白いりんごをのせた皿に薄陽がさしてゐる。
月をたべた少女が硝子の洗面器にそれをもどした。
日が暮れる。わづかに年老いてゆく。
人が傷つく言葉を
おもしろおかしく
平気で言わないでほしいです
ピンチはチャンスとか
言ったり、聞いたりしますが
ピンチはピンチなのです。
人の気持ちや思いを
...
郷里の兄友に 受けた手ほどき そして 走り出す
女子高生が見る前で 市電の 濡れたレールで ズッコケ 赤っ恥
昼休み 他高の彼女に バイクで会いに
戻ったが 授業に遅れ 部室で うずくま ...
漠然とした欲求の中で
表現という橋を渡っている
右手に持ったペンの感触が
やっぱりここだと思わせるほど
ノートの上で走り回りたがる
消しゴムの体が小さくなる度に
良い作品が書ける気 ...
あなたが寂しそうに
雨の中で
打ちひしがれている気がして
あなたに似合いそうな
言葉を探しに行く
ありきたりな台詞
使い古したフレーズ
甘ったるい囁き
単純な響き
...
ほんとの愛を知らないまま
セックスして
ほんとの愛を知らないまま
結婚して
ほんとの愛を知らないまま
子育てして
ほんとの愛を知らないまま
老いて死んでいく
愛は
確かめようがないも ...
人混みの人に飲まれて見失う自分自身の存在価値を
真夜中の公園ベンチに座ってる人の幽霊なってみたいよ
さぁ何でそうなったかはわからないよがる女によがらせる俺
勃起する自然なんだよ愛より ...
「ふむふむ これは興味深い香りだなあ」
また迷い込んだ ここはどこだ??
それも 何か 笑えるくらい 混沌とした景色が降ってきている
あたしは 絵具板の上でも歩いているのだろうか
...
20161012
ー 橙色ー
薄暗い部屋の中で音楽のみを聴く
誰も居ないこの空間だけが
今日の時間を集約し馳せ佇む
誰かをおもう
誰かをおもって おもって 希えば
自 ...
呼ばれて振り返ると誰もいない
名前を呼ぶ声がしたはずなのに
気のせいか
あるいは他所の人が呼ばれたのか
停留所でバスが来るのを待っていた
百貨店の大きな建物の前だった
黄昏がその幕を垂 ...
24時間ランナー拒否 ボランティアおじいちゃん
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24時間出演者 終了時小銭入れ膨らむ
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西郷どん主役降板 新キャストに武蔵丸か?
【続きを読 ...
小学校の図書室に
マンガは
はだしのゲンだけだった
はだしのゲンがあって
何で漂流教室がないのか?
絵のグロテスクさは
むしろ勝っているのに
教師に問いかけても無視された
実は ...
誤解しないで欲しい
作者が死んでも永久に続く
テレビアニメが
またひとつ生まれたことを
嘆いている訳ではない
単に新丸子駅のゆるキャラを
考えているのだから
熱を含んだ雨が空を刻み
冷たい窓に水滴を残し
レシートの角で当てると痛がり
愛に例えるとそれは君だった
ハンバーグの肉汁みたいに
汚れたものしか出てこない体を
擦り合わせてパスポー ...
適当に引っ張り出したTシャツから
今は使っていない柔軟剤の匂いがする
どうせ乾いていく通り雨の先
住宅街の暗闇でこっそりと線香花火に火をつけて
笑い合っているうちにぽとりと落ちた
光の ...
今日も僕は
不思議な生を
生きている
いつまで続くんだろう
この不思議な生
僕の田舎の市役所は
市役所が上にあって
市民が下にあるような感じだ
市役所に意見をいいづらいような雰囲気がある
都会とまったく逆だ
街歩く薄暗い梅雨感じつつ明るさ帯びたカフェに辿り着く
食べ歩き美味しいものに出逢う日々商店街は美味しいの宝庫
梅雨時期の散歩も好きでよく出かける色とりどりの紫陽花色の傘
雷が鳴って一 ...
哀しみの身空で
5,1chサラウンドスピーカー等を購入し
ストラヴィンスキーを聴きながら
眠る前にあの子は
刃物を背の高い水屋の上に隠してた
信じられない大団円
岬の向うに流れ星落 ...
ひとつクシャミが響いただけ
それだけのことだ
こんな夜中だけれど
足音も聞こえないけれど
扉が閉まる音もまだ聞こえてはいない
こんな夜中に
うちのアパートの前
通路を誰かが歩けば ...
今度から天使を数える時は一人二人三人じゃなくて
一羽二羽三羽と呼ぶことにする
私は不感症でも不眠症ではないとおもうけど
夜は
寝つきの悪い女だったんだ
だから
ずっと羊を数えてきたけれど
...
