愛とは何だと
皮肉屋のきみはぼくに問う
愛することは
見境をなくすことではないかと
愛することは
自分を見失うことではないかと
ぼくは答える
きみは何も分かってない
愛する ...
君の歌声が透き通るから
ひと針ずつ縫った空気の流れに
足を外へ払う翼があって
落ちない夢を両腕に抱えた
色んなモノを失くして拾って
届けてくれる君の音楽が
僕の内側でこだまするように
...
左手にスマホ
右手にカップラーメン
過剰な情報と貧しい食事
飯は食わないで
情報ばかり食っている
スマホ難民
一家に一台の固定電話の時代には
もう戻れない
落ちて来る、落ちて来る。訳も解らず否応なしに落ちて来る。真っ逆さまに落ちて来る。
地面に激突するまで落ちてきたから、その損傷の度合いは酷かった。
それが悪い夢なんだと気づいたのは眠りから覚めた ...
最期の一呼吸まで
悪戦苦闘しながら
生き抜いてやろう。
深い意味あって
与えられた命なのだ。
詩は難しい、わからない、という声をよく聞きます。ところが、詩というものはそもそもわかる必要がないものです。わかることよりも感じることの方が大事です。ことばというものは意味を伝えるだけのものではなく、 ...
卒業式を欠席した日したあの日からどれほど経っただろうか
組み上がったベッドの上で食パンを食む テレビは無いが、政治家達が法定で「そんな事握りつぶせ!」なんて叫ぶ星がきれいな夜に窓の外を眺めながら昨 ...
台風コロッケ台風コロッケ
買って
台風コロッケ
お家帰ろ
雨降り始めた風吹き始めた
お仕事終わって篭城前夜
台風コロッケ食べよ
お皿山盛り
台風コロッケお食べよ
ビールあけて ...
食べることが好きだ。
食べること。食べ物が好きなのとは少し違うんだな、そう思ってくれたヒトにお話をしたい。
食べることは、フォークで刺すこと、スプーンに盛って、口に運ぶこと、口に含み、唇を ...
詩において定型は韻律でありリズムである。と同時に、定型は認識の枠組みであり、ストーリーの大枠である。コミュニケーションの観点から言うと、定型によって読者は気持ち良く詩行を受容し、また一度定型に慣れて ...
{取消=[全長] 1万オーガズムの夜
歴史が証明している
ミツウロコは
ちびまる子に言わせても
いい言葉なんかなぁ?
久保がバズッてきたフィール
赤ちゃんにリバーヴかける
タナトス一 ...
食堂の経営者を失った病室の一角は
病人と看護師と来客を一側多に呑み込み
巨大な景色を見せては対話するケア・ハウス
看護師が新米看護師に未来を指導する声と
自主研修が病院だと ぼやく中学 ...
斧で木を切る少女の夢を見た
ノースリーブの白いワンピース
振り向きざまにわたしを見て
少女は霧散した
夢の中にわたしを置き去りにして
顔は思い出せないが
少女の目にわたしはどう映ったのだろ ...
両親から持たされて鞄の奥に仕舞っていた
親の言いつけだったのか
知り合いの噂話だったのか
人目には触れさせなかった、その鍵。
納戸の勝手口には突っ張り棒がしてあり
玄関口は内側からしか開 ...
こんばんは お久しぶりね また会えた♪
こないだは 失礼をして ごめんなさい
体調はどう? お母さんは お元気?
大変ね うちも家族が いろいろよ
話したい 今度お茶でも しましょうよ
また ...
(人と)つながれないから
つながらない つながれないから
自分で立ち直っていけない
そこが「孤立」の問題
「孤立」は誰でも陥る病いだ。
お金とは違う、
人間関係の
貧困が孤立 ...
人間はその苦しみ、悩み故に
その瞳に哀しみを宿す
君は聴いた事があるか
その胸の鼓動を
君は見た事があるか
その瞳に哀しみが宿るのを
命懸けで闘ってきた
男の悩みは深い
誰でも太陽に成 ...
あれからすべてを失って
...
生ビール一気に飲み干し夏の泡
心病む少女の瞳で欠ける月
傘たたみ虹をみている歩道橋
昨日より今日の自分にVサイン
海亀が悠々泳ぐ空の蒼
バス停で中一ぐらいの可愛い顔の女の子が
足の指には派手なマニュキュアを塗り
パンツ丸見えの姿勢のまま
スマホをいじっていた
近くのオジサンが目のやり場に困った顔をしていた
こういう光景は田舎 ...
これからは
病死よりも災害死だ
何百年何千年に一度の
経験したことのない大災害が
次次と起きるような気がしてならない
猛暑で年寄りや子どもが
バタバタ死んでいく
大洪水や山崩れで年寄りや ...
