そうか

おまえもひかりが好きかあ

すりガラスのむこうに

みつけたよ

そうかヤモリくん

おまえもひかりが好きなんかあ


かなしむことはないじゃないんだよ

わか ...
笑わない顔が幾つもあった
ヒトの首から上に

忙しなく時間が動くから
私も
焦るよ
遅刻しないように
取り残されて自分を見失わないように

笑えない日々が続いている
私の手足も疲れ ...
生活には潤いが必要だったことについて
少しばかり語りたい
たとえば
星星や月に照らされて浅い川面に映える
逆さまになった細ながい樹木のような体幹も
おだやかな夜風に棚引くその黒々とした頭髪の ...
時に覆い隠されたギヤマンが灰の底の火種のような声で歌をうたっているころ、脱皮した蛇の皮のような感情でジェニーは横たわっていた、道端で調子のいい男から買ったドラッグはひどいシロモノでトリップというよ ... 明るい昼間に歩く僕の内臓は重い
死と夢がいっぱいに詰まった袋を持たされて
パトカーの脇を過ぎていく
残像を曳いて
どこまでも行けると信じている
誰が無理と言おうとも
自分でさえ思いもよらぬ ...
ひらかれたことばたち。
いみからすこし、とおくでひかる。
ひとのあたまのうえを、ひらひらとまう。

かんじをすてて、かくことで、
かんじのないぶんを、よむことで、
かんじられるなにかが、あ ...
どうしたって

自分の事が嫌いで

何度も自分を自分で殺しました

妄想のなかで

嫌いな自分を馬鹿にする人も嫌いで

何度も色んな人を殺しました

妄想のなかで

何度も ...
砂浜が元気をうしない

青い秋の影がかたまる

あの麦わら帽子はどこ


時代のむこうか

記憶のむこうか

麦わらベイビー

エントロピーが騒ぎ出す

夏に逆流する宇宙 ...
あと5パーセントの充電しか残っていない
ひび割れたコンクリート 立ち上がってかけらを蹴る
飲み干したあとのペットボトルをつまんで
頭の中で流れていた曲を口ずさむ
壊れたごみステーションに群がる ...
花壇のバラが等しくぜんぶ枯れている庭をとおって、
先生のところにいく
真っ白な部屋、錆び付いてる壁
先生はいつもと同じように
へらへら笑って私に話しかける(おそらく急速にバカにしている)
「 ...
赤い線が
皮膚の上に浮かび上がる
今朝
バラのとげが作った傷が


わたしのからだの中の
赤いこびとたちが
あたふたと
いっせいに傷をめざして
走っていることだろう

猫を飼 ...
雲の切れ間の
日差しを縫って・・・
散歩の「つぐみ」が
電柱頭に降りたった
それは 見事な つばさを
織りたたんで
「何でえ?」
「どうしてえ-?」
うちのワイフは
理屈で僕を問い詰める癖がある
たまらず僕が怒ると
ただ聞いただけなのに
なんでそんなに怒るの?といって
さらに僕を問い詰める
問い詰め ...
刹那的赤系のインパクト

梅、チューリップ、桜、ツツジ、百日紅、ハイビスカス、彼岸花


宇宙にはなんも音しない

こうるさいキータッチも

ひとを苛々させて終わり


刹那的 ...
(記憶の夜空に浮かぶ
(過去の星星は
(幾億光年という長い歳月を経た
(客観性の強い光を帯びて――


つい先日 北海道全域が地震と停電に襲われた
ぼくの住むこの赤い夕陽の市(まち)でさ ...
君がまた
髪を風になびかせていたから

僕は
君の手首をつかみ

あの部屋で
僕らは
洗面器に温かいお湯を張り
冷たくなった両手をつけ

...
いちめん垂れ籠めていたのは暗雲

学校が退けた
放課後の教室から誰も居なくなった
職員室から人の気配がなくなった

校舎の中は否応なしに暗くなってしまった
図書室の本棚から一冊が床に落ち ...
葉が雨音を弾いている。灰皿には吸い差しの煙草と、机に珪化木、散らばったディスク。この全てが夢だったらと思う時もある。投げ出した小説を開き、栞がわりに挟んでいた絵葉書を眺めている。雨に閉じ込められて静か ... 静かに暮らしたい
栗の花が揺れて
枯れ葉が音もなく積もる
かすかな街の音遠く

