大丈夫だよと言う
君の言葉に僕は泣いた。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
少しでも、不安が取り除かれた
春の暖かい日
哀しみよさようなら
一条の光、
緑の木立に射し込む
それは静かな正午過ぎ
私は独り、イートインで
アイスコーヒーを啜っている

)ゆっくりゆっくり流れる時間が
)いつしかゆるゆる止まり始め
)魂はまたうっ ...
愛の夢

パルマコスに差し上げた

予言の調弦の

灰の

ぬくもり
「決定の瞬間は一種の狂気である」
とはkのいった言葉らしい。
昭和という時代は何かと無責任だった。
敗戦によって《カミ》が《ヒト》に
降格され生き延びる・・・など。
平成天皇はある意味で ...
この人生で後悔はしていない。
特に統合失調症になったこと。
むしろ誇りに思う
精一杯人生を生きた証だと
雲の上には
アオゾラが広がる
それだけで充分じゃないか
「今日逢おう」急な仕事で駄目になる合わない時は合わない流れ

風強い今日は一日曇り空台風がくるもう近くにいる

福山の鞆の浦の古い町居心地の良い風吹き抜ける

果物屋甘い香りを漂わせる商店 ...
あなたの蛇の皮もどきの諦めを
満月の海に見た

あたしの心は
そのとき蒼く静かに燃え盛り
そして今は静かに冷え切っている

透明な風が 冷やしていくのだ

死の匂いのするス ...
あの子に慰めてもらえて

好きになりました

そんな感じ


久しぶり


肉体は疲労して

生きることに懸命ですが

好きになって良かったです


なによりも

...
耳の奥に蝉が棲んでいる
みんみん蝉だ
うるさくてかなわない

一本木が立っている
一本どころじゃない
何本も立っていた
何本の騒ぎじゃない
数えるのもいやになった

林から森になり ...
忘れられない事を
確かめるためだけに
息継ぎを繰り返すのだろう

(葉桜は永遠に葉桜やったわ)

灰に塗れ肺は汚れて骨肉はさらされ血の流れは遠く故郷のくすんだ川面のような在り方しか出来ない ...
新たな白人至上主義団体かと思ったら
反フェミニスト運動のグループらしい
なんでも、そのグループのリーダーが
町中で女の横っ面を張り飛ばして
問題になっているとのこと
まあ、過激っていやあ過激 ...
太陽の輝く街を
時速100マイルで
駆け抜ける

マイスウィート、シンディ
ラジオから流れる
田端義夫に身を委ねて
あの海沿いの霊園に向かって
突き進もうぜ

マイダーリン、シンデ ...
花びらの重なる形
赤ちゃんを包む
毛布のようだ

大事に守るよ
光の道で
泣いたり笑ったり
元気な姿

今は眠りなさいと
魔法を掛ける
甘い香りが
瞼を落とすよ
うだつの上がらないパンダが
夢を忘れたわたしにくれたもの


彼はそれ以来、シロクマとして生きることになり
パンダであったことはきっとわたししか知らない


わたしは温かい、黒い闇に包 ...
まどろみて 千里言う謡 山くだり
里村の鬼を眠らせ 夜祭り
人の声 聴こえぬ 言の葉 天高く
千早ふる 神代の舞いへ 降りそそぐ
雨となり 蕭々と 場を鎮め
 
 
 人生という名の

 人は皆 誰もが

 愛は

 愛の

 いつだって 恋は

 見つめあう

 わがままに

 ときめいて

 抱きしめて

 真夜 ...
部屋を飛び出して泣きたくなった群青の日
煙草の煙が目に沁みた
か細くよじれた心
いつかこれも、遠い昔の出来事になる、とそのときは思っていて
忘れたいことだらけだから、忘れちゃいけない日々
た ...
溢れ出る感情が、心のキャパシティを超えそうになったとき、

言葉を綴ることで僕は僕をコントロールしている。



そして、その感情は、幸せや楽しさというよりは、

怒りや絶望といった ...
首すじをすり抜けたのは
春の嵐ではなく
えもいわれぬ
胸騒ぎ
叶えられないかもしれない
希望
翼持たぬ者をさえ
空に向かわせてしまいそうな
強迫観念

脚を
すくわれぬよう
「 ...
発句 ペダルからぬげし紅下駄村若葉 草田男

脇 耳をすませば 月島雫
三句 生活の 音が聞こえる 多摩丘陵
四句 調べの和音 西風に乗る
五句 間に合わぬ 焦る気持ちの 坂登り
...
人前を憚らないで発情し身悶えてるよ愛しい猫が

