炎の刻印が
街に押されて
ようやく
冷たい夜が明ける
街のマリア様たちは
眠い目をこすって
もう、
明日から振り返ったとすれば
何度目の
希望を
浪費しただろう

夜 ...
深夜に隠れて朝を思う

枯れた木立と敷き詰めた紅い葉
ようやく落ちた夕日を
ひっくり返して真昼を思う

朝目覚めて感じる喉の渇き
差し込む光を布で押し退け瞼を閉じて夜を思う ...
調べたら
カフェインアレルギーだってよ
コーヒー飲んでも
ウーロン茶飲んでも
緑茶飲んでも
気持ち悪くなるじゃねえか、この野郎!
だからといって
ノンカフェインのコーヒー飲むほど
コー ...
何モ言ワナイデイルわけでもないのに
アナタはまだ聞き慣れてもクレナイ

ヤサしくてヤワらかくて 
包まれて火傷する

陽射しのような眼が照らす

ワタシの奥の冬を

イマを失った ...
横断歩道の
真ん中辺りで
立ち止まる

逆行が背中に
突き刺さって
立ち止まる

誰にも気付かれず
すれ違っていく

自動販売機の
真横に立って
空を見上げる

夕日が瞳 ...
懐かしい未知は
遠く空へと続く道
気流の音が鳴り響く
大気圏を通過して
桜色した巻き貝の
トンネル抜けて
帰還します
叔母の葬儀が 教会で始まる  

司祭の語りかける 流暢な言葉に 深い人間愛を感じる

50年前に洗礼を受け 身を捧げて来た叔母の軌跡を 知らずに来た今

聖歌隊の 静かに漂う響きが 信者 ...
「私は告白すべきなのでしょうか。寒々とした六畳一間で一人で暮らすようになって八年が過ぎました。和製日本語のようで妙な名前のマンションで、マンションと言っても全く高級感のないものです。左右の隣室には差が ... 自分の不幸を嘆いて泣いても仕方がない
自分の人生なんだから
戦い勝ち取るしかない
人生最期の栄冠を
たゆたうなら私の喉のうちに
飛び込んできてマリア

肖像画に宿る瞳の輝きが
くもりガラスの乱反射なら
濡れたくちびるは朝に贈った口づけのあとだ
この声がスタッカートを引き起こして
アパー ...
もう
遠くに
夏の終わり

かなかなかな
まだ蝉が啼いて
それも幻
十八年間
二人暮らして

子供がいたなら
何か変わった?

かなかなかな
一人で生きていく
こんなに ...
青年もまた樹木です          あるいは
月面に向けられたロケットとでもいうのでしょうか
まだ鮭のように勢いよく放つまえのそれを
湿気った寝具のなかで
もうすでに捧げています
その体幹 ...
躰から流れ出て床を這い広がっていくのが言葉じゃなく、僕の意識を撃ち抜いた銃の口からうっすらと天に向かって立ち昇っている煙、それが言葉だ。

そうか、そこにあったのか。

無味の真っ赤なソースと ...
あの歌の中に僕が生きていた
嘘みたいな言葉を本気にして
色褪せずにただ染まっていたくて
君の声だけが道を広げた

抱きしめるように独占できない
メロディはやがて誰かの心を
いっぱいに満た ...
ノブちゃんはね。
むかしも今も女の人でした

私たちは偶然再会しました
その時ノブちゃんはね、鰻屋さんで働いてました
私はお客さん
勤め先の社長や同僚と食べに来ました

鰻重を運んで来 ...
つめたい空がまっすぐに
地上に降り立ち響いている
その響きに応えるために
僕たちはそれぞれの手鏡をそろえた
光が未熟で流動する朝
誰かの唇には鋼鉄が芽吹いている
この建築の群れを貫くに ...
絶望ノートを拾った
絶望的な内容が書かれていた
ゴミ箱に捨て駅に急いだ
私は私を買う
私は私を食べる
ちぎって食べる
私は私を殺して
また私になる

私の欠片たちが売られている
血となり肉となる私の欠片たち
だから私は私を買う 
私は私を食べる
ム ...
 崩れそうになる

 ひび割れた心

 あなたの言葉が

 唯一の接着剤

 偽りの言い訳でも

 聞かせて欲しい

 唯一の言葉で
あまりに口がくさすぎて
道場を破門された私が
単身勇躍武者修行の旅に出て
世界各地のライバルとしのぎを削り
ついには世界一の称号を手に入れ
私を辱めた因縁の道場へ
最終決戦に行くにあたって ...
内縁の妻がうちを出て行った
私は彼女がのこしていった
食いかけのオートミールを
呆然と咀嚼しながら
これからどうしようと思い
まずは食後にリビングに全裸で
少しオナニーをしかけたのに
急 ...
久しぶりに銭湯へ行ったら
私も含めたお客の全員がことごとく
包茎であったことにびっくりして
まるで仮性パーティーじゃないかと
私が思わずそう言ったら
隣の洗い場で髭を剃っていた爺いが
私に ...
熱々のチキンラーメンを食べながら
断崖絶壁に向かって
車を走らせ
崖から出来るだけ近い位置で止まり
出来るだけ溢さなかった方が勝者

