――誰もが探しているものは何?
ふり返ればずいぶん
{ルビ流離=さすら}ってきたけれど
――わたしが探しているものは何?
青い光
ヨコハマの
青い光
それは観 ...
隙間
一杯のおっぱいに俺をふりかけて
パーティを開く 金で孫を買う
馬車馬のように働いた後は 孫を買う
誕生日プレゼントに孫を買う
引き金を引いたのは俺
イカした売女 ...
{引用=悪徳商法}
架空請求書が送られて来た
金額は自分で書き込むようになっている
魂の値段と 生の負債総額
その差額を生きている間に振り込めと言う
この後なに一つ善行をする予定はない
...
自称詩人だと判明したら
本人はおろか
家族、親戚一同
飼い猫まで
ガス室送りにするべきだ
それは至極当然のことである
自称詩人の生産性の無さは
下着泥棒以下なのだから
その一方
...
死んだ人ばかりの町で悪口を言いながら酒を飲む。その後は近くのダムから流れてくるせせらぎに沿って歩き、誰もいない土産物屋を覗いて、峠にへばりついている古い駅に辿り着く。そこまでは一言も喋らなかった。駅舎 ...
ノートを使いこなせた事がない。
落書き帳を裏表全ページ埋めた数は数え切れないが、ノートをキッチリと最後のページまで使ったことがない。ましてやノートを読み直して中間テストの復習をしたり、次の日の予 ...
何もなかった
透明な関係性に
絵の具を混ぜて
色になりたかった
忘れるから
約束はしないという
約束だけ覚えて
どこへ行くつもりなの
連れて行ってとは言えなくて
縫い目が ...
僕の中高生の頃の運動部は
真夏にどんなに激しい運動をやっていても
「水は飲むな!」
と顧問や先輩から厳しく言われていた
運動中に水を飲みと
疲れるようなことを言われそれを疑わなかった
僕の ...
いつだってそうだった世界は僕の知らないところで闇の皮を切り裂いて光を――虹彩の形に切り取られた――どこかに
投げかけていたのさ乱気流をかいくぐって浮かび上がった場所は実は無限に大きな座標軸のほん ...
恋の出口を飛び出して行った
君は人生ゲームのサイコロを振って
反省とか謝罪を忘れて
誰かの腕の中で眠る夜に
届かなくても張り上げた僕の声が
木の枝に引っかかり折れてしまった
幸 ...
チバの名産はピーナッツになる。
特産物ではないだろうと思う。
チバでは、ほぼ想像できる全ての農産物を生産できるだろうと想像する。アボカドはちょっとコストがかかり過ぎるかもしれないけれど。ア ...
生が実存であるように
死もまた実存だと云ったら
きっときみは口を尖らせ否定するだろう
現実主義のきみのことだ
死をこの世から去った無だと反論するだろう
でもぼくはそうは考えてはいない
...
詩を書くなんて
意味のない降るまい
かもしれない
少年時代に隠れて詩を書き出した自分は
暗い心だった
ノートにあるいは教科書の白紙のページに
言葉をまるで虫のようにいちめん這わせたのだ ...
記憶を辿っても浮かんでこない
小学生時代の夏休み
何してた
海水浴 危険だから海で泳いじゃだめ
絵日記
何書いてた 毎日その日の出来事
40日とい ...
同性愛者ってさ
四六時中、性のこと考えてんのかね
ポコチンとかアナルのことを
ずっとずっと思い続けているわけか?
でもさ異性愛者だって
寝ても覚めてもフェラチオや
パイずりのことだけ考 ...
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる
誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ...
次から次へと生えてくる緑この夜に
次から次へと消えていく琥珀この夜に
確かめなきゃ確かめなきゃ
消えてしまいそうな約束がヒラヒラ
舞っている舞っている
次から次へと育ててる緑孤独かい?
...
おばんでした。
はじめましてお久しぶりです。
私が私として、
あなたがあなたとして、
互いを認識しあったのは、
もう何度目になるでしょう。
あなたの顔が、声が、においが、
私の中 ...
夏は、あついね。なつは、暑いね。なつ、は、あつい、ね。なつ、なつは、あああつ、あつい、ね。
舌が上あごにはり付いて、喉の奥が粘っこくなって、呼吸が絶える1秒前にようやく正しく伝えることができる。 ...
ゴミの日今日は有頂天の神様の日
ゴミの日と神様の日重なりなぜか天使が往来
人を殺して天界へ僕も連れていってくれ
と天国で言ってる僕を地獄にした僕のけつの穴
目からミミズが出てきて口からアナコン ...
