音階の果て
蓬の碧
海の藍
空いている台(うてな)
ユニコーン
あなたの後ろ
自在なる
六観音
こころの雲は晴れ
星が瞬く
世界が回り始め
すべてが光りだす
ただ ただ シンプルに
かろやかに
ブーツには羽が
ダンス ダンス ダンシング
素顔のまま
優しい笑 ...
「私の事を、愛さないで下さい」
帰らない山彦が
その吐息の密度を濃く 豊かに変えた
純白の寝室 貴方のつたう涙に、
少しだけ 少しだけでも触れたかった
微々たるくすみだけで
手入れの ...
こいつ分かってるじゃねえか
本能なのか
統計なのか
確率なのか
こいつ分かってるじゃねえか
いじらしい
可憐な花が
崖っぷちで
海からの
風に ...
色んな言い方が出来る
例えば
「スーパーボランティアのおじいちゃんが
行方不明になる」や
「潰しに行ったアメフト部員が
社会的に潰される」など
私自身は
「自称詩人を殲滅しようとして ...
わたし 娘だった頃 夜歩くのが好きだった
公園の木に挨拶し
のみならずこっそり名をつけて
木の肌に手を押し当てては
そっと名前を呼びかけた
誰もいない真夜中ならば
抱きしめたりもした ...
「誰かーっ、私を助けてくらさーい!」
カメラに向かって叫んでいた
腕の中に
死にかけた長澤まさみはいない
必死に懇願する
ただ一人のオレンジオッサン
「嫌です」
そう言えたなら
...
夢を見るあなたもわたしも歩く人 色彩のない花畑をゆく
思い出は消えていくからまたいつかふたりっきりで花を見ようよ
おくびょうなこころ
ふるえる
ふるえる
いたみとかなしみ
つくろえない
とりつくろえば
道化師のようで
なぜかかなしい
わたしの居場所はない
おそろしくて
はずかしくて ...
お金ほど汚ないものはない
お金は善悪清潔不潔を問わず
だれの手にも渡る
なのに
お金を扱って手を洗う人はいない
トイレに行ったら必ず手を洗う人でも
お金を手にしても手は洗わない
中には
...
あなた、安産型?それとも難産型?
と、これは諸氏に何となく訊ねた詩作の心持ち。あー、書けない!あー、スランプだと臆面もなく言ってしまう人がいる。野球でもそうだが、誰かが言っていた。スランプは名選 ...
ほら、わたしの胸のまん中に光をすいこむような闇があいていて、
そのうちがわに、花が咲いているでしょう。
ときたま目ぇつむってかおりに訊くんだ、
ああ、この花がうつくしく咲いているのはね
わ ...
小さな鳥の運ぶ養分が 発芽する季節
根っこワークと呼ばれる 薄い表土に群がる
幾つもの感情
母なる大地と 誰が読んだのか
絡めても 絡めても 辿り付けぬ真実に
事実と違わぬ心を一筋 ...
すべて消えてなくなればいい
想いも 愛も
淋しさも悲しみも
ここにいたという軌跡さえ
波にさらわれてしまえばいい
a dream
誰にも知られずに
消えて行く私の言葉たち
...
自転車置き場に届く光が
まだ短くて生まれたばかりで
ちょうど髪の毛のような糸が垂れ
サドルにまたがるとすぐに消えた
太ももの上を温める光
こんな所で遊んでいるのかな
動いたら付 ...
一人の女の人のお腹の中に10ヶ月と余りを滞在した
そこから出るまでの間に
私は
何度蹴っただろう
彼女のお腹を
胎児の足で
宿借りの分際で
でも
私が蹴る度に
彼女は自分のお ...
あの日
ポプラはたたずみ
欅は足早に歩いていた
ヤマボウシは落ち着きなく
楠は泣いていた
私は山に向かう
晴れの日に
桜が死んだ
歌う鳥は
誰もいなかった
合唱の空
ひびきあう秋の空
こだまする秋の空
人間という楽器が
羊と鋼と調和する
合唱の空
高らかな優しさと
ぼくとつな犠牲心
人間という楽器が
...
腐敗するわたしのなかに
群青がうまれる
空も大地もそれに染まり
わたしは群青にはさまれている
奇跡は誰にでも起きている
どうやらわたしは無用のようだ
不運は群青 ...
自称詩人は
病気だと言えば
許されると思っているが
本当の病人は
病気のことを考えるだけで
病気になりそうなので
他人にペラペラ話すなんて
出来ないんだよ
病気が深刻であれば
あるほ ...
