うねる海岸線にカモメが群れる
風をうけて舞い上がり飛んでゆく
白いシャツに透ける輪郭は
子供から大人への通過点
白い砂は貝殻の破片を散りばめ
遠い島に流されてゆく
アゲハ蝶の羽 ...
鉄の嵐の翌日に
ガジュマルの若葉が
青黒い焦土から
そっと芽吹いた
たくさんの血が流れた
悲しい焦土から
おだやかに命を紡いだ
祈り
叫び
呼び
思い
気遣い
耐え
ある ...
原因のひとつは
画像診断技術が高度化し
医師の目が追い付いていけない状況があるとのこと
技術の急速な進歩と人間の能力との乖離
スマホも電子レンジも洗濯機もウォシュレットも
僕の理解を越えるも ...
陽の光で焦げついた表びょうし
ページをめくるたび
懐かしい香りがひろがる
時代のおもみを指で感じては
ため息ひとつふたつ
栞のよつ葉のクローバーは
貴女あての恋文にとみちびいてくれ ...
爽やかな風が吹いていた斎場には
一人の人生に済みの印を押してあげる為に
集まった親族身内たち
果たしてその人の旅の行く先が
天国でもその反対方向でも構わない
もしかしたら
宇宙の知らな ...
急な坂道が前触れもなくあらわれて
そこを登り詰めたら目前には予想だにしなかった崖っぷち
そんなのこの人生には普通に待ち構えているさ
他人にはつけない嘘を自分自身につきながら
不細工な顔と ...
さみしさが夜空にぽっかり浮かんでいた。
月は雲に隠れてしまった。
噛み締めたくない孤独は、目の前で立ち昇る煙草の煙と共に、
私の胸にその影を落とした。
夢の中で何人もの人を殺 ...
ひんやりと肌刺す冷気に我保つ
何故だろう独り静かに此処に居る
ゴォとまた街の彼方が唸っている
秋の夜に
煌々と浮かぶ半月は
闇に艶めく大地のあちこち
銀の涙を溢しながら
陶然として傾いていく
わたしは寝床でゆっくりと
その推移を辿りながら
迫り来る世界の無表情に
今夜もやっ ...
綺麗な言葉を並べることができない
穏やかさや 潤い 愛を語りたいのに
瞬間の歯車の中で繰り広がれる物語
悲しみや 苦しみ
ささやかな幸せさえも 零れ落ちてしまう
通過点の 点のよう ...
薄っすらと
はった氷を割る
秋が終わる音がする
霧がかった紅葉の
空がまだ青い
辿る記憶の先に
肩車をする夫と
肩上のわが子
手を振る
生きることとは
悩み過ぎ去ったあ ...
夜風はぬるく低きを流れ
あちやこちやに華が咲く
そこかしこ
手が絡み合い蓮に成る
ゆらりぬらりと結ばれて
愛しきものを求めるか
赦せぬものを求めるか
ただただ生を求めるか
手の群れ ...
いい意味で
伏流水は川底を
映すのであろうか?
その顔面を
嗤う筋筋を
仕事に憧れ新入社員
仕事に馴染んで進入社員
仕事に染まる浸入社員
仕事の暗部に侵入社員
仕事を語らず神妙社員
仕事を片付け辛抱社員
信じるものはすぐ割れる
その人の
あとを追って
こんな風に
なってしまった
砕けないよ
心
砕けるほど
かたくないもの
流れないよ
涙
流れるほど
弱くない、はず
砕け ...
晴れた
青い ひかりたちのなかに
つくえが 落ち葉を待っている
いりくんだ緑にはずむ
からすうりのかなしみは
朱く 苦く あまく
なんども 熟れ ...
ワイフが俺の顔をじっと見て
「あなた顔色悪いね」
と朝からいう
悪ければ悪いで
ほっておいてくれればいいのに
と思う俺
年を取れば
顔色の悪い日ぐらいあるだろうに
田舎で鳴らすパンプスの音は
アスファルトと喧嘩をしているようで
沈黙の町に突き刺す矢の道
着飾った自分を恥じた後で
鏡を見る気にはならないから
タートルネックを折り返しながら
顔を ...
茄子の煮浸しではないけれど
この星に入り浸っている
それが何の因果応報かはわからないけれど
人間が
人が
ヒトが
そして私が生きている実体
生きている正体
ヒトの煮浸しは
美 ...
詩は朝食前に書いている
夜が明けない前に起き出して
詩は出勤前に書き上げる
汚れた水を絞り出すみたいに
私が私であるためには
どうしても詩が必要だ
理由はわからない
たとえ解 ...
