夕陽を飲み干した
一本の裸木のように
男は街路を歩いている
詩が叙情であるなら
詩が青春であるなら
男の中でとっくに詩は死んだ
男は散文的な社会を
散文的な哲学を
老いと成熟とを
文 ...
  磨り硝子の夢のなかの
  喫煙所で ぼうとしていた
  鳩たちの群れる高円寺駅北口
  ふっていない雪は うつくしく
  心の端のほうで消し去られていく
雪解けの濡れた轍に青い空 笑みだけ残し君は旅立つ ひとはなぜ

なぜ

なぜだろう

きみはなぜ

なぜ

なぜだろう


おかど違いの茶番だろう

ただ一杯目のバーボンを

グラスのなかのブルースを

ちゃちな ...
眠りんこ大佐が意地悪しちゃってさ君がねむねむ僕もねむねむ ゆびさきで曇りガラスに文字を書き溜め息の隙間 君の名を呼ぶ 高らかに歌う
昔 ハマったアーティスト達の
ヴォイス ヴォイス ヴォイス

これでもか! と 言わんばかりの大音響で
流れ続ける 店の前
気の振れた角度で 何度もリフレイン

気持 ...
座禅とは
自分の弱さに気づくこと
自分の醜さに気づくこと
自分の欲望に気づくこと
そして
今あることに感謝すること
○もう一歩前進は若いうち
シルバーはさらにもう一歩前進

○きれいに使うあなたは
まだボケてない

○座ってよし
立ってよし
まだあなたは若い

○ズボンは濡らすな!
手は濡らせ ...
たくさんの花に囲まれた君の目は
もう世界を映すことはなくて
みんな涙を流した
毎朝サイネリアに水をやる私の為に
泣いてくれる人はいない

君はうつくしいままの姿で
永遠に飾られる
私は ...
うつぶせの 街は夜
わたしはとけて
中指のつめだけが
床にのこった

そのうちに春が来て
夢がながれる
ここにいた爪は
むかし 女のかたちをした
生き物だったと
ちいさな生活の
街に蓋をして
生まれゆく夜をこわすのだ

いいよ これからさき
どんな苦いスープを飲まされても
ひとつしかない夢をぬすまれても
それは美しい詩だった
ビルをなぎ払い ...
最近あまり見かけない
石焼き芋の販売車

秋の深まりと共に
食べたくなってくる
甘味の強い焼き芋

枯葉など集めて
家の庭で焚き火して
さつま芋を焼く

良い香りが辺りに漂う
...
壊れるような空気を
壊すことが怖い
物語を語らないことは
一つの意志

欲求の掃きだめは
無機的な機械の音によく合う
寒さが舞い降りてきた
1月の大都会

生活への執着は
些末な ...
蝶の羽は燃えていた

太陽を目指して
はためかせていた羽に
火が点り
それでも高みを目指して
羽ばたかせた羽は
燻って
火の粉を撒き散らして

朽ちていきながらも
力のあらん限り ...
あなたは何かに似ているんです
いつかどこかで
それともいつも見かけているような気がします

物置からストーブを出したんです
灯油を買いに行ったかえりに
大きなあくびは空に吸い込 ...
なんでもあるのに
なんでも失ってしまった

過去よ、届けて
未来よ、授けて

心に従うなんて
大きく揺れてるときは
混乱を招くだけ

ただ信じて待つ

たとえ信じることが
見 ...
生傷たえないコドモでした

一番深い傷は

公園の看板チューガクセイがぶち割って

その枠だけあって

その枠にぶら下がって遊んでたら

手ぇすべらせて

そのネジで

フ ...
今日はチャラだけで。

チャラの誠実を耳に、

歌います

この曲

はりきっていってみよう

みはてぬはてのぱらだいす

作詞作曲編曲戯曲


by Know Bodi ...
不安定な天気に
心模様のゆらぐ時

わたしは自らの存在の
「奥の間」に
小さな家康公を据える

信長のように、要らない者を斬るでなく
秀吉のように、天下を取って豹変するでなく

― ...
ひらべったい男がいた
ひらべったい顔
ひらべったい躰
ひらべったいネクタイ
ひらべったい挨拶
ひらべったい犬を飼い
ひらべったい車に乗る
ひらべったい紙幣を数え
ひらべったい歌をうたう ...
遠い日のあの子がわたし冬茜 折角二人っきりで会っているというのに
婚約指輪を外すデリカシーも無いんだね
分かっているよこれはただの八つ当たり
それでもやっぱり君のことを愛している

