太陽の廻りに虹がかかっている
時間やお金をかければなんでも手に入る
でもかける時間やお金がないひとがいる
地平の月の大きさに友と親しむ
友よ、俺はずっと抗いつづけたい
...
演歌がやたら心に染みるのさ
何だか気がついたら年寄りになっちまってた
還暦過ぎちまってよ
どうしようもねえ 巻き戻しは効かないんだから
このまま先に行くしかないよ
老後はのんびり釣糸 ...
三線 半鐘 笛 の音
三線 半鐘 笛 の音
色とりどりの 風車
赤花黄花 揺らされて
色とりどりの 風車
九月の風に 回されて
可愛い頬を 撫でられ ...
やっつまわってうまれどしには
かざぐるまであそびます
ずっとずっとむかしから
そういうことになっております
まごたちが
ほうぼうさがしあるいてくれましたが
あいにく
アメリカいろの
...
アルツハイマーの魂が
何度も「部屋」から
抜け出してしまうので
管理者はとても困っていました
そこで
ベテランの僕に
彼女を「部屋」から出さないようにと
指示がありました
僕は ...
巷では色づき終わり散りゆきも未練のつくる木漏れ日が愛し
見上げれば空に行き交いし秋雲のいつか在らぬや霜月末日
冬は白白は雪色北国を焦がれし雪の珍しき国
花に咲く水
銀の塔の窓
鳥を放つ子
放つ子 放つ子
さまざまにさかさまに
指と指に入り組んで
小さな声は地に落ちて跳ね
また葉をふちどる炎に還る
影の掻 ...
掴まることができない
セーターの袖口を塞ぐ人が現れて
暖かい空気で守り続ける
二人の思い出が膨らむ腕は
風も通さずに聞こえる互いの
脈を打つ音が重なり合って
ジングルベルの間を縫っ ...
寝台の上で瀬死に横たわっていた
虫のように息をしている
何人も神にも仏にもなれない
死人にしかなれない
死人にしかなれない
死人以外になれない
冬の夜は寒くて
冬の明かりは冷 ...
大陸移動の山の影
そのうえを
星のかけらが糸を曳く
それがきえると
点々々のまたたき青黒いパノラマ
野球選手がくびになる
せこい大人がお金でもめる
持たざ ...
冬陽落ち廃墟の瓦礫で子が遊ぶ
震えながら花の香掬う戻り道
蠢く闇の夜陰しずまる
芝生の生い茂った
小高い丘のてっぺんに
池がありました
そのほとりに
風車のように
クルクルと回る
赤い花が咲いていました
その花を見ていた僕は
淋しくって
淋しくって
思 ...
シルエットは幻想を
発たせる
砂丘をゆく
裸体
寝返り
振り返る未来
ザクッ、ザクッ…
足跡のない過去
感化されようとは
思わないが
あの目は純粋なのです
どんな幸福を
謳う人のそれよりも
憑かれた目
ててんたたん ととんつてん
きしゃ はしってる
ててんたたん ととんつてん
きしゃっていうか きしゃじゃないの
それくらいは しってるし
でんしゃれっしゃ れっしゃでんしゃ
...
実家の仏間では
北の方角に手を伸ばし
いつでも笑い出す
生まれて間もない甥っ子。
姿かたちは見えなくとも
かわいい孫に会いたくて
ふらりと帰ってくる父が
楽しいひとときを過ごしている ...
美しい紅葉の写真を撮るために
20キロの荷物を背負って登ってきたというシルバーと
山小屋で同室になった
カメラと三脚がかなり重量があるという
今回は軽いほうだという
僕が朝4時頃起きた時には ...
我が麗しの相棒
コードネームはP-01G
ガラケー族街道爆心中
脱線は許されない
ダジャレは御洒落
オサレは最高のアイテム
光る宝石をゲットしたら
天国と会話できるのだ
そんな ...
父にあやされて
ようやく眠る小さな小さな甥っ子。
ぽん・ぽん・と背中に優しく触れて
胸にかかる寝息を浴びながら
空を見上げて呟いた。
「ぼくはもう、何もいりません。」
遠い昔
...
狭い狭い座席に押し込まれている
にらみつける視線の先で計器盤にひしめき合うメータが囀る
昼、透き通った天蓋は憎たらしいほど美しく蒼い空を見せつける
悪意ある小宇宙だ、ここは
凍 ...
初孫の頬に触れる父の大きな手
きゃっきゃっと笑う声を聞けば
今度はそっと頭を撫でる。
母となった娘の腕の中
ぱたっ・ぱた・ぱた・と動く
ちいさな手足を眺めれば
目尻もだらしない程垂れ下 ...
