萌え出ずる世界を
連想するかの如く
ウキが描く軌跡は
花びらのよう
あと半分で完成する
パズルよりも
未だ足りぬから
脳内伝達物質で
飾り立てた
観えぬ部分は
...
俚諺
…た、たぬひこ?
なんや、おまえかいな
もっとこっちき
なんでだまるん
こおへんときいひんの五段活用に、ばあむくうへんも
いっとこか? いちおう
でもな、
神木隆 ...
泣き声に驚いて、振り返ると
君はその夜も凍っていた
孤独の両眼の、睫毛の淵から
にじむ涙を、じゃないといいはる
綺麗な唇が、話しかけてくれるのは、
自分がいかにしあわせなのか、の、嘘 ...
カラオケで君は昭和の歌ばかり今とは違い魅力ある歌詞
目の前に今しかなくて過去はない未来もなくて今の連続
花畑その中心で深呼吸体に漲る愛の大自然
いつもの急な坂道登り切る長い坂道息切れ ...
玄関まで水が迫っているのでどうしようかなと考えていたところに、甲斐さんがボートで来た。そこら中で孤立しているので拾ってまわっているそうだ。ここもあと一時間もすれば完全に水没するというので、慌てて最低限 ...
けだるさの中で空港についた日だった
僕には連れも出迎えもなく 一人
何も照明のあてられてはいない
異国の暗がりの道を歩いていた
僕には 守るべき何かが そして
今はあったはずだ ...
白梅/
三月の梢に白梅が一輪
打つ、打つ、秒針が打つ
朧夜の風は一握の砂
一握の砂は白梅の香
散る、散る、白梅が散る
白梅の梢に静寂が一輪
竪琴/
月の寝台 ...
飛行機に乗ってひさしぶりに東京にきた
初めてシルバー割引を利用した
カウンターのお姉さんが
「よかったですね、最後の一席でした」
といった
東京と田舎との大きな違いは
あたりまえのことだけ ...
夕陽が頭に
作る髪飾り
彼岸花みたいな
放射状に
光を向ける
赤い集まりが
顔をぼかして
くれるから好きだ
乾く前の
水彩画で描かれた
筆を使って
美しくなるなら ...
真理 真理 真理 真理
みんな天国に住んでいる
あなたは常に幸せ
なのに地獄にいるんだね
愛 愛 愛愛愛愛 愛
男の子と女の子が合体
あら悟っちゃった
慈悲は ...
もうあと一滴で溢れそうだねと歌姫住まう耳の暗闇
彼女が歌うのを初めて見たのは深夜の音楽番組でした中学二年生の地味な女子にとっての深夜は零時を回るか回らないかくらいの今となっては浅めの夜に日本人な ...
わたしの 中の 美しい言葉よ
わたしの 中の 憎しみの言葉よ
わたしの 中の 哀切の言葉よ
わたしの 中の 怒りの言葉よ
わたしの 中心 全ての想いを
燦き 輝き 憤って 震えよ
燃え上が ...
(時は1829年10月 ショパンは19歳
恋心にときめいていた)
今はただ せつなくて
好きなのに 言葉がでない
きみの前では
なにもいえない
...
マーブルチョコなら
ピンクのクッション
青みがかった鮮やかな色を
身体に並べた棺の中で
ウインクするような恋の埋葬
ピンクのはずだった棺の色が
影を連れて来て黒に変わると
瞼 ...
月曜日は買い物日和だ
砂漠の中のショッピングセンターへゆこう
遠くの部族が集まる日曜日よりはましだから
きみの前髪を上手にきってくれる人をさがそう
くだらない思想でこころを壊さないよう ...
小さいけれど頭の片隅に確かにある言葉
とらわれないように首を傾げて微笑むわたしの癖を
あなたはいつも笑っていたね
引き出しの奥にある日記は思い出の色がつき
次のページを待ち望んでい ...
朝が来て
鳥のように飛び立ちたくなりました
一夜あなたの存在が途絶えただけで
小さな胸の大きな不安
今日の朝陽が呼ぶのです
風に乗りなさいと誘うのです
空高く飛びなさいと心 ...
痛み 哀しみ 揺らぎを留めて
クルクルと回る
周りを見渡せば
唯だの喧騒
カラカラと響く 笑い話
謙遜したり 相槌を打ったり
余念が無い
邪念が無いとは
どういう事 ...
あなたの疲れなど
誰も共有してはくれないのだから
休息は自ら確保しなければならない
睡魔に襲われる瞬間さえも
共感してくれる人はいないのだから
睡眠も自ら確保しなければならない
あ ...
目立たないように
言葉を包んだ
ガムの銀紙で
生温かく
あの爆弾は
破裂する前に
風船を作り
香りが抜けた
味のなくなった
人間がいたら
渇いた喉を
何で濡らそうか
...
