ババアが咲いた
やさしいババアが咲いた
淋しかった僕の心に
ババアが咲いた
淋しかった僕の心が
明るくなった
ババアが咲いた
大きなババアが咲いた
苦しかった僕の心に
ババアが咲 ...
毎日食事をする
毎日トイレに行く
ように
毎日「一日の反省」をしよう
自分の言動を振り返ろう
自分の言動を振り返って
より良いほうへ修正しよう
そうやって少しずつ自分を高めていこう
そ ...
時計のないまちを歩くと
歩数計が時間にすりかわる
きみの面影ばかりがやきついた瞳は
きょうも空疎で狭窄しているみたいだし
きのう人参畑だった農地には
いつのまにかウイークリーマンショ ...
右うしろに自然落下
そのまま真横にぶつけて行け
ベッドから飛び降りて
兄貴の身の上ばなしをきく
俺の話もする
暗い因縁めいた続かない出来事ばかりだ
ドローンはつまら ...
海月の
ほねを喰み
みずになる
こえを束ねて
輪郭を増す
つきの舟
波のくだける音が
燃えうつり
粟立つ
膚はひえる
仰向けに
こおりつく花の
かおりを
弔ってみ ...
年末に新宿でSと待ち合わせた
どうしようもない 男が二人
しかし進むべき道を誤ってきたからなのか
そうせざるを 得なかったからなのか
そんな事を考えながら入った
閉店ギリギリのサ ...
沢山の偽物をつぎはぎして
自分という人形を作り上げた
糸と針で縫い合わせた、
建前と奇麗事のパッチワークを
ああ、
何も変わっていない
疑いを知らない、無垢な心を
この世界に差し出し ...
心を込めて
力を入れれば
際立つやさしさ
心を込めて
力を抜けば
際立つ美しさ
心を放して
力を入れれば
際立つ激しさ
心を放して
力を抜け ...
人に対していつも攻撃的。
何があったのですか。
ほら、そんな痩せ細い体で。
正論で人を追い詰めないで少しは分かり合う心を持ちましょうよ。
ほら入れ歯も外れていますよ。
あら、漏れちゃいました ...
走り終え仲間のタオルに包まれてカメラから解き放たれる息
疾走の速度繰り上げスタートのピストルの音聞くも緩めず
無事タスキ渡したあとに受け取った走者の肩をポンとたたいた
...
波打ち際の死体を思い出す
欲望のよの字もないような男にやられる
セミが鳴いている
都庁が見える
夏の曇り空を電線が切り裂いている
八百屋で兄と働いている
暑すぎて人 ...
おみくじを引いて
中の吉凶を見ずに
コートのポケットへ入れる
クシャクシャにした
紙屑に
運命を左右されてたまるものか
「どうだった?」
「さあ………?」
代わりにみて ...
癒して 月
トカゲのしっぽ
電車に轢かれて
切れちゃった
血も涙も
出ない切り口から
コルクが伸びて
油断したあいつのハート
からめとる
好意と憎悪を織り交ぜながら
交わす唾液 ...
唾を唾で
瞳を瞳で抑えながら
においの無い人ごみは
鉄路に影を残してゆく
ひと粒の胡椒が
紙の上を転がり
拾おうとするたびに終わり
つまんでは落とし またはじまる ...
艶やかなバラも散る
やさしげな言葉と眼差しを添えて
去って往く喜びの日々
誇らしげなバラも散る
たのしげなギターとメロウな歌声
血のなみだ流す心の代わりに
うめつくす雪の空
一羽 ...
ネェ
彼女は初対面の相手にそう切り出した。
「ネェ、罰金って今すぐ払わなければいけないの?」
「罰金じゃありません。反則金です」と白バイの警官は言ってきた。
「どっちでも構わないけれどさ」彼女 ...
○今年は四十路になる娘が
帰省した
「結婚はしないの?」
と尋ねると
「うちの職場にはもうチビとデブとハゲしか
残ってないから」
という
○離婚した従兄弟が
帰省した
「再婚はし ...
朝起きたら
「今日もすることないなあ!」ではなくて
「よし、今日は何をしよう!」と思うことだ
そしたら黄金の日々になる
戦いが終わり
今まさに戦火が消えようとしていた
惹き寄せられた私たちは
いつしか愛の戦いをはじめ
それは各々の自身との戦いでもあったが
動員された兵士たちは三々五々
ただこの戦火が ...
妖怪を詰め
妖精を詰め
見たこともない色彩のスペクトルよ
野性と滲み
偶然と繊細
子供が死んでも世界は音さえしない
米中の大量破壊兵器
目ぢからだけで戦う ...
初詣の帰り道
自販機の灯りの前で
ホットココアを
ポケットに入れて
きみは言う
「全部捨てて逃げちゃおうか?」
「無理だよ」
「わかってるって」
初詣の帰り道
自販機の灯 ...
むらさきの階段を羽をつけて降りていく
対峙するおとこと女はスーパームーンに
みじん切りにされて光や電子や素粒子に
観察者はどこにいってしまったのだろう
夜の歩道を老人が自転車で ...
