端っこまでクリームの詰まったクリームパン。
そういう幸せが、君の人生に沢山ありますように。
もうかなり昔のこと
僕はあなたの住んでいた部屋
お墓を訪ねたことがある

そのとき、あなたのお墓の前で
僕はこう祈った
『クラシック音楽、あなたに関わるこの仕事を
僕の一生の仕事、天職と ...
誰かがいて
誰もがいなかった

隠れんぼのように
取り残された
神社の鳥居に
ブランコはない

バチが当たるのか
風が当たるのか

日常のノイズ
白く飛ばした
青春はまだ
...
きみとぼくは警察に追われている
ぼくは強盗をしたらしい
きみはその手引きをしたらしい
派手なカーチェイスがあり
奇跡的な突破があり
きみとぼくは南国の
テーマパークにどうにか
辿り着 ...
もう
これいじょう私を

厚化粧で
着ぶくれさせないで

そんな言葉
誰にも伝わるわけない

そんな
仮装行列で詩にしないで
海と空をうつした写真を逆さにすると
水の球がみえてくる
全ての検札がこれで済めばいい

非常階段の裏を踏んで
ただひたすら空へ
かけ降りていきたい時がある
汚れたままでいます
あの人がくれたキスがなくならないように
顔も洗わず、シャワーも浴びずに
太陽を浮かべてくれた貴方
演奏されたリクエスト曲は「明日への架け橋」
一緒に聴いた歌の意味も分らず ...
適当な気持ちで
適当に書いたものを
適当に投稿したら
詩人に怒られた
詩への愛が足りないと

そんな日もたまにはいいな

もう、とんと
私の適当を
詩に近づけて話す人
いなくなっ ...
詩やエッセイを書く。自分にとってそれがどんな意味があるのか?

かつて詩やエッセイの投稿、コンテストに夢中になっていた時期がある。そして何回かささやかな賞をいただき、それが励みになり、少しでも多く ...
近所に世界の果てが出来た
白いベンチがひとつあった
僕らはベンチに腰かけて
パストラミのサンドイッチを食べながら
突き当りで折り返して行く飛行機を眺めた
世界の果ての地面にも小さな虫はい ...
そこは始発駅
そこは終着の駅も兼ねている

冬の夜はまだ明けていなかった
寒気が顔の皮膚を
まるで
剃刀みたいに切り裂いてくる

旧年が去って
新年を向かえていた

時刻は午前四 ...
切りすぎた足爪
花嫁 花嫁
夜通し夜を押しのける
暗く蠢く四角い風


水のなかで踊る刃
片足の羽
夜に傾き
海と空と地の螺旋


折れないのか 原を蹴り
...
夜に
仔猫が出没しなくなって
2週間?
虫の声が聴こえはじめて
1ヶ月?
新しい時代になって
6ヶ月?
私うまれて
何十年?

秋は、紅葉
秋は、満月
秋は、いろんな欲 ...
いっせいに糸を離したわたしたち

電灯がおやすみなさいと僕に言う

生きていく為にあなたに恋をした
個人のつつましい民主主義が疲労して
つま先から順に夏に攪拌されていく
暮らしの行き先など
だれも責任を持たずに今日も花市だ
詩は円環軌道で経営され
詩は競争優位のためにイノベーション
...
秋口が開き
無辺の静かさ、響く
赤々と彼岸花咲く土手の向こうから
手招きするように
ゆっくりと、ゆっくりと

)もうはっきりとは
)思い出せない過去がある
)色褪せながらジリジリと
...
夜半、防犯カメラの死角を縫って駆ける。
あの子のハートに火をつけにいく。
死んでしまいたいと思うことは多々ある。
わたしが今住んでいるアパートのベランダからは、
オベリスクのような細いビルが見える。
わたしはその細いビルをわたしの墓標だと思っている。
その細いビルを ...
悲しみが少しだけ減った夜には、
悲しみをプディングにして食べてしまおう。
そうしなければ生きられないのであれば、悪になることは悪ではない。
問題は悪をもって何をなすかなのだ。
悲しみが少しだけ ...
打ちっぱなしのコンクリートに、ウサギ模様。
あれは星雲、これは星。あれは星座、これは銀河。
わたしたちの見ているのは、宇宙。
まだ見ぬ宇宙がそこにあると……紫煙の向こうに、確かめているわたし。
...
私は一千九百五十五年の生まれです

