寒波の早朝 小舟を漕ぐように 雪道を唸りながら 前へ前へ

止まると 再発進は容易ではない

吹雪のアイスバーンは スケート走行 あっという間に 後ろ向きになる

風のキツイ橋の上は 歩道 ...
まるで居場所がない
そう感じる

神から隠れることはできない
逃れることもできない

こんな弱きものが
こんなケダモノが
救われるのだろうか

しかし神の愛は
かわらない
昨日 ...
ああ 青空が広がっている
ああ 雲が流れていく
ああ 子供たちの行進だ

あなたは喫茶店でアイスコーヒーを飲んで
独りになった朝は如何ですか?
眼差しは途方に暮れて

ああ ...
ピンクの小瓶に入った香水で
描いた円の中を8の字にくぐる

身体に纏う鎧は軽い方が良いと
何だか強くなれた気がする匂いを

薄い皮膚の下に忍ばせながら
シャツの襟元を折り返す時

桜 ...
遺体と死体

なんで分けるの

死体は無言劇

遺体は饒舌だとでも言うの

遺体と死体

なんで目を背けるの

遺体と死体

どっちもどっち

遺体と死体

どっち ...
大地ごと覆うような器
実も心も丸ごと入った

ときめいていた時間軸に
留まってしまった記憶マドラーを刺す

陽射しは熱い
眺めている瞳以上の存在感

絡まり続ける氷の果て
誰か ...
二人で暑いねと言って
河原まで歩いて
サイダー飲みながら
思った以上に美味しいね
とか話した
随分前のことで
空の青や瓶の透明度
それらは覚えているけれど
あなたの顔や
河原までの道 ...
"私は泣いたことがない"。いや、ある。この"私が泣いたことがない"と言ってるのは、ご存知井上陽水作詞・作曲の『飾りじゃないのよ涙は』の歌詞の中に登場する主人公の ... カラスが鳴いてる
何処かで鳴いてる

カラスが鳴いてる
相も変わらない気味のわるい鳴き声で

カラスが鳴いてる
電線の上で鳴いてる
飛びながら鳴いてる

カラスが鳴いてる
車に轢 ...
喧嘩して
言ってはいけないホントを怒鳴り
一瞬凍ってヒビ割れた愛

襟もとに
指を這わせてみだらになれない
狐がコンと啼く指人形

なぜ逢った
思い返してももっと大好き ...
【閲覧権限:社内・一般】

ラメラスケイプ社一般コンテンツアーカイブ

作成者:イデア部アムネジア課主任 島原ジオガディ・裕仁

作成日付:2047年10月29日

ドキュメント名:マ ...
どんなに目の前がまっくらになるくらい落ち込んでも、きっと少しは光があるはずだ。
だって僕らは生きていて、生きているからには希望があるから。
夜にだって、目を凝らせばぼんやりと道が見えるし、耳を澄ま ...
議会で、おまえらみたいな魅力のない女
誰がレイプするか、的な発言をしているのを
バカTVが
そこだけ切り取って
こんな酷い人間が大統領ですって
流してたけどよ
いたって温厚な俺だって
満 ...
秋の空の
その
一番遠い所で
蒼く揺れていた
あこがれ
片思い

好きだった
だけど
決して
口に出して言わなかった

そばにいるだけで
よかった
それで充分

会って ...
思考 飽和状態
観念世界の住人 ノイローゼ
鳩は挙動不審 ポッポ ポッポ

ハイテンションの後は
ローテンション

疲れたら コーヒータイム
揺れる世界は黙示録

ホットドックにマ ...
壊れた時計から夢が逃げました
もう時間は教えてくれません
遠い昔も今も未来も
在るのか無いのか

この部屋が寒いのは何故なのか
教えてくれるものは在りません

淋しい季節が続きます
子どもが

先に逝きそうだ
今年はJAの買い取り価格が
玄米30キロあたり7,500円だという
今年はずいぶん高くなった
と米を作っている友人が喜んでいた
流通過程の見直しで高くなったらしい
それにしても
市内だった ...
秋の夕暮れ
活字食う詩人ひとり
酒を飲む

