珈琲の中に
城を作った
溶ける角砂糖
火傷する体
十個目の窓に
助けてと願う
白い粒子が
マグカップの色で
塗り潰されて
スプーンで
混ぜると
黒い海に光る
星 ...
をとひと
ひとしきり夢をかたるもの
いつまでたってもそのままで
ずっとそのままで
いもひと
ずっと手を
つないでほしがってると
ただ思いこんでいた
...
ココロ
彼女の部屋で つかの間
すごすしあわせなココロ
ココロは 彼女の顔を
見つめさせたり
目の奥を 覗き込ませて
彼女の向こうにある
秘密めいたものを
探らせたりする
で ...
元からそっち関連は
造詣が浅い俺なので
映画とかも全然だったし
バイオハザ ...
ここ
閉まっているとばかりおもっていた
ドアが 一つの動作を加えただけで 呆気なく
開いた どこをどうやったんだい
ここをこうやるんだよ
ああ そうだったのか
と 納得した ...
見渡す限りの地平線
垂直に立ち、歩む人
何処までも何処までも
肉を携え魂を生かし
意志の命ずるそのままに
今在る不思議に打ち震え
壊れそうになる自室の空気
苛立ちと 雑音
繊細な指で完璧をなぞると
星が流れ落ちる
混沌に飲み込まれ窒息しそうだ
恐れという籠に閉じ込められ
眠ることも休むこともできない
相変わらず見透 ...
私の足はすぐに疲れる
私の口は嘘ばかりつく
私の瞳は真実を見ない
私の指はペンを持たない
ノートはいつも白紙のままで
作品が完成しない
壊れた天使を抱いている
という詩を書こうと ...
蛇が好き
でも鰐も好き牙を剥き
言葉をかじる不気味な青さが
飛び上がる
急にお尻を抓られて
同性ですけどセクハラだからね
記念日に
安いイミテーションをして
買う気 ...
レジは二つだけ稼働していた。
既に夕方のピーク時は過ぎていたので、客の気配もまばらだ。
係の若い女性は三枚の500円券にチェックの罰印をいれていた。
そこへ順番待ちをしていたキャップを被った ...
歌を聴き心の奥から湧く勇気前に進めば何かが変わる
落ち着いて身体の声を聞いてみるはっきりとした声が聞こえた
前向きな気持ちを持って突き進む何があろうと自分は自分
予言する遠い未来はど ...
誕生日おめでとう
私はだんだん私ではない何かになっていく
その姿をあなたに見ていて欲しかった
止めて欲しいとか
哀れんで欲しいとか
そんなんじゃない
私は
私が変容するさまを
あなたに ...
「世は虚し」嗤う貴方は世を知らぬ観念の井に留まる蛙よ
春ちかい穴ぐらで
かなしみを咀嚼せよ
虎たちの夢は光り
鳥は飛ぶ
羽根がなくても
あまりの寂しさに
体からスライムを出せるようになった僕は
だれも覗かない自室の中で強張ると
無色透明な粘液に包まれる
まだらに入った気泡になんだかやすらぐ
必然性を含有していないからだろ ...
タイトルが良い作品は何度だって読みたくなる
別に詩に限らずなんだってそうだ
映画でも音楽でも小説でも
タイトルが良いというのは
それだけで素晴らしい
インパクトのあるタイトルも好きだ
シン ...
自称詩人の投稿には
毎日がっかりさせられる
よくもまあこんなに
才能ないもんかと
普通こんだけ書き続けりゃ
ちっとは上手くなるんじゃないかと
思うけれど
これが成長のせの字も見られな ...
あなたは少しだけ震える声で
言葉を世界へ解き放っていく
それは遠い未来の記憶だ
空のこと、風のこと、涙のこと
夕焼けのこと、無くした恋のこと
あなたが生まれた朝のことだ
そんなことは無 ...
転
転
転
回った先に
円
線
ペン
あなたの愛する実験が
ステレオ越しに聞こえてる
転
転
転
回った先に
ペン
線
円
あなたの愛する実験が ...
名誉のために戦え
といわれ
病を患えば
病と闘え
といわれ
いわれた本人も
「私にゃ乗り越えられぬ
壁などない」
といって
戦う気満々
まるで選挙前の
鞍替 ...
ヘッドホンで蓋をして
全世界にお別れをする
頭の中で騒ぐ感情を
小さな機械から溢れる盛大な音に浸して
終わりのない映像が生まれる
目を閉じるほど音が、風が、匂いが
まず頭を包み ...
