スプーン一杯の愛の言葉で
ハチミツみたいな関係になって
転がってゆく琥珀色の海を
名前で呼び合う未来の命を

宿した体に重たい
銀河のレールが見えて
美しいと言う時間が好きだ

君を ...
滴る液体は何色だ?
フェードアウトしていく最中
街灯のように光るものを
届かないとわかっていても手を伸ばす
本能がそれを追いかける
まるで危険知らない蛾達のように
悲しくも緑色を散らしなが ...
死んだ時に見られたら恥ずかしいものってなんだろうね。なんて話題はドーナツをかじりながら流すくらいでいいでしょ。この体がそうであるように、恥も心配もあの世には持っていけないよ。わたしが思案してるのはいつ ... この地球が何一つ前兆を現さずに
突然
引力の全てを失ってしまった

あってはならない事態が起きてしまった
もはや地面にへばりついていられなくなって
宇宙に飛散していく有り様に
全人類を代 ...
かろやかに交わる空の他愛暗がりへと向かう瞳の投影



暗がりで上せない食事をする
船は往く
昨日の港を
遠い背後に置いて

船は往く
未開の日々を
目指して

揺れ動く海の{ルビ面=おもて}を
魚のリズムで、跳ねながら

甲板に立つ旅人よ
潮風に
頬を{ル ...
このがらーんとした
人っこ一人ない
田畑の
さびしさは何だろう

家の無い人のように
風呂敷包みを手に、ぶら下げ
虚ろな目は
まっさらな青空を視る

遥か遠い黒点の
翼を広げ、浮 ...
むせかえる
ような菊の花びらの
においもみえる気がする水浴び

きがつけば
あなたが誇る正しい孤独が
穴ぼこだらけのコップにみえだす

草いきれ
とおい雷鳴、夕焼けが
ビル染めると ...
水に溶かした
これまでのこと

光に透かした
これからのこと

誰にも言わないのに
君は知っているから

明日よりも
もっと先にある
希望のベクトルで
待っていてくれる

...
 老舗の店が
 建っていた
 老舗の店で
 買い物をした
 老舗の歯医者で
 口の中を血だらけにした
 はずであった
 ように思う
 が

  赤土が
  むき出しになった
  ...
ブラウスの白いポケットで透ける
ブローチの星に名付けた永遠

胸に秘めたままの想いと同じ
喋らなくても重さで伝わる

この世界の果ては見たことがない
あの正夢の続きは知っている

星 ...
無限の記号の子供が突然起立して
あと8分でお前は死ぬと言う
爆音が耳元に流れ
身体は震える様に踊り
空中で破裂しそうになる それを
今までの我が尊厳で抑え付け
軌道修正を図る 一体何の為に ...
なんか、また
色々やってるみたいじゃねえか
マスコミも免罪符みたいに
チョロチョロ報道してるけどよ

おまえらさ
戦争の記憶を風化させてはいけないって
バカの一つ覚えみたいに繰り返すが
...
ひまわり畑に抽象など要らない
ひまわりが人のようにひとりずつ
死んでいく死んでいく真昼
ひまわりは枯れては青空を見返す
死をさえぎるどんな光も要らず
衰弱はどこまでも澄み切っていて
笛 ...
小学生の頃、道徳の授業を使って「平和学習」という授業があった。

平和学習は数週間ほど続いた。
「はだしのゲン」のアニメのビデオを観たり、
実際に戦争を体験した人達の話を聞いたり、
給食のメ ...
*
三島電灯機械製作工場は大きくなりすぎた。

*
年々その規模は拡大し街は浸食された。
僕の家の玄関にもそれは入ってくる。

*
56年の時点ではドアの隙間から鉄屑を突き出す程度だ ...
戦争が哭いている、
魂が・・哭いている

残虐な争いの狭間で
呻き声をあげ
大事な大事な
命が、蔑ろにされ
露と消えていった

その「痛み」を想像して
共感することしかできない
...
今、息をしている命
今、感じている命
今、考えている命
今、悩んでいる命
それぞれが、
今、命の鼓動を感じて
生きている。

