幼いふたりは
ふたりなりに
ふたなりについて
思い巡らし
どちらかが話出すまで
流れに身を任せた

土曜日の
午前4時

「いつまでも
愛し続けたい
夜が明けたって
何も変わ ...
 詩は生きるために必要なものではない。

 例えば貧しく混乱した世の中では人々は生きていくことに必死で、詩どころではない。豊かで平和な世の中になると今度はしなくてはならないことが多すぎて、やはり詩 ...
  
  
  
  最近、思う。
  
  
  
  宇宙に果ては有るのか、無いのか。
  
  
  
  
  
  科学者は追う、宇宙の果てを。
  
  
...
また一晩が明け
光溢れる一日が来たよ
風はそっと穏やかだし
空はぼうと水色だし
街は花の香に包まれて
実に飄々と軽やかに
ステップ踏んで春は行く
おれはのそっと鬱だけれど
五十九回 ...
完備 第一詩集『abstract』


…………………………

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you
・footprints
・memo
・units
・difference


i
・ ...
その手は冷え切っているから
あなたが春なのか冬なのか
わからなくなってしまいます

つくしにふきのとは
いつもの場所にいません

あなたの背中をさがして
遠まわりして歩いていたら
風 ...
一周まわって今時の
君の着る服が、
私の前髪をきれいに揃えようとする

君のきるシャッター音が
あまりにデジタルなので
私は前髪を揃えようと思うのだ


私の肺の穴あなから
ミツバ ...
雨のなかの声
とおりみち


夜に立つ
銀の生きもの
夜を 揺らす


曇の音
手をふるもの
雨の去る音


月が照らす海
小さな声
静かな ...

リビングのソファーで母が咳をしてる

姉がトイレのフリをして
白湯を入れに行く

「電気消すよ。もう寝な」
私は父の手紙をしまう
「うん、おやすみなさい」
「おやすみ」

...
ピエールと言って
ピエール・ルメートルを思い出すのは
監禁マニアに限ったことではない
或いは低身長マニアという訳でもない
何故ならそのどちらでもない私が
こうして思い出すのだから
(実のと ...
テトリスみたいな」
         猫の落ちてるソファの背もたれにもたらされる月」
欠けている」
      尽きかけたHPは週末になるとドットコム」
手取り足取りと栗鼠ウイスキーに沈む丸い ...
死から遠ざかる方法

あと一二年のいのちから夜を見つめる

信号の赤やみどりが頑張っている

信号無視する派遣社員ぽいひと

コンビニから大きな袋持ってでてくるひと

ああ、いま、 ...
箱がたくさんある。
現実にも想像上にも、自分のものも、むすめのものも夫のものも。怠惰な感じのする春の日差しの真中にわたしのそれを置いて、みる。日差しは多くの物事を明らかにする(もし私達がそれを望 ...
 
井戸から罌粟風呂

人文男子の捩った柔毛

鮭食べ 

下ネタ大サロン



良い腕だ 

だから何だ 

頭 電位懼れ 

稽古だ 意図よ モダンかもしれない  ...
部屋に魚がいる
いつの頃からか住み着いたのだ
水槽に水を入れ勧めてみたが
お気遣いなく、と辞退する
空気の中を平気で泳ぎ
窓から外を眺めたり
ソファーにちょこんと座ったり
いつしか気心が ...
いつのまにかコーヒーを飲む人になった。
えんぴつから青空が生まれていく。
褒め言葉が君を悲しい気持ちにさせるなら、
耳をふさいだって構わないんだ。
神様から君への祝福を、見て見ぬふりしたってい ...
点と線で描く
風船の中

詰まった言葉を
透かしながら追う
軌道の先で

詩人は待ってる
釘をさすような
最後のひと声

丸い形を
変えたくて割った

地球の中心
少しズ ...
傾いた太陽が
枝だけ残った木達を
公園から浮かび上がらせる
枝には時間が葉のように光にきらめき
螺旋状に生い茂っている

手前には娘がブランコに乗り
奥では息子がすべり台をすべり降りた時 ...
どうやら春は来るらしい・・あたりまえのように、
さり気ない顔して、来るらしい

休みたいのに休めない人間の性を見つめる
欲と愚かさ・・・
朽ちかけている躰を横たえて
この世の境界線を越えて ...
前へ進むと
広々とした空間の開け
(紅梅はもう散り果て)
涼やかな風吹き
光、光
駆けゆく春のこの午後に
私はやや傾いて
尚、前へ進む
もう何一つ考えることなく
はるのいろが
のはらをそめて
きれいだね