心の色は
なにいろ?
どうしよう
アイスを食べても冷たくない
病いのなまえをなんといったか
どうしよう
この街の色が白黒になり
心弾まない病いはなんといったか
どうしよう
...
リズムの残骸は、砂浜に沈んで、視覚障害者の見る幻覚みたいな朧げな輪郭だけが、晩夏の太陽のなかで揺らいでいた、それはジェファーソン・エアプレインの音楽を思い出させた、敢えて違うところで繋がれたパズル ...
題名の無い一日が今日も始まる
意識したときからカメラは回っているのだ
分析しない注釈もつけない
ありのままを映す86400秒
今日の私のどこを切り取れば
ドキュメンタリーになりますか
誰が ...
リノリウムの床を靴で鳴らせる
スタジオ風の洒落たロフト作り
ピアノの鍵盤に染み込んでいく
石油ストーブの匂いを弾いた
鼻で感じる冬の気配はいつも
レッスンの後に出されるコーヒー
...
多彩ないい句が出来たので
私は回って回って回って喜ぶ
市電がイチョウ並木の間を縫う様に
行けば車窓から見える田圃よ生きろと
思う、稲穂、刈田、稲雀など
季語もいっぱい
ちょっと前まではもう ...
左目の時間は遅くなり
右目は知らぬふりをする
雪になれない雨の日々
径に生える短いまぼろし
冷たい水のかたちたち
好きと同時に嫌いながら
指の数を限りなく
限 ...
右手を左に巻き
手のひらを横に
額に立てて
夜は夜を
ひとりはひとりを
両断してゆく
水門が開くと 溜まり水が 一気に落ちる
白く泡立ち 轟音と共に せめぎ合って 混ざる
やがて静まり ゆっくり下る
水門が閉じると 鴨が ウグイが 水苔を食べに集い 鋭気を蓄える
...
鈴木さん花野に一つ椅子がある
木犀の木漏れ日の路に座りこみまばゆい風が吹くの待ってる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒蝶粋
藤鈴呼
自由詩
0*
18/10/9 9:55
ぺぷふみソウル
nemaru
自由詩
1*
18/10/9 9:07
言い訳
秋葉竹
自由詩
5
18/10/9 7:55
深呼吸
夏川ゆう
短歌
3
18/10/9 5:18
洪水
春日線香
自由詩
1
18/10/9 1:51
未来の選択肢
番田
自由詩
3
18/10/9 0:33
白梅/竪琴
新染因循
自由詩
4*
18/10/8 20:59
ひさしぶりの大都会東京
ホカチャン
自由詩
1
18/10/8 20:39
顔
ミナト 螢
自由詩
0
18/10/8 17:53
真理のメロディ
moote
自由詩
1
18/10/8 15:33
世界は悲しみで満たされる(短歌)/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
短歌
3*
18/10/8 14:28
コトバ / 言霊
beebee
自由詩
15*
18/10/8 14:25
初恋・幻影 ---ショパンを追悼して
st
自由詩
4
18/10/8 12:12
埋葬
ミナト 螢
自由詩
1
18/10/8 11:36
ショッピングセンターにて
梅昆布茶
自由詩
19
18/10/8 10:42
片隅に
十一月の失敗...
自由詩
1
18/10/8 7:50
秋風に乗って
まみ
自由詩
4*
18/10/8 7:01
車輪は何処迄続くのか
藤鈴呼
自由詩
1*
18/10/8 2:01
希望の光か
坂本瞳子
自由詩
0+*
18/10/7 23:12
秘密
ミナト 螢
自由詩
0
18/10/7 17:27
あきらめの色
犬絵
自由詩
2
18/10/7 15:02
渚にて
ホロウ・シカ...
自由詩
3*
18/10/7 14:54
ドキュメンタリー
福ちゃん
自由詩
1
18/10/7 14:03
音楽のある風景
ミナト 螢
自由詩
1
18/10/7 10:53
俳句
間村長
自由詩
8*
18/10/7 10:45
永き静けさ
木立 悟
自由詩
2
18/10/7 9:56
ノート(両断)
〃
自由詩
3
18/10/7 9:54
閘門物語
むっちゃん
自由詩
6*
18/10/7 8:56
いたる
もっぷ
俳句
1
18/10/7 8:28
ただ一日の秋
〃
短歌
3
18/10/7 8:19
1020
1021
1022
1023
1024
1025
1026
1027
1028
1029
1030
1031
1032
1033
1034
1035
1036
1037
1038
1039
1040
1041
1042
1043
1044
1045
1046
1047
1048
1049
1050
1051
1052
1053
1054
1055
1056
1057
1058
1059
1060
3.6sec.