きみはどこに向かって
帰ってしまったの
それともまだ
帰り道のとちゅうなの

迷っているのなら
この手を見つけてほしい
ぜったいにぜったいに
離すもんか

きみのことをおも ...
影はその人の
気を引いてくる

大きくなったり
ぼやけてみたり

スカートの中に
何かを隠し
風のように
遊んだ夜のこと

小さな水溜りの
内側で
ポロンと弾ける
月は輝い ...
こぼすものなく
こぼすものなく
またひとつになる
雪の花が
雪の手に廻る



遅いまたたきが
音の背を見る
幾重にも連なる
虹の輪を見る


熱くて
触 ...
その水道からは愛は溢れるのだ

しかしお前は
蛇口の捻り方を知らないが為に
グラスはただ薄汚れていくばかりである

誰にも教わることもなく
恥と傲慢の隙間から手を伸ばし
ようやく蛇口は ...
太陽が地平に溶けゆくその真下佇む我も浸蝕されぬ 後退でない勇退だM字ハゲ 正論は正しいだけにタチ悪い 僕らは空に
飼われてる

バクテリアも
マウスも
ヒトを知らない

そして
ヒトもまた
何かを知らない






見得るものしか
見ていない

...
夏終わり物足りなさがつきまとう暑い陽射しが遙か遠くへ

澄んだ空夏のものとは違う空澄んでいるけど淋しいような

台風が続けて何度も上がってくる成長続けながらやってくる

設計した機械が ...
私たちは落ち着ける場所を探していた、
静かで、薄暗くて、清潔な場所

それは売りに出されている、と試験監督は言ったんだわ
君たちに買う資格があるかどうかいまから試験を行う
ただし設問も答えも ...
絆っていうことばがあって
糸へんに はんぶん
半、はもともと
牛の意味で
こちらと、むこう
分けられた牛
それをつなぐ綱ということ

それは縛る道具だ

だからこ ...
尊敬している詩人から小包で
ご自身が育てられているという
有機無農薬野菜を頂いた

小さな箱に緑と白と紅色の宝石がぎっしりつまってて
まぶしい
大地と太陽のすごさと
その方の丁寧な仕事が ...
普段は抱えている怒りは、誰かの悲しみに乗っかって、
厭な思い出だけが染み込んだ
夏の生ぬるい風が吹き抜ける校舎で爆発する。
その被害者の数は、誰かのつぶやきの拡散数となって承認欲求に変わる。
...
技術
垂れ流しの技術
他国に奪われて
俺の足
ミドリ
緑になった
荒地を覆い
いつか思った
あの日の嘘が
現実になる
クソTVがつまらないので
ネットで海外ドラマを見ているが
ふと疑問に思ったことがある

アメリカ対イスラムのドラマで
アラブ人として出てくる俳優は
本当にアラブ人なのか?ということだ

...
ほら、樽のなかでお眠りなさい
煩わしいすべてをわすれて

檸檬かしら、いえ、林檎でもいいわ
樽のなかを香気で満たしてあげます

息を潜めて、あ、とも、うん、とも
言わないで猟犬を連れた ...
シャボン玉風に吹かれてぴゅう
と またどこかへゆくの
ちゅう も知らずに 赤いマントの頬
胸が痛くなって 枯木のやけにささる
後ろ足で蹴られた衝撃は
あなたも忘れてないのかしら
ねえ いっ ...
一枚の額縁に収まる
植木鉢の紅い花

蕾だった奥に
花を咲かせるものがある

私の奥にも
私を咲かせるものがある
あの水平線の彼方から
流れつくのは
小指
真白い骨の小指

薬指
橈骨
尺骨
手根骨

拾い上げるたびに白い断片は形を成していく
それは右腕
どこか懐かしい真白い骨
これは私 ...
ひりひり痛いあなたの詩
きょうもひとつ読みました
ズキズキ
ズキンズキン
ヒリヒリ
ピリピリ
そんなことばはベトナムにはないという
家族の痛みも
親子の痛みも
どこの国へ行ってもおな ...
風がゴーゴと吹いて
安らかに眠れない夜を繋ぎ合わせて過ぎていく日々

