言葉ひとつに対しても、無数の解釈が生まれる。
だけど、人が解釈を生むのではなく、
無数の解釈すべてが、言葉に元々秘められている。そんな風に思うのだ。
だから僕たちはきっと、ひとつの言葉の意味すら ...
○(親父似)
紙くずが落ちていたので
まるめてポケットに入れた
それを見ていた妹が言った
「父ちゃんとおんなじだね」
ポケットはいつのまにか紙くずで
いっぱいになっていた

○(介護老 ...
アネモネの咲く日
春は告げられる
ほらあの丘にも
あの岩場にも
碧色のきみとの約束にも

鳥はヒバリであるとして
同じようにきみもわたしも
名づけられる
かつてうたわれそこねたけれど ...
屋台とは芸術である。

何故、芸術足りえるか。それは、桜が美しい。と言う事と同じで、
簡単に定義でどうこうと言える問題でもない。
桜が何故美しいか。と言えば、散るからとは限らない、咲き誇るから ...
コの行列

撃鉄におされて

くるしいや

僕はあと何番目?

友達は何列うしろ?

パチン

パチン

規則正しく一歩一歩

われわれは進んでいくのである

おい ...
傷まないミルクのあふれる
断面を
あなたは菫といい
蛇といい
わたしは腕としるした
このまま
星の時刻を待とうか
誰も知らない海岸だから
寂しさを忘れ忙しがる

言葉笑い 言葉失う

一人 一人女房泣く

くもなくさみしい晴れの空

友は猫ウォヲシュレット

だからなんだとテレビのニュース
澄み切った空 静かに
月の横顔の
化粧を落とした白さだけ
深々と冷気は立ち込めて

木々と木々の間を渡る
鶫や連雀の羽音は
はたはたと 重ねられ
地にふれず かき消され

今朝わた ...
ゴミはゴミ箱に、だってさ。
よく言うよ。
自分だってそう変わらないくせに。

え、何の話でしたっけ。
そうそう。お金の話でしたよね。僕の。
予定通り折半にいたしましょう。

そうして手 ...
山際に故郷を茂らせて
霧立つ河は唱和する
悠久の径を手引くように
水面には明かりの灯った小さな神輿が流れ
その一つ一つに幼子が蹲っている
名付けられた世界を知らず
生誕の由縁も語れぬまま ...
ハゲ上がった頭の上で
フィギュアスケートの女子選手が
股広げながら
ぐるぐる回っているのを想像すると
とても興奮する

ジャンプのウェアは
股のところをダブつかせて
揚力を稼ぐことがな ...
誰かに優しくできないのを時代のせいにしないでよ
誰かに優しくできないのを社会のせいにしないでよ
みんなが幸せになれる世界が一番いいに決まっている

正しいとか間違いとかそんなのは関係なくて
...
空気の膨張する季節には 
おしくらまんじゅうの息苦しさよりも 
少し 穴あきの 心たちの方が 
自由発想を 発送できるのかも

呟いたままで ぎゅうと詰めた餡
本当は 粒揃いの方が お ...
雲が泳ぐ青空
太陽が今日の仕事をしている

降りしきる光は高級だから
散歩の理由はできる。


ざっざっざっ…
赤いスニーカーが2つ楽なリズムで交互に前へでる。
揺れる腰にかかったズ ...
地球は美しく書きます

太陽を
吸うと夏
吐くと冬。です。





鏡は女性を呼吸します。
住民
婆。
猪、猪、猪。
鹿、鹿、鹿、鹿、鹿。
鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥、鳥。
 ふたば

冬の午後
水に挿した豆苗を見ていた
光を食べたその植物は
飛べない二枚の羽を
明日へ広げる


 さよなら

星はどこへ還るのだろう
色あせていく夜空
朝の襲来
...
四重 その夜空に
つよく金色に光らせた
するどい星で
屠るように
線を引いてしまった
星は消えそうして夜は終わり――


(やがて陽は昇った)


