クッションはねこじゃないですけど
言葉を話すねこならここです
ねこが見ている月
本当に月を見てるんでしょうか
月が夜に引っかかってるうちに
早くねこを探したほうがいいですよ
夜道が明かりで ...
きみが声高に叫ぶことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが胸を張って言うことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが誇らしげに自慢することに
そうそうそうそうそうそううそ

き ...
国連でわめき散らした
バカそうな少女の将来が
とても不安だ
この自然エネルギー大好きっ娘は
スウェーデン出身だそうだが
(スウェーデンつう国も好きじゃねえんだよ
福祉大好き国のくせについこ ...
右手を伸ばして掴めばぐにゃり
潰れて指の間からぼたぼた落ちていってしまう
くすんだピンク色のそれは疲労

床で潰れたピンクがぶわり広がって
足元からどこかへ引きずりこまれ顔まで埋まる
...
聞きたいことは
最後に何を食べたいか?
ではなく
最後に誰と食べたいか?

けれどもそんな怖いこと
誰も聞けない

本当のことは言葉にできない
それは言葉が未完成だからだ

詩人 ...
風に吹かれた
白いブラウスの
襟が羽ばたくよ
折り目を外して

この手で何かが
掴めそうだなと
見えない人の
肩幅を探す

咲けば咲くほどに
淡くなる桜
誰の視力でも
届かず ...
台風のこどもが、道にまよって、
たけのこ半島に上陸。
でも、たけのこはじょうぶだから大丈夫。
夜じゅう風がふいたけれど、へっちゃら。
 
「おかあさんはどこかな?」
 
台風のこどもが、 ...
グレープフルーツが、
 丘を歩いたら、
  流星のなみだ。
   コーンフレークのはいったボウル。
泣いても無駄。
時は戻って来ないのだから
ならば生きている内に
為すべき事を為すしかない
厳しいけどこれが現実
人を頼んでも無駄
自分でやるしかない
眠ってる奇跡を起こしに行こう。
笑っちゃうほど大きなシンバルを持って。
大きな足跡を
残す雲が
滑り止めの
ソールを自慢した

脱げないように
転ばないように
履き続けると
決めたその心が

生まれた時から
ずっと見ているよ

さよならを言う
...
僕たちは、人生の秋に出会った
もっと正確に言えば
冬を前にした晩秋を迎える頃と
言えるのかも知れない

あなたに出会う前
僕は冬を大急ぎで駆け抜け
終えることしか考えていなかった

...
およそ人は
算数に支配されて
生きている
らしい

私に
数学は役に立たない

ワルい人
ワルくなってしまった人
ワルくなる可能性を秘めた人

そしてワルくなれない
善良な市 ...
つくしんぼくわえ煙草の真似をして、東風(こち)と白桃甘水(ピーチジュース)で酔い醒め 息を 止めてみた

そしたら 星が見えたんだ

お月様は ないけれど

チカチカ 綺麗に瞬いてた

もう一度見たくて 息を止めた

もっと沢山見たくて 首を絞めた

君にも見せ ...
誰にもなれない

どこにも行けない

不自由極まりない

どうしようもない

諦めるしかない

そんなことない

声はない

最初から存在しない

無いんだ。
背後にひとり立つ木の葉群から 
夏の終わりの蝉の鳴き声…ふりしきる
路面を歩いていると
ふいに 涼しくなった

見知らぬ誰かが
水をまいた道だった

私は、気づいていたろうか
いつの ...
や~とな~それよいよいよい 
や~とな~それよいよいよい 
や~とな~それよいよいよい
ヤクルトが得点するたび神宮
球場に、東京音頭は鳴り響く
観客席に波を打つ無数のビニ
ール傘は、きらき ...
誰だって
自分は人間だぞって思ってる
たしかに
しかしメカかもわからん
ほら
むしろ
ネットテレビ
いやいや
ほら
むしろ目の前の人
家族
自分

