ネットカフェ難民となっても
生きることができる日本
でも電気がないと
さまよう日本
衣食住から
衣食電の時代に変わったのだ
お金も心も電気で通う
写真や文書も電気だ
人が安心できる ...
そう
のぞまれて
そう
振る舞っているわけではなく、
人工的な微笑みを
見せたくはないだけなんです
どんな
冷たい女にも
なってやるわ
だれも知らないでしょう、
他人の心の ...
人見知りの鼻息を止めたら
もっと楽しい生き方ができる
さよならを自分からは言わずに
後出しジャンケン気持ち悪いね
白いキャンバスは食パンみたいに
耳を切り落とす神聖な場所
何も ...
この身うつ
この心うつ
雨は降れ
雨は降れ
だんだら模様の
灰色の
雨は
降れ降れ
その矢で
刺された
刺された
命が
血を流す
どろろ
どろろと
血を流 ...
頭上に広がるいわし雲
雲ひとつない空よりも健康的ね
一緒になって走っていると
キミは私から風まかせに分裂し
走り去っていく
私は一匹迷子
おいしくないわし
弱いし泣き虫だし
かわい ...
休日を自宅で過ごす
午後三時頃になると
ジンジャーティーが飲みたくなる
外は寒そうな風が繰り返し吹く
ジンジャーティーが身体全体を温めてくれる
心は静かになって
愛を全身で感じて
...
炎の刻印が
街に押されて
ようやく
冷たい夜が明ける
街のマリア様たちは
眠い目をこすって
もう、
明日から振り返ったとすれば
何度目の
希望を
浪費しただろう
夜 ...
深夜に隠れて朝を思う
枯れた木立と敷き詰めた紅い葉
ようやく落ちた夕日を
ひっくり返して真昼を思う
朝目覚めて感じる喉の渇き
差し込む光を布で押し退け瞼を閉じて夜を思う ...
調べたら
カフェインアレルギーだってよ
コーヒー飲んでも
ウーロン茶飲んでも
緑茶飲んでも
気持ち悪くなるじゃねえか、この野郎!
だからといって
ノンカフェインのコーヒー飲むほど
コー ...
何モ言ワナイデイルわけでもないのに
アナタはまだ聞き慣れてもクレナイ
ヤサしくてヤワらかくて
包まれて火傷する
陽射しのような眼が照らす
ワタシの奥の冬を
イマを失った ...
横断歩道の
真ん中辺りで
立ち止まる
逆行が背中に
突き刺さって
立ち止まる
誰にも気付かれず
すれ違っていく
自動販売機の
真横に立って
空を見上げる
夕日が瞳 ...
懐かしい未知は
遠く空へと続く道
気流の音が鳴り響く
大気圏を通過して
桜色した巻き貝の
トンネル抜けて
帰還します
叔母の葬儀が 教会で始まる
司祭の語りかける 流暢な言葉に 深い人間愛を感じる
50年前に洗礼を受け 身を捧げて来た叔母の軌跡を 知らずに来た今
聖歌隊の 静かに漂う響きが 信者 ...
「私は告白すべきなのでしょうか。寒々とした六畳一間で一人で暮らすようになって八年が過ぎました。和製日本語のようで妙な名前のマンションで、マンションと言っても全く高級感のないものです。左右の隣室には差が ...
自分の不幸を嘆いて泣いても仕方がない
自分の人生なんだから
戦い勝ち取るしかない
人生最期の栄冠を
たゆたうなら私の喉のうちに
飛び込んできてマリア
肖像画に宿る瞳の輝きが
くもりガラスの乱反射なら
濡れたくちびるは朝に贈った口づけのあとだ
この声がスタッカートを引き起こして
アパー ...
もう
遠くに
夏の終わり
かなかなかな
まだ蝉が啼いて
それも幻
十八年間
二人暮らして
幻
子供がいたなら
何か変わった?
かなかなかな
一人で生きていく
こんなに ...
青年もまた樹木です あるいは
月面に向けられたロケットとでもいうのでしょうか
まだ鮭のように勢いよく放つまえのそれを
湿気った寝具のなかで
もうすでに捧げています
その体幹 ...
躰から流れ出て床を這い広がっていくのが言葉じゃなく、僕の意識を撃ち抜いた銃の口からうっすらと天に向かって立ち昇っている煙、それが言葉だ。
そうか、そこにあったのか。
無味の真っ赤なソースと ...
あの歌の中に僕が生きていた
嘘みたいな言葉を本気にして
色褪せずにただ染まっていたくて
君の声だけが道を広げた
抱きしめるように独占できない
メロディはやがて誰かの心を
いっぱいに満た ...
