夜が、急行列車のように
時を、間引いて、過ぎていくから
夢と現実の境界線は、いつも
曖昧に、滲んでいる
抱き締めあう行為は、
波のようなリズムを、刻みながら
深い海に沈んでいく ...
冴えない中年サラリーマンが、仕事帰りの屋台で誰に聞かせるともなく呟いている愚痴みたいな雨が、途切れることなく朝から降り続いた夏の夜だった。じめついた空気に我慢がならなくなって、眠るのを諦めて ...
薔薇抱いてカーテンコール鳴り止まず
秋の鼓動が耳に届くと
頭を揺らす風が吹く
夏の日差しに焼き尽くされる程燃え上がり
言葉のラリーも軽快にショット
イレギュラーでリズムが狂い
発する言葉は ...
甘い声二度とこない、二度とこない。
ロンロンロンバケイションは黄色く目を細めた。
女性は整形をくりかえし 男性はふりむいてばかり。
若かったから使った、
使った音域をえらいきかいにとり ...
事故の多発する交差点では幽霊の類いがよく浮游している
突然の事故に、命を落とした奴等ははいつまでも死人を受け入れないんだろう
どうにもならないのにさ
この世の中から離れられずにいるんだろ ...
汚れなき怪我をした崖で
なんであんな銀杏噛んだん
ダサいサンダル下さい
安全な温泉で観戦
淡々と歌歌ったった
目を瞑れば
妄想に ひたひたと
浸って
溶けてしまいそう
いつだって僕は
現実に 呼吸を合わせることが出来なくて
息が苦しいよ
何時迄も 子供のままで居たかっ ...
「キッチンにはハイライトとウィスキーグラス」
どこにでもあるようなって歌われる家族の風景はここにない
あるのは小型冷蔵庫と茶碗とお椀と箸とマグと椅子代わりの脚立
蓄光テープを千切っては貼りつける ...
アメリカ人の
なおみ・・・じゃないな
キャンベル教授が
ハゲであることを公表したらしい
「えっ、あの教授ハゲてるの?」
サイドだけ髪を生やすという
ヒップでホップでポップな
ヘア ...
1975年8月29日(金曜日)夏の釧路、日赤病院のカレーは腐っていた。
本来立ち上がる月齢に立つ気配がないのを心配され小児科受診。
脚力がよわい子は握力もよわいと林檎を握らされ放り投げ「こわがって ...
昨日のかなしみの夢の球体のなかで
はじめてきみをさわった
からだの毒にならない程度に忙しくしてと
わたしもはじまった
はならび と はだしつ だけがよかった
多肉にちかいはなびらのふりしてた ...
北海道はでっかいどお
災害で死ぬことが
不幸せだとは思わない
可愛そうたあ好きということ
そんなのむかしの恋のこと
だれでも死ぬし生まれるし
境界線なんてないと ...
私たわしをわしゃわしゃするの
とりあえず鳥預けとけ
しゅうまい旨い参った
やけくそに約束する焼け野原で
ここんとこ
ぱっとしないし
この先再ブレークの
見込みもない
そうなったらとりあえず
「引退します」と言ってみると
引退までは
あの頃を思い出したように
持て囃されること受け合いで ...
もしも
本心を打ち明けることが
出来たなら
怒り狂って
モノを壊している
その姿はやっぱり
ゴリラにしか見えないと
言うだろう
でも、今は
そんなことを
におわせただけで
と ...
枕に頭をのせて考える。今この床下の暗闇のさらに下、地中に太古の塩水の溜まりがあって、そこでは数え切れないホヤの群れが生きている。無数のホヤがぶよぶよと積み重なり、水を吸入しながら性交に励んで際限なくそ ...
涼やかな風が吹いている
寂しげな曇天に包まれて
秋の気配が漂っている
僕は相変わらず臥せっていて
君の姿は遠くある
遠く響く君の声
僕は抱きしめ此処に居る
君、ぼくたちはどこから ...
凹凸が薄れゆく曲線を嘆く
鏡には歪みなど無くて
小さいカメラは魔法の鏡
真実は街中の窓に映る
優越感をえるため
ではなく
自己を知るために
人と比べるのである
やさしいかぜがふいている
たのしいおんがくもながれている
ぼくはどこへゆくのだろう
せいしんろんがきらいで
むぎのほのようにじゅうじつして
私のもしもは妄想に溢れてた
もしも
お金ではなくて
愛情を融資する銀行が出来たら
手持ちの愛を預け入れる人がいて
それを借り入れた人は
利子をつけて返していくんだろうな
だけど預け入 ...