我が家には猫はいない
何の動物も飼っていない
隣の家の猫が
我が家によく遊びに来る
優しい性格の三毛猫
いつものように庭で寝ている
撫でても起きないぐらい
安心しているようで ...
老いた虎がいる
四肢は痩せ、臥せっている
しかし、その眼からは咆哮がのぞく
虎よ、虎よ
わたしはおまえになりたかった
虎よ、虎よ、おまえは
無駄や無理や、と吠え
わたしの頭をね ...
天の川 A train crossing
渡る列車 the Milky Way
is
忘れられて forgotten
and has ...
きみの呼吸は、いつもきみの近くにいる。
きみの温度も、いつもきみの周りにある。
いつだって、きみの命はきみの味方で、すぐそばできみの全てを見守っている。
だから、一人ぼっちでも大丈夫。
き ...
思いどおりにならない
今日一日さえ
ましては人生も
思い通りには
はこばない
待たねばならない時がある
全ての時に時がある
飯を食らうのに時があり
寝転 ...
手紙がある
うす桃いろの
手ざはりのよい 小ぶりな封筒の
崩した文字の宛て名も品が良い
封を切つて なかを開けるに忍びなく
窓際の丸テーブルに置かれてゐる
さて 何がか ...
いつまでも花のように笑んでいてほしかった―――
この世ではじめて美しいものを見たと思った。彼女の瞳の中にはいつも星が宿っていた。その星は真昼でも太陽にまけず照り輝く、地上で一番明るい星だった。そ ...
青空 雲一つ浮かび
景色 燃えるように色づく
窓辺に陽光 差し込み
ひかり散らばる
初冬の空気 冷たく冷え
朝晩はコタツに頼る
時は移ろう 春夏秋冬
人は年老 ...
たわごとばかり くりかえす
いいえ ざれごと などと いう
癒えぬ傷なら 云えぬもの
家なき家鴨が繰り返す水音
水面に跳ね返る自らの表情
視力が良くないから 確りとは見えない
...
近ごろワイフが
怖いことを
平気でするようになった
食事の後自分の入れ歯を
平気で食卓の上にそのまま置くようになった
人の入れ歯は
いつ見ても怖い!
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
棘
あおいみつる
自由詩
4
18/11/18 13:44
鉄の嵐の翌日に
Giovan...
自由詩
5*
18/11/18 11:42
ガン見落とし
zenyam...
自由詩
0
18/11/18 10:34
ふるい詩集
あおいみつる
自由詩
5
18/11/18 10:14
斎場には
こたきひろし
自由詩
4
18/11/18 7:55
断崖
〃
自由詩
1
18/11/18 5:41
或る夜に
ヒヤシンス
自由詩
7*
18/11/18 1:19
夜陰の傍で
ひだかたけし
俳句
3
18/11/17 23:24
半月とのっぺらぼう
〃
自由詩
6*
18/11/17 18:53
土曜日のハーフムーン
あおいみつる
自由詩
4*
18/11/17 18:07
やさしい音
かんな
自由詩
7*
18/11/17 17:35
手
帆場蔵人
自由詩
5*
18/11/17 14:53
綺麗な湧き水
ナンモナイデ...
自由詩
4*
18/11/17 14:13
進入社員
イオン
自由詩
1*
18/11/17 14:03
ガラスの心
犬絵
自由詩
4
18/11/17 13:33
すばらしい秋
草野春心
自由詩
4
18/11/17 13:19
口から出る言葉
zenyam...
自由詩
1*
18/11/17 11:32
異邦人
ミナト 螢
自由詩
1*
18/11/17 8:10
この星の上から
こたきひろし
自由詩
3
18/11/17 7:24
私が私であるためには
〃
自由詩
6
18/11/17 5:44
隣の家の猫
夏川ゆう
自由詩
3
18/11/17 5:12
虎よ、虎よ
帆場蔵人
自由詩
4*
18/11/17 1:15
K
AB(なかほ...
自由詩
6*
18/11/16 20:22
きみの味方
水宮うみ
自由詩
4*
18/11/16 17:16
時の鐘を待つ
あおいみつる
自由詩
3*
18/11/16 16:08
秋にとどいた手紙
石村
自由詩
19*
18/11/16 15:42
Fiction
青星円
自由詩
1
18/11/16 12:49
青空雲一つ
あおいみつる
自由詩
1
18/11/16 9:29
掌に乗るもの
藤鈴呼
自由詩
1*
18/11/16 9:23
怖いこと
zenyam...
自由詩
0
18/11/16 8:59
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
3.45sec.