ああ 風が吹く
空気、気圏水面の冷気に触れ
含む熱、適度に放散し
この大地に
秋という季節を刻んでいく
遠い昔から今の今まで
高く天に青、打ち広げ
)地球、太陽から遠去かり始め
) ...
じっと見つめていた
なにをしていたのかわからなくなっていた
あ、見つめていた、
たぶん血圧があがっていた
鼻をほじるとすぐ血が出てきたから
辛いことあれば昔みたいにそ ...
地球から外へ脱出したい
毎日毎日が息苦しい
嫁を貰った
子供ができた
子供は大きくなって
おとうさんが死んだら
ちゃんと葬式だけは
してあげるから
と言ってくれた
なんて出来 ...
僕はここに生きている。全てが可能になる領域。
とても長い時間をかけて鬱が良くなったり悪くなったりした。五ヶ月前に何か変わった。ピストルにセーフティがかかるみたいに。二ヶ月前にも何か変わった。その ...
あたしだってあきらめましたかあさんのぼうれいとはもうおわかれしたい
言葉にはできないものがある
言葉からは洩れるものがある
その溢れ落ちた得体の知れないものを
掴みどころのない感情を
何とか伝えようと
何とか形にしようと
何とか掬い取ろうと
名も無き詩人 ...
すこしだけ君が笑顔になれた町
本当の大丈夫になるための旅
星空を初めて家族で眺めてる
夢を見るために毎日眠るんだ
目の前の地下鉄がチカチカ光る
少しずつ自分の夢を知ってゆく
錆びないように油をさして
繰り返し終着駅だと叫ぶ
スピーカー越しの君の眼は
老いた牢屋の有刺鉄線
B玉をはじくように嘗め回し
避雷針を倒して遊ぶ
此処は{ルビ何処=いずこ}の鬼 ...
来世のさきまで雨が降る
来世への階段まで水があがる
あなたはじぶんがきれいだと知っているのか
カーテンから白いひかり
うごいちゃだめよとまっすぐ怒られ
庭にでて呆然と ...
君を追いかけて
追いついて振り返らせて
謝るからさ
明るい笑顔を見せてよ
騙そうとしたわけではないし
冷たくなったわけでもないんだ
動きはじめた運命の歯車が
ただただミシミシと音 ...
「たまさか」
昨日 泣いて 明日は 笑う
意味は 無いね
いつでも 飛べる けど
でも くれよ 事故
食わずに 飲めるけど
でも 胃を
赤子の寝顔に気を取られ
家計簿記載の手を止める
この子長くて八十年
日にちで計算してみると
二万九千二百日
財布の中をのぞき込み
二万九千二百円
小銭紙幣で出しててみる
一円玉 ...
十人十色と言うが
実は三人ぐらいは
同じ色の人がいるから
七人七色なのだ
人は彩られて
生まれて来る
虹には白がないように
生まれながら
真っ白な人はいない
人との重なりかたで
...
この道をゆくときは
いつも心が暖かい
暗闇や寒さも気にならず
足取りは
自然と浮き立ってくる
行き先の家では
仲間が待っていて
今日も詩の朗読がある
車座になって、仲間が
次 ...
家を出る秋の耳打ち襟を立て
空は澄み夢の骸か月白く
十姉妹通風孔を{ルビ窺=うかが}って
靴の紐ほどけて結ぶ霜の朝
人気ない路を横切る枯れ落葉
見上げ ...
日だまりに午後の陽光たちがたむろしていた。
仲間に入れてほしくて駆け寄ったら、急に曇った。
ざわめきの外に取り残された
ストーブの匂い何を焦がしたの
長靴を脱いで履き替えたブーツ
その高さまで減らない思い出は
缶コーヒーのプルトップを引いて
魔法みたいに飛び出す泡のよう
...
ビワが妖精の意思を咲かせる
愛しているから心配しないで
春まで眠るからノックしないで
甘い果実の中で目覚めるまで
あなたの指が触れるまで
ああ舞い降りる雪は麻酔の香り
少しづつ泡立てた
雲をたくさん集めて
妖精が空を洗う
石鹸の香りが
雨で流され土に染みる
やがて花の匂いになり
庭にいたあの人を思う
朝日の声が聞こえたら
おはようと言いましょう
朝日は嬉しいのです
たくさんの人に逢えるのが
夕日の足音が聞こえたら
ありがとうと言いましょう
夕日は祈っているのです
明日もあなた ...
あー眠たい。
昨日は飲み過ぎちゃって、頭の神が神神するわ(こうなったのは、偶然だけど、残しているのはわざとだよ、だって面白いんだもん)。
この変換、面白い。神が神神するってどんな状況?