ここが夢か現実かなんてきっと一生わからない。揺るがないものなんて何ひとつないんだと、停電した部屋のすみでキットカットをかじっていた。あたしただのバグで、この部屋はゴミ箱で、正常値を保つために世界から取 ...
朝焼けから逃れ
倒れ臥した
ささくれた木目に
つらなる
鳥のまたたく気配に
髪の伸びる音は擦り寄り
はぎ合わせた日々に刺さった
あかい
年増女の怒鳴り声が
ふるえる
二重ガラスはあ ...
自称詩人になる前に
家族は何とかできなかったのか?
いつも議論されることだ
昔は、息子や娘が
自称詩人になりたいとでも言おうものなら
自らの手で葬り去ることで
世間には決して迷惑を掛け ...
ひょっとすると病院まで歩いていけるのかなぁ。
距離にすると駅ふたつ分くらい。
お父さんはいつも毒舌。
工場のえんとつから、もくもくと煙がでているところを
目指していけば
大丈夫とは思うけど。 ...
目の前の眩しさに
光を抑えてしまう
臆病な指先で
影を作った
未来が希望だなんて
歩いた人にしか
解らないから
凸凹の道を
駆け抜けてゆく
明日が幸せだなんて
皆に伝え ...
走り始めは正しく人の言う通り則り
既に敷かれたレールの上をただ進ませていただけ
枝を増やし続け 実現できた妄想と構想
十秒間目を離した綾取りなら網目が複雑化
毒を吐かないのは 時間( ...
○「ユーモア」
年を取れば取るほど
ユーモアが必要だ
それだけ悲しみが
多いから
○「川柳」
シルバーが
シルバー川柳読んで
他人事のように笑っている
○「自殺」
死に急ぐ ...
この体の表面
内部を包む皮膚には、呼吸をするために必要不可欠
微細な穴
他にも穴、穴、穴
匂いを嗅ぐ鼻
音を捉える耳
飲食の為に用意された口には
人間の意思や感情を外部に伝達するため ...
かたくくたびれた鞄に あめ玉とくつ下と濡れた猫をいれる。のぞきこんでくれるやさしい目をいれる。あかるい日差しとピザとソーダも。絵日記をかくための画用紙と緑とピンクのクーピーも。いれる、そし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
日暮
石村
自由詩
10*
18/8/29 17:48
痛み
八木ヒロマサ
自由詩
1
18/8/29 16:14
傷だらけで 駆け抜けた バイクサウンド 追憶
むっちゃん
自由詩
4*
18/8/29 14:12
グロリア
ミナト 螢
自由詩
1
18/8/29 13:56
雨の花束
仁与
自由詩
1
18/8/29 10:54
ほんとの愛
ホカチャン
自由詩
1
18/8/29 8:07
短歌短歌短歌
こたきひろし
短歌
1
18/8/29 7:06
偽りで話す 茶会
クロヱ
自由詩
1
18/8/29 4:55
橙色 ( 2016 .アメーバブログにて)
仁与
自由詩
1
18/8/29 3:02
呼ばれて振り返ると
こたきひろし
自由詩
2
18/8/29 0:41
ネットニュース8
花形新次
自由詩
1
18/8/28 20:33
マンガ
〃
自由詩
1
18/8/28 20:26
新まる子ちゃん
〃
自由詩
2
18/8/28 19:58
自営業
ミナト 螢
自由詩
2
18/8/28 11:13
夏の改葬
青の群れ
自由詩
14
18/8/28 11:07
不思議な生
ホカチャン
自由詩
1
18/8/28 9:17
市役所
〃
自由詩
2*
18/8/28 8:19
電気
夏川ゆう
短歌
2
18/8/28 6:17
忘却
腰国改修
自由詩
1*
18/8/27 23:53
夜中のクシャミ
坂本瞳子
自由詩
1*
18/8/27 23:35
童話じゃなくて
こたきひろし
自由詩
5
18/8/27 21:45
.xxx
青花みち
自由詩
5*
18/8/27 21:37
朝
R
自由詩
2
18/8/27 20:26
家族
花形新次
自由詩
1
18/8/27 20:03
もくもく
4に
自由詩
1
18/8/27 18:33
明日の行方
ミナト 螢
自由詩
1
18/8/27 14:35
21.4世紀
邦秋
自由詩
1*
18/8/27 12:39
シルバー川柳
ホカチャン
自由詩
1
18/8/27 11:27
おんなの体と心の一部始終
こたきひろし
自由詩
3
18/8/27 5:32
鞄の中身2
はるな
自由詩
2
18/8/27 3:29
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
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1072
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1078
1079
1080
4.5sec.