娘が二人いて、二人共中学一年の終わり頃から不登校になったよ。
俺は三十代の半ばに縁があって結婚し所帯を持った。それ以前は飲食店の厨房で働き店を何軒か転々としていたが、十年近くはM駅前の洋風居酒屋で働 ...
この忌々しい
憎しみに満ちた
いつも苛立っている
人生を棄てたい夜もある。

そっと、だ。

人も、仔猫も、眠るコタツで
ここからはじまる春の風に寂しさが
青ざめていくのだと ...
君の手には千円札が一枚ある
それは誰かにあげるための千円だ

千円あれば 貧しい五人家族が
一日生き延びられる
子供達は学校に行き
親は仕事を探しに行く

千円あれば 動けない一人の障 ...
人のからだに宿る
{ルビ硝子=がらす}の魂
密かな通路は
小宇宙へつながる
 
意地の悪いことを言ってみたりする
目的なんてないけれど
自分の本当のキモチを分かりもせず
とりあえず言ってみる
楽しくなんてない
まったくない
ほかになんと言ったらいいのか
言葉が見当た ...
私の中にいる一匹の苦虫君
コイツがなかなかやっかいだ

うずを巻く感情は
日々の暦を{ルビ捲=めく}るうちに
凪いだものの
誰かのたった一言で
むくれた顔の苦虫君が
いつのまにやら居 ...
待ち合わせは19時

人智で朽ちた世を
きっと春雷が明るく
美しくしてくれる

さあ
行きましょう
サクラの木の下へ

サクラのチップで
燻製にした
シカやウサギは
美味 ...
春の陽に君の幻走り去る

雨降りに深まる春の匂い立つ

駆けてゆく春を追いかけランドセル
wikipediaで
今話題の
カルロス・ゴーンのページから
リンク先を辿って
葉月里緒菜のページに
行き着くことができたなら
あなたはきっと幸せになるでしょう
だってwikipedia ...
十年前の自分と一緒に心の遠足に行こう。
ここには約束がある。
真昼に月が出るように
青空に咲いた星の花
私は君を探していたよ
太陽に負けない君の輝き

手に入ることはないだろう
それでも眺めさせてくれないか
気が向いたら合図を送って
地上 ...
宙空に
吊るされ
巨大な空虚が
肉身を引き裂こうと
している
足場は奪われ崩れ
奈落の底を眼前にし
私はそれでも
前へ前へと
自らに言う
不安と恐怖に
貫かれながら
もう駄目な ...
おすまししたミシンさんの濁った油には、
シルクピンと埃と三月の寂しさを愛しくさせる成分、
例えば、先輩の輝かしい功績やひたむきな放課後、
後輩のまっすぐな憧れや貪欲な昼休み、
その間に挟まれた ...
洗濯物を畳んだ後で
しを
仲直りしないまま
しを
いたずら電話の後で
しを
ヘイトスピーチの後で
しを
首脳会談の後で
しを
弾劾裁判の後で
しを
燃えないゴミの日に
しを
...
しゃぼん玉と
握手を交わしながら
掌に伝う
虹色の雫

弾いてしまった
鍵盤のように
瞳を震わす
メロディが欲しい

ターンタターン
用意されたのは
大きな舞台で
人と結ばれ ...
一輪挿しの花を
わたし達はただ愛で
やがて枯れたならば
裏の畑に埋めて

忘れてしまうでしょう
なぜ、忘れてしまうのでしょう

そうして人々はまたこともなく
明日の朝を、明後日の夕を ...
集めたものより
与えたもので
わたしたちはできている、らしい


逆をいえば、


わたしたちは
足りないものをおぎなうため
ひとに何かを与える、
のかもしれない


 ミ ...
梅雨のあけない海で
貝は静かに海水に身をまかせ 霧を弄ぶ
怪物のように伸びたコンクリートの橋脚が
海抜ゼロメートルから立ち上がり
山峡を跨いでいる
トラックの轟音と排気のにおいが雨音と混ざり ...
涙のない光の夜に
闘いは風をひもとく
桜に集まる少年の歌は
一つになる静かな歌
一番なんて言わない
遊びなんだもの
光によって歌によって
始まりになった春の扉
パラパラと振りかける
殺風景から出汁をとる
彩りなんていらない
味で決まり

