第一楽章 (/交響曲第四番 六月、一九八七年、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏、レナード・バーンスタイン指揮、グスタフ・マーラー作曲 ) は、あなたに聴取されており、また、あなたを背 ...
気化する
ゆっくりと踏み絵の
貴方を穢す
気化する自我
川辺でじゃぶじゃぶ米を研いでいた
あなたたちもいずれ
鼻をつんざく恋の刺激臭で
狂気に走るよ
誰もがみな飢えた花
てんとう ...
早朝の寺
禅堂の前で
太鼓の横に立つ
齢も性も捨て
バチを握りしめる
息を吐き切り
気合を入れて
鹿の皮の
裏側まで打ち抜く
どん どん どん…
と 六つ
空気を通るその ...
おぼろな夢のような世界の中に、花たちが咲いている。それは花園なのでしょうか。コスモスとか、グラジオラスとか、季節も異なる花たちが、いっしんに一度に咲き誇っている。その中に私はいて、──いいえ、私では ...
アリサは言います、「わたしは、わたしのことが知りたいのです」。それに対してエミールは答えます、「人は人の役に立つために生きている、自分のことを知ることは二の次だ」。それに対してアリサは反駁します、「 ...
夜笛は声なき者の声を聞き届けるのだという。つまり、夜笛を奏する者は、声なき精霊の声を耳にすることができるのだ。夜笛は月の光によって作られているという。それは、下弦の月がわずかに傾いた時に得られる、月 ...
ぽき ぽき 折れて
短く なってしまう前に
茹でよう
お湯を沸かして
ぱら ぱら 入れて
菜箸でおおきく
やさしく 混ぜて
冷たい 水にとって
しな ...
夜が深まっていく
連絡がつかない、繋がらない
隣室ではコツコツと壁を打つ音、間欠的に
遠くの森を手を繋ぎ歩いた愛娘は
青春を謳歌しているだろうか、今頃
夜が深まっていく
オレンジジュー ...
もう人間は想像力も手放して
まるで錆びた道路標識のような
ぬくもりのない
フリーズドライの言葉しか持たないのね
いつかまた本当の
詩を詠んでくれた人に出会いたい
パリの妖精
第14話「アクリマタシオン公園の妖精」
チューリップの芽が
土を頭に持ち上げ
眠そうな目で辺りを見渡す
通り過ぎる靴の裏
眩しい日差しのシャワー
もぐらさんこんにちは ...
私の葉を選んでくれて
とても嬉しいの
可愛い赤ちゃんたち
赤い揺りかごで
守ってあげるから眠りなさい
冷たい風が吹く前に
落ち葉の布団に移してあげる
長い冬を越えていきなさい
...
夏の輪っか、テーブルに2つ。
溶けたガラスコップの名残、2つ。
特異点と言っても2045年ごろらしいけど
人工知能が人類の知能を凌駕しちゃうだろう
と言うある未来学者のこれって予言なのよね
その頃まで自分はまだ生きとるんかいな
お陀仏点に引っかかっ ...
その人は
肉うどんだった
いつも
どんなに
美しい
品々が
お品書きを
彩っていたとしても
頑なに
力こぶよりも
頑なに
磨き忘れられて ...
夏休みジャガーさんに会いたくなり
新幹線で大阪に向かった
テレビに映る姿 行動を見て
なんか他の肉食獣とは違う感じ
獲物に飛びかかる凶暴なネコ
ジャガーさ ...
天体望遠鏡すら知らない宇宙の彼方からブランコは
こんなちっぽけな青い星まで伸びている
一漕ぎで銀河を跨いでゆくのは
もう旅立っていった人だろう
ただ空を仰いで憧れるしかない
移ろうと ...
LINE
「突然、ごめんね。こんな事本当は直接会って話さなきゃならないのに、どうしても勇気がわかなくて。
思い切ってLINEするね。
わたし、貴方の事、ずっとずっと大切なトモダチだと思 ...
虫の音が
どこかの草むらで聞こえている
触角をふるわせて
葉の様子をうかがうことが
かれらの仕事で
葉先から零れ落ちる露を少し飲んで
またうたう
いたるところに黄昏れが満ちあふれ ...
幻の夜、
ヤドガリも寝静まった砂浜に
楽園の島のヤシの実が流れ着く。
その島では、あした、
一番早起きの牝牛が
真綿のように軽やかな雲の幻を
牧場の木陰に見る眼には
敬虔 ...
