秋の思惟が
コスモスの群れ咲く上を流れている
うす青く光りながら
ゆるやかに流れている

それは誰の思惟なのか
知らない……ただ秋にふさわしく
さびしげにうす青く光って
ゆるやかに流れ ...
イチゴ、大好き!!!
みなとちゃんは、まだ2歳の女の子
小さな体で、パクパクパクパク
イチゴ1パックを食べ尽くしそう

お父さん、お母さんが
『1つ、ちょうだい!』
といくらお願いしても ...
本当に心底悲しい時
ひとは涙を流さない
我々は夜の森を知っている
我々は価値のない恐怖をしない



よくぞここまで豊かに実ったものだ

頭を垂れる稲穂
頭を垂れる稲穂
頭を垂れる稲穂
カカシに乗るカラス



...
アルミ弁当箱の中で折れた
白い腕と脚には触れないでね

痛みが通り過ぎて楽になれば
心を守るのは包帯よりも
明るい色のリボンが美しい

鏡に映る姿を確かめて
踊る時間は蝶のように結ぶ
...
なんてこった

太陽風が地球の大気を吹き飛ばす

それが満月の日

月まで届いていやがるんだという

だから月には

百万年前の地球の酸素が眠ってる


この悲しみもつぎの満 ...
名前が欲しい

あなたは普通じゃないんだよ

あなたは異常なんだよ、と

定義してくれる名前が


日々感じる違和感や

上手くいかない物事を

正当化する為に


紙 ...
雨がやっと止んだ
久し振りの晴れ間に何をしよう?
映画「雨あがる」にあったように
足止めを喰っていた旅を
再開するのが良いかも知れない

まず気鬱をすべて取り除いて
心も晴れやかにしたい ...
少年は翼の影に咲く

駒回しのトレサビリティ

孤独は髪振り乱して


服が風に歌っている

砂ぼこり舞っている

僕は翼のうえに立つ


少年は翼の影に咲く

駒回し ...
左目の鴉は月に帰り
右目の鴉は海を埋める
冬 青 銀 冬 青 銀
径のかけらが 径に散らばる


服は水に濡れ 黒くなってゆく
黒くなってゆく黒くなってゆく
臓物が背か ...
これはめでたい!とおもったことをなんでも!


できた!(彼女が/彼氏が/逆上がり/ダイエット)
当たった!(スロット/占い/懸賞/予想)
合格した!(学校/免許)
茶柱が!(枕元に如来 ...
降る夜の白熱灯の儚さよ人生アドリブだけと限らず つらい時いつも会いにいく銀杏樹の秋を語れぬ今日は切り株 日々、瞬きのシャッターを切り続ける。
現像の出来ないネガ、心底に降り積もる。
 
匣 猫佐   Necoské Xhako

肉袋 義眼   Guigan Nyqbucro

處理場 ヨウコ   Yoko Shoriba

 ★

深川 ナイフ   Knife ...
瓶を
割ってね、

憂さ晴らしを
した。

憧れが
さまよって
愛が
凍ったから

好きは好き

だったよ。

脱兎のように
なっちゃったよ。

でもね、
でも、 ...
人の視線や
街のサイレンが
神経を尖らす
コンパス回し

中心のズレた
指輪のままで
鏡のない世界へ
行きたくなる

例えばそこに
森があるとしたら
外した指輪を
頭上に乗せ ...
青空の少ない曇り空の日に池に映った曇り空揺れる

大雪で積もったままでそこにある街の機能が正常ではない

広島の市内は雪に覆われて見慣れない雪に戸惑うばかり

何処までも青いばかりの今日の ...
彼女っていつもね ねこみたいに

膝を抱え込んで丸まってるの

違うのはお陽さまを避けるところ

陰の路地探すのが得意で

其処で一日丸まってるの

・・・ちょっとした時間潰しゲー ...
I live for you.