鬱になる鬱にならない人の差を鬱になるほど思い悩むな

足りてでも満ちてないんだ毎日がそれがさびしい慰めをくれ

踏み切りの線路の上の陽炎か儚 ...
雨のなかの白を追い
ふたつの午後が終わってしまう
雨の後も白はひろがり
宙に音を描きつづけている


鳥が一羽
白をついばみ
描かれた音に
音をこぼす


金と ...
全ては君の身から出た錆

安心してください
このままではおわらない

思考停止詩の壁の前で
泣き崩れる君を見ていると

赤十字に献血までもして
君は学者ふぜいもどきの
エセ人体実験 ...
【公園】
躁鬱な白熱灯が
葉桜のささやきになだめられて
たわわに実った涙を
鳥が、祈るように啄んで
焦げ落ちた空へと死んでいった


【狭い路地】
ヨモギ色のトタンの一軒家
も ...
大洗の海がすこぶる荒れていた
無理ないよ
台風が近付いているんだから

海は遊泳禁止になっていた
当然だよ
季節が外れていたんだから

水族館の駐車場に車を停めた
台風が近付いている ...
 昔馴染みの友人と町を歩いていて、歩道の隅にけものの彫像が置かれている一角に差し掛かった。
「そういえば、この辺りで幽霊を見た、という話を聞いたことがある」
 何の気もなくそんな話を始めると友人は ...
          n'est plus l'impromptu, déjà


 一階の角部屋を覗きに行く

 カーテンのない窓から室内がよく見える

 六畳の板の間の隅に

 サ ...
何もかもが平たく ここにあるわたしは点
点は点と結ばれて線になることはできず
ここにあるわたしは点 いまも

すべてが遠く夢のように見えて
生身のわたしはどこにいるのだろう
損ね 刃が指先 ...
障壁はなくなった
さあ
戦争の準備をしよう
靴紐を結び
あご紐を締め
上から下まで隙がなく
「イエス・サー」の一言でひたすら前進
銃を磨き
砲弾にはキス
国境線に地雷を埋め
家 ...
お金を使いはたして 黄金がわたしより大切に扱われていくあたりまえさにみとれていた
マーケットの片隅で

多すぎるか少なすぎるかしかない
という

取り分を
数えきるまでに使いはたして ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
断片渡辺亘自由詩019/4/23 14:31
独り、イートインでひだかたけし自由詩7*19/4/23 14:30
ショパンの雨ナンモナイデ...自由詩2*19/4/23 13:54
決定不可能な狂気散文(批評...3*19/4/23 12:42
いつものこと渡辺亘自由詩119/4/23 11:44
鞆の浦夏川ゆう短歌219/4/23 5:05
赤く冷え切った、蛇の心を秋葉竹自由詩1019/4/23 4:32
慰め立見春香自由詩619/4/23 3:11
耳鳴りがやまないこたきひろし自由詩519/4/23 0:32
葉桜の季節に帆場蔵人自由詩14*19/4/22 18:11
AAA花形新次自由詩119/4/22 17:58
87歳の地図自由詩019/4/22 17:45
チューリップミナト 螢自由詩119/4/22 15:38
パンダがくれたもの神奈備亭自由詩119/4/22 3:27
まどろみて 千里言う謡 山くだり足立らどみ川柳319/4/21 23:20
désormais,墨晶自由詩019/4/21 21:04
大きな川を渡る相田 九龍自由詩119/4/21 19:13
幸せな人生邦秋自由詩1*19/4/21 15:57
spring stormまいこプラズ...自由詩119/4/21 14:45
勝手にひとり半歌仙/表六句足立らどみ伝統定型各...219/4/21 14:39
十首こたきひろし短歌319/4/21 11:43
夜 羽織る夜木立 悟自由詩219/4/21 9:53
全ては君の身から出た錆足立らどみ自由詩019/4/21 9:25
夜の散歩印あかり自由詩919/4/21 9:10
中原中也のあの有名な詩がこたきひろし自由詩119/4/21 2:37
再度の怪阪井マチ散文(批評...319/4/21 2:32
空き部屋墨晶自由詩5*19/4/21 1:15
いのせんと自由詩219/4/20 23:46
戦争の準備マサヒロK自由詩0+19/4/20 23:36
つぎの朝の紙くずDFW 自由詩4*19/4/20 23:16

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加筆訂正:
87歳の地図/花形新次[19/4/22 21:56]
田畑ではなく田端!ごめんよバタヤン!
3.73sec.