わらわらと さらさらと 時は流れ
適当だったり
深刻だったり

それが事実か妄想なのかも判別もつかぬまま
時に追い越され
ねじれる時代の狭間でひとり
天を見つめては
うつむいて嘆き崩れ ...
「風に戸惑う弱気の僕・・・」
と歌ったのは桑田佳祐だったが
今日は北風が強く
同じフレーズが何度も沸き上がってきた
朝から胃もキリキリ痛むし
なんとなく嫌な予感がしていたが
右往左往・チョ ...
たとえ
どんなに足が遅くて
地味にコツコツ歩いていても
一度に雲行きがあやしくなって
その内にザァザァ降ってきたら
たちまち道はぬかるみ
傘の用意がなければずぶ濡れの人生なのさ

たと ...
締切があるから、
今取り組んでいる作品と
より深く向き合えて
より素晴らしい表現を生み出せるように
 
人生の終わりを悟れば、
今目の前にいる人と
より深く向き合えて
少しは優しい人間 ...
不細工さが
窺い知れる
その横顔

億が一、正面から見たら
広瀬すず似かも知れない
淡い期待を胸に
回り込んでみる
ムーンウォークで

・・・・む~~ん(感情シャットアウト)

...
哀しみにもみくちゃにされて
いつの間にかこんな所に立っていた
私は風
一つ一つの感情を確かめもせず
時の流れへと身をゆだねてしまう

私の人生は
私のものだから
責任をもって
幸せに ...
ていせんの、めっけいが
らいくして
まんすくえすとしたてまえ
あさひさしてきた
ふろばのすりがらすごしの
これはこれは
げーむはやおき
のいちきれすきのげーむであることはともかく
はや ...
答えを探している

答えは至る所に
極めてさりげなく
あるいはこれ見よがしに
散りばめられているのに

コインを拾うように
極めてなにげなく
自分のものにしてしまえば
楽になれ ...
「遠くへ行っちゃダメよ」
「五時までには帰ってきなさい」
生半可に返事をして遊びに出掛けて以来
五時が訪れることはなく
あたしはスイカの横で蒸し暑い砂浜に埋まっている

あたしとママを繋ぐ ...
電子ポットのお湯でコーヒーを淹れる
暖色系の照明に照らされた部屋

木目調の長テーブルと椅子の上で
三毛猫とプードルが遊んでいる

遠い南の島から流れ着いたヤシの実が
潮の香りを運んでく ...
車飛ばない
電線消えない
時超えられない
宇宙にも行けない

昔思い描いていた未来は
確実に日々近付いているのに
追えば追うほど離れていく
蜃気楼のような曖昧さ

夢物語 机上の空 ...
今日も明日も明後日も
ねんねんころり、ころがって
いつの間にやら朝がくる
小籠の小鳥も眠ったか
あの子も、この子も眠ったか
お月さんお月さん、見ていてよ
そしたらわたしも眠ります

今 ...
ふるフルふる降る言葉降る

ぶつかって弾ける造語に単語フル稼働

いわゆる文化と哲学まじりあい

融合された雰囲気なりゆき過去未来

パズルのピースとビーズが重なって

黄昏・抱擁 ...
夕焼けが生まれる音を
僕は確かに聴いたんだ
君という名前の音楽が
呆れた顔で笑っている
60秒で大人になる講座がサイレントで流れる車内には何人乗っているだろうかすばらしいキノコの不要な大人。ピーターの影法師なら見当たらないから魔法の粉ならもらえないのだから乳母車には乗れないサイズなのだか ... 化け物も




夜も希望も





呑み込んで














えほ ...
暗い部屋で
{ルビ胡坐=あぐら}をかいている
私の上に

 ?


ひとつ
浮かんでいる

なぜ人間は
言葉を語り
言葉に悩み
言葉に{ルビ温=ぬく}もる
のか

た ...
春の空は霞んでいた
梅の花もほころび
ダウンジャケットをリュックにしまい
自転車にまたがり坂を下る
気分は爽快なのだが
次第に世の中の見えない重力が肩にのしかかり
理想的な春の日も消滅する ...
ちいさな丘の木立をぬけて奔放に踊るものたち
白みがかった光と戯れる雪華のなかで
あなたのこめかみに浮かぶ青い血の流れ

