんは水槽の酸素装置切ったまま入れるのを忘れた。飼っていた熱帯魚が全滅した、と午前十時の休憩時間に話し出したのには驚いた。本来はけしてしてはいけないミスだから、人前では話さない方が無難なのに何の躊 ...
想像することと嘘をつくことは
とても似ている
ときには一緒の場合だってある
愛がどちらの顔も持っているように
ろくでなしさんしでなくてごでもなし
はちきゅうじゆうのいちにつけ
僕らの
ろくでもない真夜中ってのを駆け回る
には一から十まで準備運動が必要なの
わかっていた ...
男がエデンの{ルビ欠片=ピース}をひとつ拾う
女もひとつエデンの欠片を拾う
二人は寄り添い夢を見た
悲しみも争いも飢えもない
身も心も裸のまま
愛し愛される生活を
男がまたひとつ欠片を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
駐車場
乾 加津也
自由詩
3*
18/6/5 17:16
かんじる?
るるりら
自由詩
7*
18/6/5 11:47
夢のなかでは
こたきひろし
自由詩
0
18/6/5 7:32
深呼吸
夏川ゆう
短歌
2
18/6/5 5:16
みずうみ
葉leaf
自由詩
4
18/6/5 2:50
潤い
本田憲嵩
自由詩
3
18/6/5 1:44
かなさんど
AB(なかほ...
短歌
3+
18/6/4 23:46
夜ノ声
ミナト 螢
自由詩
3
18/6/4 21:38
全部抜き
花形新次
自由詩
2
18/6/4 20:39
星の鼓動
まーつん
自由詩
6
18/6/4 11:51
卒寿の唄 (2)
信天翁
自由詩
2*
18/6/4 10:06
ミネストローネのうた
梅昆布茶
自由詩
12
18/6/4 9:20
男鹿半島冬景色
TASKE
自由詩
2
18/6/4 2:43
わかったように言ったところで
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
18/6/4 0:41
そこは時々、池袋
番田
自由詩
5
18/6/4 0:29
あるコイたちの詩
秋葉竹
短歌
2
18/6/4 0:05
初夏の奇跡
田中修子
自由詩
8*
18/6/3 22:59
【文学的波長】
黒崎 水華
自由詩
2
18/6/3 21:37
[白い記号の終わり]
〃
自由詩
3
18/6/3 21:36
やすらかな世界
ペペロ
自由詩
1
18/6/3 21:13
でしゃばりな文字
朧月
自由詩
3
18/6/3 20:54
蛙と星
ペペロ
自由詩
2
18/6/3 20:39
満月
水宮うみ
自由詩
2*
18/6/3 20:14
夜中の遊び
moote
自由詩
0
18/6/3 16:29
ガールフレンド
ミナト 螢
自由詩
2
18/6/3 15:18
ハッピー夏休みは、まだ来ない。
秋葉竹
自由詩
2
18/6/3 12:23
忘れ去るために
こたきひろし
自由詩
3
18/6/3 7:29
想像と嘘と愛
HAL
自由詩
6*
18/6/3 4:35
ろくでなし/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
0*
18/6/3 1:32
エデンのジグソー
ただのみきや
自由詩
6*
18/6/2 21:00
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
加筆訂正:
エデンのジグソー
/
ただのみきや
[18/6/3 13:03]
剪定みたいに整えました。
エデンのジグソー
/
ただのみきや
[18/6/3 13:00]
三文字削除
エデンのジグソー
/
ただのみきや
[18/6/3 11:27]
二文字削除。
エデンのジグソー
/
ただのみきや
[18/6/3 6:57]
最終連少し訂正
3.57sec.