そーそー
メカになった方 ...
時は令和元年9月23日月曜日  
神宮球場ナイトゲーム

8回の表 
試合は佳境にさしかかり
引退を心に決めた阿部選手の同点ホームランで
(球場内はどっ、と湧き)
続く若手・大城選手の勝 ...
車を洗車したら戦車になった
仕方なく戦場に行った
遅刻をしてしまったようで
味方から怒られ
敵からも罵声を浴びせられた
激戦地と言われているけれど
生き残る方法は
偉い人が考えてくれ ...
ひとけないだだっ広い駐車場に入ると

蛍光灯にふたりは照らされているから

そこをぬけて、

彼女のうちに行くだけの悲しみだから

スーツが黒く青く照らされているから


秋の空 ...
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ...
時間という名のリボンを
想い出という名の物差しで測る

切り離された二人の時間は
どっちが長いかしら

宇宙に浮かぶリボンは
誰も拾いに行かないけれど

いつか来世でまた
一本 ...
ハーブの畑で大地に
耳をしっかり押し当てれば
聞こえてくるのは
白い花の詩
甘い葉と踊る風
琴座から音が舞う

地平線の木星に乗り
夢を見るとても甘い夢を
たっぷりのメレンゲのベ ...
澄んだ空気に月鈴子の音
雁は丸くなり夜が明ければ
雀は南へ飛んでいく
有明月が見送るだろう
妖精のカノンが響き渡る
小さな蕾が生まれ
秋の夜に息をする者
すべての胸に植えられる

...
お腹を痛めて子供を産んで
今度はその子供に頭を痛めてる
そして子供が大人になって
年老いた親に頭を痛めてる
人は生まれる前から
死ぬまで痛み続ける
死ぬほど痛い思いをしながら
生きている ...
呼び捨てにした
初めての名前が
光と交わる
それが世界だ

目なんてとても
開けていられない
手なんてこのまま
ずっと離さない

無愛想なUFO
乗り回して
星を見るために
...
ゃ、ちこ、こゃ、、ち。
本当にごちゃごちゃしている。
食べ物を見ると、食べられない、食べられない、と泣きたい気持ちがこみ上げてくる。
だが、11時間労働で何も食べないのは命とりである。
勇気を振り絞り、どうにか食べられそうなバナナマフィンを注文してみ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ねこいますか這 いずる自由詩219/9/26 20:45
相槌HAL自由詩3*19/9/26 20:26
変な子供の将来花形新次自由詩0*19/9/26 20:25
終電三月雨自由詩1*19/9/26 19:58
最後の晩餐やまうちあつ...自由詩4*19/9/26 19:40
透明銀河ミナト 螢自由詩019/9/26 19:30
台風のこどもla_fem...自由詩4*19/9/26 18:20
composition自由詩2*19/9/26 18:19
断片渡辺亘自由詩119/9/26 16:02
シンバルクーヘン自由詩3*19/9/26 12:22
労働ミナト 螢自由詩019/9/26 12:13
秋に出会う日比津 開自由詩019/9/26 9:22
貧と富こたきひろし自由詩319/9/26 6:15
落花春恋秋葉竹短歌519/9/26 4:20
瞼の裏の星たいら自由詩019/9/26 2:42
ない無いNine自由詩019/9/26 2:36
蝉の声服部 剛自由詩219/9/25 23:24
神宮球場の夢自由詩019/9/25 23:16
メカニカルヒューヒュー次代作吾自由詩019/9/25 22:51
神宮球場の夜服部 剛自由詩019/9/25 22:25
帰宅たもつ自由詩4+19/9/25 22:24
駐車場をぬけて函館ドラゴン自由詩019/9/25 22:10
吐き出す(改訂)ひだかたけし自由詩6*19/9/25 21:47
時のリボン丘白月自由詩119/9/25 20:53
ステビアの妖精自由詩019/9/25 20:49
星月夜自由詩019/9/25 20:48
痛生リィ自由詩019/9/25 19:10
HEROミナト 螢自由詩019/9/25 17:27
ごちゃごちゃクーヘン自由詩1*19/9/25 12:17
バナナマフィン・グッバイロード杏っ子自由詩019/9/25 10:01

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