空気穴を
塞ぐ粘土質の
呼吸が捲れる
酸素を燃やすマグマ
ジクジク腐る肉呼吸器
干上がった産みの恒星
産道が爛れた黄泉の階段
燃え続ける内核が浮上する
サテライトダークネス
意味はな ...
「モラトリアム」
貝殻の中で
海の響きに耳を澄ませていた
澱んだ温かさの中で
海の響きは一筋の救いのよう
澱んだ温かさの中で
貝殻の砕ける日を待っていた
...
、だったら何が
かたくなに追跡し続ける
エネルギーは太陽電池
発熱
炎が
軋轢が薄荷臭
爽やかにいまいましく
ふりまく道徳
倫理は絡まっている
好ましいものだけの世界
吐き気がする ...
その店は
聖なるものを売っている
行けばすぐわかる
店の奥から
神々しい光が溢れているから
価格は無料
望むなら誰でも
聖なるものを
受け取ることができる
けれども開店以来
買い手 ...
今日歩む道、暖かく
急な変化に神経乱れ
沸き起こる不安感に
吐き気を覚えながら
垂直に見上げる空の青さ
半球描き何処までも広がり
遠い遠い記憶の余韻、
胸奥から懐かしく響いて
私は進む ...
私達って毛細血管の一部だよねって、帰結する。心臓の毛細血管だよねって、帰結する。私達って全然違うのにねって(笑)
ありきたりだけど、出会いのきせきって、普通じゃないから、普通を探して、一般論に、 ...
役人の子はにぎにぎをよく覚え
付句 握力つけるハンドグリップ
三句 父子鷹 何代目かで みを結び
四句 草葉の陰の 初代は知らず
五句 投げる真似 ボークといわれ 山を降り
六句 にぎに ...
戸棚のなかには古く硬くなりはじめた
フランスパンに安いチリ産のワイン
書きかけの手紙はすでに発酵し始め
こいつはなんになる? 味噌でも醤油でも
ない、カース・マルツ? 冴えないな
フォル ...
世界はいつだって
出来上がった何かをなぞっているだけだから
やつらの真似をするのはやめておけ
前に居た誰かと同じになってしまうから
お題目を鵜呑みにせず
ひとつひとつ自分で考えて
自分 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
珈琲に角砂糖を十個入れる理由
ミナト 螢
自由詩
2
19/2/19 20:55
昨日にとけた音かうばし
AB(なかほ...
自由詩
5*
19/2/19 20:52
ココロ
後期
自由詩
3
19/2/19 20:29
ゾンビが出たから詩作も考え直した件
TAT
自由詩
3
19/2/19 18:13
ここ
後期
自由詩
3*
19/2/19 15:26
walk・on3
ひだかたけし
自由詩
5
19/2/19 14:57
蕾
あおいみつる
自由詩
2*
19/2/19 12:43
蜜柑星
やまうちあつ...
自由詩
3
19/2/19 10:31
藍の空
秋葉竹
短歌
6
19/2/19 7:48
でかぷりお
ツノル
自由詩
2*
19/2/19 5:13
予言
夏川ゆう
短歌
2
19/2/19 4:57
春の待ちぼうけ
uminek...
自由詩
10*
19/2/19 2:13
夢追い人へ
紫
短歌
1
19/2/19 2:13
下方向への上昇②
はるな
自由詩
3
19/2/18 23:50
やわらかいおり
渡辺八畳@祝...
自由詩
5
19/2/18 23:30
桜
ドライ運河
散文(批評...
1
19/2/18 23:01
がっかり自称詩人
花形新次
自由詩
4
19/2/18 22:33
VOICE
もとこ
自由詩
15*
19/2/18 22:24
ドッツ・アンド・ループス
砂漠枯
自由詩
4
19/2/18 21:51
パラリンピックがまってるぜ!!
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/2/18 21:21
音に溺れる
三月雨
自由詩
3*
19/2/18 21:08
燃
世界世紀
自由詩
0*
19/2/18 20:33
思い出
田中修子
自由詩
6
19/2/18 20:15
Apollo
世界世紀
自由詩
1
19/2/18 19:11
聖なるもの
やまうちあつ...
自由詩
2*
19/2/18 15:44
walk・on2
ひだかたけし
自由詩
4
19/2/18 13:53
ハートビート
環希 帆乃未
自由詩
3*
19/2/18 1:44
勝手にひとり半歌仙/表六句
足立らどみ
伝統定型各...
0
19/2/17 23:20
さよならフォルマッジョ
帆場蔵人
自由詩
4
19/2/17 22:53
歩きやすい道にはなにも落ちていないよ
ホロウ・シカ...
自由詩
9*
19/2/17 22:45
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
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1087
1088
1089
1090
1091
1092
3.39sec.