夏がやってくる
七月あたりにやってくる
雨に飽きた頃にやってくる

無味無感触の綿菓子を押し付けられるような
生命の力強さを押し売りされるような
掃除好きの父親に自室を勝手に片付けられるよ ...
バニラの香りのするティッシュひとつまみ
鼻先をくすぐる乙女心を思い出せば
不摂生の祟った吹き出物ひとつ見つかる
忘れてしまった風な喉の痛みから出たイガイガ
足先から離れないイボのような ...
♪どん、どん、ふぁんふぁん
どん、ふぁん、ふぁん

大変だ!
DMM.comの素人AVチャートで
ずっと1位だった
ドンファンの妻と言われる素人が
知らないうちに
5位に落ちてるぞ!
...
水の空へ落ちる蝉
十全に ささやかに
冷たい太陽がコクリと飲んだ
――句点はどこ
滔々とただ滔々と
置き去りにされ
ことばは向こうばかり見て



             《句点 ...
なんだ、試合時間が6時間てよ
選手はいいよ
走り回って大汗かいて
水分補給しなきゃ死にそうなぐらいだから
でもさ、
審判とかボールボーイとかガールとか
でけえ声で「ふぉおおおると!」って叫 ...
ライスワークの極意


長年お世話になったアイツに感謝。首根っこ掴んで離さない。
ずっと虐げられてきた。
自分の心を騙さないと続かないこと。生きられないなんて、これまでの経験なんて、意味がな ...
歪なこころの集積が
やがて幾条かの川となり
夜の空の隙間から
細く棚引くように流れて落ちる

落ちる途中で
稀に発光する想いは
そう、
夏の季節なら
稲光と呼ばれるのかも

嫌な ...
「どうせ死ぬんだから」 『宇宙ごみ』

吐き捨てたガムを包む銀紙は
星になるのか石になるのか
宇宙のごみセンターに問い合わせ
地球のルールに従うように
銀紙の上に名前を書いてる

『流星群』

メロンソー ...
今日も疲れた
肩までクソに浸かった
振り返ればあるものなんて
太陽ぐらい

今日も暑いな
死人も燃える暑ささ
狂った老人も僕と共に行く
影の中 うさぎのアイソトープ
膝まで浸かる ...
あれっきりだけれどお元気ですか
月と火星を指でつなぐくらいの距離
びゅんと、目をつぶっていれば三時間くらい

インターネットがぼくらの秘密基地から
渋谷の交差点になったころ
あいもかわらず ...
チクタクチクタク時計の針が

チクタクチクタク前へと進む

チクタクチクタク

決して後ろに戻らない

戻るとしたら進みすぎ

だんだん古くなってきて

とうとう壊れて時止 ...
 雨の日だった。皆が傘を持ち、その分、満員電車はいつもにも増して隙間が少なかった。他社線が停まる駅で、乗客の多くが降りた。乗り込んでくる客に押されながら、ようやく身体を入れかえると、目の前に見慣れた後 ... なんでときかれても

さっぱりわからない

きみのこころも

わからない

わからないからおもしろい

わからないからわかろうとする

にんげんのほんしつ



...
唇は柔らかく
絡めあう舌で
互いの唾液を確かめあう

吐息の洩れる部分を
探りあいながら彼は核心を見つけ
わたしは硬く突起物となったものを愛でる

充分にさざ波を起こしあい
彼はわた ...
景色はぼやけてはっきりせず、
もう夕方なのにこの電車から降りれないでいる。

手の中で蝉の抜け殻がクシャクシャと潰れて、
自電車ごと川に落ちる。
そうめんはどろどろに伸びていて、
五百円玉 ...
さかづきの

淵に浮かびし

面影に

なに問ふもなく

途絶えし夜更け
穏やかに過ごせた夜に
針のように
突きさしてくるのは
鏡に映る自分自身

必死で乗り越えようと
もがいても
それが何になるのと
問いかけてくるのも
自分自身

日々に翻弄され
...
踝から糸を吐く
女郎蜘蛛のように
罠を張り巡らせて
虎視眈々と標的を
雁字搦めにして
力に任せることなく
暴れることなく
罵ることなく
それでも抑する
この我が身の前で
ひれ伏すが ...
 