田舎は静かなところ
改革は似合わない
発展は似合わない
静かに生きていこう
郷に入れば郷に従えだ
あえて嫌われるようなことをいって
波風を立てるのはよそう
田舎は静かなところ
静かなと ...
キャンプする自然豊かな場所に居る日常のストレスが抜け出る
広い庭手入れするのはお爺さん植物の声しっかりと聞く
子供の頃遊んだ山は今はない団地を作る準備段階
散歩道幾つも道は伸びていく ...
人の夢と書いて儚いかと
冷蔵庫のドアを閉めつつ思う
真夜中
なにか
白い ものが
のこされて ゐる
うまれたものが
去つた そのあと に
そしてこつちを
みつめてゐる
長い午後に
時が
裏返 ...
つづきに認める混乱した地平線とx
遅すぎない、遅すぎない、ついに私は
カペラと過ごす一夜を忘れて
助けない、だからなにもしない
近いを縦に灰色の中心地
目で譲り受けてから忘れ得ない声 ...
街が明かりを失った夜
星々は本当の輝きを見せた
どんなに悲しい理由でも
それは純粋に美しかった
便利さと引き替えに
手放してしまったものが
便利さを失った時に
わたしたちを慰めてくれた
...
初めて
心が死んでしまうと 思った
初めて
ずっと ずっと 泣き続けた
初めて
気が狂ってしまうと 思った
自分から 振りほどいた手は
とてつもなく 痛かった ...
道の端に蝉が転がっていた
壁の影にひっそりと
炎天下の中へ這い出て
求愛を啼き叫んだおまえの夏は
一生が、
ここで終わったのか
あなたを思い出にするにはただ時間をかける
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
記憶の海
長崎螢太
自由詩
3*
18/9/12 12:59
絆創膏と紙コップ
ホロウ・シカ...
散文(批評...
1*
18/9/12 12:06
薔薇
chihar...
俳句
3*
18/9/12 11:34
季節の鼓動
佐白光
自由詩
0
18/9/12 8:24
あまこえにと
ともちゃん9...
自由詩
3*
18/9/12 7:09
交差点では
こたきひろし
自由詩
2
18/9/12 6:21
問題ない問題集
水宮うみ
川柳
0*
18/9/11 23:59
おやすみ
赤椿
自由詩
1
18/9/11 23:34
玄関よ、風呂よ/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
1*
18/9/11 22:54
LGBTH
花形新次
自由詩
0
18/9/11 22:44
あまこえにと(ファンタジックな自己紹介)
ともちゃん9...
自由詩
3*
18/9/11 22:33
世界の果て、はて、ハテ。
〃
自由詩
2*
18/9/11 22:07
北海道はでっかいどお
ペペロ
自由詩
0
18/9/11 21:33
うとうとする弟
水宮うみ
川柳
0*
18/9/11 21:13
スーパーモンキーの引退商法
花形新次
自由詩
1
18/9/11 20:35
ゴリラに似ている
〃
自由詩
0
18/9/11 20:01
王国
春日線香
自由詩
0
18/9/11 18:30
エコー
ひだかたけし
自由詩
11*
18/9/11 14:31
鏡
ミツバチ
短歌
1
18/9/11 11:26
なんのために人と比べる
ホカチャン
自由詩
0
18/9/11 8:02
麦
梅昆布茶
自由詩
15
18/9/11 8:00
街が詩人で溢れたら
こたきひろし
自由詩
2
18/9/11 7:13
静かに生きていこう
ホカチャン
自由詩
0
18/9/11 6:51
散歩道
夏川ゆう
短歌
1
18/9/11 5:43
_
かば
自由詩
1
18/9/11 1:14
白いもの
石村
自由詩
10*
18/9/10 23:09
アッパーライン
kawa
自由詩
3
18/9/10 22:27
星空ツイート
もとこ
自由詩
13*
18/9/10 22:15
それほど君が好きだった
赤椿
自由詩
3
18/9/10 21:04
「空蝉」
桐ヶ谷忍
自由詩
4
18/9/10 20:50
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
3.6sec.