歌が、つたっていく
庭の忘れられたような手水鉢に
雨どいからひとしずくひとしずく
水はいつか溢れるだろうか
歌が
ひとの器から
溢れだすように
きくものをえらばない
染 ...
くまたちが春をわすれると
街はわあっと暑くなる
なんでもない顔をして
生きていかなくてはならない。
箱が産卵する
そして部屋には
部屋のかたちの夜がはいってくる。
眠れずにい ...
甘えを許さない
クソみたいな戯れ言は
クソみたいな戯れ言であって
それ以下のことはあっても
絶対にそれ以上のことはない
クソみたいなお前らの
クソみたいな泣き言なんか
誰が真剣に ...
初期化しなくてはならないと考えたのだが
形式が解らない
互換性が無くなるのが嫌だったので
そのまま
付随して行くのは
切れ端のようなもの
切り取られた消し屑のように
散らばって
広 ...
トイレから帰ると同じ班の人がだれもいなくて、そっかーと思った。予想できないことではなかった。置いてけぼりにされたことに怒る気持ちははなかった。ただ、なにも考えずにここまでただ班のメンバーの後ろをつい ...
{画像=190525173002.jpg}
{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
...
「部長、なんですか、ソノシートって?」
「あぁ、知らないかな」
「あっ、スマホで検索すれば
あぁ、レコードじゃないですか」
「レコードだけど
レコードじゃないんだよね
雑誌の付録で付 ...
私は既婚者であり、妻と二人の家庭を持っている。結婚して同棲を始めたのが昨年であるが、いざ家庭を持ってみるといろんな意味で自分の生活が変わってきたことに気づく。
まず、独身のとき、私は週に一回片道 ...
少女がいま黒い部屋でしずかに笑っているのは
そこに活けられた中原中也が枯れているからです
中原中也は季節に追われ
小さな窓から見える春の風に憧れたのですが
羨ましいとは言いませんでした ...
そのとき
私はゆうに百歳を越えていました
しかし
若い頃に思ってもいなかった長寿は
私に多くの不幸をもたらしました
私の周りは皆死んでしまい
私は見事に一人ぼっちになってしまいました
...
夜中に目を覚ましてしまい
それから朝まで眠れなかった
夜が明けた頃
カラスが鳴き出した
そのぶきみな鳴き声に
何だか不吉なものを感じた
以前
道に放置された猫の轢死体の内蔵を ...
空を見上げれば
何処までも宇宙が広がる
地球に降り注ぐ光
地球に必要な光
地球を輝かせる光
希望の光と感じる
何度も見上げて
身体に溶け込ませる
宇宙が願いを叶えてくれる
...
1. ドアを開ける
2. ドアを通過する
3. ドアを閉める
4. ドアを開ける
5. ドアを通過する
ドアを閉めなければ次のドアを見ることができません
次のドアの前には空間が ...
いいですか、必ずはいかいいえで答えてください。
「はい」
よくできました。あなたは背中にやけどがありますね。
「はい」
やけどの原因はなにかの事故ですか。
「いいえ」
事件?
「はい」
...
「ゴミじゃない?」
「私ゴミじゃない?」
彼女が何故そんなこと言ったか
僕はよくわかってる
彼女は心の砂を
一握放り投げたにすぎない
まだだ
まだ足りない
もがけども
...
夏の空、玄関口
立ち尽くす己
庭木の揺れ、うねる大気、光の庭
ああ世界が広がっていた!
己とは無関係に
何処までも眩しい異郷が
五歳の時のその体験を私は決して忘れない
じぶんとは ...
ジャケットを着ると
黒いフレームに
収めた笑顔が
飛び散らぬように
抱き締めたくて
背筋が伸びる
真っ直ぐにただ
空を目指すのは
鳥だけで良いと
僕は思うんだ
胸のスクリー ...
わからないんだ
青空がなぜあんなに悲しいのか
夕べ見た夢を思い出せない訳も
わからないんだ
故郷においてきた記憶の破片が
なぜ懐かしくないのかも
わからないんだ
テーブルに爽健美茶のボト ...
長閑な昼下がりに私は私を感じている
私という心 いや、魂のからくり
そして色 何層にも重なった記憶
またDNAにより受け継がれた連鎖のストーリー
それらを断ち切ることのできない無力さ
なるべ ...
やきゅうぶに入ろうと思ったら
ぱひゅうむに入ってしまって
僕は…
のっちです。
あーちゃんです。
かしゆかです。
鈴木誠也でございます。
…誰やねん。
チョコレイト・ディス ...
じぶんがひさんだから
というりゆうで
たにんをこうげきしていいの?