わたしはそれに触れたい

生命は絶えず流れ、流されて
ふいに出逢っ ...
宙に浮かぶ微粒子が絡みつき
微妙な感覚に少し酔っている
明と暗が交錯して交じり合い
闇の彼方に吸い込まれてゆく
愛を失えば全てを失う
そこにあるのは死そのものだ
独りで生きていくほどタフで ...
生命線をなぞる
左手のひとさし指でいちど君と
出会った気がした真昼に
やさしく訪れるように降る雨が
こころに刺さる氷柱を一欠片ずつ
溶かしていく夜に冬が泣く
何度も読んだ小説の
一行 ...
朝起きると
キッチンテーブルに
   
黄色いボタンが
みっつ置いてある
   
下の娘が
さいほうに
使うのだという
   
黄色いボタンは
まん丸い目と口で
ひよこみたいに ...
鬼灯の実が紅くなると中身を綺麗に抜き取って空にした
それを口に含んで上手に鳴らした

脳裏に仄かな明かり
思い出には靄がかかっていた

子供らはとても無邪気
数人の男のこのなかに女のこが ...
「仄暗散歩」




俺は今日、仕事をしてきたので、そんな俺が今日死ぬはずはないのだ。
昨日は確かに就労していないが、自分のやるべきことを行ったおかげか、なんとか生き延びることができた。
...
父は固まりかけた膿を溶かし
排出するために発狂している
脳の中に落とし込まれた不穏な一滴が
とぐろを巻き、痛みをともない
いたたまれなくなると腫れ物ができる
やけに透明で黙り込んだ熱量を持つ ...
悲しいことが君は好き
苦しいことが友達だ
難しいことは君の教師
辛いことは心の栄養となるんだ

誰も選ばないような
荒れた道を選んで
そして何も
意に介さず進む
すべてがうまくい ...
あの山から降りるのは困難なことだ
見るからに太って大汗かきの男がこう述べた後
突然の暗雲
みなはディナーの手をとめて
お互いの顔を眺めた
そうすれば何もかも大丈夫だと言うように

光雄は ...
気づいたら「しね」という 文字で

紙を書き潰していたんです

どうしようもない 酷い感情が

私を笑わせようとする

狂ってるみたいだ

あの人を 快感を尽くす限り

罵倒し ...
もっとも、彼らがそうせざるを得なかったのには理由がある
激しく打ち寄せる波が陸を削っていていそがしく
こまり顔がかわいい少女は星を食べる
水を売る老人が身体を捨てようとしている

激しく打ち ...
紙封筒に
足を
すべり込ませる

乾いたシーツのように
こもる体温
あるいは
薄っぺらな閉塞

体を覆う
紙一枚

意識なきまま
文字もなく
どこへともなく
なに ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
瞬間の言霊あおいみつる自由詩319/2/22 14:54
リフレイン自由詩319/2/22 14:18
雨が降らなければ地は潤わなくてこたきひろし自由詩519/2/22 12:54
締切邦秋自由詩2*19/2/22 9:54
横顔花形新次自由詩119/2/22 0:01
断片渡辺亘自由詩219/2/21 21:53
消火栓次代作吾自由詩019/2/21 20:53
答えnonya自由詩10*19/2/21 18:37
五時のスイカ割り山下ヤモリ自由詩519/2/21 18:00
魔法瓶あおいみつる自由詩319/2/21 15:22
未だ来ずたいら自由詩119/2/21 15:05
月ひとつ帆場蔵人自由詩219/2/21 14:16
ふるフルふる降る言葉降るあおいみつる自由詩119/2/21 13:16
恋は生きもの水宮うみ自由詩3*19/2/21 7:18
おとなり/即興ゴルコンダ(仮)時間外投稿こうだたけみ自由詩0*19/2/20 23:36
化け物も夜もTAT短歌119/2/20 22:54
五十音の石服部 剛自由詩419/2/20 20:48
重力あおいみつる自由詩419/2/20 14:19
青い血の明滅帆場蔵人自由詩419/2/20 14:16
春の雨あおいみつる自由詩219/2/20 13:40
はじまりは揮発していつしか空が曇るかんな自由詩12*19/2/20 13:04
大安やまうちあつ...自由詩219/2/20 11:28
鬼灯が紅くなる頃にはこたきひろし自由詩619/2/20 9:49
20190220Naúl自由詩019/2/20 9:12
発狂山人自由詩3+*19/2/20 6:28
苦難の道の丸い石竜門勇気自由詩019/2/20 2:25
Sestinaふるる自由詩3*19/2/20 1:10
暴力的な言葉赤椿自由詩119/2/20 0:13
Pantoumふるる自由詩3*19/2/20 0:12
紙封筒シホ.N自由詩519/2/19 23:43

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