今のご時世
あんなにハッキリと
「変な子供がそばに来たら嫌だ」
と言ってのけるおばちゃんはスゴい

惜しむらくは
おばちゃんは
自分の子供だって
いつ鉈を振り回して
おばちゃんの首を ...
青の名前を言いなさい
身体の中に滴り落ちる

かなしみの青かな
しあわせの青かな

どちらでも
同じようなものかな

そんな鳥を見かけませんでしたか
そんな空を見かけませんでしたか ...
朝露のかがやく
翠陰にいこう
ぼく

そよ風のかおる
草原にもゆる
あす

目にうつる
景色は


蒸発のない
刹那は
周りが敵ばかりの状況に陥ることは、あるけれど、
そんなときでも、きみの味方はちゃんといるよ。
きみの心のなかに住む透明な生き物たちが、
きみの勇気ある行動をちゃんと見てくれてるよ。
彼らは姿や ...
貴女の衣のような髪は 縹いろ
月に帰ろうと階段を深縹から
浅縹へとグラデーションを積んで
登ってゆく

私は宙を浮いて向き合っている

貴女の縹いろのひとみは見知らぬほしの者
...
俺が出した命を
俺の犬が食っている
尻尾を振りながら

そんな汚いものでも
お前は喜んでくれるのか

俺はもう一度
ひねり出した

フガフガと鼻の周りを
命だらけにして
嬉々と ...
ローソンに歩いていってコーヒーを飲むのが日課になっている。

「やっぱりローソンのコーヒーが淹れてもらえるからか、一番おいしいね。」

そうなんですかぁ?と言いながらボクには中学生にしか見えな ...
坂本花織はコアラに似てた

マーケティングしたら南青山あたりに児童虐待が多かったのだろう

ゆずは弾き語りツアー中に2020年解散を発表するにちがいない

カルロスゴーンは見るからにヒール ...
ラジオ少年だった

FMではなくてAMの……

さんまさんに自宅の電話番号を教えてもらったことがある

二度かけてみたら二回とも

ねてるかエッチしてるかひとりエッチをしてるのでご用の ...
おもう
おもわれる
おもいたい
おもわなければ
おもう、おもい
おもい。

どうしてもおもいどおりに
ならないとき
諦めて
しまう
そのまえに
もう
このおもい
伝わらるな ...
もうすぐ
トンネルだね。
息子がつぶやく
車内は空調がきいてあたたかい
帰路を走るフロントガラスに
ちらちらと落ちる雪

しろいね。
冬が深まるたび
吐く息が白くなる
...
ポストに投函した手紙が何処へ届くかは解らない
宛名と宛先を忘れた
差出人とその住所も忘れた

そんな封書の中身は便箋が数枚
便箋には文字を綴るのも忘れた

そんな手紙は迷子になって
い ...
「私は洋食が好きなの。」と言って
いつもミラノ風ドリアを頼む90歳の祖母
性格もシビアだが
財布の中身に関してはことさらにシビア。

死にかけた親父にミラノ風ドリアを食わせると
やり残した ...
-おかえりなさい。-
御馳走を囲んだ部屋に父がいる。
右手で柱を掴み玄関先で手を振る父がいる。
骨という抜け殻になった父が腕の中にいる。
「おいしいね。」と言って食べていた金平糖が
袋を開け ...
冬に映える黒髪の獣の口から、あなたとの四季のため息が風に巻かれていくよ。あのシャボン玉がすべて包んで弾けたからぼくやきみの悲しみさんはもうないんだ。同じように喜びも弾けて消えるからまた悲しみさんはとな ... 老人はおまえに
ものを
放りこむ
赤々とした
その口へ

おまえの頭上で鍋が笑っている
数限りない夕餉の匂いがおまえに
染み付いている、また酒の芳しい香りと
血の流れと涙は静かに漂っ ...
そうしてお前は海藻のような俺の臓物を引き摺り出す、喪失の感触はあまりにもヘドロを思わせる、トッカータが聞こえる、それはあまりにもマッチしている、俺は呆然と虚空を眺めている、目に映る風景はとっくに意味を ... 開けた窓から雨の匂いが流れ込み
濡れていく遠い森のざわめき始めて
貴女の声は透明な水底に沈んでいく
クリスマスイブに降臨する
ピッカピカの大天使、

