光が通る
レースのカーテンで
作られた道を
あみだで下る

当たりはなく
はずれもない
同じ場所に
並んでいるブランコ

影絵のような
小さな乗り物で
この身体を
縛り付ける ...
飾らない言葉を使って
詩を書きたかっただけ

言葉の洪水に押し流されたくはなくて
言葉の香水をこの身に纏いたいだけ

とても重要なことは
とても簡単に言うことができるから
言葉遊びいが ...
五時に目覚めた。
やはり、痛む。

連休前に宮本先生にもらった錠剤は四日分だから、昨日の朝に一錠飲んでなくなってしまった。
五月一日だった。連休のど真ん中だから宮本先生には診てもらえない。
...
てにはいのみてんしるに
らっけんそむいて
はらけらの
しみてんなかるせんのさきの
みけるとしりはるのせ
ばくれんととのかして
れみんぐする
ろろてんにはせすくらいめい
上級詩人の奏でる言葉に
聞き惚れる

そんな時代もありました
昔は僕のこころも美しく澄んでいましたから

今はすっかり皺がはいり
皺のなかに埃が溜まって
上級詩人の奏でる言葉に
耳が ...
新しい住宅が建ち並び
街も成長を続ける

古い町並みを残す
賑わっていた頃を
思い出させるかのように

新しい町並み
古い町並み
どちらも馴染む

過去のひんやりした風
心地良 ...
紫の
藤棚の陽の
木漏れ日の
おだやかな午後
市民公園








六月に
なったら君の
上の名は
...
ある日
詩を書こうとして
携帯を開き
現フォにログインしてみたが
どうにも書けない
日々の事
時代の事
思い出の事
セックスの話や
政治的な扇動
なんでも書きゃいいと思うが
ハタ ...
行方不明者の残した手紙は
どんな気持ちで読めばいいのかわからない
閉じ込めた引き出しは空っとぼけている


ソプラノのリコーダー、その割れた吹き口の残骸、観賞用のナイフみたいな役立たずの ...
夜の道を歩く 

闇の中の秘密

幼子の声が響く 

誰か私を消して

持つだけで孤独が滲む 

誰にも見せぬ過去

気遣って云わぬのに 

隠せば嘘の匂い嗅がれ 

...
カリメラ 刻一刻、思いさだめて遂げる 深い一筋の刻み目
カリメラ 酒臭い沈黙のなかで酔いかけては醒める カリメラ
旗の切れ端は、雑巾のように今は静かに濡れている

たまたま眠ったりすれば いろ ...
返り咲いたマレーシアのマハティールさんも
いってたけれどやっぱり戦争放棄だけは
死守せんとあかんな。

其れと非核化の徹底やろうな。
《平成》はこの意味では終わってない。
国連で核の傘 ...
五月のゆうぐれ
堤防をゆく人を塗る

黄色のエンピツをカンヅメから
選びとって

カッターナイフで
削りました

削って
削って

削り終えたら

妙に嗤っている
自 ...
霜、踏む、朝
青空をバックにしても
こころが壊れて寒いとき
こんなまんまじゃ屍人じゃないかと
泣きたくなってもこらえた見栄でも。
その夜更け。
弓張月を仰ぎ見て
心に舞う蝶、静かに回る
...
ちいさな手がタンポポを摘む遠い日だまりに
開けられないガラス壜の蓋を捻じる
地平は終わらないラストシーン
エンドロールもなくただ風だけが映っていた

たわわに飾られた花籠に果実のように豊満な ...
  
  
  
  悟った人は怒るのか?って
  
  疑問を持つ人いるでしょ。
  
  
  じゃあ、悟った人を怒らせてみたら良い。
  
  
  アナタが
  
  ...
僅かなロウソクのような蛍かな   <初恋の味>

イチゴは
甘くて酸っぱい
マーブルチョコレートは
ちょっぴり甘い
初恋は
夏ミカンの味
体じゅうが夏ミカンになって
ピアノをさぼった
今日のわたし
カルピスを ...
 この世の真理が溶けているという湖へ、入水自殺でもしようかと車を走らせる。近づくほど耳鳴りが和らいでいく。さながら告解室にいる気分だ。
 朝な夕な哲学やら宗教やらに明け暮れていた女を、昨日殺して ...
平成の風景を、今でも時々、夢にみる。
あの頃の僕らは、別に輝いてなんかなかった。格好よくなんてなかった。
それでもふいに、あの頃の僕に、会いたくなるときがある。あの頃の君と、話したくなるときがある ...
人並みに生きるって案外難しい
スプーンにいっぱい分の幸せを測るより難しい

パンひときれ分の幸せがあれば満足
それとも地球一個分なければ不満足

欲望が煮えたぎり
吹き零れそうだ

...



