大気のハロー、青い地球
緑は再び燃え立って
私は自分を忘却し
無限の彼方に身を委ねる

)すべて、すべては去っていき
)果ての果てに眩めくもの
)思考の遥かに見出されるもの

(〃詩 ...
カレンダーを
これから旅立つ友だちにもらって
廊下にかけた
それは
ラウンジの一人がけのソファに座ると
真正面にあって
ふとスマホから目を離したりすると
かつては真っ白な壁だったところに ...
 妻がパートを始めた。新婚生活も落ち着いてきて、専業主婦は若干暇なようだから、パートの面接に応募したら合格したのだ。平日半日勤務、年収80万円程度のパートであり、私の扶養に入ることとなる。
 妻がパ ...
 がむしゃらにペダルを踏み続けていた

 自由な時間は有り余る程持っていた

 それでも走っていた

 お尻浮かせて体も前後に揺らしていた

 今よりも確実に一日は長く感じていた
...
集まって噛み付く
せがんで投げ出す
君についてる
悪い虫 悪いやつ

窓があればなあ
外を見れたのに
何でできてんだろうねこれ
継ぎ目だらけで
どこにも隙間のねー暗い壁

ひ ...
社会への不安と
社会への不満が
たえず燻っていても
燻っているだけで
火はつかないから
燃え上がらない

夜に娘と話していた
この国は平和過ぎるから
結局はそれを受け入れて諦めてしま ...
街の雑踏で背後から声をかけられた
立ち止まりふり返ったら
人違いでしたごめんなさい
と若い女の人

人の流れは速くて
あっという間にその人は何処かにいってしまった
ほんの束の間の出来事
...
久しぶりに、酔っ払ったあの夜

「あのねえ、私、好きな人がいるのー」

いるのー、と延ばした音の先まで

彼女は駆けて、そして駆けるのをやめて

だって酔いが回っちゃうからね

ま ...
slipknotを聴きながら肉を噛み続ける。
一点を見つめながら。

そのあとeminemを聴きながら鉛筆を削る。
一点を見つめながら。

紙の上で文字を軍隊みたいに整列させるんだ
そし ...
トイレに入ってブリブリうんこを出して おしりの穴をトイレットペーパーで拭いても拭いてもうんこがずっと紙についてくるときがある
うんことじぶんがしろい紙のうらとおもてでひと繋がりになってずっとおしりの ...
 
突然の雨におどろいて
なみだを浮かべるあなたを
思い出してしまいました

だんだんと雲がはれて
すっかり晴れた空を見上げ
あなたの笑顔を見たようで

あの空もこの空も
あなたの ...











更地
汗ばむ項には
触れてみたくなるから
見ないでおこう

汗のしずくが湧き出でる
美しい孤の形を描くそれは
決して滴らせることなく
雨のような粒を滑らせている

その一つ一つを
薬指の ...
多頭とも
群ともしれない
藍のイルカ
夜の先に
曲線をかえしていく
紺色ともない
肌をかえしていく
冷やを{ルビ呑=や}りつつとらんぷ繰ればハアトの騎兵が眼をそらす 朝日を小瓶に捕まえて
蓋をしめて逃さない
泣き出した夜に雨が降る
綺麗すぎて汚くて正しすぎて間違いで
かけがえのないものを掛け違えるまいにちに
夕陽を虫籠に入れる
幼い記憶を餌にして
孤 ...
お昼を食べて 抱っこして
背中とんとんねんねした

母はソファーにべっとりくっついて
あえて身動きを止める

目の奥の疲労がじゅわーっと広がって
夕方には足の裏までぐおーって届く
...
今日はのどかな高曇り
光の空が白く白く
一様に広がっている

僕はといえば病院の
外出許可を得てあてどなく
何処までも歩いていく

心も体も魂も
〃身一点に〃*凝集していく
そんな ...
祭りかと思ったら血祭りだった 町境に夜をおしのけてくる扉につまずいてはじめて足が生える 昨夜の酷い雨が連れてきたボロボロの木の枝が、川の分岐に設えられた水門の脇でおざなりな寝床のように積み上げられている、そこで眠っているのは生まれたばかりの数匹の子猫の死体だった、明けたばかりの木曜は ... 躊躇する
ふりをしてる