あなたはもう家に着いて
私のことを忘れたころかしら?
チャイナタウンの雑居ビル
二階窓から手をふれば
お調子者らが囃し立てる
酔っ払いとマフィアの縄張り
ランタン通り
おかえりなさい ...
世の中から
不要な人間を無くしたい
自称詩人を根絶したい
働かない自称詩人の
クソみたいな生活を
私たちの子供が支えるなんて
そんなことがあってはならないのです
「餓えや病に苦し ...
山に登っている
高い高い山に登っている
一人じゃない
みんな登っている
上は曇っていて見えない
下は歩いてきた道がそのまま崖になる
登る 登る 登る
歩き続けなければならない
...
茜色の雲から
茜色が抜けていくのを眺めていた
わずかの間に光を失い
灰色の雲に戻っていく
その色を目に焼き付けて
覚えておこうと思ったのに
ほんの少し
視線をそらせただけで
もう ...
なんにもない
なんでもない
ぽかんとあおぞらあけまして
しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている
なにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのおとをきいている ...
トーストにバターを塗るナイフが
会話のように渡されることなく
淡々とした世界に割り込む
七時のニュースが今日も聞こえる
誰かが踏み外した人生の
後始末を映すナイフの先で
鈍く光 ...
隣で女は濁音立てて鼾をかいている
ついさっきまで
愛しい人も発情すれば夜中に哭いてやたら煩かったのに
事が終われば
疲れて眠ってしまったんだろう
だけど
事が終わっても
男は眠れなくてぼ ...
不幸は
あなたのせいじゃないんです
幸福なやつらは
幸福は俺のせいだ!
不幸はお前のせいだ!
とよくいいますが
不幸は
あなたのせいじゃないんです
めぐりあわせなのです
遠い遠い過去 ...
その木製の寝台はきっと
幾度もさびしい月夜と寒波を迎えつづけて来たがゆえ
あの月の桂と同様のものに変質してしまったに違いありません
その柔かな布団はとうとう彼女の豊かな乳房となって
ぼくという ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
友と親しむ
ペペロ
自由詩
3
18/12/1 7:06
人生の冬に凍えた夜なんか
こたきひろし
自由詩
1
18/12/1 5:35
花の風車(カジマヤー)
AB(なかほ...
自由詩
4*
18/11/30 22:19
風色の記憶
〃
自由詩
2*
18/11/30 22:12
部屋
ゴデル
自由詩
3*
18/11/30 19:01
霜月末日三首
もっぷ
短歌
0
18/11/30 13:26
ひかり歌う手
木立 悟
自由詩
1
18/11/30 12:28
グラデーション
ミナト 螢
自由詩
1
18/11/30 8:36
冬の夜は
こたきひろし
自由詩
4
18/11/30 7:01
ファシズムの足音
ペペロ
自由詩
0
18/11/29 22:37
戻り道
ひだかたけし
俳句
2*
18/11/29 20:18
赤い花
ゴデル
自由詩
4*
18/11/29 19:37
通り過ぎる幻影
ナンモナイデ...
自由詩
4*
18/11/29 19:23
感化
〃
自由詩
5*
18/11/29 18:02
きしゃ
R
自由詩
2
18/11/29 16:08
じーじ。
梓ゆい
自由詩
1
18/11/29 15:44
カメラ
zenyam...
自由詩
0*
18/11/29 9:10
じゃ
藤鈴呼
自由詩
0
18/11/29 8:41
些細な幸せ
梓ゆい
自由詩
1
18/11/28 23:32
皇墜
高原漣
自由詩
0*
18/11/28 23:21
おじいちゃんになった日
梓ゆい
自由詩
1
18/11/28 23:20
lantern street
mizuno...
自由詩
0
18/11/28 23:02
子供たちのために
花形新次
自由詩
1
18/11/28 21:38
登山
小卒
自由詩
1
18/11/28 18:13
茜色の雲
Lucy
自由詩
12*
18/11/28 16:28
かぜ
ひだかたけし
自由詩
6
18/11/28 15:20
処刑
ミナト 螢
自由詩
1
18/11/28 8:26
濁音のない日々
こたきひろし
自由詩
1
18/11/28 7:56
不幸
zenyam...
自由詩
0
18/11/28 6:54
垂乳根の月
本田憲嵩
自由詩
7
18/11/28 1:29
1144
1145
1146
1147
1148
1149
1150
1151
1152
1153
1154
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
4.13sec.