{ルビ黝=くろず}んだ緑色の風景が{ルビ錆=さ}びてゆく
流れる光の寂しい{ルビ故郷=ふるさと}の未来は
今だけ{ルビ微=かす}かにほんのりと盛り上がって
けれども
断えず推移し ...
 夢のように横たわる貴方と交わす言葉。
 刺激という感覚を忘れてしまった。
 今はもう安らぎの彼方に浮かんでいるのか。
 どうか私の空虚な言葉は連れて行かないで。

 貴方の愛したピアノ ...
うっすらと
黄昏ふりくる流星群
みえない心で死んでゆく星



好きなあの人と夢で手を繋ぎ
あてどなき地の
サファリを駆けたい



恋なんて安心できたら恋じゃない
...
{引用=いまひろいひろいお花畑にいます
だれもいないので寝ころんじゃいます
ぺたんこのわたしの胸に
とんぼがとまります
わたしのいきもとまります

(むかしはまきばに花をつみにきた少女を牧 ...
{引用=どこにもいないひとのことをずっと
まっているからそのひとのすきなみ
つあみにしてむぎわら帽子かぶって
丘のうえでソラみあげながら年をと
っていこうとおもうのわたし}
人の子供を人が育てると、人になる。犬の子供を人間が育てても人間にはならない。しかし、犬に育てられた人間の子供は、決して人間のようには育たない(多分)。昔からまことしやかに、都市伝説のようにその存在が語 ... 遠くの森のザワメキが

木霊するよな青空に

白雲一つ漂って

微睡みの午後に呑まれていく

遠い遠い感覚が

辺りを静かに支配して

わたしはぼんやり日溜まりで

胡座を ...
寝っころがってばらまけて
害虫に食べられて
とびでたら小さな背中
道でふまれた

ふわふわ浮かんで
どこへゆくのわたげ
命をそまつにしないで
戦わなくていい
きれいな手のまま大好きな ...
日差しがあって雲があって風がある
空の形は選ぶことができる
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
空中ミナト 螢自由詩219/5/4 11:36
青春と詩立見春香自由詩719/5/4 10:18
たまです。たま散文(批評...5*19/5/4 10:12
うん次代作吾自由詩119/5/4 10:12
人の口を数えてもこたきひろし自由詩619/5/4 7:57
古い町並み夏川ゆう自由詩219/5/4 4:55
紫の藤棚のTAT短歌119/5/4 3:56
得体の知れない化け物自由詩219/5/4 2:44
九分九厘、最終出口ホロウ・シカ...自由詩3*19/5/3 23:49
19歳源 想自由詩219/5/3 20:01
カリメラハァモニィベ...自由詩2*19/5/3 19:05
憲法9条は年収500万以下の人々の宝なりナンモナイデ...散文(批評...1*19/5/3 18:32
達成感自由詩4*19/5/3 18:30
哀しいけものの鳴く声を聴く秋葉竹自由詩1019/5/3 13:11
風の巣ただのみきや自由詩11*19/5/3 12:56
【 悟り 】豊嶋祐匠自由詩0*19/5/3 12:17
夏の俳句ふじりゅう俳句019/5/3 12:15
恋する地球を恋するyo-yo自由詩619/5/3 11:06
救済へ至る道来世の散文(批評...2*19/5/3 7:59
平成水宮うみ自由詩1*19/5/3 5:45
人混みを人波をこたきひろし自由詩319/5/3 5:43
まるで愛のようにハァモニィベ...自由詩3*19/5/3 3:21
恋人メープルコー...自由詩2*19/5/3 2:38
漆黒流星群秋葉竹短歌519/5/3 1:37
あしぶえ羽衣なつの自由詩10*19/5/2 23:21
ソラ自由詩5*19/5/2 23:19
人間空洞説(オオカミ少年は人間なのか?)マサヒロK散文(批評...1+19/5/2 22:46
微睡みの午後(改訂)ひだかたけし自由詩419/5/2 17:01
わたげふじりゅう自由詩219/5/2 16:09
_雨へのダブリ...自由詩019/5/2 11:38

Home 戻る 最新へ 次へ
1047 1048 1049 1050 1051 1052 1053 1054 1055 1056 1057 1058 1059 1060 1061 1062 1063 1064 1065 1066 1067 1068 1069 1070 1071 1072 1073 1074 1075 1076 1077 1078 1079 1080 1081 1082 1083 1084 1085 1086 1087 
4.03sec.