ゴルフ場友とコースを回ってるアドバイス聞かない者同士
生きているただそれだけで楽しくて数え切れない経験がある
解散は寂しいけれど今までに貰った愛は永遠に残る
出逢いから生まれた繋がり ...
そうめんみたいに
ゆでてみたら
柔らかく
しなやかに
なれるかな
どんな言葉を並べたら
君はそこにいてくれるんだい、
なんて問いかけたって
どんな仕草を繋げたら
君はここにいてくれるんだい、
なんて訊いてみたって
自問自答。
どこにもない答 ...
原 静かさ 月
丸い歩道 男女の子
犯罪者
全てを観ているモノ
安いキャリーバッグの
硬質プラスチックの車輪が
まばらな拍手のようなリズムで
旅行者の孤独を連れて歩いている
バスターミナルは蒸し暑く
分厚い屋根に覆われている
様々な方言や言語が
...
先生とかじゃなくて、
なんて呼んだらいいですか?
光溢れる
今日という日を
歩いていく、人人人
何の目的もなく
何の行先もなく
ただ新しい出逢いを求めて
一回限りの生を燃焼させて
そうだったらいいのになあ
そうだったら素敵なのにな ...
ガリガリの真っ白なマウンテンゴリラは
耳も聞こえないのにウホウホ騒ぎ
麻痺した脳みそで真っ青な空に広がる
ガラスの扉をガンガン叩く
ただ、あるのは己の惨めさだけだ、と
自分の事を殴ってみ ...
「わたしのたわし、タワーにたわわに実ったわ。」
君のたわいないたわごとに、僕はわたわたしたわ。
夏が終わるとき、
風呂桶に浮かんだ西瓜を見ても
もう、それほどときめかない
でも冷やし中華を飾る
一切れの西瓜は不思議と美しい
刻んだハムと胡瓜、
錦糸卵と紅ショウガという
いつもながら ...
静かな境内の
砂利に染みる澄んだ湧き水
花びらを数える歌が聞こえる
落ちた葉を隠した妖精の声
今年の彼岸も飲みに来た
冷たくて厚い枯れない水を
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
日記、手紙のように、ではなく、
墨晶
自由詩
0*
19/9/10 21:09
乾いた花
ふじりゅう
自由詩
0
19/9/10 17:19
太鼓を打つ
もちはる
自由詩
3
19/9/10 15:56
晦い花園
la_fem...
自由詩
3*
19/9/10 14:43
エミールとアリサ
〃
自由詩
1*
19/9/10 14:42
夜笛
〃
自由詩
2*
19/9/10 14:41
そうめん
あるみ
自由詩
3*
19/9/10 14:35
記憶
ひだかたけし
自由詩
8
19/9/10 13:32
街角の小さな花の声
丘白月
自由詩
1
19/9/10 12:46
アクリマタシオン公園の妖精
〃
自由詩
0
19/9/10 12:33
ヤマブドウの妖精
〃
自由詩
0
19/9/10 12:31
輪っか
クーヘン
自由詩
2*
19/9/10 12:23
新しい未来
ナンモナイデ...
自由詩
3*
19/9/10 12:01
肉うどん
北村 守通
自由詩
3
19/9/10 10:11
動物園のジャガーさん
佐白光
自由詩
1
19/9/10 9:31
ブランコ
新染因循
自由詩
3
19/9/10 7:51
未読のままに
こたきひろし
自由詩
2
19/9/10 7:20
黄昏れの道
山人
自由詩
2*
19/9/10 7:06
幻想楽園島
秋葉竹
自由詩
6
19/9/10 6:59
出逢い
夏川ゆう
短歌
2
19/9/10 5:17
わたし
あるみ
自由詩
0
19/9/9 23:03
時間を紡ぐ
都築あかり
自由詩
1
19/9/9 22:36
丸い歩道
カッラー
自由詩
1
19/9/9 22:08
どうして時々どこかに出かけるのだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/9/9 20:41
なんて呼んだらいいですか?
杏っ子
自由詩
1*
19/9/9 18:39
光溢れる人人人
ひだかたけし
自由詩
4*
19/9/9 16:41
ごりら
若乱
自由詩
0
19/9/9 16:32
たわ
クーヘン
自由詩
6*
19/9/9 12:11
西瓜の冷やし中華 ★
atsuch...
自由詩
3*
19/9/9 11:52
ヒガンバナの妖精
丘白月
自由詩
0
19/9/9 11:23
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3.85sec.