静かに暮らしたい
白昼の影
誰もいない集合ポスト
雨のように
あるがままに降るような

そんな静か ...
言の葉も枯れるんだろう
井戸水が渇くみたいに
だけど
井戸水が渇く
と言うたとえ方がが果たして当たってるか
どうかは何とも言えない
言葉は枯れてしまっていたから
少なくとも
私と言う個 ...
暮れかけた空に
光る星の名を
あなたに教えて貰った

それは生きるのに
役に立たなくても
心に花咲く同じ記憶よ

図鑑と懐中電灯の
隙間を越えて
指差す方角に
位置を求めた

...
三日前、一度だけ会った新聞記者が
病で世を去った
一年前、後輩の記者も
突然倒れて世を去っていた
彼の妻とは友達で
今朝、上野の珈琲店にいた僕は
スマートフォンでメッセージを、送信した
...
羽が落ちている
本体は見当たらないから
誰かが食べてしまったんだろう
羽は食べてもおいしくないだろうし
さしたる栄養もなさそうな
だけど
錆ひとつない
無垢な部品

ない、みたいに軽 ...
はげしい地震のあと
まるでなにもなかったかのように
がれきの上にひろがる青空

すさまじい台風のあと
まるでなにもなかったかのように
倒壊した建物の上にひろがる青空

自然とは
なん ...
皆さんは、何処で詩を書きますか?

アパートのこたつの中/図書館の片隅/喫茶店の窓際の席/休み時間の教室やオフィス

等等、色々あるとおもいます。

皆さんが、詩を書く場所やここで書く事が ...
落語を友人と聴きに行った
郷土出身の真打ちで
目から涙が出るぐらい笑った
その中でこのへんの男は
おかしくても笑わない
という話があった
そういえば僕のまわりで
よく笑うオヤジはだれだろ ...
儚い朝が閉ざされるとき
女はいっとき獣の眼をあてがう
陽に刻まれた木立が炎めき
虚構の大地が海を覆う
女は起き上がり服を着る
色彩のために、空間のために
女は山から産まれた
山の ...
明けない朝、雨音が体中にしみこみ、体内に落とし込まれている
体内にピカリピカリと衛星が動き
コーヒーの苦い液体が少しづつ私を現実の世界へと導いていく
ありったけの負の感情と、希望の無い労働のため ...
コーヒーが心落ち着くようにする一息つける時間は宝

梅雨はまだ明けそうもなく夏は遠いもう少しだけ雨を楽しむ

沖縄は一足先に梅雨明けた本州はまだまだ先の先

新しくお気に入りの店探したい探 ...
僕はこんな場面に
出会うことなんてないと思ってた
君が誰かなんてわからないまま
終わると思ってた

今、すべての海に
つながる波を二人で見てるんだ
太陽がゆっくり熟して
気味の悪い ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
さよならヤモリくんペペロ自由詩118/9/20 7:58
笑えない日々が続いてるこたきひろし自由詩318/9/20 6:01
水精とは本田憲嵩自由詩318/9/20 1:15
ジェニーは夕暮れのあとでホロウ・シカ...自由詩2*18/9/20 0:53
歩きながら書いた詩春日線香自由詩218/9/20 0:25
おと。水宮うみ自由詩1*18/9/19 23:03
妄想の中の広がる赤赤椿自由詩118/9/19 22:56
麦わらベイビーペペロ自由詩218/9/19 20:46
生存確認無地自由詩0*18/9/19 16:05
しんさつ4に自由詩118/9/19 16:01
猫とバラそらの珊瑚自由詩25*18/9/19 10:14
憔悴信天翁自由詩218/9/19 10:14
理屈妻zenyam...自由詩018/9/19 9:17
インパクトペペロ自由詩018/9/19 8:47
星星本田憲嵩自由詩418/9/19 1:51
白い洗面器仁与自由詩218/9/19 0:20
欲望こたきひろし自由詩218/9/18 23:30
部屋で春日線香自由詩018/9/18 22:57
暮らし腰国改修自由詩1*18/9/18 22:57
振動こたきひろし自由詩118/9/18 22:11
家族ミナト 螢自由詩218/9/18 18:28
光の欠片服部 剛自由詩1218/9/18 17:54
ひとひらの落とし物そらの珊瑚自由詩16*18/9/18 14:33
自然とはst自由詩318/9/18 13:50
詩を書く場所会議室18/9/18 9:58
笑わないオヤジたちzenyam...自由詩118/9/18 9:15
葉leaf自由詩318/9/18 6:39
山道へ山人自由詩5*18/9/18 6:17
コーヒー夏川ゆう短歌118/9/18 5:14
キイロシリアゲアリです竜門勇気自由詩1*18/9/18 1:44

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4.13sec.