じぶんがきらいだから
というりゆうで
たにんをきらってしまっていいの?
じぶんがただしいというのは
ただの ...
一般庶民の一般ってどれくらいなんだろう
お金に換算すると幾らなんだろう
愛情で見積もるとどのくらいの重さよ
何だか的はずれな事を言葉にしてるな
残念ながら
私は一般庶民の域に達してな ...
夢みつつ、ひとつふたつ
昼間から夢ばかり数えて
そんなあなたには猫だって
退屈を噛み殺しているわ
そんな皮肉にもぼくというやつは
こたえもせずに退屈ってのは
どんな味がするんだい、と
...
身に覚えのない傷ばかりが
目についてしょうがない
風呂の中で何度も思う
こんなに傷つくほどのことなんてあったかよ?
きっと寝てる間に
タチの悪い虫に食われて
掻き毟っちまったんだ
...
ながりゆるみじぬあてぃん 流りゆる水ぬ在てぃん
がれちぬあとぅんかい 瓦礫ぬ跡んかい
りんどうぬはなぬさちゅる 竜胆ぬ花ぬ咲ちゅる
ゆちゅぬさちや 行ちゅぬ ...
シーソーがいちばん安定しているのは
ふたりがつま先立ちで並んだときじゃなくて
ひとりが空に足を広げもうひとりを想うとき
ひとりが地に足をつけもうひとりを想うとき
ぼくは空からキミが他人に見 ...
じゃじゃ降りの
化け物じみた
大雨が
すべ ...
新学期から来られた新しい先生を
皆さんに紹介しますと
校長先生が行って
そうして颯爽と
壇上に現れたのだった
...
透明な、空も、地も、花も
そこには、君の心が宿るよ。
君が青く見れば、果てしない。
君が踏み出せば、風を巻く。
...
狂った夏の中に君はいた
汗はとめどなく流れて
叫びは果てしなく溢れた
太陽は執拗なほどの
光と熱を地上に浴びせ続けて
あるものは犯罪者になり
あるものは自殺者になった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うたとみず
帆場蔵人
自由詩
6
19/5/26 0:14
くまたち
はるな
自由詩
8
19/5/25 23:18
刑事ボッシュ
花形新次
自由詩
0
19/5/25 18:55
低レベル初期化
ねなぎ
自由詩
0
19/5/25 18:08
迷子
ああああ
自由詩
0
19/5/25 18:02
オセンベイ キドウ エコーチェンバー
ふるる
自由詩
7*
19/5/25 17:31
ソノシート
イオン
自由詩
1*
19/5/25 14:03
家庭について
葉leaf
散文(批評...
0
19/5/25 8:55
らぶ
秋葉竹
自由詩
7
19/5/25 8:42
不老と不死の薬草
こたきひろし
自由詩
4
19/5/25 6:33
天井と天丼
〃
自由詩
4
19/5/25 6:11
宇宙からの光
夏川ゆう
自由詩
2
19/5/25 4:54
ドアについて
はるな
自由詩
3
19/5/25 2:47
ウソ発見器
ああああ
散文(批評...
1
19/5/24 23:17
底辺
TwoRiv...
自由詩
1
19/5/24 22:31
ある夏の光景(改訂)
ひだかたけし
自由詩
6
19/5/24 21:42
夏の歌
ミナト 螢
自由詩
2
19/5/24 19:59
わからないんだ
あおいみつる
自由詩
9*
19/5/24 18:36
私というものを感じて
〃
自由詩
4*
19/5/24 16:16
やきゅうぶ
にゃんしー
自由詩
1
19/5/24 9:26
へびよ、さらば
秋葉竹
自由詩
1
19/5/24 7:45
私は一般庶民にもなれなくて
こたきひろし
自由詩
4
19/5/24 6:17
のんべんだらり
帆場蔵人
自由詩
4*
19/5/23 23:29
エンド・オブ・ゼロサムゲーム
竜門勇気
自由詩
1*
19/5/23 23:09
流りゆる / 照らしょうり
AB(なかほ...
自由詩
1*
19/5/23 19:42
並び立つことのないぼくらの歌
山下ヤモリ
自由詩
1
19/5/23 16:48
じゃじゃ降り
TAT
短歌
1
19/5/23 15:26
闇の魔術に対する防衛術の新しい先生
〃
自由詩
1
19/5/23 15:01
【 空即是色 】 (タイトル変更)
豊嶋祐匠
自由詩
4*
19/5/23 13:15
焼身自殺のニュースの記憶とテレビジョンの彼方の洗濯物の状態に ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
19/5/23 12:57
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
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1084
1085
1086
1087
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1090
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1092
1093
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1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
4.26sec.