春の嵐の夜

アスファルトに貼り付いた

桜の花びらを踏みにじった

その足は僕

君は花びら
最近、僧帽筋の辺りが傷む。
別に墓掘りした訳でもないのに。

この頃、筋肉ジャージ着ている女がいる。
脱げば公準ワイセツ罪だろうけども。

あれ着て力士が相撲とったら、
実況アナが大 ...
このまま苦しいなら、悩む必要なんてないから、逃げて欲しいと
私は黄泉比良坂の手前まで追いかけます、それが仕事ならばっと

自分の人生は自分で決めろやって言う、
社会に出たら、ほんと、
誰も正 ...
孤独と孤独の隙間をぬって
愛と愛の真ん中を射抜き
私は私と豪語する

午後には母が来て
レモンティーを作り
帰って行った
部屋中が香りで満たされる

満足と満足を温めて
夜にま ...
大人になり切れないもどかしさと
子供なりの不自由さの中で
何を求め何を置いてきたのだろう..


それぞれの価値観に食いちぎれた友情
愛が勝って重なった想い達


もう戻れない過去に ...
ある日突然 少女たちは愛に目覚める
砂漠の朝 あるいは雪山の夜に
一頭の馬のように私のもとへ
走って来る そして駆け抜ける愛の痛み


運命だと知るには遅すぎるだろうか
少女たちは祭壇に ...
真夏に会えなかった人々
覚えてるかい
ここは本屋で
ほらそこは食堂だった
これは覚えてるかな
そこの角。大きな道が見えるだろ
あれを右に曲がってすぐに
小さな脇道があるんだ
表札が ...
陽射しが当たって
新緑はキラキラ輝く

新緑に近づくほど
私もあなたもキラキラ輝く
輝きを分けてもらっているような

新緑が風に揺られて
サラサラ音がする
自然だけで創られた音

...
  桃を食べていた
  指で口をぬぐった
  戸が開いて何かがわたしにふれる
  液状の 概念じみた何かがわたしにふれる
  死んだ後もそこに在るとされるものだ
  それは 戸を開け ...
 さりげなく通り過ぎていくような

 思い込み 勘違い

 誤った情報が

 暗闇の中に引きずり込んでいく

 抜け出そうとしても

 一度書き込まれたメモリーを書き換えること ...
目を瞑ると
そこにある闇の中にあらわれるスクリーン
つかの間の映像がながれる

モノクロの景色の中に
幾つかの顔があらわれる
けれど
どうしてもある特定の人物の顔が捉えられない

そ ...
雪どけの 

きよらかな水のなかから

春がうまれる


山のふもとで ひっそりと

春の陽射しを糧として成長した

水芭蕉たちは


これからはじまる

花のリレーの ...
嘘をつけない君が
いま溺れかけてる
なのに、泳げるフリをして


「いつも踊ってるだけ
 こんな風にいつも こうやって」 
           ソウ言ッテ
道のない道のうえに 明日を ...
細い細い砂山は 

伸びでた一頭の獣の首

蹲ることもできず


枯れ果てし{ルビ茅芒=カヤススキ}の

散りゆく波打ち際

耳を澄ます月が

寂しさに馴れた門のように

...
俺の主張は間違っていない
自称詩人は有害でとても危険なのだ
最初はしおらしいこと言って近づいてくるが
親しくなった途端
いきなり首もとに噛みついてくるんだから
ほら、ジュラシックパークで
...
消えてしまった記憶のように
星が、炎に話しかける
小さく小さく話しかける
キラキラと明るく

寿命のある指先に乗った鮮かな痛みのように
炎は首をはげしく振って
いやいやをしながら
重い ...
 平川氏との接触前、私は最低限の抗うつ剤一錠で過ごしていた。
 いまは、約二十錠に増えている。
 現実生活にも支障をきたしていた状態が一カ月ほどほどあったろうか。

 「えっ 痴情のもつれで私 ...
天使が死んで
水辺の醜い小動物に
生まれ変わったとしたら
誰も天使を愛さないだろう
天使はそんなこと考えて
がちゃんと壊れてしまう
なぜならその想像は
おそらく外れていないから
氷の海 ...
おしくらまんじゅうのような場所に
ひっそり建てられたラーメン屋。
誰も 寄り付きそうもない 汚い看板に
なぜか故郷を感じさせられた。