この命をささえる仕組みも経年劣化して
無情に軋んでいるけれど
その痛みに壊れてしまいたくはない

言葉にならない不安 ...
ひとりの部屋には
ひとり言や鼻唄が
響くだけ響いては
ちいさく、ちいさくなって
ちりやほこりのように積もっていく

忘れたころに気まぐれな
神さまが通り過ぎると
つかの間、舞い上がり
...
長い間 探した虹は見つからず
今日の行方を、風に問う

僕の内面にある
方位磁針は
今も揺れ動いている

風よ、教えておくれ
ほんものの人の歩みを
日々が旅路になる術を

群衆の ...
無人島の浜辺に
置き去りの切り株を運び
堤防に置く椅子にして
腰を下ろす

竿を手に
糸をしゅるる――と無心で放ち
午後の凪いだ海の水平線に
目を細める

阿呆らしい日々は
遥か ...
節分の夜に細々と二階の窓を濡らす音がして
外に人影が見えた

こんな遅い夕食時に帰ってくるのは
パチンコで負けて家に入り辛いお父さん

家内と呼ばれる鬼は
温かい部屋で猫と一緒にゴロゴロ ...
(つづき)

8月6日(月)

6日は昨日のうまく立ち回っているすごい店員に5時半に出る、と言ってしまったのでもう少し寝ていたかったがぴったりの時間にでる。
受付の人違う人になってて、もう少 ...
心情の中で黒い蛇がのたうっている、標的を知らないまま見開いた、血走った視線の先にあるものはあまりにも頼りない虚無だ、絶えず鳴り続けるノイズだけが自分の存在を知らせ続けている…特に冷える夜、特に冷え ... 節分が過ぎれば
甘い甘いハートの季節がやって来る
皆が鬼は外と口にしている中で
私は心で「恋は内」と叫んでいる
鬼役のあなたへ自分の“想い”を
投げつけながら
奴隷に な。りたい
思いやり の こころのない Adadio

・・破・
わたし |戸|   Hはははははははハハ
!ガシャンッ。。ドン●ッ●●!!。ド、ダダッッ!!!  ;(走)

...
夜中にスナック菓子をあさる
AVサイトを獣顔でサーフィンする
髪の毛だらけの部屋を前日に急いで掃除機する
私が怪人1面相だ。

溜まった鬱憤を道端に吐き出す
コンビニのゴミ箱に私物をこっそ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
シークレット・ブーケ唐草フウ自由詩5*19/2/5 20:51
ディレイミナト 螢自由詩319/2/5 20:49
ひかり 放す手木立 悟自由詩219/2/5 20:44
水道中原 那由多自由詩219/2/5 18:45
日没短歌1*19/2/5 17:52
散りゆく髪に川柳219/2/5 17:28
無題川柳119/2/5 17:21
空に飼われるシホ.N自由詩119/2/5 17:09
成長夏川ゆう短歌119/2/5 5:26
梯子ふるる自由詩119/2/5 0:53
絆というものを私はuminek...自由詩12*19/2/5 0:16
生きててよかったふるる自由詩019/2/4 23:24
青い鳥言狐自由詩019/2/4 23:05
kotesaki砂漠枯自由詩119/2/4 20:28
Amazonプライムビデオ花形新次自由詩119/2/4 19:59
樽のなかの夢帆場蔵人自由詩7*19/2/4 19:11
ねえいって「きます」を忘れないでふじりゅう自由詩019/2/4 18:33
花と私服部 剛自由詩519/2/4 17:04
時の夢帆場蔵人自由詩219/2/4 15:38
ひりひり痛いたま自由詩619/2/4 9:58
弱者達の嗚咽はこたきひろし自由詩619/2/4 6:46
ひとりの部屋帆場蔵人自由詩119/2/4 5:07
靴音服部 剛自由詩919/2/3 23:59
無人島にて自由詩119/2/3 23:40
節分為平 澪自由詩519/2/3 22:58
ある日のえんばー6若乱散文(批評...119/2/3 22:18
FADE OUT(そのなかにはっきりと聴こえるいくつかの音)ホロウ・シカ...自由詩3*19/2/3 22:09
恋は内しょだまさし自由詩119/2/3 22:03
ニマルヒトマル・マルヨン・ヒトサン護魔霧岳自由詩019/2/3 19:30
怪人何十面相ふじりゅう自由詩119/2/3 19:27

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