時間も空間も遠く離れてしまっていた
けれど
思いが強く残っていたから
時に
目を瞑ると
その人が
その人の顔と体 そして何気ないしぐさが
記憶の動画や静止画に現れた
すると感情が浸 ...
三角のプラスティック型に
お米を詰めて握るおにぎり
ごま塩付けて出来上がり
私が幼かった頃のように
あなたがもう一度作ってくれるなら
この上のないご馳走です
空の色が変わる
大きな月を見るとなぜか少しだけこわくなるから
わたしは目を閉じ何かに祈る真似をする
幸福を散りばめた思い出はさよならのあと心を締め付ける鎖に化けた
一メートルも ...
くだらない話をはじめたい
くだらないと最初に銘打ってしまえば
くだらなくても許されるだろう
という保険をかけておきたいし
保険をかけておくという保険をかけて
保険としての前置きをなによりも積 ...
彼の泉のアイロン
君が水飲むとき
童、目伏せて笑うでしょ
「どうしたの」と尋ねるのは
散文すぎると答えるだけさ
君がいない
ただ、それだけなのに
世界が変わって
気がついた ...
自宅の建設費とか
家族の遊興費とか
その他諸々を
会社に出させていたときは
いつ咎められるかって
ハラハラしていた
でも、正直に言うと
スリル満点だった
バッドクリスマス
そして ...
あっちへふらり
こっちへふらり
地図ももたずに
どこ行くの
スマホももたないで
道に迷ったら
どうするの
いやいやそれも旅の醍醐味
バケツに砂を入れてひっくり返して
ケーキ
おチビがスコップでぐさぐさぐさ
さして
遊んでいる
私は土いじり 癒されている
小春日和
桜を迎える心支度でもしたい
お兄 ...
「寝過ごす」
したためる心
情熱 愛情
思いつきの思いやり
継続
幸福
大好きで 絶望 鬱 定期
自らの 積極的な 発言で
行動で
変わる毎日
...
昨夜の夕飯に頭と骨だけ残して食べた魚が
ゆうゆうと空を泳いでいる
綺麗に身だけ食べられた魚のみが
泳げる資格を与えられるので
私たちは神経質に箸を使う
骨の魚にはもはや天敵もいないから
...
少しは俺にも愛をくれ
少しは俺にも富をくれ
少しは俺にも夢をくれ
だけど本心は
山ほど俺には愛をくれ
巨万の富も俺にくれ
叶えられない夢なんて何もなくなるまで
愛を独り占め
権 ...
いつわりは こころえてるよ
断章が かるくよごれ
一冊の その重みより
くろいしみ むねにしみたの
牛乳を 朝のむからさ
睨まずに 褒めてほしいの
かいわない 寒い食卓 ...
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき
もういちどこの詩をみつけたい
なまえも知らないひとの詩として
ささやかだけど悩みや哀しみ 楽しみなんかを書きとめて
人肌のあやうさを伝えたい
...
束の間見た夢は
なんだったんだろうか
希望を覚えた気もしない
ため息をひとつ
鼻息が荒く
肩が震えそうになるのを抑える
天を仰ぐと雲が流れてゆく
俯いてまたため息を
抑 ...
大きなフォークで ザクザクと
今日昇っていた月を 突き刺して
美味しい粉にしてしまおう
形あるものを 崩すのは
どうしてこんなにも 気持ち良いのか
今日の僕も いつも通り ...
今ならまだ引き返せる
ラインがだんだんぼやけて
どこがラインなのだか
わたしは
ブコウスキーでもなければ
色川武大でもなければ
カートコバーンでもなければ
トムヨークでもなければ ...
昂ってた筈の
青かった筈の
夜更けまで眠れなかった
あの感情が
置手紙を開いたら
一編の詩
あら、懐かしいや詩とメルヘン
欧州の古城の裏庭で
子らは真面目に呪文を誦えている
起きて起きて、ピンクの血に染まる妖精よ
遠い東の国からやってきた永い眠 ...
ふんどし姿で登山し
山頂で自撮りすることで知られる
自称詩人でふんどし登山家の
HNサクソン大魔王(37)が
滑落して崖の途中の木に
ふんどしが引っ掛かって
宙吊りになっているところを
...
マルクスはロンドンで
トヨタのこうきゅうしゃの夢なんてみやしなかっただろう
意味なく渋谷に異星人がいるわけでもないのだが
ぼくたちは余裕なく金をつかいつづけ愛をつかいはたし
それは誰か ...
悲しみに胸が張り裂けそうになる
高橋しょう子のように
そう言えば
高橋しょう子って
高崎聖子という名で
グラビアアイドルやってたわね
着エロからAVへ掛け上がることは
そんなに容 ...