私はあなたの為に生きる。

誕生花の花言葉

私に 生まれた意味を

生きていく意味を 与えてくれる

大切な言葉

忘れないように

無 ...
ホームレスが
避難所に来た
ホームレスなのに
ホームを求めてやって来た
ホーム以外に行き場のない
近隣の一般ピーポーが
仕方なしに避難したその場所に
元々ホームを求めていない
ホームレ ...
僕の指をヤニで染めた
おどれ、深く眠れ
僕の歯を黒く染めた
おどれ、深く眠れ

深く眠れ、深く眠れ
深くに生まれて
僕の指に届いて
煙になって消える
深く、深く眠れ

僕の闇 ...
匂いがするから
君が好きさ
メガネをかけてないときにも
不安定じゃないのは
君といるときだけ

窓辺に目を細めながら
置いたサボテンに
水をやってくれるかい
冗談のつもりで喋った ...
美しい
貴女に呪いをかけたいな
どんなときでも私を好きって

水溜り
アメンボの波浮かんでる
まるで世界が変わるきっかけ


傷ついて
三日月尖って空高く
心が鋼という嘘も知る ...
ひとは幸福でありたいものだ

生きる場はなかなか自由には選択できないが

問われるシーンがあるとしたら
自分自身を選択して生きてゆきたい

ぼくも自分と家内と社会との折りあいに
四苦八 ...
わたしの愛は勉強をするのです
けっこうけなげなのです
その日の復習をして、
いつかの日のための予習をして、
日々まなび、成長しています

愛は大きくならない、愛は大人にならない、愛は食事を ...
子供の頃のある秋の日
滑り台の下を掘ると
もぞもぞと何か動いた
見つけたのは 妖怪の幼虫

普通の芋虫に似ていて
体は白くて顔は黒い
目が一つしかなくて
その周りに 赤い隈取り

...
木立の緑が揺れている
私は冷たい虚を飼って
鉛の監獄から眺めている
気だるく憂鬱な昼下がり
空は一面の灰色模様、
風はもう絶えず吹き
荒れ果てた街並みが
ぱたんぱたんと倒れていく

...
膝小僧の陰で肘小僧も生きていた。
僕の弟は2人じゃなくて4人だった。
哀しがる君の横顔を見て
私は励ました
確かに人生は困難が多い
しかし困難を乗り越え
山頂に立てば
また新しい景色が広がる
哀しがる事は無いんだよ
現実を見つめる楽観主義で行こう
さあ
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
秋の思惟塔野夏子自由詩1*19/10/23 11:06
イチゴ、大好き!!!日比津 開自由詩419/10/23 10:58
悲嘆HAL自由詩7*19/10/23 9:32
夜の森幽霊自由詩019/10/23 6:52
ミナト 螢自由詩219/10/23 6:49
月で呼吸函館ドラゴン自由詩519/10/23 6:03
名前が欲しいたいら自由詩119/10/23 6:02
秋、一雨ごとに日比津 開自由詩219/10/23 2:25
トレサビリティ函館ドラゴン自由詩019/10/22 21:13
わかれ わかれ木立 悟自由詩319/10/22 20:32
これはめでたい!会議室19/10/22 18:49
すみれ日記もっぷ短歌119/10/22 14:51
短歌119/10/22 14:26
ネガクーヘン自由詩8*19/10/22 12:42
群像墨晶自由詩2*19/10/22 11:42
『瓶割屋』立見春香自由詩519/10/22 7:45
魔法ミナト 螢自由詩219/10/22 6:30
戸惑う夏川ゆう短歌319/10/22 4:42
雨の雫色の彼女もっぷ自由詩1*19/10/22 3:38
私はあなたの為に生きるたいら自由詩119/10/22 3:04
非難所花形新次自由詩119/10/21 23:47
深く眠れ。もう目覚めるな。竜門勇気自由詩2*19/10/21 23:05
コードにつながった呪い自由詩3+*19/10/21 22:47
たどり着いたらそこは夕凪秋葉竹短歌619/10/21 21:46
McKay Rooney call when you’re ...梅昆布茶自由詩1219/10/21 19:39
かわいいは先天性万願寺自由詩319/10/21 19:21
妖怪の幼虫藤山 誠自由詩219/10/21 15:11
只ぼうと(改訂)ひだかたけし自由詩10*19/10/21 12:51
クーヘン自由詩5*19/10/21 12:23
哀しがる君の横顔渡辺亘自由詩019/10/21 9:33

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