ああ旨い ああ旨いと
横になる詩人

名月が雲間から
青白く光り
ススキが風に揺れる

秋の夕暮れ
活字食う詩人ひとり
今宵何を思 ...
まいにち逢える人なのに

きみの扉は

迷路のかなた


曲がり道は 行き止まり

回り道も  行き止まり


はじめて逢った時から


たどり着けない

迷路のかな ...
夕陽は落ちないよ
そんなツッコミが 聴こえてきそう

誰がハミングするだろう
きっと 鳥たちだ

鴉は塒に還るだろう
何処から 飛び立つのか

あの 尖がった
一番 空に近 ...
ウールのマフラーを強く巻いても
誰かの腕を離れたこの首は
隙間だらけの星空みたいな

編み目のひとつにほどける思いを
両手で救って届けたかった

チクチクと痛むウールの感触
太陽の熱と ...
パッパカパッパカ
お馬が走る
パッパカパッパカ
お馬は走る
お馬とても賢そう
パッパカパッパカ
とっても元気で
人参美味しそうに
食べるお馬さん

ざあざあ
ざあざあ

雨が ...
山から下りてくる冷気が十月の浅い日のふくらみをおびやかす。男は人生の折り紙ばかり折っていて、その折り目の正しさを論述している。白紙の暦に少しずつ日付が折り重なり、日付には詳細な日記が書き込まれている。 ... 新作の料理娘と考える良いアイデアがまだ降りてこない

初めての店でカレーを注文する家のカレーの味に似ている

行きつけの中華料理の店がある辛さが強く汗が噴き出す

過去読んだ小説映画になる ...
タイトルは私の書き方とする
私ではなくても良いのだけど
特定の他人の話にすり替えると悪い気がして、さ

鉄鎖を断ち切りたくつて、さ

痛いけど
一枚、剥がすだけさ

直ぐに終わる ...
あたたかい人も、いたよ
やさしい目をしていた

責める人も、いたけど
そんなつまらないものを
書くものはバカだぞ、と
もう、いい加減にしろよ、と
圧倒的なパワーで
わたしを諦めさせ ...
気づくと森に向かう途中
緑の中赤い屋根の家が一際目立っていて
わたしは夢中でシャッターを押す

何度撮ってもぼやけて写らないその家が神秘的だったけれど
なぜかすんなりとそれを受け入れたのが不 ...
並木道のやわらかな絨毯
ざくざくと二足の靴がふみ鳴らす
転がるように進んでいく

寂しい色したフェンスの影
まるでレースみたいだった

ざわめき

小さな音が重なって騒がしく
虫と ...
深夜のラジオ

うまく生きていくための鍵をもらった

赤い会議中

近づけば隠れるひくい月

壇上にパイプ椅子

間に合いそうもないなら電話いれて急ぐな


調べたのか、経験 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪原の格闘の如くむっちゃん自由詩518/10/31 13:02
かわらない愛あおいみつる自由詩2*18/10/31 12:01
喫茶店にてひだかたけし自由詩5*18/10/31 10:58
サムライウーマンミナト 螢自由詩2*18/10/31 8:14
嫉妬深い神の欠伸こたきひろし自由詩318/10/31 1:58
薄いカクテル藤鈴呼自由詩1*18/10/31 1:41
ドミノ腰国改修自由詩3*18/10/31 1:23
詩の中の『私』散文(批評...0*18/10/31 1:21
カラスが鳴いても帰れないこたきひろし自由詩318/10/31 1:17
円盤、思い出す 秋葉竹短歌4+18/10/30 22:35
未来メモ高原漣自由詩1*18/10/30 21:42
あかり水宮うみ自由詩4*18/10/30 21:28
ブラジルの大統領花形新次自由詩118/10/30 20:43
あこがれゴデル自由詩6*18/10/30 18:43
ハロウィンナイトあおいみつる自由詩2*18/10/30 18:37
魔法の針まみ自由詩5*18/10/30 15:12
人生百歳時代ホカチャン自由詩018/10/30 11:47
米価自由詩018/10/30 11:44
詩人あおいみつる自由詩4*18/10/30 10:44
迷路st自由詩318/10/30 10:25
親不知に夕陽が落ちて藤鈴呼自由詩5*18/10/30 9:39
シリウスミナト 螢自由詩3*18/10/30 8:19
腰国改修自由詩3*18/10/30 6:23
拍動葉leaf自由詩218/10/30 5:54
小説夏川ゆう短歌218/10/30 4:58
● 雑に書くのが良いのか悪いのか ●足立らどみ自由詩2*18/10/30 3:51
あたたかい人立見春香自由詩818/10/30 2:01
まどろみ十一月の失敗...自由詩318/10/30 0:01
地面を飾る日青の群れ自由詩718/10/29 23:18
バックトゥザフューチャーペペロ自由詩118/10/29 23:12

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