歴史の示す通り
十年前の四十五年に世界大戦が終結していますね

この国は
ポツダム宣言を受諾して
敗戦を向かえました

学校で教わったよね

...
導かれながら
月へ行くロケット

破れない鼓膜
その仲間も消え

これからは全て
通いやすくなる

磨いた爪で
傷付けぬように

指を立てたら
足に変わるんだ

夜に動か ...
前ぶれもなくざわめき、ふるえ
雑用の手を止めて
窓ガラスの向こうの外側に向かってつぶやいていた

上手に作った紙飛行機がすんなり空気をつかんで
ひとしきり空の空気を楽しみ
決して落 ...
なぜなのだろうか


わたしは今

書き急いでいる


まだ人生は

これからというのに


モーツァルトの

ト短調シンフォニーのような


走り過ぎてゆく悲しみ ...
どちらも暗くじめじめした場所に
発生するという共通点から
自称詩人はカビと称される
しかし、カビはペニシリン等
人類に有益なこともある一方
自称詩人はクソの役にも立たないので
カビ以下の存 ...
誰が亡くなった?
悲愴の旋律が流れている
まさか、あの人がー
死を予感しながら
運命と戦ってきたのに
諦めの果てなのか?

あの人の足跡の中に
僕の人生はどのように
関わってきたのか ...
終わりが見えている
絶望的な恋

聞けない声を思い出しながら
忙しくても
疲れていても
あなたに会いたい

朝晩、冷えてきたから
余計に恋しい
さみしい
バカみたいにいい歳し ...
ください、と言えなくて
くれませんか、と聞いてしまった

人々の影は長く伸びているが
わたしに重なるものはひとつもない
灰色の街道沿いの
深く暗い井戸の底、
白く円かな女の顔が
微細に揺れ動きながら
切れ長の目を閉じ浮かんでいる

死んでしまった死んでしまった!
わたしは戦慄のうちそう悟り
隣で無表情に ...
こんばんは
スローモーション
派手な歌も
踊りもいらないよ

ひと回り大きな
コートみたいに
優しい言葉で
包まれたくても

雨粒と音
その間に挟む
ネオンの色が
瞳と重なる ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
クリームパンクーヘン自由詩13*19/10/7 12:17
ブラームスへ日比津 開自由詩319/10/7 12:06
ノイズミナト 螢自由詩2*19/10/7 8:49
ファタジェトジュ後期自由詩119/10/7 8:24
言葉が言うには丘白月自由詩219/10/7 8:09
空白ぽりせつ自由詩4*19/10/7 8:00
汚れまみ自由詩4*19/10/7 5:51
詩人に怒られる木葉 揺自由詩219/10/7 0:59
遺書の代わりに日比津 開散文(批評...119/10/7 0:18
世界の果てたもつ自由詩519/10/6 21:37
楕円こたきひろし自由詩319/10/6 20:35
かたちたち いろたち木立 悟自由詩119/10/6 20:35
窓からながめる満月の夜秋葉竹自由詩1119/10/6 20:16
空の命水宮うみ川柳0*19/10/6 18:10
律動葉leaf自由詩119/10/6 16:11
秋口ひだかたけし自由詩519/10/6 13:48
クーヘン自由詩4*19/10/6 12:24
ポエムla_fem...自由詩8*19/10/6 12:13
自由詩4*19/10/6 12:12
自由詩4*19/10/6 12:12
巡礼こたきひろし自由詩319/10/6 9:47
ヴァージンミナト 螢自由詩019/10/6 8:45
10/6(日) 曇り山人自由詩1*19/10/6 7:13
今この時にこそst自由詩119/10/6 7:03
主婦の幸せ花形新次自由詩019/10/6 6:33
悲愴(チャイコフスキー 交響曲第6番より)日比津 開自由詩1*19/10/6 6:19
かみさまが居ないうちにあるみ自由詩2*19/10/6 1:00
臆病者印あかり自由詩519/10/5 22:18
顔(改訂)ひだかたけし自由詩619/10/5 22:10
遊園地ミナト 螢自由詩019/10/5 20:30

Home 戻る 最新へ 次へ
1030 1031 1032 1033 1034 1035 1036 1037 1038 1039 1040 1041 1042 1043 1044 1045 1046 1047 1048 1049 1050 1051 1052 1053 1054 1055 1056 1057 1058 1059 1060 1061 1062 1063 1064 1065 1066 1067 1068 1069 1070 
4.69sec.