都会のスピードに慣れようとして
おもりを外した身体で生きる
良く見えない星に掴まるよりも
ネオンの明かりが無個性に光り
次から次へと流れていくから
タクシーを止めるのが下手だった
...
スーパーボランティアのおじいちゃん行方不明に
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息の根が 萎れかけている
卒寿をすぎて 腐りかけている
色艶を なくして しまったし
弾力も 喪失してしまった
だから
もう いつ塵箱に すてられても
おかしくはないのだ
覚悟を ...
しつけを
丁寧に言うとおしつけ
おしつけられたら
丁寧に従って
かしつけにするか
丁寧に反発して
かしつけられるか
かしつけを
丁寧にのしつけて
かえす時が来る
更年期だからもう卒業させて、と嫁さんに言われた。摩擦で粘膜が痛くなって耐えられないの。
それがセックスを拒む理由だった。
突然の卒業宣言に私は戸惑った。
男の性欲は簡単には終了日を迎えられない。 ...
雑木林の奥の崖まで行く癖がある
そんな時に偶然見つけたのがこの教会だった
天井近くには鳥の巣まであるほど廃れていて
キリストは取り外されたのか
薄汚れた大きな十字架があるだけだった
軋む ...
コの字の形をした控室に
ルームロッカーが並んでて
中身だけ抜き取られたように
ハンガーが各自一本ずつ整列している
その服を着て出たのか
それとも初めっから
誰もいなかったの ...
時間の壁を一気にさかのぼる
その写真のなかには今では想像のつかない彼女がいた
写真の横に書かれた十七才の文字と妻の名前
アルバムは彼女が私に嫁いで来るときに実家から持ってきたに違いない
な ...
腕には 花の痕
ぬるくなった前頭葉から 真昼が滴り
効き目のないエアコンの風が
指先を 揺らしている
デコルテの青白い呼吸が 唇から漏れる
白熱灯の陰り 閉ざした瞼から
上手に笑う あなた ...
大丈夫かな?と、私は思った
だって自分はそれほどモテキには興味がなかったし。
心配症のお姉さんの
できごころを聞いて、
すごく良い!って気持ちにはちょっとだけなったよ。
でもそれは口が裂けて ...
「世界が平和になりますように」の立て看板を次から次へとぶっ壊して破片の上でダンスダンスダンス。七夕まで踊り狂うよ。天の川の下、きれいに残った文字だけを組み合わせたらそれが世の中の真実なんです。
嫌い ...
耳の隙間から浸水してきた水圧に
古家と私の身体はただ錆びついて
歯車の音は止む
薄暗い仏壇に薄寒い軽薄が漂い
手を合わせる家族を失った遺族たち
残された者と取り残された者の ...
あかんたれや、くらい
ゆわしたれや。
おれ、あかんたれやから、くらいの
コトバ ひとつ。
死にたい、死にたい、ゆうて
生きとる。
ゆうたらあかん、おもて
ゆうてしまう、
「死にたい ...
きみの頑張りを
ぼくは知っている
ずっときみの側にいて
ちゃんと見てきたから
そうでしょう?
夕陽の沈むこの街並みに
オレンジ色の花が咲き
夏も終わりの優しい風が吹く
...
子供を捜し当てた
おっちゃん他
ボランティアに注目が
集まってるって
ニュースの後に
大口病院殺人看護師の
ニュースは止めろ、NHK!
一瞬、ボランティアの続きかと
思っただろ!
...
先回りばかりして
内に秘めた強さを
花瓶に沈めた人が
透明な歌を望んだ
押し付けない
優しさを
どっちなのと
決めつけられて
勘違いされたり
色を塗られたり
背負った荷 ...
君の吐く息が
白く耐えながら
背中に当たって
羽根みたいだね
優しい人で
良かったなんて
その言葉だけで
意識は飛べる
空よりも遥か
遠い未来を
犬に襲われた
鳥は知らな ...
未だ薄暗い病棟の廊下を
行き来する人達、
それぞれの様々な幻を
歪な足取りで運んでいく
とんとんとん、と
縺れて引き摺り屈曲して
閉鎖病棟の午前四時
反復される夢現、無限
心の中に部屋を作りました
狭くて殺風景でいったい何を
飾れば良いのでしょうか
写真は映りが悪くて
捨ててしまったから
東京がスッポリ入るくらいの
夢を探しに出掛けませんか
ミッキ ...
今日も生きている!生きている!
みんな生きている!生きている!
死の幕が降りるまでは生きている!生きている!
それぞれの生を生きている!生きている!
いろいろあっても生きている!生きている!