正面にぶつかって 腕を直角にパキパキ振る
末広がりのヘアスタイルに
器がついていかないシルクハット
...
人間として信頼されるより、

女として愛されたいよ。
よそものの今日を支えて自転車が春のひかりと春の匂い聴く そこには多くの家族がいて
大きな机の上に並べられた
温かいものを食べていた

それぞれが思うことを
なんとなく話して それとなく呑み込めば
喉元は 一晩中潤った

天井の蛍光灯が点滅を ...
心の海に巻き戻すフィルムが
情熱を失くし灰になる夜

思い出せないあの頃のように
いつか消えてしまうものを何個も
抱えた身体に光のスキャン

爆弾みたいな重さと匂いで
解るほど簡単な夢 ...
近所の曲がり角
夜の雨に濡れて煉瓦と
あたたかく帰る人を待つ街灯の
そのひかりが
煉瓦を光らせていたのは冬のことだったか
春がもう きている
梅の花びらがあたたかな煉瓦の上に
白く舞って ...
 軽々しくは言えません

 待つている

 騙すつもりも

 嘘をつくつもりも

 ありません

 この瞬間は素直な気持ちで

 待っていると言えるから
俺はまだ肝心なものを手に入れてない
肝心なものがいったい何なのかわからないのが
その証だ

人生の滑り台を何度も上りその度に滑り落ちただけで
いまだに滑り止めが見つからないみたいに

探 ...
メガネのフレーム内しか
見えないわたしだから

メガネのフレーム内から
できることを探す日々……

好きな芸人が窃盗で捕まった

みんなから愛されている歌手
わたしは嫌い
自分で詩 ...
愛という血縁につながれて
異なる血を持つ僕たちは家族となった
異なる性と異なる音階、異なる正義を携えて
家族には形而上学がいらない
大地に根差した食事と空から降る会話だけでいい
宇宙に似 ...
変な言い方かもしれないけれど娘には男がいる
俺ははけして良い父親ではない
それどころか
娘に依存している
不甲斐ない父親だよ

娘には男がいる
もう長い付き合いらしいが
俺はまだ一度も ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
干からびた流木を集めて人生と言う筏を組めばこたきひろし自由詩4+19/3/8 0:14
ありえない、くそったれの夜にも秋葉竹自由詩1219/3/7 23:32
優生学紀ノ川つかさ自由詩119/3/7 23:05
服部 剛自由詩219/3/7 22:58
生きてゆく坂本瞳子自由詩3*19/3/7 22:48
苦虫君服部 剛自由詩019/3/7 22:47
エアレストランナンモナイデ...自由詩4*19/3/7 21:17
春歓2ひだかたけし俳句3*19/3/7 20:12
葉月里緒菜花形新次自由詩119/3/7 20:01
心の遠足水宮うみ自由詩1*19/3/7 17:41
青空・星空天竺葵自由詩119/3/7 17:24
walk・on 7 前へ前へひだかたけし自由詩719/3/7 16:59
卒業自由詩519/3/7 14:41
しをやまうちあつ...自由詩019/3/7 14:41
プリズムミナト 螢自由詩2*19/3/7 14:41
花の墓帆場蔵人自由詩6*19/3/7 14:17
集めたものよりぽりせつ自由詩319/3/7 12:13
海を見ていた 山人自由詩3*19/3/7 5:31
春の扉moote自由詩419/3/7 2:42
パラパラと振りかける朝焼彩茜色自由詩519/3/6 23:17
アイサレタイ。巳 砂自由詩219/3/6 22:41
すみれ日記もっぷ短歌319/3/6 21:09
台所為平 澪自由詩1719/3/6 20:50
モノクロミナト 螢自由詩219/3/6 18:52
人でなし田中修子自由詩519/3/6 16:58
待っている佐白光自由詩2*19/3/6 15:29
がらんとした世界でこたきひろし自由詩519/3/6 10:46
メガネ印あかり自由詩419/3/6 10:37
家族葉leaf自由詩319/3/6 3:40
欠けていくものがあるこたきひろし自由詩419/3/6 0:56

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