深夜
運だけ頼りに
歩き出した、情熱もなく
黒のスーツを着た
貼り付けられた影たる己を知り
着飾る自由を求め誇る
街を闊歩する人の目、その喧騒に
落ち着かず
夜の静寂に逃げ込む ...
傾く木
進む人
立ち止まる影
揺れる夕陽
これから必ず来る
闇を知ってのことでしょうか
美しいと
感動するだけではなく
想像するのは 夜の帳だから
貴重な時間を
...
神さまがほんとういらっしゃって
わたしは恋をつらぬいてもよいと
おっしゃっていただけたから
わたしは恋をつらぬきます
その神さまは
たとえばケバい女性占い師の姿をして
この目の前にあら ...
僕の人格の中にもあなたたち三人は居て、三人それぞれが違う顔をしていて、男でもあり女でもあり、独立した存在である。
その意味においてあなたたちはふとした拍子に共鳴し自分たちが似ていると、四角の中の ...
オトシタ数だけナンバーがある
どうか君の手でひいてくれ
もうすっかり僕は自分の足であるけなくて
もうすっかり僕は自分の足でたてないから
もうすっかり僕は君の横でわらえないから
ひいてくれ
ひいてくれ ...
殴られても蹴られても穴が開いても器物破損で救済がないってことは
君が物じゃない証拠で
君を者として扱ってくれる人がどこかにいるという証拠じゃないかな
ただその人に見つけてもらうために
君は電波 ...
むかし
私は反戦の詩ばかりを書いてました
他人の真似をして
だけど浅い心の底では
平和は水や空気と一緒でした
むかし
反戦詩人だった私も
今は救いようもなく歳を重ねてしまい
ただの ...
埋もれた一粒の麦のことを
考えている
踏み固められた大地から
顔も出せず
根をはることもなく
暗澹とした深い眠りのなかで
郷愁の念を抱いているのか
夏天に輝く手を伸ばし
希望の歌が ...
愛の傷
君も痛みを信じない
ふたりの世界を救ってみせるわ
勘違い
しなくてすんでまだましだ
あたしを好きか聞きそうだったよ
その愛の
結晶となる十字架を
...
虚光
ここは詩の果て
何もない
荒涼
くらやみ
なのに、
周りがぼんやり見える
光?嘘?嘘の光
死んだかな俺
酸素あり?ここ
音楽は聞こえるな
うん?人の声?
称名念仏に似 ...
女の温もりも
家族の団欒も
過ぎてすっかり独りである
風が吹いて
途方に暮れて
確かな予感を持ち独りである
遠くの森のざわめきが
夜空に木霊し未知を紡ぐとき
私はひたすら独りで ...
今日はわたしが生まれた日
まだ{ルビ仄暗=ほのぐら}い玄関の
ドアの隙間から
朝のひかりは射している
幸いを一つ、二つ・・・数えて
手帳の{ルビ暦=こよみ}を
ひと日ずつ埋めながら
...
不完全な世界
わたしも あなたも
不完全でいい
そのまんま愛されている
ありのまんま愛されている
あなたは
あなたでいい
そのままのあなたでいい
あなたは
あ ...
WAR
それは怪物
それは悪
それは血の色
それは優しさ
それは善
それは愛の本質
愛しいもののために悪を殺し、
愛しいもののために血を流し、
愛しいもののために死ぬ
...
寒波の早朝 小舟を漕ぐように 雪道を唸りながら 前へ前へ
止まると 再発進は容易ではない
吹雪のアイスバーンは スケート走行 あっという間に 後ろ向きになる
風のキツイ橋の上は 歩道 ...
まるで居場所がない
そう感じる
神から隠れることはできない
逃れることもできない
こんな弱きものが
こんなケダモノが
救われるのだろうか
しかし神の愛は
かわらない
昨日 ...
ああ 青空が広がっている
ああ 雲が流れていく
ああ 子供たちの行進だ
あなたは喫茶店でアイスコーヒーを飲んで
独りになった朝は如何ですか?
眼差しは途方に暮れて
ああ ...
ピンクの小瓶に入った香水で
描いた円の中を8の字にくぐる
身体に纏う鎧は軽い方が良いと
何だか強くなれた気がする匂いを
薄い皮膚の下に忍ばせながら
シャツの襟元を折り返す時
桜 ...
遺体と死体
なんで分けるの
死体は無言劇
遺体は饒舌だとでも言うの
遺体と死体
なんで目を背けるの
遺体と死体
どっちもどっち
遺体と死体
どっち ...
大地ごと覆うような器
実も心も丸ごと入った
ときめいていた時間軸に
留まってしまった記憶マドラーを刺す
陽射しは熱い
眺めている瞳以上の存在感
絡まり続ける氷の果て
誰か ...