...
人が悪く見える時
それは
自分の心が汚れている時
人が善く見える時
それは
自分の心がきれいな時
いつもの日常は
新しい朝から始まる
何もかも新しく感じられる
お決まりの喫茶店に行き
お決まりのコーヒーとサンドイッチ
陽差しが心地良い
朝の涼しい風が
良い気分にさせる
...
子供のころから若さが嫌いだった、気に入らないことがあるとグズグズと駄々をこねたり、癇癪を起したりするのが嫌いだった
子供のころから若さが嫌いだった、学生服をほんの少しやんちゃにアレンジした、中途 ...
焦燥の、密やかに、孵る、か細い、
雛の、誘われた、私の、
嘴、
支配者たる、無数、の、
無数、に、
蠢く、
メイメイ、
愚者を嘆いては希望に胸を踊らせ、不甲斐なさに溢れ落 ...
わたしは一秒一秒を大切にする。拾ったりくべたり、光のような爆ぜ方をするそれらを全身にまとって、何者でもない何かになりかけようとする。呼吸をひとつひとつ創ったり、乱したりする。銀色の分散みたいに ...
おとうさん
おとうさん
ね、なぜ泣くの
わたし 涙も出ないで
ゴミを見るような
凍える目をしていた という
金色の夕日が差し込んで
葉っぱが
秋色に染め上げられていく
一 ...
弌、
強制性交ってなんじゃらほい?
よく分からないので調べたら
口とかアナルとかに挿入しても
はたまた被害者が男でも
犯罪として成り立つっていう風に
法律が改正されたんだそうだ
...
ギャンブルに入れあげて
家庭を顧みないのと
ボランティアに入れあげて
家庭を顧みないのは
家族にとって
まったく同義の"迷惑"だということを
マスコミは決して伝えない
...
何かしてもらったら
ありがとうと言いなさい
自分が悪いと思ったら
素直にごめんなさと言いなさい
自分が嫌だと思うことを
人にはしないようにしなさい
挨拶をされたら
微笑んで礼を返しな ...
汚れない
スニーカーで歩く
良く晴れた午後に
見上げた空
見下ろす人
屋上にいる僕は
自分だけが
熱帯魚みたいに
揺れながら
聞こえてくる
ブラスバンドの音と
一緒に ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
東京
ミナト 螢
自由詩
4*
18/8/19 10:58
ネットニュース1
花形新次
自由詩
2
18/8/19 10:25
息の根が
信天翁
自由詩
3
18/8/19 9:28
おしつけ
イオン
自由詩
3*
18/8/19 8:39
更年期だから
こたきひろし
自由詩
9
18/8/19 8:03
「祈りの残骸」
桐ヶ谷忍
自由詩
7
18/8/19 7:21
Air
唐草フウ
自由詩
2*
18/8/19 5:03
アルバム
こたきひろし
自由詩
3
18/8/19 0:26
日蝕
為平 澪
自由詩
2
18/8/19 0:16
大丈夫かな?
4に
自由詩
1
18/8/18 23:50
ダンスダンスダンス
青花みち
自由詩
8*
18/8/18 23:46
彼岸と語る
為平 澪
自由詩
0
18/8/18 22:21
あかんたれの国
〃
自由詩
0
18/8/18 22:12
黄昏メロディー
秋葉竹
自由詩
9
18/8/18 20:15
スーパーボランティア
花形新次
自由詩
0
18/8/18 19:33
繊細
ミナト 螢
自由詩
0
18/8/18 18:04
羽根
〃
自由詩
0
18/8/18 17:21
病棟の朝
ひだかたけし
自由詩
4
18/8/18 14:15
迷路
ミナト 螢
自由詩
0
18/8/18 9:36
生きている!
ホカチャン
自由詩
0
18/8/18 6:00
心の眼
〃
自由詩
0
18/8/18 5:48
新しい朝
夏川ゆう
自由詩
3
18/8/18 5:19
子供のころから若さが嫌いだった
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
18/8/17 21:48
日向に焦がす
R
自由詩
1
18/8/17 18:59
わたしは一秒一秒を大切にする。
ねことら
自由詩
1
18/8/17 17:50
あの子
田中修子
自由詩
4*
18/8/17 17:00
真夏の富田林、逃げる強姦犯
花形新次
自由詩
0
18/8/17 16:23
ボランティア中毒
〃
自由詩
1
18/8/17 15:53
少しずつだけど
HAL
自由詩
4*
18/8/17 14:05
HAPPY
ミナト 螢
自由詩
0
18/8/17 12:17
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
3.88sec.