30歳のとき、業界紙の記者からクラシック、ジャズ
系の音楽事務所に転職した。クラシック音楽の特別な
知識があるわけでなく、応募しても見込みはないと
思っていが、意外にも採用され飛び上がるほど喜 ...
誰かの花が折れても幸せはなくならないことを残酷という。
夜は暗い
暗いから
星が眺められる
僕の声の金属的なノイズでは
星を表現することなどできない
無残な
夜
ふと新しい湖の夢を見る
その湖畔に咲いた
可愛い ...
動きに合わせるように
口も喋りを殴る
ドン底からの宇宙遊泳
光はこんな闇でしか渡れないから
見ることも聞くことも
あの海に沈めるんだ
誰かしらが愛を求めてるんなら
全部燃やして教えてやる ...
中学で仲良くしていた友人と、別々の高校に行ったあと、大学生になった頃に、その友人が駅前のケーキ屋さんで働いている、なんてどこからか聞いたので、ケーキ屋まで会いに行ったんです。約束もせずに。
ケー ...
みっしりと隙間なく詰め込んだ荷物
重さは肩に食い込む程
でも構わない
この旅は長くなるだろう
だってわたしと出会うための旅だから
この星を何周すれば出会えるのか
誰も知らない旅だから
...
どうしてそんなに一番になりたいの?
映画館の一番前の席は、首が痛くなるだけだよ。
玉ねぎの
みじん切りの一片が
集団の中から
はみ出しても
肉が加わり
卵を被った
ハンバーグの中で
光って見える
冬の日を思う今朝来て小鳥来て空よく晴れて飲むこはくいろ
いつまでも美しいだろう
この世で一番
葬列
あの人の
幾千幾万の花束と涙
いつまでも美しいままだろう
この世で一番に
求めたものは美しさでも
...
不協和音が心地いい
慣れない音が気持ちいい
見果てぬリズムを追悼して
不協和音が心地いい
探さないことにした
瞼から消し去ることにした
求めないことにし ...
あざ笑うもの
降っては来ないもの
輝き失い消え逝くもの
もうどこにも在ることの出来ないもの
あざ笑うもの
いつも思っていたこと
砂を掴んで泣いた日のこと
...
家の裏手にはひっそりと出口があって
表にはそれなりの玄関と門扉がある
同じ屋根の下に
息してるから家族なのかな
乗用車はたいがい五人乗り
運転席が父親で助手席が母親
そして、後部座 ...
夜ふけに眠れなくて
理由もないのに
涙が流れ出してしまう事がある
それもこれも
人間だからさ
理由なんてなくても
泣いてしまうんだよ
もしかしたら
長く生きてきたから
涙腺を ...
少し大きめの靴を選んだ
踵の余った場所に降る雪が
歩くたびに近付いて離れて
どこかで諦めた夢のように
形はないけど青い影を踏む
擦り切れるような傷を持っている
足首みたいに貼るもの ...
鎌倉市や藤沢市の辺りを走る
とても人気のある江ノ電
旅番組やドラマなどで
よく使われている
それを見て乗ってみたくなった
広島駅から宮島口駅を繋ぐ
広電から見る景色が
江ノ電から ...
もうこれ以上人間を続けていたくない
そんな気持ちになった事はありませんか?
あなたも人なら
一度や二度はあったでしょう
そんなのいっぺんもなかった
と
おっしゃるなら
私はあ ...
川に流した花がたどる旅は
君の膝にかかるだろうか
にじられた花びらが
足元を汚している、って
造幣局の道でよく思う
浮かんでいるときだけ
目を奪う色の淡い
サフランの匂いが空を覆い
...
時が少女に恋をした
そのあまりの美しさに
流れをとめて数世紀
まるでブラックホールの
なかのように
とまってしまった時の流れ
カーン・ダンヴェール家 ...
陽が次第に落ちてゆるゆると薄暗くなった町を歩いている。信号機の赤で立ち止まる。まだ青が潜むうすぐらく滲んだ空に爪のような三日月が覗いていた。じっ、と真上を見上げればそんな空しかないのだ。雲はどこか、星 ...
ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで
僕はもはや
見捨てられた
たどり着いた所が
遠すぎた
はるかどこかに
存在する ...
度重なる衛星の事故や不具合から自動運転への信頼が揺らぐ。応急処置として国は主要な幹線道路網にチップを埋め込んだが、大幅な上限速度の規制によって道路は常に渋滞していた。車の中はリビングになり、目的地 ...