二人で暑いねと言って
河原まで歩いて
サイダー飲みながら
思った以上に美味しいね
とか話した
随分前のことで
空の青や瓶の透明度
それらは覚えているけれど
あなたの顔や
河原までの道 ...
"私は泣いたことがない"。いや、ある。この"私が泣いたことがない"と言ってるのは、ご存知井上陽水作詞・作曲の『飾りじゃないのよ涙は』の歌詞の中に登場する主人公の ...
カラスが鳴いてる
何処かで鳴いてる
カラスが鳴いてる
相も変わらない気味のわるい鳴き声で
カラスが鳴いてる
電線の上で鳴いてる
飛びながら鳴いてる
カラスが鳴いてる
車に轢 ...
喧嘩して
言ってはいけないホントを怒鳴り
一瞬凍ってヒビ割れた愛
襟もとに
指を這わせてみだらになれない
狐がコンと啼く指人形
なぜ逢った
思い返してももっと大好き ...
【閲覧権限:社内・一般】
ラメラスケイプ社一般コンテンツアーカイブ
作成者:イデア部アムネジア課主任 島原ジオガディ・裕仁
作成日付:2047年10月29日
ドキュメント名:マ ...
どんなに目の前がまっくらになるくらい落ち込んでも、きっと少しは光があるはずだ。
だって僕らは生きていて、生きているからには希望があるから。
夜にだって、目を凝らせばぼんやりと道が見えるし、耳を澄ま ...
議会で、おまえらみたいな魅力のない女
誰がレイプするか、的な発言をしているのを
バカTVが
そこだけ切り取って
こんな酷い人間が大統領ですって
流してたけどよ
いたって温厚な俺だって
満 ...
秋の空の
その
一番遠い所で
蒼く揺れていた
あこがれ
片思い
好きだった
だけど
決して
口に出して言わなかった
そばにいるだけで
よかった
それで充分
会って ...
思考 飽和状態
観念世界の住人 ノイローゼ
鳩は挙動不審 ポッポ ポッポ
ハイテンションの後は
ローテンション
疲れたら コーヒータイム
揺れる世界は黙示録
ホットドックにマ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ありか
秋葉竹
自由詩
5
18/11/1 7:41
夕陽好きの人は
藤鈴呼
自由詩
2*
18/11/1 4:31
神さまのいらっしゃる世界
立見春香
自由詩
7
18/11/1 3:38
あなたとあなたとあなたと、私、或いは私とあなたとあなたと、あ ...
山下ヤモリ
自由詩
1
18/11/1 1:20
アイシャドー
布
自由詩
0
18/11/1 1:06
旅立ちの赤信号
山下ヤモリ
自由詩
0
18/11/1 1:06
壊れたラジオ
〃
自由詩
3
18/11/1 0:40
昔話とその後
こたきひろし
自由詩
4
18/10/31 23:13
一粒の麦よ
帆場蔵人
自由詩
16*
18/10/31 22:32
愛の傷
秋葉竹
短歌
3
18/10/31 22:08
虚光
腰国改修
自由詩
2*
18/10/31 19:50
独りである
ひだかたけし
自由詩
7*
18/10/31 19:27
祝福の日に
服部 剛
自由詩
2
18/10/31 17:56
素顔のままで
あおいみつる
自由詩
3*
18/10/31 17:38
WAR
石佳
自由詩
1
18/10/31 15:24
雪原の格闘の如く
むっちゃん
自由詩
5
18/10/31 13:02
かわらない愛
あおいみつる
自由詩
2*
18/10/31 12:01
喫茶店にて
ひだかたけし
自由詩
5*
18/10/31 10:58
サムライウーマン
ミナト 螢
自由詩
2*
18/10/31 8:14
嫉妬深い神の欠伸
こたきひろし
自由詩
3
18/10/31 1:58
薄いカクテル
藤鈴呼
自由詩
1*
18/10/31 1:41
ドミノ
腰国改修
自由詩
3*
18/10/31 1:23
詩の中の『私』
〃
散文(批評...
0*
18/10/31 1:21
カラスが鳴いても帰れない
こたきひろし
自由詩
3
18/10/31 1:17
円盤、思い出す
秋葉竹
短歌
4+
18/10/30 22:35
未来メモ
高原漣
自由詩
1*
18/10/30 21:42
あかり
水宮うみ
自由詩
4*
18/10/30 21:28
ブラジルの大統領
花形新次
自由詩
1
18/10/30 20:43
あこがれ
ゴデル
自由詩
6*
18/10/30 18:43
ハロウィンナイト
あおいみつる
自由詩
2*
18/10/30 18:37
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
4sec.