命が今を生きている。
命が今を生きている。

見栄張 ...
風に吹かれても
消えない炎を
持っている

雨に打たれても
折れない芯を
支えている

この指、止まれって
誰かに触れたら
火傷してしまうから

瞳の中に隠した
スリルを飾り ...
そんな顔しないで
の、そんな顔がどんな顔なのか私には分からない
特に悲しくも無いのに
悲しいのと聞かれ
特に怒ってもいないのに
怒っているのと聞かれる事が多く
...
一瞬に切り取られた光景は
世界の戦慄き 時空の揺らぎ

一瞬に切り取られた光景は
詩の基層 根源の木霊

一瞬に切り取られた光景は
君の吐息 透明な
真昼の空、俄に暗くなり
青い青い地球 巨大に浮かんでいる

凝視しながらわたしは
驚きの余り震えている

存在していることの異様

青い青い地球 ぽっかり浮かんでいる
いまおもえば
恋人だったようなひとに
レイプされていて
いたくていたくて
ともだちのなまえをさけんだら
もっと興奮させろと
はたかれるのだった

腕は血まみれになって心臓が痛いのだった ...
山に登れば
僕は鳥になる
下界を360度見渡す
鳥になる

山に登れば
僕は風になる
峰峰をさわやかに流れる
風になる

山に登れば
僕は子どもになる
父と歩いた頃の
子ども ...
 深い赤色のテールランプ

 一瞬発する光に我に返る

 衛星の目から見た光景は

 地上の天の川

 運んでいるものは

 流れているものは

 一つの運命を運んでいるか ...
真っ直ぐな心を曲がった文字で
見苦しくても伝えたいと思う

感謝の気持ちやこれからのことを
ボールペンの先で転がしながら

いつも何倍もの優しさをくれる
君の言葉に負けてばかりだから
...
何度泣かせるのだ と
微笑むほど泣いた
泣いた 泣いた
そして 泣いた


治らない傷こそ生きている証だと
血のついた指で食べつづける菓子
何もかもがほどほどの
すぐ ...
あそこもオレがガキの頃は家族がちゃんと暮らして子供が沢山あそんでた団地で、いつのまにかアイツラの兵舎になってそのままああやっていっつも上からオレタチを見下ろして、三階まで空き家にしてな倉庫だぞ倉庫、あ ... 遠くを見ながら待ってたよ

ずっと前からわかってたさ
きっと帰ってくるって

黄昏に紛れていればひとりでも平気

目と耳と鼻と歯と爪とひげは
何のために用意されているのか
何のために ...
髪を編んでいる
何かを考えているか
頬はなだらかな丘のようで
鼻先とくちびるがほんの少しのぞいて見える
髪を編んでいる
きっと何も考えていない

愛しく思う
いつまでも見ていたいと ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
祝福ミナト 螢自由詩018/8/17 10:28
色なんて分からないムウ自由詩018/8/17 8:34
生まれかわりの手ざわり青花みち自由詩218/8/17 8:17
断崖こたきひろし自由詩218/8/17 5:35
_雨へのダブリ...自由詩018/8/17 0:10
時の航路服部 剛自由詩218/8/16 17:58
対話自由詩218/8/16 17:41
真夏の終わりに秋葉竹短歌218/8/16 15:57
翌日ミナト 螢自由詩418/8/16 15:02
再開発北村 守通自由詩218/8/16 12:18
ミナト 螢自由詩018/8/16 10:17
コウソクのシ狩心自由詩018/8/16 9:18
反戦バカ花形新次自由詩118/8/16 8:16
残暑から始まる葉leaf自由詩218/8/16 4:48
平和のために自分たちに出来ることを"考える&quo ...少年(しょー...自由詩018/8/15 23:40
三島電灯工場佐藤伊織自由詩218/8/15 23:07
終戦の日八木ヒロマサ自由詩118/8/15 20:47
自由詩118/8/15 18:40
点火期ミナト 螢自由詩018/8/15 17:43
慟哭の向こう中山 マキ自由詩318/8/15 17:21
吐息ひだかたけし自由詩318/8/15 13:30
夢○地球自由詩218/8/15 13:15
田中修子自由詩5*18/8/15 11:45
山に登ればホカチャン自由詩218/8/15 10:06
天の川高速道路佐白光自由詩1*18/8/15 10:00
手紙ミナト 螢自由詩118/8/15 9:48
ノート(歩歩)木立 悟自由詩118/8/15 9:20
ゆるしてくれ、たのむ、ゆるしてくれよーかん自由詩118/8/15 8:37
waif and strayひさし自由詩018/8/15 2:17
braid自由詩018/8/15 2:15

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