偶然を装い君の体温に寄り添ってみたり ...
三日月のsofaより愛をこめて
ぷかりと浮かぶ青い星ビー玉を
ぼんやり見ている僕は兎さ
夜中にギターを弾くよ

ねえどうして窓のなかも睨み合うの?
気のせいかな淋しそうな街並みも
となり ...
は何かと考える
僕は追われる者だった
君らは追う者だった

追う者のほうが目標がある分強い
それはある
僕というのは目標にしてはならない個人ではあるが

僕には愛がなかった
君らは愛 ...
今日は機嫌と気分がいいと隣の男が呟いた。
突然だったので何のことかわからなかったが、独り言だと理解し頷いた。
そして、その男はおもむろにポケットから小瓶を取り出しぐいっと一杯。
おそらくアルコー ...
和紙の向こうに浮かび上がる透かし細工
綿飴を舐めた舌が 二度目に撫でる曲線

比例・反比例・Y字曲線・ねじれの位置
正反対の等比例 バカボンのパパに聞いてみな

これで良いのだ O ...
他人の中に自分を勝手に見出して、あなたと私はこんなにも近しい存在なんだよとか押し付けていく。
その重みが自分を苦しめていっていることに少しも気付くことなく、それが幸せの形なのだろうなとか想像していく ...
自称詩人が
クソみたいな自称詩を晒し
それに自称詩人がクソみたいな
批評を加える
本人たちは、肩に力を入れ
眉間に皺を寄せ
本気モードを演出している
しかし、よくもまあ、こっぱずかしくも ...
○(早起き)
僕は早起きすると
一日心身の調子がよい
朝5時起きがベストだ
何より心の調子がよい
早く起きて書いたり読んだりするのが
楽しい!

○(高齢者見直し)
「高齢者65歳以 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
沈黙葉leaf自由詩218/1/20 15:50
草野春心自由詩718/1/20 15:33
雪解けの濡れた轍に青い空 笑みだけ残し君は旅立つ颯太@短歌2*18/1/20 14:23
きみはなぜ吉岡ペペロ自由詩118/1/20 13:59
眠りんこ大佐が意地悪しちゃってさ君がねむねむ僕もねむねむ颯太@短歌1*18/1/20 13:25
ゆびさきで曇りガラスに文字を書き溜め息の隙間 君の名を呼ぶ短歌1*18/1/20 13:19
ニシキギ藤鈴呼自由詩1*18/1/20 9:43
座禅のすすめホカチャン自由詩018/1/20 9:40
トイレ川柳自由詩018/1/20 9:24
餞の嫉妬木村きむ自由詩218/1/20 9:09
街は夜はるな自由詩1218/1/20 8:38
生まれゆく街自由詩418/1/20 8:28
焼き芋が好き夏川ゆう自由詩418/1/20 5:17
鷲田自由詩418/1/20 0:17
バタフライ坂本瞳子自由詩3*18/1/19 23:14
こかげの径カマキリ自由詩718/1/19 21:20
ふとうめい木葉 揺自由詩718/1/19 21:05
ダイジョウブよーかん自由詩0*18/1/19 20:43
NOBODY自由詩018/1/19 20:29
家康公服部 剛自由詩118/1/19 18:22
たいらな男やまうちあつ...自由詩318/1/19 15:52
「冬茜」 一句もっぷ俳句318/1/19 15:10
墓場まで持っていく話1486 1...自由詩2*18/1/19 15:05
三日月のsofaより愛をこめて颯太@自由詩3*18/1/19 12:14
僕になくて君にあるアドバンテージりゅうさん自由詩118/1/19 12:13
20180119_work0000@poetryNaúl自由詩118/1/19 10:12
のりしろ藤鈴呼自由詩018/1/19 10:06
あなたと私は同じかもしれないという妄想。アビ太郎自由詩018/1/19 8:11
自称詩人ごっこ花形新次自由詩018/1/19 7:48
独り言34集ホカチャン自由詩018/1/19 7:15

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