てっぺんの
北極星の流す血を
掬ってあげてたひしゃくが泣いてた
くちびるが
はにわのような顔をして
眠れよあなたにかるめに甘噛み
サイダーの
王冠のギザてのひらに
押 ...
子どもには夢を描く道具が必要
買い与えるか拾ってくるか
いやいや地面に
自分の指先で描けると言う
子どももいる
できれば描き直せる
鉛筆がいいのだけれど
ちょっと凝りだして
消えな ...
明日という
だれにもわからない
プレゼント
その中身は、
だれにもわからない
だから楽しみ
ガッカリするような
中身だったとしても
となりで嬉しそうに
笑ってるひとの
...
大空を眺める
ぼんやり眺めて
無になっていく
思考を止めて静かになる
大空に浮かんでいる気分
白い雲を見て
心にある黒いものが
消されていく
白い雲の様々な形が
見ている ...
なないろ
あめいろ
悲しみの
死への旅立ち
異国のつどい
2階から
手ふって
笑ってた
ピオーネ
むらさき
ぼろりと
涙ぐまし
...
ぐらあと、
ふらあと
ただ私はへこたれず
美人を、他人と争いました
鏡の私が左から
勢いよく右へ
鏡は後ろ側へ回り込んでいました
鏡から出てきた私は
そ ...
とっぷり更級柚子の皮
宇宙覗いた汁の上
効いたエアコン極楽と
今一服のこの時間
漆紺の美しさに頬寄せて
乙女手を見る涙一滴
気持ち揺らいで
心震えてひとり
今日もひとり明日も
蕎麦屋 ...
テレビニュースは
ほぼ ほぼ
悲しい事件ばっかりで埋まるが
きょうの夕暮は
オシロイバナに染まった指先を
落ちてゆく太陽に透かしたよな
かがやく
むらさき色で
たくさんの人を乗せた ...
透明な墓標のようなクリスタル
気がつくと
シャープペンシルの
芯の入ったケースを立てていた
マグノリア、ネロリ、ジャスミン
混ざりあった線香の入った紙箱
あの地震の後中で何本も折れてい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
果実
HAL
自由詩
3*
18/7/29 11:56
展開図
ミナト 螢
自由詩
1*
18/7/29 10:19
スマホ難民
ホカチャン
自由詩
0
18/7/29 10:14
空から
こたきひろし
自由詩
1
18/7/29 7:18
意味あって
八木ヒロマサ
自由詩
0
18/7/29 5:51
中村梨々詩集『青挿し』について
葉leaf
散文(批評...
2
18/7/29 4:23
ポーズ
物川祐治
自由詩
0
18/7/29 3:54
台風コロッケ
〃
自由詩
1
18/7/29 3:16
自己管理の行き過ぎにはペーソスを減らす減塩行為。 食事という ...
よーかん
自由詩
0
18/7/29 3:15
坂井信夫『黄泉へのモノローグ』について
葉leaf
散文(批評...
0
18/7/29 3:14
ひふなろ白書
nemaru
自由詩
2*
18/7/29 1:04
休憩室
為平 澪
自由詩
1
18/7/28 20:45
転寝
ただのみきや
自由詩
8*
18/7/28 20:13
鍵っ子
為平 澪
自由詩
2
18/7/28 20:07
定型ハート
Wasabi...
川柳
2
18/7/28 19:02
孤立問題
八木ヒロマサ
自由詩
0
18/7/28 18:39
人
渡辺亘
自由詩
0
18/7/28 17:03
白い百合の花
TAT
自由詩
2
18/7/28 16:37
生ビール
八木ヒロマサ
川柳
0
18/7/28 16:30
パンツ
ホカチャン
自由詩
1
18/7/28 15:11
災害死
〃
自由詩
0
18/7/28 14:19
北斗七星ひしゃくの約束
秋葉竹
短歌
4
18/7/28 9:55
描き損じラブ
イオン
自由詩
2*
18/7/28 9:20
プレゼント
八木ヒロマサ
自由詩
0
18/7/28 7:20
白い雲
夏川ゆう
自由詩
2
18/7/28 5:19
異国のつどい
ペペロ
自由詩
1
18/7/28 1:34
ピルエット
ふじりゅう
自由詩
1
18/7/27 23:14
蕎麦屋の客
腰国改修
自由詩
1*
18/7/27 23:02
むつかしいこと
田中修子
自由詩
3*
18/7/27 22:52
熔けろ
腰国改修
自由詩
0
18/7/27 22:44
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
1065
1066
1067
1068
1069
1070
1071
1072
1073
1074
1075
1076
1077
1078
1079
1080
1081
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
4.28sec.