最高気温が随分と下がったのに
まだエアコンは点けっぱなしのまま
温度が高いのが苦手なのではない
湿度が高いのが苦手なのだ
ある種の人間と同じように
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥドゥ
踊りたい夜だった
寄り道する気もなくて
適当に夕飯を買った帰りの
どうでもよくなってんだ
寝て起きて寝て起きて
出勤直帰出勤直帰
帰って飲んだビ ...
青と緑、光と影
空に突き上げ梢が揺れる
照り映えながら、翳りながら
青と緑、光と影
ゆったりと時流に貫かれ
今日という日を進みます。
乳歯が抜けて、AQCが生えました。
Aから始まってるので、品質は良さそうです。
手垢が汚いフェンスをよじ登り
腫れぼったいふたりを夕焼けが刺す
車の影に空気を入れないように
石を蹴り始めよう
本当はゴールがどこかにあって
本当のゴールは躓かないと分からない
だけど君と ...
わたしのむすめのすごいところのひとつは、ドーナツの穴を食べられるんです。
あるときわたしがおやつのドーナツをかじりながら、「いつだってこの穴が消えちゃうのがせつないよね。」と言ったら彼女は「 ...
太陽の目を
見た日に始まった
心を読まれて
裸にされる
透明な鏡
なぞる指先で
言いたかったこと
言えなかったこと
輪郭になる前の
言葉だけが
壊れそうだから
大事に ...
ついに辿り着いた
我が終焉の地にー
たぶん、ここで僕は
棺に入り、火葬場へと向かう
いまここに着くまで
根を切られた浮き草のように
流れ流されて
一体幾つの地を
さ迷ってきたことか ...
眠れ蒸れないウメッシュ
いずれ灰塵泣いても
いてもなくてもその人
傍に気づかれないだろう
それは間違い君の
命なければ世界も
政界も生活も
回転を止める
...
今晩はメンチカツとかぼちゃの煮物
腎臓の弱いあなたのために
塩分に気をつかって調理した
いつかのメンチカツとかぼちゃの煮物
思いっきり味の濃い
今晩のメンチカツとかぼちゃの煮物
...
もうときどきしか、空からは降りてこない鳥。鳴き声すら、聞こえない高さに。舞いあがり、ゆくてに消えて。ねえ、わたしの持っていた鳥かごが、気にいらなかったのね。ねえ、わたしの用意した巣箱が、気にいらなか ...
深緑の庭園で、わたしは薔薇をつんだの。裸のおんなのひとがこちらを見ていたけれど、わたしは気にならなかった。なぜ? どうして? 「あの人は服を着ていない」って、ぽつりとつぶやいてから、藤棚の小道をかけ ...
秒針は
ガチガチ言いながら
私を刻む
午後九時半
やりかけの洗濯物は
どんどん乾く
外は真っ暗
今朝
置いてけぼりにしたのは
夢か?感情か?
あと六時間
私の明日 ...
俺の家から歩ける範囲には
コンビニ スーパーマーケット
俺の家から歩ける範囲には
学校 郵便局
等がある
なのにどうして
俺の家から歩ける範囲に
天国と地獄がないんだよ
何を寝 ...
骨まで、
はがしてほしいのです。
偽りでもいい・・・
愛が知りたいのです。
ちぎれた月に、
照らされている間。
白い布で、
顔を覆われ、
私の細動が止まってしまう、
...
楽園への切符をかった
でも誰も待っていないだろうとおもった
楽園への切符を売って
一冊の本を手にいれた
普遍性への手引きという
ちょっと手擦れのある素敵な本だ
ぼくたちのちいさ ...
自称詩人とそれに類する生物
(羞恥心欠如型自己愛過剰生物)
だけが感染するウイルスを発見した
ハーバード大学ジャスティン・カピバラ教授が
史上初めてノーベル医学生理学賞と平和賞を
同時受賞す ...
西の空が
赤銅色に燃え残り
薄暮が辺りを包む頃
俺は拳を握りしめ
一心不乱に進んでいく
腹の底に蟠る
抑えがたい不安感に
鼓動激しく息を継ぎ
夕闇の道を進んでいく
西の空が
漆 ...
10月になるのを
どんなに待っていただろう
レザーは
バイク乗りのためにあるなんて
とんでもない
確かに
事故って転倒しても
怪我が軽く済み
...
苦労を格安で売ってるんで
誰か買ってくださいな
海王星と冥王星は今でも友達だろうか。
年賀状のやりとり、まだ続いているかな。
何でも同じ物を
持ちたがる
その心に飼える
羊の数は
あなたと私で
違うはずだった
怖い夢を見て
涙滲む夜は
助けに行くため
羊に乗るから
数えていないと
不安になるよ
...
