私という存在はたった一人
時計回りに過ぎていく日々のなかで
私が一番に愛してやまないのは基本的に私自身
そんな私のなかの
良い人と
悪い人の割合
それを計るのは
私以外のその他
そ ...
手を合わせて
いただきますと言う
感謝して
美味しくいただく
自然のままの味
いただきますは
大切な言葉
食材に感謝して
周りに感謝して
両親に感謝して
いただきま ...
うそをついたり
ひとを泣かせたりして
パンくずを集めている
刺さりそうに白い
陽だまりをよけながら
ぼくの愛がはしってくる
うけとめよう
とすると
パンくずはみんな舞い
いく ...
後ろから付いてくる
姿は見えない
震える足で洞窟に入る
暗闇の中を転びながら走る
差し込む光が緑色に変わる時
草原に横たわる姿がみえる
猫のように ...
曼荼羅を書く
地図模様
心の中
芯のない球体の
腹式呼吸
臨界と境界
そこからの波及作用
新月からの引力
遠心力
大気圏
人々を惑わす声
惑星の相互作用
歴史の走馬燈
...
おチビを連れて
冬の日
公園へ歩いてゆく
ほったらかしの木になってる柑橘
きっと期待のない味と思う
寂しいこころ
その木に 葉の裏に
うつせみ
寒さをしのいで生き ...
《月の石》のない月は赤い
年に一度は
君を守るためにすべての言葉を破却する
歌っている
街の灯の歌
それは
捨てられないミッシングリンク
骨を骨として鳴らし続けるための
...
私は海に帰っていく
歴史という名の迷妄から
少しずつ霧晴れいく
意識の軌跡を携えて
私は海に戻っていく
潮の香満ちるあの浜に
きっときっと帰っていく
水面の雲がながれるように
素足で湖の上を歩きたい
つめたく 人をさす ひとさしゆびのことは 忘れてしまいたい
わたしは くつしたをぬいで はっとする
わたしの あしのひとさしゆびは ...
仕事帰りの296。
あがりが早すぎてまだ空いていた。
この国道がチバの真ん中。
16号なんて思っている奴はチバを知らない。
窓を開けて叫んでやった
笑って生きやがれコノヤロウ
ここはチバだ ...
いとしいといわない
愛しさ
さみしいといわない
寂しさ
祖母と行く畦道
ふゆたんぽぽを摘みながら
手は
手とつながれる
枯れ野には
命の気配がして
墓所には
命だ ...
しようと思ったこと
先延ばし
しがちなんです
ワナドゥ
あれやこれや
考えてる内
夜
あっという間
こんな繰り返しなのかな
そんなもんなのかな
独り在ることに触れいく冷気かな
気は動き沈黙のうちに充ちるもの
陶然と我独り在り静かなり
わたくしは人体模型の友人です
父さんと音楽室で餅を食う
頼もしい視力2.0の図書委員
大丈夫この学校は奇跡的
春が来て静かに笑う校長先生
次の面接は
猫の事務所
氷河期だから
買い手市場だ
面接官は三匹
目つきの鋭い黒猫と
まだら模様の虎猫
そしてスラリとスタイルのいい
ペルシャ猫
お土産のつもりで持参 ...
20年遅刻して
保育園の大運動会「おゆうぎ大作戦!二番煎じはズタ袋」の
スタートラインに立っていた
多分寒すぎて目が覚めたのだ
鈍感すぎてわかんないけど
雲がどよどよ流れて月も星も全く見えな ...
トモに
だるまが鎮座している
友はなく
お互い
一人で
じっと
鎮座している
お互い
なにも
語らずに
じっと
灰色の
海面の
糸が沈んでいるであろう
方向を
じっと
...
時々 遠くへ行きたい気持ちになる
誰も知らない所へ 行きたい気持ちがする
電車に乗ろう
中央線に乗り込むのだ
寒い八王子を出て
霧の立川を抜け
雨の吉祥寺を過ぎ
暑い新宿を超える
...
子供は妻が産んでくれた
これってすごいよね
でも
そんな事を言ったら
何言ってるの
子供を産むのは女の役目でしょ
と
言われかねない
子供は妻が産んでくれた
これってすごいよね
...
やりたい事と
やろうとしてる事と
実際やっている事と
本当にやれる事
が
いつも
甚だしく違う
このギャップは
希望で埋めるのか
それとも追い続けるものか
...
