今年の自称詩人No.1を決める
J1グランプリが開催され
無職で自称詩人歴25年の
ハンドルネーム
「40才の積木くずし」さんが優勝し
賞金7500円を獲得した

しかし、それよりも
...
ナニカガ ウマレ ソウダ

言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
底無し底無し底の底から
何かが何かが ウマレテイル


夏の炎天下の縁側で
西瓜を食べている
...
ど どもる
ど も っ て し ま う 
うちゅうのまんなかで
まんまんなかで
底を測る そそそここををを
まんまんなかで
うちゅうのまんなかで
ど も っ て し ま う
ど どもる ...
ここが灰色の地点なら
向こうは向日葵が咲いているのだろう
ロウソクを落として、文字を書いて
猪のように走ってきたもんで
疲れちまった

大事な何かをそろり、
そろり、と運んでいるうちに
...
僕は小学生のころから
絵を描くのが苦手だ
校内スケッチの時に担任の先生から
「よく見てありのままに描きなさい」
と言われたが困ってしまった
どうやったらありのままに描けるんだろう?
と思っ ...
自分が真面目に正しくやってさえいれば

社会がどんなに悪くても

何時か良くなる

きっと良くなる

神さまが助けて下さる

きっと

必ず



そ ...
笑顔で迎えてください

サンタの来ない日も
家族の集わない年の明けも
友と会えない誕生日も

あなたの心には年輪があり
静かな沈黙があり

この星があるならば

雲の上は ...
なんにしたって
上には上がいる
下には下がいる
僕は僕を生きるしかない
水平線を拒絶するために、
 ああ。水になるのね?

水になることで、
 水滴の一つを攪拌する。

ええ、それはありきたりの答えだったわと、
 申し訳程度に贖罪して見せる。

風が吹く ...
誰かの特別になりたいの

有象無象で終わる生に意味は無い

あなただけの私に

私だけの私に

ただそれだけの為だけに

私は私で在り続ける

世界に唯一人のあなたへ

世 ...
妹が甥っ子をあやすとき
そこには亡き父がいて
二人の顔を眺めては
歌って声をかけつつも
小さな頭をなでながら
いつでも笑って
あやしている。
冷たくなった父の手の上に
菊の花をそっとのせて
石で棺に釘を打ち付けた
冬の昼下がり。

微かに差した日差しの中で
手を振る父の姿が見えた。

それは
我が子を育む願いのように
手 ...
父の流した涙は
家族への愛情と感謝の心。

母の手をぎゅうっっと握りしめ
深く大きく呼吸をして

最後は静かに
こと切れた。
動かない、くだらない
戯れ言が舌を翻弄して

降ったりやんだり、うまくない
雨みたいなもんだ、うまくない
嘘にまみれた言葉、うまくない

語りたいこと語りたくないこと
押し合い圧し ...
銀杏の葉が

繋いだ 手 のなかにとけていくのを
ひとつの幻想として編んでみるふたり
秋を数えては冬が来るのを拒むけれど
数えるほどに擦り傷だらけ、ざらつき

ほどけて かなしみ ...
必要なものが心の奥にはあったのだ
そして 戻れない道を 歩いていた
たどり着けない場所に しかし 目を開いた 僕は
光に憧れた子供の頃の目をしていたのだ


僕が定期が無かった時に歩いた道 ...
太陽がとおく大洋の彼方を翔ぶ。
あらゆる波には
千々の銀箔が散りばめられていた。

不滅の翼などはない。
宙に驕った罰であろうか、
この黄金には蒸発さえ赦されない。

落日。

あ ...
真夜中に広い低気圧が去り
黒雲は静かに消えていく
雨で成長した植物は何も答えることはない

太平洋に発生する温暖な高気圧は
ゆっくりと白雲と共に動き出し
隠れていた生物を無言で白 ...
ブックオフでうっかり見つけてしまったそのアルバムを購入したわけは
まさかあいつらがベスト盤を出すなんて、と困ったように笑ってた
懐かしい男のことを久しぶりに思い出したから
「こんなのパンクじ ...
今頃になってやっと気が付きました