月が鳥やさかなの目玉のよう
ちいさなぱっちり目玉
ひかりの染みた夜雲はまるで
水墨ホタルの鳥獣戯画
こういう美しさを
暇な先輩は知らない
月が鳥やさかなの目 ...
手の平にいる熊たちに
寄り添う二人の神の神光
その滑らかな荒々しさを
喜びで包んだ名もなき紫
火は火と呼ばれることもなく
ただ火のようにありつづける
大げさな仕草に疲れ果て
猫の枕元 ...
元日は一つの甘い形而上学
人々の想念に整った証明を与え
社会を理論的に区切っていく
幸せは村から市街地まであふれ
不幸せは星から地上まで届く
元日は人々の生活を区切らない
具体的で些細 ...
片目を射抜かれたので
精肉部門に逃げ込んで
働かせてもらうことにした
精肉部門では隠れてカイコを
飼って居た様で
絹糸を秘かに作って居ると言う噂だった
私はシルクロードに居る様な気分で
...
元旦や
古女房の「おめでとう!」で
今年もスタートする
元旦や
初詣する人もなし
過疎の神社
元旦や
一人暮らしには
テレビだけが楽しみだ
元旦や
今年も
いい詩は浮 ...
私たちは確かに同時代に並べられただけの
安直な食器に すぎなかったかもしれない
たった二人しかいない母と子が 流し台に溜めたお椀や皿や鍋は
この家にいた六人分の家族のすべてを洗い桶に入れても ...
序
お紅茶がお好きでしたわよね、どうぞ。
お砂糖おいくつかしら?
《桜ふる夜、艶めかしい声で、》
おぐしの白いものもおふえになりましたねぇ。
私の瞳は、水を失いませんが。 ...
何をどう 間違ったのかがわからない 洗濯干しても 乾かない部屋
寂しさが あのマンションにいます 誰かと聞くの? 私の好い人
この橋を 何度渡ったことだろう 夜空が映す 白い骸骨
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ババアが咲いた
ホカチャン
自由詩
1
18/1/4 12:09
生きるとは
〃
自由詩
1
18/1/4 8:31
じゃあね!
梅昆布茶
自由詩
14*
18/1/4 7:53
真横にぶつけて行け
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/1/4 0:17
雪平線
むぎのようこ
自由詩
6
18/1/3 23:43
他人同士の二人組
番田
自由詩
3
18/1/3 22:06
人形だって泣けるんだ
まーつん
自由詩
2
18/1/3 21:38
心を放して 力を抜いて やわらかに
komase...
自由詩
2*
18/1/3 20:39
20180103_work0000@poetry
Naúl
自由詩
0
18/1/3 20:36
ピストルの音
深水遊脚
短歌
1*
18/1/3 20:08
鼻血みたいに
吉岡ペペロ
自由詩
2
18/1/3 18:30
おみくじを引いて、彼女を見られなかった
秋葉竹
自由詩
1
18/1/3 18:03
月光
マリア・ブル...
自由詩
3
18/1/3 16:39
筆と響き Ⅱ
木立 悟
自由詩
7
18/1/3 13:36
CARTOLAの歌に寄せて
ただのみきや
自由詩
8*
18/1/3 13:32
散文詩と言う題名の散文詩
こたきひろし
自由詩
1
18/1/3 10:35
一人暮らし事情
ホカチャン
自由詩
2
18/1/3 9:10
リタイア生活
〃
自由詩
1
18/1/3 8:52
訣別
葉leaf
自由詩
2
18/1/3 8:26
反戦のスペクトル
吉岡ペペロ
自由詩
4
18/1/3 7:11
cocoa
mizuno...
自由詩
3
18/1/3 0:47
むらさきの階段と夜の歩道
吉岡ペペロ
自由詩
1
18/1/2 22:49
暇な先輩
〃
自由詩
1
18/1/2 18:26
神光
moote
自由詩
2
18/1/2 18:01
元日
葉leaf
自由詩
2
18/1/2 15:27
1998年
間村長
自由詩
12*
18/1/2 15:19
元旦独り言
ホカチャン
自由詩
1*
18/1/2 14:34
年末の流し台
為平 澪
自由詩
3*
18/1/2 11:57
あらかじめ、言の葉を置く(とある予言詩)
秋葉竹
自由詩
2
18/1/2 10:27
何をどう 間違ったのかがわからない
〃
短歌
2
18/1/2 7:52
1155
1156
1157
1158
1159
1160
1161
1162
1163
1164
1165
1166
1167
1168
1169
1170
1171
1172
1173
1174
1175
1176
1177
1178
1179
1180
1181
1182
1183
1184
1185
1186
1187
1188
1189
1190
1191
1192
1193
1194
1195
加筆訂正:
CARTOLAの歌に寄せて
/
ただのみきや
[18/1/3 15:30]
四文字修正しました。
大晦日の空に
/
ただのみきや
[18/1/2 9:02]
一文字削除しました。
4.09sec.