心をはがしに来る人が嫌いで
必死で殻を守ってる
けど
殻の中身はなんだ
空じゃないのか
役に立てないなんて言わないで
随分と救われた
一つの物事しか見えない
不器用な性格だったかと
振り返る時には
もう その風は 通り過ぎていてね
振り返る髪の毛を 強風が攫っ ...
暗く苦く甘い感情動作のテトリス
積み上がる
泣いている
安い明かり
ただの偶然
物語のなかでいとしいひとが死ぬ
資本が資本を守り増やし
理不尽を産み落とす ...
透明な雨が降り
冬の夜を静かに濡らし
私は宇宙の孤独に座る
黄色い布張りの表紙のノートは母が買ってくれたもので、すらすら嘘を書くのにつかった。
三週間連続で書きこんだり、7ヶ月間開きもしなかったりしながらで13年経ったのだ。時間と手垢で沈んだ黄色。
ず ...
分裂していく
あの雲のように
幼い子供の
シャボンに映る
虹色の街を
越えて行ったら
追いかけるものが
なくなってしまう
路上に置いた
翼を広げて
輪の中で泳ぐ
そん ...
なんかちょっと
目が覚めるだけ
なんかちょっと
想い出すだけ
なんかちょっと
声がするだけ
なんかちょっと
ものういだけ
なんかちょっと
やさしいだけ
なんかち ...
あのころまだ
ふたりは人生一回目だったから
ぶこつだった
ぎこちなかった
ぼくはピンクいろの布団を
蹴とばしたし
あたしはあなたが寝るのに
電気を消さなかった ...
「待合室で烏合の衆」
ちょろちょろと
聞きます
あなたのお話
とんとんと 耳の穴かっぽじって
雪降の中 面倒な話 上司の白い息 俺のため息
降り ...
・
発泡酒のプルタブを引くと、パシュッ、っと小気味良い音がする。
慌てるように口に含むとそれは、命の流れのように食堂を通り、胃へと収納される。
濡れた髪をガス屋に貰った安く薄いタオルで拭く。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私という存在はたった一人だから
こたきひろし
自由詩
5
19/1/19 6:32
いただきます
夏川ゆう
自由詩
6
19/1/19 5:15
パンくず
はるな
自由詩
3
19/1/19 1:40
こむら返り
佐白光
自由詩
1*
19/1/19 0:32
探査機
パン☆どら
自由詩
3
19/1/18 22:57
冬のお空の蝉
朝焼彩茜色
自由詩
6*
19/1/18 22:14
赤い月のシグナル
秋葉竹
自由詩
5
19/1/18 22:04
帰っていく
ひだかたけし
自由詩
5*
19/1/18 21:29
ゆび
るるりら
自由詩
14*
19/1/18 20:54
チバダマシイ・・・。
よーかん
自由詩
1*
19/1/18 14:07
小さな散歩
そらの珊瑚
自由詩
19
19/1/18 11:51
ポストポ
砂漠枯
自由詩
2
19/1/17 20:35
独り在る
ひだかたけし
俳句
5*
19/1/17 19:33
学校だより
水宮うみ
川柳
3*
19/1/17 19:32
猫野事務所
やまうちあつ...
自由詩
4*
19/1/17 16:34
ハテハテ
若乱
自由詩
4
19/1/17 14:47
鰈乗合船
北村 守通
自由詩
1
19/1/17 12:38
誰も知らない街
小卒
自由詩
1
19/1/17 7:41
淡々と日々は過ぎていく
こたきひろし
自由詩
4
19/1/17 7:19
嘘つき
ガト
自由詩
7*
19/1/17 5:32
虚空
〃
自由詩
4*
19/1/17 5:30
振り髪
藤鈴呼
自由詩
1*
19/1/16 23:31
シグナル―物語殺人―
ペペロ
自由詩
3
19/1/16 23:04
推移2
ひだかたけし
自由詩
5
19/1/16 22:01
500日
はるな
散文(批評...
4
19/1/16 19:53
ロマンス
ミナト 螢
自由詩
1
19/1/16 17:43
なんかちょっと
やまうちあつ...
自由詩
1*
19/1/16 12:43
シグナル―木洩れ日のなかで―
ペペロ
自由詩
9
19/1/16 11:01
20190116
Naúl
自由詩
0
19/1/16 10:35
なんなんだろうな
ゆるこ
自由詩
4
19/1/16 10:14
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
1061
1062
1063
1064
3.41sec.