季節がページを
めくろうとしている
たくさん笑ったり
たくさん間違えた
日々のあと
何をしていたかなど
誰にもわかるはずがない
星だって
知らないうちに
夜に星座を描いて ...
「会うってどういうことだろう
どこいったって変わらないなら
会えただけで幸せじゃないか
「幸せじゃない
「けれども人はいつでも果たされなさに生きている
「本当に会うって何だろう
...
罪
言葉でくっきり
踏み固められる足跡の罪
配慮は尽くされて…転倒
まちがえた
いってきのぼくじゅう
どこに行く日々
死なないのに続く日々
圧縮しなくち ...
羽が水が糸くずが
身体の外を巡りつづける
拍手は砕け
曇空を覆う
枯れ葉の手が
枯れ葉を掴む
夜の階段をゆく
ひとしずく
青空のけだもの
降り ...
肩を並べて歩きたいだけで
綺麗になろうとは思わなかった
見た目で得する人の分まで
損してやってる安い運命は
少し苦くて喉に引っかかる
思い出みたいな時代の鏡を
右手で割って左手で守 ...
良いニュース増えて欲しいとよく思う悪いニュースを告げるキャスター
雨音で目が覚めた朝まだ眠い悪夢のせいで眠れなかった
山奥に続く県道ひた走る峠越えても目的地はまだ
浅い川綺麗な水が流 ...
聴こえるかい? プーチン、
/////(ノイズ)。
私は詩人たちの口をとおして
今も尚、歴史を変えることが出来る‥‥
ウラジーミルは一九二四年一月二十一日に死んだ、
旧い日本式 ...
夕暮の美しい街に居て
かるい目まいと茫洋
健やかに汚れた指
埃くさい夢
磨かれて 傷だらけの
幸福は紙の羽
完璧に白く優しくて
風が吹くほど良く燃える
血液ハ、作レナイモノナノデス
人ノ血ハ人ノ手デハ、作レナイモノナノデス
めまいのする空を
ミカヅキの匂いのする方向へ
光の視線が突き進むなら
かまわないけれど幻想は死に絶えるのです
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
時間も空間も遠く離れて
こたきひろし
自由詩
7
19/1/24 6:24
具のないおにぎり
まみ
自由詩
4*
19/1/24 1:37
十八時、ネオンは夜に化ける
十一月の失敗...
自由詩
1
19/1/23 23:49
大丈夫
ドライ運河
自由詩
2
19/1/23 23:23
彼の泉のアイロン
足立らどみ
自由詩
4*
19/1/23 21:58
アフターザスリルイズゴーン
花形新次
自由詩
1
19/1/23 18:22
自由旅
天鳥そら
自由詩
3*
19/1/23 18:18
てんとう虫の知らせ
朝焼彩茜色
自由詩
11
19/1/23 13:19
20190123
Naúl
自由詩
1
19/1/23 10:32
「骨の魚」
桐ヶ谷忍
自由詩
4
19/1/23 8:34
売れない詩人と売れない詩集
こたきひろし
自由詩
3
19/1/23 8:22
寒い牛乳
秋葉竹
自由詩
5
19/1/23 8:02
いつかわたしが生まれ帰ってきたとき
ぽりせつ
自由詩
15*
19/1/22 23:59
寝覚めの悪い
坂本瞳子
自由詩
1*
19/1/22 23:57
月と牛乳
赤椿
自由詩
1
19/1/22 23:10
ライン
次代作吾
自由詩
0
19/1/22 23:01
鳴らない
砂漠枯
自由詩
1
19/1/22 22:39
田中修子さんの作品、置手紙への返詩として
足立らどみ
自由詩
1
19/1/22 21:47
ふんどし登山家
花形新次
自由詩
0
19/1/22 20:39
逃亡者
梅昆布茶
自由詩
5
19/1/22 20:16
アフターザラヴイズゴーン
花形新次
自由詩
1
19/1/22 20:10
自画像
やまうちあつ...
自由詩
3*
19/1/22 18:36
えんばー 2
若乱
散文(批評...
1
19/1/22 18:34
えんばー
〃
自由詩
1
19/1/22 17:53
ひかり けだもの
木立 悟
自由詩
2
19/1/22 17:20
醜態
ミナト 螢
自由詩
1*
19/1/22 16:50
都会化
夏川ゆう
短歌
1
19/1/22 12:04
シベリアン・スイートハート
atsuch...
自由詩
2*
19/1/22 9:56
紙の羽
はるな
自由詩
4
19/1/22 4:07
ミカヅキ
秋葉竹
自由詩
5
19/1/22 0:56
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
4.28sec.