生きることに脳みそを与えず
生きることに触感を与えよう
おっぱいを舐めてやれ
腐って腐って大根腐って
上履きの中に入れようよ
蟻死んだ蟻詰めまくろう
味噌汁混ぜたシャンプー
アメリカよりカメラの中
汚いねありがとうと衝動
雨の日の聴覚視覚枝と ...
一日を生きるための
命の値段を計算したら
給料じゃ全然足りなくて
死のうと決めた日の
電車はモノクロだった
東京に飲まれた人生
遊び過ぎて馬鹿みたいと
浮かべた涙が
今は光 ...
眠いなあ
甘いもの食べたい
と
甘い甘い
コーヒーフロート、が
差し出されて
涙が出ます
これは力になる
生きる力になる
うん、きっとなっている
口に出さなくとも
いや、 ...
台風が近づく中で
傘が吹き飛ばされる姿を
中継するワンパターンには
もう飽きた
どうせなら
高さ120mのビルとビルの間を
クワコマホに
綱渡りしてもらいたい
あるいは
風船気球 ...
悲しい障がい者より
楽しい障がい者でいたい
他人がとやかく言いたがる
言動や振る舞いの柵を
自分の翼で飛び越えて
掴み取りたい
明日がある。
今日がある。
...
○「熱中症」
俺は毎晩ビールを
たくさん飲んでいるから
だいじょうぶというオジサンがいた
こういうオジサンが一番危ない
○「コミュニケーション」
本人に直接話さないから
さまざまな誤 ...
彷徨っている、
京阪三条駅近くの篠田屋の
あの皿盛りが
なぜだか目蓋の裏にある
いや、それなら浪速区日本橋の
そば処まる栄のカツカレー丼だって旨いだろ
いやいや、やっぱり誰もがカレーハウス ...
僕の生への欲求と
君の性への欲求が
一致して
でも本当は
すれ違っている
二人同時に
果てれたらいいねと
死の瞬間と
生命の誕生の瞬間を
重ね合わせる
考え方も
受け継い ...
目をつむってもつむっても
夜は夜に聞こえない
水でできた城が空から
ゆうるりと崩れ落ちてくる
多くの夜が
多くの身体の上に重なり
奥なる声を外に連れ出す
夜を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言葉の船 ―横浜詩人会六十周年に寄せて―
服部 剛
自由詩
9
18/8/8 23:55
20180808_work0000@poetry
Naúl
自由詩
2
18/8/8 17:58
終りに三つ
ただのみきや
自由詩
13*
18/8/8 17:29
猫殺し2
花形新次
自由詩
0
18/8/8 17:16
高原にて
春日線香
自由詩
3
18/8/8 16:07
メモ①
よーかん
自由詩
1
18/8/8 14:35
無
ミナト 螢
自由詩
3
18/8/8 13:00
水は飲むな
ホカチャン
自由詩
1*
18/8/8 12:01
僕は世界の何を知ったというのだろう
pochit...
自由詩
2*
18/8/8 11:05
旅人の靴
ミナト 螢
自由詩
1
18/8/8 10:00
生真面目なエッセー風な、千葉愛豊かな、散文詩。
よーかん
自由詩
0
18/8/8 8:04
生が実存であるように死もまた
HAL
自由詩
4*
18/8/8 7:50
詩を書くなんて
こたきひろし
自由詩
1
18/8/8 7:28
夏休み
佐白光
自由詩
1*
18/8/8 2:03
性的人間
花形新次
自由詩
0
18/8/7 23:10
線香花火と自由の星
秋葉竹
自由詩
10
18/8/7 22:55
舞っている少女
腰国改修
自由詩
1*
18/8/7 22:44
はじめましてお久しぶりです
R
自由詩
2
18/8/7 22:39
夏は暑いね
青花みち
自由詩
0
18/8/7 22:30
地獄
moote
自由詩
1*
18/8/7 22:26
無題
〃
自由詩
0
18/8/7 22:23
痔
〃
自由詩
1*
18/8/7 22:16
生と死
ミナト 螢
自由詩
2
18/8/7 21:11
コーヒーフロート
小原あき
自由詩
2*
18/8/7 17:58
クワコマホに望むこと
花形新次
自由詩
1
18/8/7 17:27
悲しい障がい者
八木ヒロマサ
自由詩
0
18/8/7 15:29
独り言67集
ホカチャン
自由詩
0
18/8/7 15:19
カツカレー 目蓋の裏めぐり ☆
atsuch...
自由詩
4*
18/8/7 11:16
旅の終わり
狩心
自由詩
2
18/8/7 11:11
水喰み Ⅳ
木立 悟
自由詩
1
18/8/7 10:21
1052
1053
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1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
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1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
加筆訂正:
終りに三つ
/
ただのみきや
[18/8/8 22:46]
誤字修正。
4.07sec.