この灰色の朝に
雨滴の落ちる
葉から葉へ
落ちた雨滴
つーぅと滑り
拡散して消える

繰り返し繰り返し

靄の中へ
手を振り
消える
君の姿
一瞬見え
はっとして
ベンチ ...
自分は日本語を話すこの地で生まれた。
この地で生きている人は生まれた
時代の《元号》を覚えている。
ただ単に誕生日を覚えるのに便利
ぐらいのことで知っている、自分
にとってはそんなもんで ...
もうすぐ死ぬから

ごちゃごちゃしたくない

ぐちゃぐちゃになりたい

夢なんて寝て見る

スーパースターの引退会見

翳りがそれでひかり出す

誰だって死んだすぐあとくらい
...
意味なんてありません
快楽奉仕、シーチョー重視
言い値など放置したらどうです
思いのたけをブランコに
22hzの誰かが言った
昔のお前を思い出したら
解雇、お蚕、考え足らず
能田 ...
         --S.T.へ

ここが君の生まれた町で、ここに君の悲しみは埋まっている。太陽の季節、君は夜の闇の中をさまよい、漆黒の季節、君はより深い黒を求めてさらに奥へと下って行った。引 ...
夜の蒼のなか 点滅する灯
赤と白と 碧の建物
鉄のかたちが 
径に横たわる


夜のなかの夜を見すぎて
暗い泡が浮かんでは消えない
目を閉じたまま何を視 ...
その椅子はどこにあるのですか?

木製のベンチに根ざしたみたいな
ひょろ長い老人にたずねると
そら、にとぽつり言葉を置いて
眼球をぐるり、と回して黙りこむ

そら、空、いや宇宙だろうか
...
らんぱろらんぱら
 
通り雨 ぽつりぽつり
スライド硝子にコロラド
雲の切れ目 らんぱ
ブラス らっぱらっぱ
通り雨 ぱらぱらぱら
水草と金魚 あぶく ぷくぷく
ロケット発射 えんき
...
砂漠に住んでいる
高曇りの砂漠に
暑くもなく寒くもなく
居心地のいい処だ
余計なお喋りもなく
余計な関わりもなく
足元は絶えず崩れながら
孤独に寛ぎ待つことができる

俺はいったい何 ...
続ける
同じようで
根本的に違う継続の方舟を


無我夢中の宇宙で
もう一度
確かめるように出逢う
親愛なる孤独と


書きまくれライター
書けなくても
感じるままに

...
結末は常に
突如出現した一輪の花を以って
表わされる
誰も
帰ってくる者はいない
あなたが去った分だけ
森や谷が深くなった

一輪の
花が
咲いている


(制作年代不明)
夢をさく現実が
私の前に現れて

あなたをさらおうと
するなら
私も一緒にさらって

こんな日々に
辟易している
生意気な私が嘲笑う

違うだろう
あなたがさらわれなくとも ...
何処か遠く彼方から
子供たちの声響く夕暮れに
缶カラからから転がっていく

風もない 人もいない のに
からからからから転がって
グシャリひしゃげる 銀の乱反射
無数の記憶の断片が
ぱ ...
いつか、きっと忘れていく。
雨雲がときどき、力をかしてくれたこと。
窓の向こうに広がる夕焼けが、美しかったこと。
きみがぼくの心を、やわらかい色に染めてくれたこと。
思い出さなくなっていって、 ...
南アルプスの北岳だ

俺は北岳だ

連山なのに

あんなに孤独な北岳


バカにもプライドか

東京駅中央線エスカレーターあたりは

めちゃくちゃフィレオフィッシュの香

...
{引用=春の宵

巨人の足あとに水が溜まつてゐる。

ここからは月が近いので自転車で行かう。}


{引用=(二〇一八年四月十八日)}



  昼下がり


どうにもな ...
{引用=無垢な滴よ
そのドアの向こうには何があると思う?
こちらとあちらが
交わらない為に生まれた
無垢な欲望よ}


私の部屋には壁がない
けれど、室内にはじっとりと
危うさが飽和 ...
燃え盛る地獄の炎を反射するいくつものシャボン玉
カビが生えたどこにも行けない足の裏のやわらかさ
数千年前に作られた仏像の中の密室に閉じ込められた空気
排ガスの中の毒が憂鬱な日曜の日差しを浴びて
...
手の鳴るほうへって呼ぶ鬼が村人のキリキリ舞いを笑う満開の桜の花の下には涯がないのに風、はりつめていますの安吾にだって負けないくらい暗いくらいcry汚部屋の壁に寄りかかってる鼻にかかってる鼻にかけている ... 全ての責を負うと決めて