大して迷ってなど
いないくせに

右を向いて
左が気になって

後ろ髪を引かれながら
斜に進もうと爪先を
あっちへ向けて
動けずにいる

ケンケン ...
きらきらと
波に
浮かんでいる

パラソルは
遠浅に
沈められて
いく
ぬるくなった缶コーラ
汗をかいてギラギラ
照り返し
身をよじる

のように
探している
...
まず大さじ24杯分、つまり約2合のしおを鍋に入れ、蓋をしっかり閉じて持ち、平日朝8時の電車へ乗り込みます。川と川に挟まれ孤立した駅付近での異音の確認を行なった関係で、現在約19分の遅れをもって運行して ... 自分が動けば影が動くことを
不思議に思ってしまった少年は
影の、また、影の連なりに戯れ続け

いつのまにか大人と呼ばれるようになり
ふと、空を仰ぐ、影が空に送られていく
少年は空にあり空は ...
オッギャア
オッギャア
オッギャア

バシッ!

オッギャアアア
オッギャアアア
オッギャアアア

バゴッ!

オッギャアアアアア
オッギャアアアアア
オッギャアアアアア
...
人のエナジーが波紋のように広がり
球体ワールドを転がっている


点で描写された緻密な景色を
掌でなでると砂のように崩れた


熱風、夏空、ふんぞり返る太陽
それを遮るように黒鳥が羽 ...
ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草花よ
おまえはひねもす風を受け
静かに黙って花開かせ
静かに黙って枯れてゆく

ゆらゆらと
揺れ動く葉よ、草木よ
おまえはひねもす風を受け
遠いふるさとに ...
ココロにアイがなくても差し支えは何もありません
ココロにアイがなくても何の不便もありません
ホントです

アイしてないし
アイされてないし
アイしあってもいない
ワタシですから

夕 ...
喉を枯らして 泣いた

あいつのことば……
むかしのことさ

喉を枯らして 泣いた

また、この夢か……
でも、いま僕は

「おはよう。」って
声をくれる君がいて

「… ...
きみの

夢のなかに

はいり込みたくて



すやすや眠る

きみの


あたたかい額に

くちづける



朝起きて


どんな夢をみたの?

と ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無限(改訂)ひだかたけし自由詩519/6/22 16:04
友のうたコーリャ自由詩519/6/22 14:41
妻のパート葉leaf散文(批評...119/6/22 14:14
自転車佐白光自由詩1*19/6/22 12:42
彼女は凍ったままでいることだってできただろう竜門勇気自由詩2*19/6/22 10:44
社会への不安と社会への不満がこたきひろし自由詩219/6/22 8:51
火の車と水の車自由詩319/6/22 7:51
もえかすうめバア自由詩219/6/22 7:32
鍵をかけていなくてよかった。幽霊自由詩019/6/22 7:13
ループ末下りょう自由詩2*19/6/21 22:40
『あなたのような空色でした』ベンジャミン自由詩4*19/6/21 22:30
皿と血と更地末下りょう自由詩019/6/21 22:26
いっそのこと坂本瞳子自由詩1*19/6/21 21:51
_雨へのダブリ...自由詩019/6/21 21:18
都々逸福岡朔伝統定型各...319/6/21 20:06
夕陽の虫籠かんな自由詩1019/6/21 19:46
止まれ アドレナリン朝焼彩茜色自由詩519/6/21 13:21
幻想散歩ひだかたけし自由詩519/6/21 13:17
町境末下りょう自由詩1*19/6/21 12:55
饒舌なハレーションの朝ホロウ・シカ...自由詩3*19/6/20 23:47
マヨイゴト坂本瞳子自由詩1*19/6/20 22:43
過ぎて、夏秋葉竹自由詩1119/6/20 22:24
しおからうどん/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩0*19/6/20 22:06
かげおくり帆場蔵人自由詩11*19/6/20 20:41
継父花形新次自由詩019/6/20 19:41
球体ワールドあおいみつる自由詩519/6/20 19:17
眼差しひだかたけし自由詩919/6/20 15:16
ココロにアイがなくてもこたきひろし自由詩519/6/20 6:46
熱引いた朝、いってきます8月生まれの...自由詩3*19/6/20 6:39
夢のシンクロ・・・・きみの夢のなかにst自由詩219/6/20 1:55

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