好きの反対は嫌いじゃないし
じゃあ、雨の反対は晴れじゃないのかな
感情なんて捨ててしまえって思うのに
溢れんばかりに湧き出てきて
雨粒は僕の涙を隠すし
水たまりには僕の表情が映ってる ...
ボールペンの芯から
生まれた僕は
太った人の筆圧に潰され
インクが滲む
それ、僕の涙ですよ
修正液で白くなる前に
誰か高く買いませんか
黒い涙なんて真珠のようで
綺麗に光るネッ ...
路には人々が歩き
自転車が行き過ぎ
街には
ビルや飲食店、スーパーマーケット等が詰め込まれている
日暮れの参道を抜け、店に着く
ベースの試し弾きから始まり
打合せなしのサックスのカルテ ...
私はいる
たくさんのイルカを
折るために
机の引き出しから
取り出したイルカをへし折り
そのかすかな鳴き声で
たくさん欲情するために
月に置かれたままの
ピアノを弾くことはないだろう
...
木犀のうすだいだいの花びらのなかからこぼれ咲いた秋の日
陽射しの強さは夏日でも
日陰に入れば秋の色
さんざめく光の中を
無数の影が踊っている
黄金に輝くアスファルト
金木犀の香が舞い降りて
行く秋、迎える冬のその間
今日も僕は歩いてい ...
もう輝きは求めない
もうダイヤモンドは忘れる
もう光の中には立ち尽くさない
もう何も見ない 決めた
風が誘っても揺れぬ花
風が見初めても動じぬ娘
風が遊んで ...
聞こえない声 と その連鎖で
すっかり と 疲れ果てて
見えるのは 全くの真っ暗闇で
まだ早過ぎたのかな と またため息で
全く 声が出ないのに 歌おうだなんて
自分にす ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自分史(音楽事務所勤務時代 1 ー 入社)
日比津 開
散文(批評...
1
19/11/2 17:57
隣
きみのてを
自由詩
1*
19/11/2 17:45
夜の優しさ
秋葉竹
自由詩
8
19/11/2 16:14
君主
カッラー
自由詩
0
19/11/2 15:54
ミジンコ
佐和
散文(批評...
5*
19/11/2 15:20
ひとり旅
卯月とわ子
自由詩
4
19/11/2 15:08
一番
クーヘン
自由詩
6*
19/11/2 12:43
個性
ミナト 螢
自由詩
0
19/11/2 12:31
すみれ日記
もっぷ
短歌
0+
19/11/2 12:26
ぼくだけの棺
〃
自由詩
0*
19/11/2 12:22
It is ...forever
〃
自由詩
0*
19/11/2 12:19
断ち切ることの出来ないもの
〃
自由詩
1*
19/11/2 12:15
家の族だから家族って
こたきひろし
自由詩
4
19/11/2 9:25
夜ふけに眠れなくて
〃
自由詩
4
19/11/2 8:52
Powdery Snow
ミナト 螢
自由詩
2*
19/11/2 6:27
江ノ電
夏川ゆう
自由詩
5
19/11/2 5:28
もうこれ以上人間を続けていたくない
こたきひろし
自由詩
2
19/11/2 5:26
きみと花冠
這 いずる
自由詩
3
19/11/2 4:54
可愛いイレーヌ
st
自由詩
2
19/11/2 4:20
ハロウィンの夜、木星は見えているか
帆場蔵人
散文(批評...
4
19/11/2 1:36
ルーツ
シホ.N
自由詩
2
19/11/2 0:35
マニュアルに(間に合わないかも)
アラガイs
自由詩
1*
19/11/2 0:26
曇天
都築あかり
自由詩
3
19/11/1 18:28
売人
ミナト 螢
自由詩
1
19/11/1 16:25
シェルブールの街
まみ
自由詩
5*
19/11/1 15:00
私のイルカ
やまうちあつ...
自由詩
2
19/11/1 14:34
すみれ日記
もっぷ
短歌
1+
19/11/1 13:35
歩いていく
ひだかたけし
自由詩
3
19/11/1 12:33
A way of life
もっぷ
自由詩
1*
19/11/1 10:13
と・わ・ね
〃
自由詩
0*
19/11/1 10:08
1015
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1055
4.77sec.