若者達は
自分の勇気を誇示するために
命と皮膚を掛 ...
大人のサリエリは既に有名人で地位もあり多忙でした。

わかってください。

私たちのモーツァルトは、弱々しいのです。
私たちのモーツァルトは、貧乏性なのです。
私たちのモーツァルトは、、情 ...
奥まった意識に 
盛んに響いて来るものよ
おまえは鮮明な輪郭保ち
独り存ることの透徹を
直接魂に伝えて来る
この思考透き通る十一月
寄せては返す波のように
おまえの響きは親密に
おれの ...
てき
、とうに

いぎょう

てみる

そうでないと長い長い長〜い1行が点も丸もなく延々に続いていくだけだから
いい意味での適当にちゃんと聞きました(きっぱり)
撤回する気もない ...
右の頬を叩かれ
左の頬も叩かれ
まったく叩かれてばかりだ
女に叩かれ振られ
男に目つきが悪いと叩かれ
ふらふらして肩がぶつかり叩かれ
まったく叩かれてばかりの人生だが
ぼくだって毎日地球 ...
天国へは
個々に専用のエレベーターでいく
押せるボタンは最上階のみ
そして
最上階が何階かは昇る人しだい

地獄へはエスカレータでいく
階段の上は人人人
死人で溢れ足の踏み場もない
...
太陽の光が当たり光る雪から
美しいメロディが溢れる
いとおしい人よ
あのぼやけつつキラキラ光る川に
僕と飛び込んでおくれ
君の世界の中に入り込んでしまって
あまりにも不思議な幸せ
例えよ ...
優しすぎて何もできないとしても

ひとを平気で傷つけるよりいい

真面目すぎて生きづらくても

それで真理にたどり着ければいい

素直すぎて損ばかりしていたとしても

それで神の御 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ただ、歩く秋葉竹自由詩1318/11/3 4:00
煌光三月雨自由詩2*18/11/3 2:29
スタバを襲撃する花形新次自由詩418/11/2 22:33
視えない場所へハァモニィベ...自由詩2*18/11/2 20:36
トランスルーセント1486 1...自由詩21+*18/11/2 20:03
巻き貝ひだかたけし自由詩16*18/11/2 19:29
想いのかけらは 聖歌にのせてむっちゃん自由詩10*18/11/2 19:29
嘘つき腰国改修散文(批評...3*18/11/2 16:06
Fly high渡辺亘自由詩118/11/2 14:38
アリア・マリア這 いずる自由詩518/11/2 13:36
障子腰国改修自由詩2*18/11/2 12:35
月精本田憲嵩自由詩418/11/2 12:22
ディナー山下ヤモリ自由詩118/11/2 10:11
アカペラミナト 螢自由詩218/11/2 8:14
ノブちゃんは、ね。こたきひろし自由詩418/11/2 7:23
冬の訪れ葉leaf自由詩318/11/2 5:55
絶望ノート腰国改修自由詩3*18/11/2 0:34
カゥ石佳自由詩018/11/2 0:13
接着剤佐白光自由詩4*18/11/2 0:11
創造神セガール、ご...自由詩018/11/1 21:57
つらい自由詩018/11/1 21:51
いたずら自由詩218/11/1 21:47
チキンラーメン花形新次自由詩0*18/11/1 21:10
● 貴方の(私の)挑発的な作品との接し方 ●足立らどみ自由詩2*18/11/1 20:51
詩作・続ひだかたけし自由詩7*18/11/1 20:33
● 赤は止まれ、黄は注意、青、進め ●足立らどみ自由詩2*18/11/1 20:31
触れ合う帆場蔵人自由詩4*18/11/1 20:15
天の国へ地の獄へこたきひろし自由詩318/11/1 20:12
君の世界カッラー自由詩218/11/1 17:24
神の目的ために生きたいあおいみつる自由詩2*18/11/1 17:03

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加筆訂正:
詩と責任/腰国改修[18/11/2 0:07]
孤蓬さんのご指摘を受け一部修正しました。
3.41sec.