私の高校の大学推薦枠に
関東学院大学があった
募集要項には条件として
ただ一言
明朗快活であること
と書かれていた
「おまえさ、行くとこなかったら
関東学院があるじゃん」
...
君のいない詩を書きたい。
君がいないと書けないようじゃ、僕は僕と向き合えないから。
心の中の君が、ぜんぶ詩になってしまうから。
君から、言葉にならないものをたくさん貰った。
それは僕を詩に ...
星が地球を見てる
たくさんの星が燃えながら
地球を見てる
この青い綺麗な
妖精が棲んでる星を
地球は燃えていないけれど
宇宙の中でいちばん
きれいに光っている
いま私はあの ...
国家とか考えると、
無力に感じるし、
だから否定することで、
感性だけでも自立して生きていると思い込みたかっただけ。
個人の、
ただの強がりを、
和気あいあい本気でやり始めた奴等、
気色 ...
親指の爪みたいな月
天体の住む町に住む
ぼくがあんな頃
松田聖子はどこかの
スタジオでろくおん
すずめが散って
ぼくはなにかに近づいたことを知る
ぼくは執 ...
寝返りひとつ
打てない身体は
僕の留守中に
壁紙の点を
あみだくじにして
沈む太陽の
歯で指を切る
時だけが知る
命のカーテンが
色を打ち消し
光を遮る
誰かを待つ日の
...
目が覚めたら夏だった。
覚えのないミサンガをしていた。
憂いに厭いて 惚け 文ぬらし
爪を砥ぐ気怠さ
褐色の蝶 占わない空の果て 見失い
浸る暑さに
影を広げ すり足で
拾われない小石の顔点々と
避けながら奥へ 真中へ 綱で曳かれる畜生か
ち ...
人を多く殺した生物
一番目は蚊である
二番目は人間である
蚊は人を殺したいのではない
栄養を取って種族を残すためだ
人は人を殺したいのではない
資産を取って種族を残すためだ
手段は違 ...
とうもろこしをもぎると、
骨が折れるような音がして
透明な血がじゅわっと溢れて手首を伝った
舐めとるのに夢中になっていると
入道雲が発達してきた
わたしにはまだ涙が残されている
流 ...
蒸し暑い日本の夏
暑さも厳しい日本の夏
団扇を使って
涼しさを引き寄せて
少しでも過ごし易くする
打ち水をして
涼しさを引き寄せて
通りが幾分は涼しくなる
何年か前よりも暑 ...
生を受け生きている奇跡の中で
この地球という存在の奇跡の中で
知りたいという欲望は尽きることがない
光の速度で広がり続ける奇跡の空間の中で
目に映るもの
...
クリステルの愛称は
クリちゃんだが
42才のクリちゃんに
欲情したとなると
ある意味変態なのではないかと思う
頭の悪い親父に似ている関東学院卒が
実は変態でもあるとして
こいつが日本の首 ...
真夏という結界が解けないうちに
その中で身体の輪郭が
虹色に光っているうちに
口づけを交わすがいい
せつなく囁き交わすがいい
夢幻のようであればあるほど
あざやかに灼きつく一刻一刻
...
毎日90分のロードワーク
手指の第二関節から先が白いのに気付く
4ヶ月前まで引きこもってた名残が
「お前の怠惰の証明だ」と指先にしがみついている
シッカロールぶちまけたみたいな目覚め
水泡のような光が
カーテンの隙間でうずくまってる
殴り飛ばすみたいに引き開けると
強姦のような朝日が目の前で睨んでいる
君よ、空は明るい
...
今日も空は青かった
にこりともせずただ青く
無限の沈黙のうちに
それは在った
今日も私は無力だった
宇宙の虚無に耐えかねて
あなたにあることないこと
喋っていた
今日も黄昏は優 ...
未関係未関係未関係少女がはしる
草むらの道と影のない通りを
無関係無関係無関係少女もはしる
こおりの中と強い響きの中を
壊れ ...
部屋の灯りを消して
薄暗い部屋で一人
蝋燭の炎の向こうを見る
私の影が部屋のあちこちで
おしゃべりをしてる
おだやかなオレンジ色の光が
部屋に充満している
窓をあけると
影 ...
洗いざらしの星を並べた
白い砂浜に横たわる
深く赤い光
あなたが好きな夏日星
私は見て欲しくて
アンチ・アレースになる
南の地平線でそっと
天の川に隠れ
嫉妬の火が燃え ...
お姉さま。
この館に逗留してまだ一ヶ月足らずですが、
私はもうお姉さまとの暮らしを恋しく思っております。
お父さまはたいへんお優しいのに、お兄さまは恐ろしい。
いつも地下に引きこもっていらして ...