廃墟と化した商店街が完結している
続くべき陸地はすべて粒と化した
誰もが譫妄を欲する真昼
比喩が陽射しとともに降り注いでいる
つぶらな嘘が重い層となり
死地から死地へと飛び移るとき
...
オーケストラが好きなので、10月、11月は名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会に行くことを検討している。
10月のメインプログラムは、シューベルトの交響曲第9番「グレート」。題名のとおり、 ...
一戸建てを買ったのは結婚して五年ぐらい経ってからだった。
独身のままで一生終わったらアパート暮らしで生涯を閉じたに違いなかった。
住宅購入を決断して取り合えず実家の父親に電話で報告したら、いき ...
リンゴ畑は枝を残し
風の止まり木になり
木霊にように繰り返す
カラスと遊んだリンゴの笑い声
落ち葉で眠っている
赤いほっぺで眠っている
甘く匂うよ雪の下
赤い顔した妖精が ...
月を持って帰り
ガラスの花瓶に沈める
リンドウの花はランプ
妖精が囲んで見つめる
雪明りのように静かに
壁に虹が灯る
花瓶の中で夕月が
くるくる周ってる
何度目かの昨日だろうか
...
憶昔の茶席が
目の前に生き続け
公孫樹を二個添える
あなたの抹茶はもう
味わえないけれど
哀しいかな
俺は爽やかイケメンじゃない
哀しいかな
俺は正義に味方しない
哀しいかな
俺はボランティアに気持ちが向かない
哀しいかな
俺は自分の都合しだいで
コロコロ変 ...
奈良飛鳥の彼岸花
線香バーザス金木犀
土手を黒塗りで連なって
現金引き渡し場所はモノクローム
ひとの心を玩ぶ
酷くプライド傷付けた
小市民が大本営
奈 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
苦手
HAL
自由詩
6*
19/10/1 18:33
ザ・ビュー・フロム・ズィ・アフタヌーン
砂漠枯
自由詩
1
19/10/1 14:32
帆船
ひだかたけし
自由詩
5
19/10/1 13:04
AQC
クーヘン
自由詩
7*
19/10/1 12:33
焦げた髪の毛
ふじりゅう
自由詩
0
19/10/1 12:31
メモ
はるな
散文(批評...
6
19/10/1 12:25
感傷
ミナト 螢
自由詩
1
19/10/1 9:06
終焉の地に
日比津 開
自由詩
0
19/10/1 4:34
酔わな酔わない
りゅうさん
自由詩
0
19/10/1 3:54
メンチカツとかぼちゃの煮物
印あかり
自由詩
10
19/9/30 23:53
女と鳥
la_fem...
自由詩
2*
19/9/30 22:17
カシニョールの庭
〃
自由詩
2*
19/9/30 22:16
忘却と秒針
三月雨
自由詩
4*
19/9/30 21:40
感情の昂り
こたきひろし
自由詩
5
19/9/30 21:36
ハ・ガ・シ・テ・
ナンモナイデ...
自由詩
4*
19/9/30 21:28
楽園への手引き
梅昆布茶
自由詩
10
19/9/30 19:35
自称詩人キラーウイルス
花形新次
自由詩
1
19/9/30 18:55
闇の推移(改訂)
ひだかたけし
自由詩
5
19/9/30 16:48
レザー狂の季節
st
自由詩
2
19/9/30 14:21
給料日前
リィ
自由詩
1*
19/9/30 12:33
友達
クーヘン
自由詩
5*
19/9/30 12:32
睡眠時間
ミナト 螢
自由詩
2
19/9/30 9:07
律動
葉leaf
自由詩
1
19/9/30 4:29
秋に行きたいコンサート
日比津 開
散文(批評...
1
19/9/30 2:30
希望と絶望
こたきひろし
散文(批評...
1
19/9/30 1:22
赤いほっぺたち
丘白月
自由詩
0
19/9/29 22:19
月を持ち帰った夜
〃
自由詩
0
19/9/29 22:15
十月の菓子
〃
自由詩
0
19/9/29 22:13
叶うなら
こたきひろし
自由詩
1
19/9/29 20:37
彼岸花
函館ドラゴン
自由詩
0
19/9/29 20:01
1006
1007
1008
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1011
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1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
加筆訂正:
真似事――落下する意識
/
ただのみきや
[19/9/29 23:28]
「引き裂くか」を最初の口語と文語の混在に戻しました。
4.13sec.