ぼんやりかすんだくうきに
ひかりがきらきらちらばつて
きれいだね

ひとびとは みな
やはらかいいろの
そらをながめてゐる
...
「え?はじめてのデートでブーツを買わされたの。
いや、それは買ってやるほうが間抜けだな。。カネチラつかせたんだろ?
ところでさ、何か、ご褒美とか貰えたの?たとえば、ありきたりに途中でホテルへし ...
やはりあなたであったのだ

金魚のように
ひらひらひらりと
わたしの世界を翻弄するのは

あの冬の、最後の空をもって
鍵穴を持たない錠を
解くことができるのは

或いは、時を超越し ...
セックス以外で
女と深い関係なんか結ぼうと思ってもムダ
あいつらみんな頭がおかしいんだから
頭おかしいのと
分かりあうためには
頭おかしくならないとダメなんだぜ
そんなの嫌だろ
良い薬が ...
表に出る

冷たい風を受けて
少し歩を進め
暖かさを覚える

手袋を外し
マフラーをほどき
コートの前を開く

玉響に春の訪れを
この身に受けてみる

気分が晴れはしないけれ ...
春や こんこん
はぁやく こんこん

春や こんこん
うちへさ こんこん

こんこん

こんこん

もしも、はよう着いたとて
何するつもりもあるまいが

春や こんこん

...
騒乱騒乱、
光の洪水だ
爆発的な消尽、
圧倒的な光の洪水だ

浴びる、浴びる、浴びる
(白い巨鳥が空を行く)

ひたすらに進み
ひたすらに跪き
今、生きる
この渦巻く真昼の界
...
いとしくていとしくて
星空を仰いだその
裸の心
ではなく
裸の体

そこにみつけたい

ずっと伝えたかった

生まれ育った田舎の田んぼのあぜ道
泥まみれになって駆け抜けてたあの ...
家族が崩壊しかねない危機的な状況におちいっても
あらためて会議なんてしなかった

そんな日がそんな時が
来たんだよな
前触れもなく突然に

上の娘が下の娘も連れて家を出て
アパートで暮 ...
しぶとく生きようぜ
たとえその生きざまがどんなにぶざまで惨めったらしくても
怯む事などない
しぶとく生きようぜ

しぶとく生きようぜ
たとえペンが剣より強くても
インクが切れたら役にたた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ふたなり花形新次自由詩119/3/15 19:21
なぜ詩を書くのか石村散文(批評...14*19/3/15 14:38
【 宇宙は惣菜なり 】豊嶋祐匠自由詩4*19/3/15 14:31
walk・on10ひだかたけし自由詩419/3/15 14:15
完備 第一詩集『abstract』完備ver....自由詩9*19/3/15 2:32
どこへゆくのでしょうか帆場蔵人自由詩5*19/3/15 0:01
髪を切りにいこう神奈備亭自由詩719/3/14 23:16
ひかり しずか木立 悟自由詩219/3/14 23:02
star rosemary nightmizuno...自由詩519/3/14 22:29
ピエール花形新次自由詩119/3/14 21:39
夕刻、君帰る/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩1*19/3/14 21:17
死から遠ざかる方法ペペロ自由詩319/3/14 20:07
箱のことはるな散文(批評...519/3/14 20:05
雨の領土墨晶自由詩219/3/14 19:22
あなたはさかなやまうちあつ...自由詩8*19/3/14 16:37
ふりかけよう水宮うみ自由詩2*19/3/14 16:08
魔法ミナト 螢自由詩319/3/14 15:23
公園フリーダム自由詩419/3/14 14:44
やすみたいあおいみつる自由詩419/3/14 13:34
walk・on 9 ひだかたけし自由詩219/3/14 13:12
早春石村自由詩9*19/3/14 12:46
はじめてのデートツノル自由詩1*19/3/14 2:47
冬の熱病神奈備亭自由詩319/3/14 0:49
そんなこと思っていない花形新次自由詩119/3/13 23:37
春だのに坂本瞳子自由詩2*19/3/13 21:38
雪割り自由詩119/3/13 15:47
walk・on 8 今、生きるひだかたけし自由詩519/3/13 14:41
はだか犬絵自由詩519/3/13 10:06
家族会議はしないけれどこたきひろし自由詩419/3/13 5:58
しぶとく生きようぜ自由詩419/3/13 5:08

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