何匹ゴキブリが這っているのか
とんと見当もつかぬ。
...
春のきえた街で
まぶたをあたためる
うす水色の すき間たち
ここには空気がある

それは水に浮くような恋であったよ
雨でも嵐でも
沈めても沈めても
思惑とはべつのばしょから浮いてく ...
体の中心
へそで立っている

光を集めて
放つ力が
ベルトの奥で
動き出す瞬間

繋がれていた
生命の尻尾を
振るようにして
歩いてきたから

離れていても
感じることの愛 ...
ママの豊満な乳房
そしてかなり敏感な乳首から
申し訳ないけど
ミルクだけ搾取させて頂いてました

右も左も
物事の道理もまったくちんぷんかんぷんな
赤ちゃんだって養分は必要不可欠ですから ...
 リア充は詩が書けない。これは最近強く実感していることだ。正確に言うと、文章を書けなくはないが研ぎ澄まされた詩的表現を思いついている余裕がない。詩を書くために何よりも必要なのが孤独で静かな時間なのであ ... 春が僕を
けだるい空気へ
誘いこむ

失われた夢のように
消えてゆくのは
あおい春

夢を
夢と認識するために
毎日めざめる

夢では現実を
目覚めれば夢を
忘却す ...
戦争で取られたものを
戦争で取り返すと思うのは
至極当然のことだが
一体何が悪いのだろう
政治家だからか
酒を飲んでいたからか
言った奴が明らかにバカそうだからか
それら全部があてはまる ...
{引用=*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に書 ... はく っ、 りっ

耳を塞ぐと虫の音が耳のなかに響き渡る、鈴虫が皮膚をぞろぞろぞろぞろ這っている。
そも、これは、すずむしか。でも鳴いているだろうが。

り、りりりりっり、りりり
鳴くよ、 ...
胸の中に
何もないとき

思ったよりずっと
あなたを思い出していた

もう愛していると
言いたくなくて

泣いた顔の上に
砂をまいて隠したのに



人はみな
空っぽで
...
温室の中で

枯れてしまう花のように


ただ

日差しに抱かれている



暖かい

それでいい
施設の部屋を訪ねると
縦長の狭い部屋にはベッドが二人分縦に並べられていた
殺風景で閑散としていた部屋の中には
それぞれのベッドの側に簡易の便器が置かれていた

部屋の中に立ち込めた臭気が鼻を ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
君は花びら赤椿自由詩119/5/18 22:00
人体の保障ナンモナイデ...自由詩1*19/5/18 21:38
● 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」 ●足立らどみ自由詩1*19/5/18 19:06
℡が来ない花林自由詩119/5/18 17:10
自由詩019/5/18 14:55
Equus石瀬琳々自由詩13*19/5/18 12:57
センテンスレス アポカリプス竜門勇気自由詩1*19/5/18 12:26
新緑のキラキラ夏川ゆう自由詩119/5/18 11:45
侵入者草野春心自由詩219/5/18 10:43
誤解佐白光自由詩1*19/5/18 9:37
永遠の闇に飲み込まれない内にこたきひろし自由詩019/5/18 5:15
水芭蕉st自由詩319/5/18 4:04
《暗闇の果実》ハァモニィベ...自由詩1*19/5/18 0:21
《砂の羽音》自由詩0*19/5/18 0:21
いきなりステーキ花形新次自由詩219/5/17 20:14
《 火影 》ハァモニィベ...自由詩1*19/5/17 18:13
痴情のもつれじゃありません 平川某氏と私のあいだに起こったこ ...田中修子散文(批評...4*19/5/17 17:50
頌歌やまうちあつ...自由詩219/5/17 15:43
或るラーメン屋ふじりゅう自由詩119/5/17 11:03
木片はるな自由詩319/5/17 9:16
太陽ミナト 螢自由詩119/5/17 8:42
神様のよだれかけこたきひろし自由詩019/5/17 6:16
リア充は詩が書けない葉leaf散文(批評...219/5/17 5:36
漂う夢シホ.N自由詩119/5/17 3:19
戦争で取り返す花形新次自由詩119/5/16 19:56
旧作アーカイブ4(二〇一六年三月)石村自由詩21*19/5/16 16:00
虫を飼う田中修子自由詩7*19/5/16 10:03
かげろうガト自由詩2*19/5/16 2:06
それだけでいい自由詩1*19/5/16 2:04
母親は俺の顔も名前も忘れたこたきひろし自由詩519/5/16 0:41

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加筆訂正:
● 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」 ●/足立らどみ[19/5/18 19:11]
良い国作ろう「イクニチャウダー」へのオマージュです。
ひとり半歌仙/表六句/足立らどみ[19/5/17 6:07]
簡単に言ったけど変更するのは難しいということです
ひとり半歌仙/表六句/足立らどみ[19/5/17 6:02]
三句を変更します
4.87sec.