めんどくさいです
朝、起きるのが
起きてカオ洗うのが
きょうも夏が
がっつりやっちゃってる
セミがジャカスカ
やらかしてる
だからいいよ もう
仕事とか、勉強とか、宿題 ...
扉を開けては閉めるたび
隙間に見える光の網
様々な色の格子 格子
そこにはばたき 散りかがやくもの
窓の向こうを
廻り すぎる影
重なる脚
のびてゆく 脚
...
日傘に蝉の声が降り注ぐ
神社の空気まで
短い命を受止めようとする
風に震えるおみくじが
何かを語ろうとしたけど
蝉の鳴く声が重く乗る
振り返れば曇空
祭殿に日傘を忘れ
夏の涙に濡れ ...
窓辺からうっすら広がる
砂利道けもの道は 僕の投影
幕のかかったレンズフレアは
誰も救う力を持たない
豊かな想像力が
本当の肉体を置き去りにしていた
たった今から君の無数のショットが
散 ...
凍りつく森林の葉先を
そおっとさわって
全身が固まる予感は
君の手を振る仕草 たった1秒半
ティッシュでくるんで
捨てる悲しいほど温かな絵日記の
初日の出のシミの熱が
そこらじゅうを襲う ...
街灯の下で
佇んで
気づけば乾いた眩しさ
スマホを
みても
ボンヤリと
息をしてる
あっちへ行けって
開放感
が髪の毛の頑なな過去を
ほどいている
髪、乱している修羅場 ...
片われをなくした
ビーチサンダルが
木陰で居眠りしている
その片われは今、どこで
何をしているのだろう
波にさらわれ海を渡って
名も知らぬ遠い島で椰子の実を
見上げて流離の憂いを抱く ...
だれかを待つ時間がだれかを想う時間に変わるスタバの女の子たちって砂場の女の子たちじゃん
しゃがんでパンツ汚してペタペタ固めたお城でアフタヌーンティー赤いスコップと小さなおててでほじくる穴に砂型セ ...
分からない。
女としての私の価値も
あなたの、男としての価値も。
分からない。
あなたが、ただ、誘惑に
負ければいいだけの気もする。
ねえダーリン、こっち向いて。
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
関東学院大学
花形新次
自由詩
0
19/8/10 19:25
君のいない詩
水宮うみ
自由詩
0*
19/8/10 19:07
夜空に願いを
丘白月
自由詩
0
19/8/10 18:54
右とか左とか
よーかん
自由詩
0
19/8/10 18:27
すずめが散って
函館ドラゴン
自由詩
1
19/8/10 18:25
横顔
ミナト 螢
自由詩
1
19/8/10 16:22
ミサンガ
クーヘン
自由詩
2*
19/8/10 14:25
どこ吹く風
ただのみきや
自由詩
1*
19/8/10 14:17
人取り線香
イオン
自由詩
0
19/8/10 13:55
とうもろこし
印あかり
自由詩
8
19/8/10 10:08
日本の夏
夏川ゆう
自由詩
3
19/8/10 5:29
奇跡の中で
佐白光
自由詩
0
19/8/10 0:20
なんとなくクリステル
花形新次
自由詩
0
19/8/9 23:08
真夏の秘密
塔野夏子
自由詩
1*
19/8/9 22:40
ほぼ黒い
徘徊メガネ
自由詩
1
19/8/9 22:17
君よ、空は明るい
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
19/8/9 21:09
今日もまた、明日もまた
ひだかたけし
自由詩
14
19/8/9 20:37
土塊と感傷
カマキリ
自由詩
1
19/8/9 20:32
ろうそく
丘白月
自由詩
3
19/8/9 20:11
蠍座
〃
自由詩
1
19/8/9 20:07
ゴシック的断片
佐々宝砂
自由詩
4*
19/8/9 19:38
あつはなつい
うめバア
自由詩
3
19/8/9 10:55
夜のかたち
木立 悟
自由詩
0
19/8/9 8:26
降り去る命
丘白月
自由詩
0
19/8/9 6:25
指先に沁みる脈拍
ふじりゅう
自由詩
0
19/8/9 3:56
サイケディック・カー
〃
自由詩
0
19/8/9 3:53
神さまの背中
秋葉竹
自由詩
11
19/8/9 1:53
片われの夢
帆場蔵人
自由詩
4*
19/8/9 1:21
バニラクリームフラペチーノグランデ
末下りょう
自由詩
3*
19/8/9 0:24
ダーリン
杏っ子
自由詩
1
19/8/8 22:16
1005
1006
1007
1008
1009
1010
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
1018
1019
1020
1021
1022
1023
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
4.81sec.