 手で掬った水のように

 築いてきたものが

 確立させている考えが

 どうあがなっても もがいても

 こぼれていく こぼれている

 手の平に残った一滴に問いかける
...
クソマスコミが
テロにも合わずに
生き延びているのを見ると
日本人は相も変わらず
バカだと思う

あいつら戦時中は
戦争バンザイで
みんなを騙して直接的に
殺人に加担したくせに
戦 ...


誰にも言えない
悩みや苦しみ、痛みを
分かち合うことが
できたなら
世界はもっと広いのに



車通りの多い
道端にでてきた
カマキリ
おろおろしてても
強気のファ ...
桜の一枚がハートに染まる
私の心は春に愛された

ひまわりの花が私を隠し
幻のように夏に消された

金木犀が思い出を連れて
私の日記は秋に流された

銀世界が口にマスクをさせて
私 ...
アップデートに本体が耐えるかどうかが心配なんだが
そんなに最新のVer.でいきてゆける訳ではないんだ

情報格差とは素敵すぎる造語で仕掛けられた欺瞞なんだろう
いつも調整しながら生きている老体 ...
僕の妻は下ネタが大嫌いだ
先日の朝、自治会の美化活動があった時
遅れてきた夫婦がいたので
僕がすかさず
「仲のいい夫婦は朝が遅いんだよね」といったら
後で妻が怒っていった
「なんであんなこ ...
年を取ったら
生きざまというよりも
死にざまです
みごとな死にざまをいたしましょう
夫婦でイオンモール土浦へ出掛ける度に嫁さんは一番にペットショップを見たがる
たしかに猫や犬は可愛いくて癒される
でも、それぞれが等価値の値段がつけられていていずれも高価な買い物だ
私たち夫婦に買 ...
山間を車で走り気分いい自然の声は癒やしのメロディー

逢う度にイメージチェンジしてる友流行のものに直ぐに飛びつく

高くても品質良ければすぐ売れる今頼んでも二年待ちらしい

雨音が癒やしと ...
川に降る星は再び昇り
沈む舟を水紋に覆う
午前三時のまばらな夜灯
出来もしない約束の群れ


腕の羽 腕の花
骨の花 たちたちと降り
違えたもの
失くしたふりで 隠し ...
大雨が降って
人が沢山死んだら
クソ自称詩人が湧いてくる
自称詩人のクソ自称詩など
クソの役にも立たないのに

てめえは家で
鼻くそほじりながら
あー、これネタにすれば
イイね沢山も ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
盛夏の考藤山 誠自由詩018/7/19 4:40
運河の先に藤鈴呼自由詩018/7/18 23:42
私を忘れないで花形新次自由詩118/7/18 22:31
句点ただのみきや自由詩8*18/7/18 20:11
ウィンブルドンを見ていて花形新次自由詩018/7/18 18:47
20180718_work0000@poetryNaúl自由詩018/7/18 16:05
歪で美しい夜の話腰国改修自由詩018/7/18 14:09
僕のいなおりzenyam...自由詩018/7/18 13:22
star toursミナト 螢自由詩1*18/7/18 12:57
unders and anothers竜門勇気自由詩018/7/18 12:06
Re:あいもかわらず青の群れ自由詩918/7/18 11:56
天鳥そら自由詩0*18/7/18 11:17
雨とモスキートコイルMOJO散文(批評...018/7/18 8:27
さっぱりわからないねこきのこ自由詩018/7/18 7:24
HAL自由詩2*18/7/18 5:42
夏電車にて藤山 誠自由詩018/7/18 2:06
さかづきの浅見 豊短歌0*18/7/18 2:01
足音猫の耳自由詩018/7/18 1:21
捕食者坂本瞳子自由詩018/7/18 0:43
こぼれ落ちる佐白光自由詩5*18/7/18 0:13
9時の女に、その認識はない花形新次自由詩118/7/17 21:26
五行歌 命八木ヒロマサ自由詩118/7/17 15:40
四季のうたミナト 螢自由詩118/7/17 14:01
アップデート梅昆布茶自由詩14*18/7/17 9:26
下ネタzenyam...自由詩118/7/17 9:23
終活自由詩1*18/7/17 6:40
イオンモール土浦にてこたきひろし自由詩218/7/17 6:09
雨音夏川ゆう短歌118/7/17 5:11
水喰み木立 悟自由詩218/7/17 0:33
自称詩人よ、流されろ花形新次自由詩118/7/17 0:29

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