見て ...
グリーンアップルがひしめき合う
果汁の滴る林檎の街だ
ぐずぐずに崩れた果肉は羽虫を呼ぶ
その絵が飾られている車窓
息がガラスにあたって
白くくもる
湿度が上がっていく静寂に負けて
音楽が ...
天国へと昇るためのロープが無数に垂れている。
天国は尋常でない高さだから手と足を使ってロープをよじ登るのは至難の業
途中落っこちてしまう霊も続出
落ちたら地上にはそれを待ち受けてる穴が
そ ...
レストラン、居酒屋
映画、コンサート、旅行
ー「お一人様」に慣れていた
でもこれからは違う
どこへだって2人で行ける
あなたと知り合ったから
店の片隅のカウンターに
小さくなって ...
色んな模様の鍋
良い雰囲気を作り出す
今日はどんな鍋料理にしようか
考えるだけでも楽しい
鍋を囲めばもっと楽しい
楽しい会話と
美味しい鍋料理の香り
ポジティブしかない空間
...
たった一度だけ
母と2人だけの旅
あれはもう遥か昔のことになる
まだ元気に歩けた母を誘って
伊勢志摩の旅に出た
三河湾、伊勢湾を船で渡り
鳥羽に着き
英虞湾まで足を伸ばし
華麗 ...
なかなかタマキンを触らない嫁さんに
「ダメだよ、タマキン触らないと
反則取るよ」ってレフェリー並みに
注意を促したのに
まったく触ろうとしない
仕方ないのでピーっと笛吹いて
「ノットタッチ ...
血はチンコの血
みは見せしめのみ
どはどきゅんのど
ろは老婆の婆
血はどろどろよ
みはみかじめ料
死は自称詩人
さあ歌いましょう
♪女のオナニー
♪女のオナニー
♪女のオナ ...
散々暴れまくった台風が過ぎ去って、
旧竹藪の跡地にあった交番のおまわりさんがいなくり、
ときを同じくキャンプに来ていた少女の一人が消えた。
後から自衛隊の隊員や消防の隊員たちが捜索にやって来 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
刻
ひだかたけし
自由詩
4
19/10/19 21:58
あばよ―柳沢慎吾に捧ぐ―
函館ドラゴン
自由詩
0
19/10/19 21:24
ネットの宇宙
こたきひろし
自由詩
3
19/10/19 20:08
老いたペンギンのメモ
由比良 倖
散文(批評...
3*
19/10/19 20:05
菫印
もっぷ
短歌
2
19/10/19 19:25
戒め
HAL
自由詩
11*
19/10/19 18:44
町
水宮うみ
川柳
1*
19/10/19 18:42
知らないものを見る
〃
川柳
0*
19/10/19 18:39
fɔ́ːrtrəs
水知鴇都
自由詩
2
19/10/19 18:25
来世への階段
函館ドラゴン
自由詩
2
19/10/19 17:47
9月の純心、10月の青空
秋葉竹
自由詩
8
19/10/19 17:09
20191019
Naúl
自由詩
0
19/10/19 17:06
赤子の寝顔で電卓遊び
イオン
自由詩
1*
19/10/19 15:03
七人七色
〃
自由詩
2*
19/10/19 15:02
この道をゆくときは
日比津 開
自由詩
2
19/10/19 13:44
真似事――破れた包装紙
ただのみきや
俳句
2*
19/10/19 12:45
たむろ
クーヘン
自由詩
4*
19/10/19 12:28
旅立ち
ミナト 螢
自由詩
1
19/10/19 7:52
枇杷の妖精
丘白月
自由詩
1
19/10/19 7:38
雨の日に思う
〃
自由詩
2
19/10/19 7:37
愛の祈り
〃
自由詩
1
19/10/19 7:36
あいた、ゴホンゴホン。
秋葉竹
散文(批評...
7
19/10/19 7:30
夏空
這 いずる
自由詩
1
19/10/19 7:27
天国へと
こたきひろし
自由詩
3
19/10/19 6:47
「お一人様」卒業
日比津 開
自由詩
2
19/10/19 6:11
鍋の美味しさ
夏川ゆう
自由詩
3
19/10/19 5:01
亡き母との旅、そしてー
日比津 開
散文(批評...
1
19/10/19 4:06
ワールドカップ
花形新次
自由詩
0
19/10/19 3:17
血みどろ
〃
自由詩
0
19/10/19 2:59
ランプシェードとお巡りさん
アラガイs
自由詩
3*
19/10/19 1:58
1023
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
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1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
6.12sec.