独り消えていった人

刹那さは心の秤を消して

総てがモノクロになる


何も報いることできず

傷つけることしかできぬまま

行き着く場所のない感 ...
問う心に応えてほしい

何もかも確かめにくい

水面に投げたその石の

落ちる速度に気を取られ

本当の声をまた聞き落とす


優しい雨にごまかされて

いつか見た森の景色が ...
ジェイソン・アルディーンか

なんて人間らしい人間なんだ

俺が俺いがいを裁くのは

なんか自然に反している

俺たちは透明人間なんだから

霊的な見つめいがい見えない


...
涙混じりで見た空と
渇いたこころで見た空に
何も違いはなかった


人は人だし
俺は何処までも俺だから
人の眼に写る空と
俺の眼に入る空の景色は
きっと違う


孤独を噛み ...
何もやることがない
手持ち無沙汰だ
ポコチンも勃たない
金もない
家族もない
友達もない
世間は10連休だとか何だとか
騒いでいるが
自分は生涯連休だ
もう曜日だって時間だって
分 ...
反抗期にはどうしても素直になれない自分がいた
ある日
母親と些細な事で口喧嘩した

ひ弱な体型だった私は
さすがに暴力まではエスカレートできなかった

「煩いんだよババァ」罵ってしまっ ...
夏祭りの余韻で惚けた空 雲が
ゆっくり流れ来る
おねんねしだす家々
空気を読む涼風は熱を除かず
手花火静か 照らされし君の頬を
にきびを
ちょっとみ

2車両ほどしかない田舎電鉄の呼吸 ...
 
 誰かいる様な気がして ふすまを開けた

 隣の部屋は誰もいない

 更に隣の部屋のふすまを開けた

 そして また隣の部屋へ 隣の部屋へ

 どの部屋も 同じ様な部屋だ

...
暑くなりましたね

駐輪場にて声がした
それは幻聴ではなくて

知り合いではない
とおもうがどうだろう
わたしの記憶に自信はない
いまのところ
覚えがないことにしておこう

暑く ...
夜鷹は昼鷹に
改名しろと
脅される
鷹でもないのに
鷹と名乗るのを
やめろという

いいえ
神が付けたもうた
名前だから
おいそれと換えること
などできないと
夜鷹は嘆く
...
晴れた日に雨靴を
履きたい気持ちを
雨の日に思いきり
傘ささずぬれたり


開いてしまったら
また閉めればいいじゃない
ひとつしかないのファスナー
そう思い込む
のだった
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雨滴(改訂)ひだかたけし自由詩419/4/29 21:59
幽玄な神性についてナンモナイデ...散文(批評...3*19/4/29 21:38
スーパースターペペロ自由詩119/4/29 21:36
ベィビィ(ズ)・オン・ファイア砂漠枯自由詩019/4/29 17:38
挽歌葉leaf自由詩019/4/29 17:27
降り来る言葉 LXIX木立 悟自由詩219/4/29 9:11
そらの椅子帆場蔵人自由詩6*19/4/29 2:27
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ ...足立らどみ自由詩219/4/29 0:35
記憶の奥に(改訂)ひだかたけし自由詩5*19/4/28 21:52
継続の方舟に持続の揺り籠 ~ Repetition Insp ...komase...自由詩2*19/4/28 21:45
マサヒロK自由詩119/4/28 21:29
さらって花林自由詩019/4/28 18:02
缶カラ、からからひだかたけし自由詩519/4/28 17:43
とけていく水宮うみ自由詩1*19/4/28 16:54
眺めペペロ自由詩119/4/28 16:20
春の宵 ほか二篇石村自由詩22*19/4/28 15:32
結露凍結自由詩319/4/28 15:25
映像写真木屋 亞万自由詩019/4/28 13:57
こっちにおいで/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩0*19/4/28 13:52
lost love源 想自由詩0+19/4/28 13:49
自由詩219/4/28 13:28
裁きとゆるしペペロ自由詩119/4/28 9:54
強い男にはこたきひろし自由詩219/4/28 9:12
こだかきよし「生涯連休」花形新次自由詩019/4/28 7:14
反抗期にはこたきひろし自由詩219/4/28 6:00
手花火や照らす横顔初化粧ふじりゅう自由詩219/4/28 4:02
或る家で墨晶自由詩8*19/4/28 1:34
気化熱Seia自由詩219/4/27 21:51
夜鷹と怪物ナンモナイデ...自由詩2*19/4/27 21:43
待たない唐草フウ自由詩4*19/4/27 21:25

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加筆訂正:
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ /+過去の3作品/足立らどみ[19/4/29 8:55]
泥風呂にでも入ってリラックスしたい気分//
らんぱろらんぱら/2000/02/12 (土) じょうじ /+過去の3作品/足立らどみ[19/4/29 8:16]
友達からのこんなの見つけたよ作品をupしてみて、自分に温故知新
4.31sec.