ぼくは
ぼくの目は
ぼくの頬は
...
誰かが知ってる
言葉はいつも
僕の王国の
使者になる

扉を叩いて
胸に手を
見つけた星を
売りつける

クソにはクソの
幸せを
一人でいれば
二人分
くれてる光の
...
点数を付けない
差を付けない
あなたも、あなたも
そこにいるだけで
みんな素晴らしいのです

そんな世界を求めて

点数を付けられ
差を付けられ
頭悪い、能力がないと言われ
安い ...
自分が今ここにあるのは
ずっと昔に誰かがいた証明でもある
そこから続いたずっと先に自分がいて
ここに立っている

生きていても
誰かが自分を
ほめたり
責めたり
勇気をくれたり
怒 ...
○(葬式)
死ぬということは
すべてのものからの
解放である
葬式に行き故人の顔を見ると
お疲れさまでした、よく頑張りましたね
と声をかけるようにしている

○(リタイア夫)
リタイ ...
感謝するどんなことにも感謝して心穏やかに優しく過ごす

練習をすれば何でも上手くなる成長してく自分に気づく

雪下ろし大変だねと君が言う自動雪下ろし機あれば楽だね

海の色いつもと違い美し ...
おもたい水がからだのふちに集まって出ていこうとしている
すぐに 今
扉はわたしたちの愛を肯定する
よごれたタオル 柔らかく美しい
生活の哀しさと危うさよ
夜の11時に寝て
朝の7時に起きる
昨日買った
スーパーの売れ残り100円引き
生姜焼き弁当をチンして食べる
食べ終わると
もう何もすることがない

暇をしていると
嫌な思い出が次か ...
ジャンプの得点を
時間に換算するなんて
どう考えても無理があんだろ

クロスカントリーのコースに
幅100M、深さ100Mぐらいの谷を設定して
みんな一斉に飛んで
越えられなかった奴は
...
生まれるといつか
死んでしまうように
忘れるから
あなたは思い出す
忘れなければいい
ずっと覚えていれば
思い出すことはない
生まれたから死ぬ
忘れるから思い出す
ならば 思 ...
チリンチリン
チリンチリン

万年飾りっぱなしの
窓際の風鈴が
北風に鳴いている

チリンチリン
チリンチリン

こころの中

フリンフリン
フリンフリン

今日子も 明 ...
I’ve been thinking for a long time, I want to change
Never trying my best, never trying so hard

...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
解釈水宮うみ散文(批評...1*18/2/8 17:03
独り言36集ホカチャン自由詩118/2/8 15:21
アネモネの咲く日もっぷ自由詩418/2/8 11:04
屋台の味散文(批評...118/2/8 0:48
ホッチキス次代作吾自由詩1118/2/8 0:36
untitledかとり自由詩318/2/7 22:10
独りぽっちの自由律……とある蛙俳句218/2/7 21:54
ひらきかけの箱ただのみきや自由詩12*18/2/7 21:26
20180207_work0000@poetryNaúl自由詩118/2/7 20:32
◎裸身由木名緒美自由詩1418/2/7 19:19
水虫ジュク夫「頭皮オリンピック」花形新次自由詩0+18/2/7 19:07
いいに決まっている1486 1...自由詩618/2/7 18:51
薄皮饅頭藤鈴呼自由詩2*18/2/7 16:38
スパっっ。こんなもんです。幽霊自由詩218/2/7 16:25
綺麗ですよ..自由詩118/2/7 10:51
過疎の田舎村ホカチャン自由詩1*18/2/7 10:41
のびていく豆苗の先はどれも、ふたばそらの珊瑚自由詩17*18/2/7 10:26
四重幽霊自由詩018/2/7 6:48
星のタトゥー本田憲嵩自由詩918/2/7 0:28
どうしようもなくならなきゃ安心なんて竜門勇気自由詩2*18/2/7 0:26
芋でも育てろ花形新次自由詩018/2/6 20:42
生かされる命電光石火自由詩218/2/6 11:57
独り言35集ホカチャン自由詩218/2/6 11:43
海の色夏川ゆう短歌118/2/6 5:17
タオルはるな自由詩218/2/6 0:36
水虫ジュク夫「暇なジジイ」花形新次自由詩118/2/6 0:28
スキーノルディック複合自由詩218/2/5 23:24
かさぶたもり自由詩3*18/2/5 23:17
風鈴自由詩2*18/2/5 23:11
最後の歌1486 1...自由詩118/2/5 21:47

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