ノブちゃんはね。
むかしも今も女の人でした
私たちは偶然再会しました
その時ノブちゃんはね、鰻屋さんで働いてました
私はお客さん
勤め先の社長や同僚と食べに来ました
鰻重を運んで来 ...
つめたい空がまっすぐに
地上に降り立ち響いている
その響きに応えるために
僕たちはそれぞれの手鏡をそろえた
光が未熟で流動する朝
誰かの唇には鋼鉄が芽吹いている
この建築の群れを貫くに ...
絶望ノートを拾った
絶望的な内容が書かれていた
ゴミ箱に捨て駅に急いだ
私は私を買う
私は私を食べる
ちぎって食べる
私は私を殺して
また私になる
私の欠片たちが売られている
血となり肉となる私の欠片たち
だから私は私を買う
私は私を食べる
ム ...
崩れそうになる
ひび割れた心
あなたの言葉が
唯一の接着剤
偽りの言い訳でも
聞かせて欲しい
唯一の言葉で
あまりに口がくさすぎて
道場を破門された私が
単身勇躍武者修行の旅に出て
世界各地のライバルとしのぎを削り
ついには世界一の称号を手に入れ
私を辱めた因縁の道場へ
最終決戦に行くにあたって ...
内縁の妻がうちを出て行った
私は彼女がのこしていった
食いかけのオートミールを
呆然と咀嚼しながら
これからどうしようと思い
まずは食後にリビングに全裸で
少しオナニーをしかけたのに
急 ...
久しぶりに銭湯へ行ったら
私も含めたお客の全員がことごとく
包茎であったことにびっくりして
まるで仮性パーティーじゃないかと
私が思わずそう言ったら
隣の洗い場で髭を剃っていた爺いが
私に ...
熱々のチキンラーメンを食べながら
断崖絶壁に向かって
車を走らせ
崖から出来るだけ近い位置で止まり
出来るだけ溢さなかった方が勝者
若者達は
自分の勇気を誇示するために
命と皮膚を掛 ...
大人のサリエリは既に有名人で地位もあり多忙でした。
わかってください。
私たちのモーツァルトは、弱々しいのです。
私たちのモーツァルトは、貧乏性なのです。
私たちのモーツァルトは、、情 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
衣食電
イオン
自由詩
2*
18/11/3 10:38
願い
立見春香
自由詩
6
18/11/3 9:36
自画像
ミナト 螢
自由詩
2*
18/11/3 8:31
立つ
犬絵
自由詩
8
18/11/3 6:05
不健康
山下ヤモリ
自由詩
2
18/11/3 5:41
午後三時
夏川ゆう
自由詩
6
18/11/3 4:54
ただ、歩く
秋葉竹
自由詩
13
18/11/3 4:00
煌光
三月雨
自由詩
2*
18/11/3 2:29
スタバを襲撃する
花形新次
自由詩
4
18/11/2 22:33
視えない場所へ
ハァモニィベ...
自由詩
4*
18/11/2 20:36
トランスルーセント
1486 1...
自由詩
21+*
18/11/2 20:03
巻き貝
ひだかたけし
自由詩
17*
18/11/2 19:29
想いのかけらは 聖歌にのせて
むっちゃん
自由詩
10*
18/11/2 19:29
嘘つき
腰国改修
散文(批評...
3*
18/11/2 16:06
Fly high
渡辺亘
自由詩
1
18/11/2 14:38
アリア・マリア
這 いずる
自由詩
5
18/11/2 13:36
障子
腰国改修
自由詩
2*
18/11/2 12:35
月精
本田憲嵩
自由詩
3
18/11/2 12:22
ディナー
山下ヤモリ
自由詩
1
18/11/2 10:11
アカペラ
ミナト 螢
自由詩
2
18/11/2 8:14
ノブちゃんは、ね。
こたきひろし
自由詩
4
18/11/2 7:23
冬の訪れ
葉leaf
自由詩
3
18/11/2 5:55
絶望ノート
腰国改修
自由詩
3*
18/11/2 0:34
カゥ
石佳
自由詩
0
18/11/2 0:13
接着剤
佐白光
自由詩
4*
18/11/2 0:11
創造神
セガール、ご...
自由詩
0
18/11/1 21:57
つらい
〃
自由詩
0
18/11/1 21:51
いたずら
〃
自由詩
2
18/11/1 21:47
チキンラーメン
花形新次
自由詩
0*
18/11/1 21:10
● 貴方の(私の)挑発的な作品との接し方 ●
足立らどみ
自由詩
2*
18/11/1 20:51
1006
1007
1008
1009
1010
1011
1012
1013
1014
1015
1016
1017
1018
1019
1020
1021
1022
1023
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
加筆訂正:
詩と責任
/
腰国改修
[18/11/2 0:07]
孤蓬さんのご指摘を受け一部修正しました。
3.9sec.