木箱に入り
白い布に包まれた父の骨壺を抱きしめてみる。
次々と浮かぶ
共に過ごした楽しくも懐かしい日々。
一緒に眺めた江の島の海と
鼻先をくすぐる潮風の匂い。
真っ暗な部屋の中に
...
49日の晩
家のあちらこちらで
父の気配がする。
(ぎしっ・・・・。ぎしっ・・・・。)と
鳴り響く階段と
広い縁側。
家中の壁を撫でまわし
目を細めながら歩き回る姿が
脳裏に浮 ...
月の溶ける夜は
どんな望みも 叶う気がして
君の
日差しに透かすと
黄緑りがかる 綺麗な瞳に
映り込みたいと
君の
寒い朝に
ほのかに赤く染まる
...
桜の季節
舞い踊る花びらの中で
遺影の父が笑っている。
暖かな風が吹いて頭上を見上げれば
並んで浮かぶ雲が二つ。
その姿は
海原をゆくイルカの親子にも似ていた。
八ヶ岳の裾野に抱 ...
三日月の夜にだけ零れ落ちる
月の雫を浴びた花のことを
この地では月花と呼ぶ
その花を煎じて作られた秘薬は
古くから健康長寿の源として
月夜の民に親しまれてきた
真面目に働き旅人にも ...
砂漠で見る
オレンジは
鮮やか過ぎて
つらい
────自称詩人 やすじゅん
人質で思い出すのは
黒澤の用心棒だ
良い母親の司葉子が
人質交換されるとき
離れ離れの
幼い息子 ...
美学があるなら
飴玉を舐めよ
ゆっくりと
優しい坂道を
転がる味が
舌の中で
溶けながら
綺麗な透明に
色の付いた
ノスタルジーを
抱えて消えていく
瞳の大きさと ...
ああ風が吹く と
風を浴びる名無し人は
気流の鳴る音を聴きながら
ひたすら途方に暮れて
ああ風が吹く と
この世界は 炎上だ 成り立っているもの
それはほのお。 おかしくて良い
ゴミの臭いがきつい ほのお 力頼らず
溢れる良点焦がし 小さなスキをつつく
ただひとつ
光と影 だとかいう 在り ...
あおい夜だと
常套句からはじまり
永遠の秋だと
月並みな言葉を放ち
考えた末に
寝転んで昼寝をした
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
六観音
腰国改修
自由詩
3*
18/10/26 23:15
フリーダム
あおいみつる
自由詩
4*
18/10/26 22:21
体温
ふじりゅう
自由詩
1
18/10/26 22:17
こいつ分かってるじゃねえか
吉岡ペペロ
自由詩
5
18/10/26 21:51
ミイラ取りがミイラになる
花形新次
自由詩
2*
18/10/26 21:06
木に恋してた娘っ子
46U
自由詩
10*
18/10/26 21:05
アラブの中心で愛を叫ぶ
花形新次
自由詩
0
18/10/26 20:38
花
水宮うみ
短歌
3*
18/10/26 19:31
道化師
あおいみつる
自由詩
5*
18/10/26 17:41
汚ないお金
ホカチャン
自由詩
1*
18/10/26 17:37
安産難産
腰国改修
散文(批評...
0*
18/10/26 11:15
花束とへび
田中修子
自由詩
8*
18/10/26 11:03
ガジュマルのように
藤鈴呼
自由詩
0*
18/10/26 9:52
a dream
未有花
自由詩
12*
18/10/26 8:35
光
ミナト 螢
自由詩
1*
18/10/26 8:13
一人の女の人の
こたきひろし
自由詩
5
18/10/26 7:04
晴れの日
腰国改修
自由詩
4*
18/10/26 4:52
合唱の空
ペペロ
自由詩
2
18/10/26 1:58
群青のサンドイッチ
〃
自由詩
1
18/10/26 1:55
詐病
花形新次
自由詩
0
18/10/26 1:06
納骨の前夜。
梓ゆい
自由詩
1
18/10/25 22:15
別れの日。
〃
自由詩
0
18/10/25 22:09
月の溶ける夜は
赤椿
自由詩
2
18/10/25 22:07
春の日差し。
梓ゆい
自由詩
3
18/10/25 21:49
月花
1486 1...
自由詩
9*
18/10/25 20:23
砂漠のオレンジ
花形新次
自由詩
0
18/10/25 20:11
雲
ミナト 螢
自由詩
3*
18/10/25 18:21
秋風○名無し人
ひだかたけし
自由詩
6
18/10/25 18:07
人で遊んだ
ふじりゅう
自由詩
0
18/10/25 17:58
無題
あおいみつる
自由詩
5*
18/10/25 17:41
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
1018
1019
1020
1021
1022
1023
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
4.14sec.