二人だけの休日という貴重な一房の葡萄の果実を、ビリヤードの
褐色矮星として分かち合う。果実は混沌と混乱の銀河を巡って軌
道の覚束ない彗星となり、沈黙の時間を巡って遂には規則正しい
乱軌道の惑星と ...
無責任 無計画に人は産み生まれてくる
父は初め父ではなく
母は初めから母である
境界線があるようだ
個でありながら個を生む
どちらにも言える事なのに
境界線があるようだ
母は初めから母で ...
生きている価値のある人間ってのが居るらしい
総人口 約74億の中にそれは居るらしい
その数は1割にも満たなくて
残りの人間は害悪なんだそうだ
ただ、それを決めている人達はその1割に含まれて居な ...
窓の線上に蒼い列車の
君がそっと人差し指を置いた
あの時の僕の血の脈を君は
どこまで憶えててくれる
雨が止まないよ
ドアを叩いて埃でむせる
布と布の隙間に君との約束
するどい痛みを僕 ...
人間が嫌いです
人の気持ちが分からないから
何が正解ですか?
何が問題ですか?
何も言わないくせに正解を要求して
何も言わないくせに不正解だと罵る
ああぁ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ ...
私が知りたいのは常に一つのこと
あなたが哀しみを哀しむとき
遠いどこかで雨はブルース
青い道に波が響いて
ぬぐう頬にはあかねさす
ライトは一定の冷たさで照らす
誰かの血を
誰かの非を
...
「果てに」
苦しい思いをしているのは錯覚かもしれないと思うことがあるけれど実際痛みを感じるし精神的な辛さもある
時間が解決してくれるなら良いがそんなことばかりでもないしどうにもならず何もで ...
ふっているのに
ふっていないとあなたが言うのなら
ふってはいないのだろう
あめは濡らすばかりではないから
あなたと私に
ただ触れてゆくあめもゆるそう
白い太ももを撫でたい
あなたと触れ合ったのは時差のせい
気付かずにいれば声を掛けるから応える
幻とは過去のこと
アルミホイルに包み込まれた野菜
少食とか以前に今日は何も食べない
骨と皮 ...
もうじきサッカーW杯が始まる
「Wカップ、憧れるなあ・・・」と
Aカップの妻に当て付けるように
言ってみても
どうやら本人は気付いていない
ところでW杯と言えば
アルゼン"チ ...
流れ出た血が固まるように
女は動かない
動かない女の前で暫し時を忘れ
見つめれば やがて
そよ吹く風か 面持ちも緩み
――絵の向こう
高次な世界から
時の流れに移ろい漂う
一瞬の現象で ...
今宵も演歌をききながら
ひとり酒
深酔い酒
女の思いせつせつと
そんな女が待っているような気がして
つい深酔い酒
ひとり酒
現実は甘くないと知りながら
妻の小言も忘れて
今宵も演歌を ...
植えても植えても
分かれるもの
内に 内に
入り込むもの
誰かのためにと始まったのに
そこに自分は居なかったのに
小さく小さく
ひらいたもの
光を見 ...
先ずは一番に人の心から中身を泥棒したい
その為には甘い言葉で優しく近づき、嘘をつき始めなくてはならない
豊富に偽りを重ねかさねて相手の心から盗み取るためにそれなりの努力を怠るな
良心の呵責は最初 ...
蛇行せず川は流れる氾濫し落ちた子どもはダムまで流れ
天国と地ごくの絵図に蛇がいて未来永劫とぐろ巻いてる
陽炎が揺れにゆれてた田んぼ道断りもなく蛇が横断
一閉じ込めた瓶の中では大人しく ...
「男性に対してもセクハラ発言あるでしょうか」
「当然あります。」
「タマが小せえー!と言ってはいけません」
「3分しかもたないと言ってはいけません」
「男だろう、と言ってはいけません」
背中は
父の匂い
おっぱいは
母の匂い
懐かしいなあ!
眩しい
なにもみえぬ夕暮れのなかに
鳥葬の塔
アーチ型の風雨にいたんでいる木製ドアを開けよう
耳に痛いちょうつがいの音がして少し赤錆がおちる
取っ手にはこれまでのすべての
怯えてい ...
目覚めたら 昨日の出来事で
朝ごはん食べてたら
駅へ向かう道々で
電車の中で 仕事中も
帰り際に呼び止められたら
帰宅して ドアを開ける途中で
...
汗ばんだ背中が気持ち悪い
ふと一滴の汗が首から背骨を伝って腰の方へと滴るのは
なお一層のこと気持ちが悪い
陽の光が憎らしくさえ思われ
湿った空気など蹴散らしてしまえと
誰に言ったもの ...