あなたたちは皆解っていたんですね


解っていなかったのは我々だけで


全てを解っていて


私達の行いを


ただ ...
風になびく
ススキの穂が
水面を滑る
 
 眼差す太陽にギラリと光り
       
到来した冬は
情け容赦なく
すべてを裸にし
覚醒の輪郭を
与えていく
 
 透徹として刄の ...
それを好き好んで
夕刻うつろうものを
真っ直ぐな目で
追おうというのに

いまからでも手に入る
黄金の果実を
手に入れないし
探さないし
その存在さえ
感じないというのに

出 ...
ぐじぐじ能書き語ってねえで
かかってこいや

ぐじぐじ女の心さぐってねえで
笑って踊れや

こんな
糞だらけの温泉につかってるやつらは
日本以外にいるのか

疑問だね

ぐじぐ ...
階段をおりて一階にたどり着く


エンジンをかけて車を走らせる


動物園数年ぶりに行ってみる


温かい飲み物買って一休み


何らかの花が咲いてる綺麗だな
水晶の大海開ける冬の空

柿落ちる音に驚き雀散る

冬日の木漏れ陽に歌う見えぬ鳥

紅葉燃ゆ冬日の暮れ子が遊ぶ

万物に灯りをつけて冬陽沈む
電気を消すと鱗雲がよく見える
ぬいぐるみの中は禁断だったけど
青い吐息をまた 水差しへ逃がしている

,---
きな粉をまぶした様な
つまらない瞳の輝き が
私に写った彼の全てであり
...
結露が零れて
四季を忘れていたことを
思い出す
煮詰まった思考から直視しか
成らない耳鳴りのように

雑音のろ過を辿る ハッと思い出す太陽からの
折鶴 息の白さ

師走に敷かれ ...
小さな生きものが私に教えてくれる



『必要な分だけで充分だよ

暖かな日差し

綺麗な水

新鮮な空気

全部取ろうなんて

野暮なことはしないよ
...
少年の 碧い心音が 秋桜の花束と 共振するから
ほろほろと 崩れゆく 夜の輪郭を 掬いとる指に
まとわりつく記憶は 水彩の淡さで かなしく
けれど窓の遠くに 群青の塔群が 絶え間なく
銀の月と ...
いつもの朝

いつもの食卓

いつもの珈琲

そしてーー
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
J1グランプリ花形新次自由詩118/12/10 20:12
在るの根っこ言葉の根っこ(改訂の改訂)ひだかたけし自由詩4*18/12/10 18:04
ト なって2 底を測る自由詩4*18/12/10 16:13
枯葉ふじりゅう自由詩018/12/10 15:44
ホカチャン自由詩1*18/12/10 11:19
目覚まし時計そおっと生き...自由詩3*18/12/10 10:52
晴れた日まみ自由詩4*18/12/10 9:50
僕は僕をホカチャン自由詩1*18/12/10 9:33
それはありきたりの答えだったわとla_fem...自由詩7*18/12/10 8:05
スペシャルパーソンたいら自由詩118/12/10 2:05
子守歌梓ゆい自由詩118/12/10 1:21
お見送り自由詩418/12/10 1:15
臨終自由詩118/12/10 1:12
雨を降らせたくて帆場蔵人自由詩318/12/10 1:00
過ぎゆく秋のざらつき自由詩218/12/10 0:50
タイのどこかで番田 自由詩118/12/10 0:06
傲慢の火新染因循自由詩6*18/12/10 0:04
細胞死羽根自由詩12+18/12/9 23:52
マニック・ストリート・プリーチャーズホロウ・シカ...自由詩6*18/12/9 23:32
畏ろしいまでの冷徹な意思そおっと生き...自由詩2*18/12/9 20:40
冬よ、進めひだかたけし自由詩9*18/12/9 19:30
笑って。《改》秋葉竹自由詩618/12/9 19:27
ロックよーかん自由詩1*18/12/9 18:45
ホリデイ水宮うみ川柳1*18/12/9 16:31
冬日ひだかたけし俳句418/12/9 16:27
愛しのサチコふじりゅう自由詩0*18/12/9 14:53
結露が零れて朝焼彩茜色自由詩11*18/12/9 14:20
さあ高らかに歌おうそおっと生き...自由詩2*18/12/9 14:02
碧い心音塔野夏子自由詩4*18/12/9 13:24
ザ・ベスト自由詩118/12/9 12:09

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