クリスマスイブに舞い落ちる
さらさらの粉雪、

言葉と
こころと
理想と
夢とを
傷つけられて

千切られる寸前まで ...
「表裏」


表が出来るのと同時に 裏が生まれる


裏が出来るのと同時に 表が生まれる


あの人が好きだと思う  のと同時に 嫌いが生まれる


あの人は偉大だ と ...
琥珀のスープを
飲み干した時
同じ体温で
冬を知りたい

サラダの鮮やかな
赤い野菜に
つまづく事なく
食べられたら良い

パスタの重さが
運命のように
口の周りで
踊り出す ...
  なにか次の出来事を準備していた
  裸体たちは 敢え無く 黒炭の
  テクスチュアの内にほどけて
  やわい鹿も
  二頭ばかり居る
  私 という語は ざらりとした
  塗料を風に削がれて
  あおい粉塵だ
  詩を拒むので或いは詩を映すので
  建物はこんなにもあかるい
  蒲鉾型の
  窓枠のむこうが 硬い冬だ
  そして瞳の内壁にそって
  置かれた ひそやかな暖炉に
  母らしき女が辛抱強く火をくべている
気疲れに夕焼けて
それが自分だと思い込んでる

椿事をどうにか撮ろうとするけど
カメラ買うために流した汗は忘れて

襟足揃えればリズムが出るけど
肌は剃刀で炎症をおこして

辞書の中 ...
こうした方がいい


こうするべきだ


こうしなければならない


そんなような、根拠のない、納得できない 規則やしきたり そういった類のものを


愛想笑いしながら ...
あきらめました。
やっぱり、同化は無理なんです。

良いところまで進んでいたのも確かです。

例えば、神仏混同のようにインドと同じように
日本の神様もお釈迦様と一緒になろうとしていました。 ...
背中にぜんまいがついている。それがすべてのヒトの動力源だから、必然とそれを回す力が必要になる。
果たしていつからそんな仕組みに変化したかは解らなくなっていて、それを追及する行為には死の罰則が待ってい ...
今日も影で作られた街は
ぐらぐら発声練習を兼ねて僕を殺す
冷たい道具をもってうろつく
警備員と挨拶をしながら

気味の悪い耳で
聞き続ける
気味の悪い音楽
とてつもなく大きな
ヘ ...
するのはしないから
差し出し合う苦痛で
笑い合う
するのはね、しないからだよ

夏の終わり頃
ふたりでキャンプに行ったこと
おぼえてるかい
僕が16歳で君は・・・ずっと年上だった
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
南青山にて花形新次自由詩318/12/24 19:10
kind of blueやまうちあつ...自由詩3*18/12/24 18:25
刹那の劫新染因循自由詩4*18/12/24 15:56
みえない味方水宮うみ自由詩1*18/12/24 15:38
縹にうかぶ朝焼彩茜色自由詩418/12/24 14:58
ゴデル自由詩6*18/12/24 14:51
ポイントカードなんて使わないけど、よーかん自由詩218/12/24 14:10
開発−KAIHOTSU−ペペロ自由詩118/12/24 13:02
ラジオ自由詩118/12/24 11:51
窓の外には雨が降る犬絵自由詩418/12/24 10:36
夜をたぐるかんな自由詩5*18/12/24 8:47
手紙こたきひろし自由詩718/12/24 7:30
ミラノ風ドリア八景~あるファミレス店員の独り言~梓ゆい自由詩418/12/24 1:36
お父さん自由詩118/12/24 1:19
冬を越えるために帆場蔵人自由詩3*18/12/24 0:28
埋み火自由詩1218/12/23 23:34
肉体のサイレンホロウ・シカ...自由詩2*18/12/23 22:15
推移ひだかたけし自由詩1018/12/23 21:18
クリスマスソング秋葉竹自由詩1018/12/23 21:14
最近 考えてたことそおっと生き...自由詩7*18/12/23 20:33
ディナーミナト 螢自由詩3*18/12/23 20:27
烏瓜 3草野春心自由詩418/12/23 20:09
烏瓜 2自由詩418/12/23 20:08
烏瓜 1自由詩418/12/23 20:07
気疲れに夕焼けてぽりせつ自由詩318/12/23 15:37
ベクトルそおっと生き...自由詩3*18/12/23 13:46
共生という名前の生存戦略足立らどみ自由詩018/12/23 12:20
西の空に向かってこたきひろし自由詩618/12/23 7:44
16aged age竜門勇気自由詩1*18/12/23 7:26
right trap自由詩0*18/12/23 6:14

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加筆訂正:
最近 考えてたこと/そおっと生きる[18/12/23 20:45]
好きだと思う の前に あの人が を追加
近視眼(改訂)/そおっと生きる[18/12/23 16:50]
根本 を 付け根  に変更
ベクトル/そおっと生きる[18/12/23 16:18]
先ほど変更した そのような を そんなような に変更
ベクトル/そおっと生きる[18/12/23 16:16]
根拠のない の前の そういった を そのような に変更
知覚できぬものを/そおっと生きる[18/12/23 13:23]
ひかりのような を 光のようで 闇のような 闇のようで 光のような に変更
知覚できぬものを/そおっと生きる[18/12/23 13:19]
最初の ただ与えるだけで の後に4行を追加
3.7sec.