野獣さん、泣かないで。
あたしの、こころは、美味しくなかった?
あれだけ、熱心に、むしゃぶりつき、
ひとかけら残さず食べきってしまい、
終いには、
骨までボリボリ噛み砕いてし ...
冷たい水が流れてゆく先は
ここよりもっと暖かいところだろう
冷たい心が流れてゆく先は
ここよりもっと冷たいところだろう
名もない小さな流れに右手を浸して
青い星の温度を知 ...
善悪抜きにして
同性愛は性癖だと思う
性癖なんだから
ロリコンや
デブ専や
SMマニアとおんなじだ
しかし、同性愛だけ
ハートネットTVで
取り上げられて
苦しい胸の内を
打ち明け ...
それはとても楽しい謎解きだった。
文学になった彼を、彼女は読み解く。
手のひらを広げ
あなたの頬を包み込んでみました
こわれそうな
やわらかなぬくもりでした
手のひらを広げ
あなたの肩を抱きよせてみました
流される時の中
いつか
はぐれてしまうのは
...
出来るだろうか。あなたに。出来るだろうか。私に。簡単なことほど難しい。息をしたり飲み込んだり。間もなく夕焼けがやって来る。ベランダでまだ涼しい5月の風。簡単なことから始めればいい。出来るだろうか。あな ...
夏の日十時
海を干上げるほどの無関心が
ここではビルにあくびをさせ
むつかしい言葉はまぶたをすべっていく
回転するただしさ
紐をつけた恋人
合わない靴
ささやかな不安が集積さ ...
桜の時期天気が安心せず曇り雨も降り出し早々に散る
昔から路面電車を利用して見える景色に感動してばかり
潤いと豊かさ浴びて生きている必要なもの集まってくる
待ち合わせ少し遅れてくるあな ...
癒される道具に猫をしたくない共に家族の一員だから
死んだらば花と実そっと咲かせたい今朝は眼が覚め生きてた私
狭い庭植えたら野菜枯れましたほんの気まぐれ結果それなり
お互いを見つめ合え ...
涙を、
光ばかりの静寂に落とす
邪悪な光は冷気の中でたどたどしく転び
火だるまになる
器を焦がしてしまった
とても新鮮な空気を吸いながら
涙を、
月の中の悲し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ルナーボール
本田憲嵩
自由詩
3
18/5/31 5:31
ご利用は計画的に
徘徊メガネ
自由詩
3
18/5/31 0:00
お先にどうぞ
〃
自由詩
1
18/5/30 23:45
初乞い hatsu-koi
胞衣
自由詩
1
18/5/30 23:45
-
徘徊メガネ
自由詩
1
18/5/30 23:26
私が知りたいのは
ふるる
自由詩
5
18/5/30 22:16
20180530_work0000@poetry
Naúl
自由詩
1
18/5/30 21:15
赦しのあめ
朧月
自由詩
5
18/5/30 20:48
あなたを求める
moote
自由詩
3*
18/5/30 19:41
俺は見ないけれど
花形新次
自由詩
1
18/5/30 19:15
静止性
ただのみきや
自由詩
12*
18/5/30 18:43
演歌をききながら
zenyam...
自由詩
0
18/5/30 10:47
白あおぐ白
木立 悟
自由詩
1
18/5/30 9:21
泥棒
こたきひろし
自由詩
1
18/5/30 9:09
蛇
〃
短歌
1
18/5/30 8:25
セクハラ研修
zenyam...
自由詩
0
18/5/30 6:58
匂いの思い出
〃
自由詩
0
18/5/30 6:35
鳥葬
田中修子
自由詩
3*
18/5/30 0:45
一喜一憂
佐白光
自由詩
0*
18/5/30 0:34
汗かきの午睡
坂本瞳子
自由詩
0
18/5/29 22:42
泣かないで、マイダーリン(野獣さん!)。
秋葉竹
自由詩
4
18/5/29 22:23
そこが始まりとするなら辿ってゆくだけのことだ
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
18/5/29 21:43
あらゆる性癖
花形新次
自由詩
0
18/5/29 20:38
解く
水宮うみ
自由詩
0
18/5/29 20:12
手のひらを広げ
まいこプラズ...
自由詩
2
18/5/29 19:19
ただハサミだけを買いにいく
腰国改修
自由詩
0
18/5/29 14:46
こもれび
はるな
自由詩
2
18/5/29 10:18
待ち合わせ
夏川ゆう
短歌
2
18/5/29 5:18
癒し
こたきひろし
短歌
0
18/5/29 4:23
死
moote
自由詩
6*
18/5/29 3:05
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
3.73sec.